異世界に召喚されたが『聖王』じゃなくて『性王』(風俗王)だったので、下品だと追放された。仕方がないのでチート風俗魔法で風俗国家を再建します

横島イクオ

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異世界で、現代式ソープがオープンします♡(上)

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 俺はリニューアルした娼館へと向かった。完成した娼館は、古代の浴場を一日と一晩で改築したわりには、立派なものに思えた。

 元ある巨大浴場を大きなロビーとしてイスを階段状に並べ、残りを鏡で個室に区切ってドアを設置しただけの簡単な工事だったが、それでも清掃は大変だったろう。清掃は引退した娼館の女達が手伝ってくれたそうだ。

「セイオウ様、待ってました~」

 俺の顔を見ると、笑顔で出迎えてくれるライカ。ルシアと同じく、全身を覆うローブをかぶっている。

 ライカは俺の腕を取り、強引に腕を組む。弾力のある胸が、俺の腕に押し付けられる

「ライカも掃除を手伝ってくれたそうだな。偉いぞ」

「えへへ、嬉しい♡」

 ルシアも言われた通り、俺の腕を取って歩く。

 俺はルシアとライカを両脇に従えながら、女達が待つロビーへと向かう。

 古風なロングドレスを着た女達が整列していた。彼女たちは俺の姿を見ると、一斉に頭を下げる。

(うん、いい気分だ)

 女を支配するとは、こんなに気持ちの良いものなのか。

「では、ルシア、ライカ、始めてくれ」

「はい」

「うん♡」

 俺の開始の合図に、ルシアとライカがロングのローブを脱ぐ。

「ええ!」

 と驚きの声をあげる女達。そしてそれはそのまま黄色い歓声に変わった。

「ルシアさん、綺麗!」

「セクシー」

 前に整列していた女達が思わず息をのむ。

 ルシアが着ていたのは、白い清楚なロングドレスだった。しかし胸元は大胆にカットされ、ブラに包まれた豊かな谷間のほとんどが露出している。

 スカートはさらに煽情的なデザインをしていた。横部に腰まであるスリットが設けられ、動くと長い脚の大半が、フトモモのから露わになる。清楚さとセクシーさが合わさった姿は、女から見てもとても魅力的に映っただろう。

「ライカちゃんのドレス、かわいい」

「エロい!」

 ライカの衣装もまた、この世界にはありえないものだった。同じく胸部が大胆に露出したドレスと、膝上20センチの位置にカットされたミニのタイトスカートだった。色は髪と同じ華やかなオレンジ色。こちらは可愛さとエロさのバランスを、高いレベルで両立していた。

 そして両方とも、彼女たちのドレスを裁縫工房がカットし、アレンジしたものだった。

「これが、これから娼館で、君たちに着てもらう衣装だ」

 女達の視線が熱いうちに、俺は決定を告げる。同意など求めない。いちいち全員に承諾を得ている余裕など無いのだ。

「・・・あの、さすがにロビーで、中が見えちゃうのはちょっと」

 それでも女達の一人が、代表して恥ずかしそうに手をあげる。彼女は、かつてライカ派に属していた女だ。(面倒なので旧ライカ派と呼ぶ)

「問題ない。中に衣装を身につけている。
 ルシア、ライカ、中を見せてあげてくれ」

「畏まりました」

「は~い♡」

 ルシアがスリットをずらし、腰のあたりまでを露出させ、女達に見せる。履いていたのは、白の刺繍が施された、シンプルだが布地の少ないセクシー下着だった。後ろはYの字のTバックになっており、豊満なお尻の秘部だけを隠していた。

 ライカもミニスカートのすそをあげて、中を見せる。

 彼女が履いていたのは、明るいピンクの下着だった。こちらも一見したところ可愛らしいが、いたるところが透けている上に、後ろは煽情的なTバックになっている。ライカが後ろを向いてお尻をみせると、その形に女達は「キャア」「エロい!」と声をあげる。

「ブラのおかげで、胸もとっても楽なのよ」

「あ~、ルシアさん大きいからね」

「さわってもいいですか?」

「このブラは、胸を綺麗に大きく見せる効果もあるんだ」

 と、こちらではライカがブラを披露している。

「あ~、これすごくほしい」

 今度はブラの説明をするルシアとライカ。 

 二人とも下着モデルの様に堂々と、新しい衣装をアピールしてくれた。

 下着と衣装を着せるのに、あえてこんなインパクトのある方法を取った目的は二つ。

 一つは新しい衣装に反対させないことだ。娼館はこういう衣装を着なければいけないという空気を作って、押し切るのだ。ビーチでは女は抵抗なく水着になる。それと同じ、いわば同調圧力だ。

 もう一つは俺が娼館での絶対的支配者であることを、改めて娼館の娘達に知らしめることだった。

 風俗は特にそうだが、若い女達に命令を聞かせるのは難しいものだ。特にギャル系が多い旧ライカ派はそうだ。そのため、娼館のツートップであるルシアとライカを使い、二人が俺に服従していることを何度も示す必要があった。

「すごーい、ルシアさん、セクシー」

「中にこれを履いているなら、見えてもいいかも」

「むしろ履いてる方がエロくない?」

「あたしは、スカートはもっとミニがいいな~」

 俺の懸念などよそに、女達もルシアとライカの周りに集まって、ドレスと下着を鑑賞している。今のところ好評だ、このまま有無を言わせずに、新しいシステムを導入する。

「まず下着については、俺が魔法で作り出す」

 俺が作った魔法の下着は、作った相手の体形に自動で補正される。一人ずつ全員分作り出すことは、手間はかかるが難しくはない。

「は~い」

「かわいいのを、お願いします」

「あたしは思い切りエロいのをお願いします」

「え~」

「だってお客さんが好きでしょう? 店でしか着ないし」

「まあ、そっか~、じゃあアタシもセクシーなのにしようかな」

 女達が和気あいあいと答えてくれる。さすがは娼館の若い女達だ。頭がやわらかい。

「一着目以降は、工房で作成した下着を各々購入してくれ」

「はい」

「下着は我が工房の主力商品でもある。そしてセクシー下着の宣伝は君たちにしかできない。しっかり宣伝するように」

「はい!」

「わかりました!」

 セクシーな衣装と下着で娼館に客を呼び、そして彼女たちに工房の新製品であるセクシー下着も宣伝してもらう。まさに一石二鳥だった。
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