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ユリスと外戚アブドルとイリス
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アブドルの客間で、イリスを思いっきり抱いた。見せつける様に奉仕させ、最後はマジックミラーに胸を押し付ける形でバックから突き上げた。
乱れるイリスの姿を、たっぷりとマジックミラー越しのアブドルに見せつける。
「ふう」
事が終わった後、イリスは着衣を戻すために部屋を後にしたため、再び俺一人残される。
「お茶をどうぞ」
別の侍女がお茶を持ってくる。フードとスカーフで顔は見えないが、小柄な、イリスとよく似た声の少女だった。
「お待たせいたしました、セイオウ殿」
ひと汗かいてスッキリした様子のアブドルが、イリスと共にやってくる。イリスは連続で事を済ませた後ということになるが、さすがに若いだけあって疲れている様には見えない。
「大丈夫です。国債の件、決めていただけましたか?」
「はい。喜んで購入させていただきます」
20憶の国債でさえ、この豪商にとっては些事なのだろうか。とはいえ、これでようやく戦争の準備に入れる。一安心だ。
「ただし、一つだけ条件がございます」
「条件!?」
予想外の言葉に、俺は驚く。一度承諾させてこちらを喜ばせ、その後できつめの条件を突きつける。交渉巧者がよく使う手だった。
(さすがはアブドル、一筋縄ではいかないか)
「条件とは、何でしょう?」
「ふむ、ユリス、フードをとりなさい」
「はい、ご主人様」
お茶を出してくれていた侍女がフードをとる。ユリスという名前なのか。
「──むっ!?」
フードをとると同時に、俺は目を見開く。ややピンクがかった髪に、この国ではボブの髪型をした、絵画の中にしか存在しないような美しい娘だった。日光をほとんど浴びないフードをかぶっているため、肌は透き通る様に美しい。
(イリスと似ているな)
目肌立ちはイリスを3~4歳幼くした感じだ。まだあどけなさが残っている。だが不思議だ。レイナやミアと会った時よりも、強い本能的欲求を感じた。
「この娘はわたくしの妹なんですよ、よく似ているでしょう?」
そういう事か、似ているはずだ。
「ユリスを奴隷としてセイオウ様の側においていただくのが条件です。フリージアではフロアメイドというのでしたかな?」
「この娘を!?」
俺のフロアメイドにする? どういう条件だ?
「セイオウ様は子爵に昇進されたと聞きます。側室は3人まで持てるので、枠は一つ余っているはずです」
さすがアブドル。俺の事はよく知っている。
「ふつつかな妹ですが、レイナ様やミア様と同じように、可愛がってくださいませ」
「それは、構いませんが、いったいどういうことなのでしょう?」
融資の条件に女の子を貰うとは、さすがに理解できない。真のHENTAIの考えることはよくわからない。
「こういう事です、セイオウ様」
イリスは自身の左手の薬指を見せる。そこには琥珀色の指輪がはめられていた。薬指の指輪はこの国でも既婚者の証だった。
「ワシはイリスと結婚することにしましたのです」
「えっ!?」
俺は驚き、再び声をあげてしまう。
(アブドルがイリスと結婚、そうか、そういうことか)
俺はようやく事態を飲み込んだ。アブドルとイリスが結婚するという事は、側室とはいえその妹を娶った俺とアブドルは義兄弟ということになる。
(アブドルは俺の親戚になりたいのか)
セイオウとしてフリージアを実質的に率いる俺の外戚となり、更に勢力を拡大したいということか。この分では、エルディアの事も知っているのかもしれない。
つまりは先行投資。秦の呂不韋が人質状態だった始皇帝の父を保護したのと同じだ。
「もったいない申し出、謹んでお受けします」
俺は承諾の意を述べる。事前にレイナやミア、あるいはエリス姫に相談したかったが、相談したところで結果は変わらないのだ。俺は掘られる覚悟だったのだから、余裕で承諾できる条件だった。実際、アブドルの後ろ盾は心強いものだ。
不安げな表情でこちらを見つめていたユリスの表情が、一瞬だけ柔らかくなる。月夜に一時だけ可憐な花が咲いたような、儚い美しさがあった。
「わたくしは身も心もアブドル様に捧げておりますが、ユリスはまだ綺麗な身体です。わたくしだと思い、ご存分に可愛がってくださいませ」
「ね、姉さま」
イリスの言葉に、俺はドキリとする。こんなかわいい子を、イリスみたいに好きにしていいのか。股間にドクンと熱い血流が集まるのを感じる。
「いいのか、ユリス?」
「・・・はい。最初にお会いした時から、お仕えしたいと思っていました」
「最初に会った時?」
「お茶をこぼしてしまった時です。あの時、セイオウ様は何も言わずにかばってくれました」
ああ、あの時か。そんなこともあったかな。イリスとはレイナやミアと同じような縁を感じる。向こうも同じなのかもしれない。
「セイオウ様は、わたくしがアブドル様に買われた時の話を、覚えておられますか?」
「はい」
確か、イリスは何らかの条件をだしたのだったな。
「あの時に出した条件が、妹のユリスを一緒に購入し、彼女が望む相手に嫁がせるというものだったのです。そのことを約束していただけるなら、身も心もさしあげ、一生尽くすと申したのです」
「女の身体を買うのは簡単です。だが心まで得るのは難しい。イリスほどの女を手に入れるのであれば、金は惜しまない、そういう事です」
「さすがアブドル様、それはこの世でもっとも有意義な金の使い方だと思います」
実際夫婦になったのだから、道義的にも正しい事をしたのだろう(多分)。妻をネトラレるのが好きという変態だったが。
「セイオウ様が来られてから、全てが夢の様です。妹の事を、お願いいたします」
指輪をはめた左手で、そっとユリスの髪を触りながら、微笑むイリス。
「お任せください、義兄上、そして義姉上」
「まあ、セイオウ様はわたくしの義弟になってしまうのですね、なんということでしょう!?」
目を見開き大げさに驚くイリス。俺という年上の弟ができるとは、思ってみなかったようだ。
その姿が面白かったので、皆で大笑いした。
乱れるイリスの姿を、たっぷりとマジックミラー越しのアブドルに見せつける。
「ふう」
事が終わった後、イリスは着衣を戻すために部屋を後にしたため、再び俺一人残される。
「お茶をどうぞ」
別の侍女がお茶を持ってくる。フードとスカーフで顔は見えないが、小柄な、イリスとよく似た声の少女だった。
「お待たせいたしました、セイオウ殿」
ひと汗かいてスッキリした様子のアブドルが、イリスと共にやってくる。イリスは連続で事を済ませた後ということになるが、さすがに若いだけあって疲れている様には見えない。
「大丈夫です。国債の件、決めていただけましたか?」
「はい。喜んで購入させていただきます」
20憶の国債でさえ、この豪商にとっては些事なのだろうか。とはいえ、これでようやく戦争の準備に入れる。一安心だ。
「ただし、一つだけ条件がございます」
「条件!?」
予想外の言葉に、俺は驚く。一度承諾させてこちらを喜ばせ、その後できつめの条件を突きつける。交渉巧者がよく使う手だった。
(さすがはアブドル、一筋縄ではいかないか)
「条件とは、何でしょう?」
「ふむ、ユリス、フードをとりなさい」
「はい、ご主人様」
お茶を出してくれていた侍女がフードをとる。ユリスという名前なのか。
「──むっ!?」
フードをとると同時に、俺は目を見開く。ややピンクがかった髪に、この国ではボブの髪型をした、絵画の中にしか存在しないような美しい娘だった。日光をほとんど浴びないフードをかぶっているため、肌は透き通る様に美しい。
(イリスと似ているな)
目肌立ちはイリスを3~4歳幼くした感じだ。まだあどけなさが残っている。だが不思議だ。レイナやミアと会った時よりも、強い本能的欲求を感じた。
「この娘はわたくしの妹なんですよ、よく似ているでしょう?」
そういう事か、似ているはずだ。
「ユリスを奴隷としてセイオウ様の側においていただくのが条件です。フリージアではフロアメイドというのでしたかな?」
「この娘を!?」
俺のフロアメイドにする? どういう条件だ?
「セイオウ様は子爵に昇進されたと聞きます。側室は3人まで持てるので、枠は一つ余っているはずです」
さすがアブドル。俺の事はよく知っている。
「ふつつかな妹ですが、レイナ様やミア様と同じように、可愛がってくださいませ」
「それは、構いませんが、いったいどういうことなのでしょう?」
融資の条件に女の子を貰うとは、さすがに理解できない。真のHENTAIの考えることはよくわからない。
「こういう事です、セイオウ様」
イリスは自身の左手の薬指を見せる。そこには琥珀色の指輪がはめられていた。薬指の指輪はこの国でも既婚者の証だった。
「ワシはイリスと結婚することにしましたのです」
「えっ!?」
俺は驚き、再び声をあげてしまう。
(アブドルがイリスと結婚、そうか、そういうことか)
俺はようやく事態を飲み込んだ。アブドルとイリスが結婚するという事は、側室とはいえその妹を娶った俺とアブドルは義兄弟ということになる。
(アブドルは俺の親戚になりたいのか)
セイオウとしてフリージアを実質的に率いる俺の外戚となり、更に勢力を拡大したいということか。この分では、エルディアの事も知っているのかもしれない。
つまりは先行投資。秦の呂不韋が人質状態だった始皇帝の父を保護したのと同じだ。
「もったいない申し出、謹んでお受けします」
俺は承諾の意を述べる。事前にレイナやミア、あるいはエリス姫に相談したかったが、相談したところで結果は変わらないのだ。俺は掘られる覚悟だったのだから、余裕で承諾できる条件だった。実際、アブドルの後ろ盾は心強いものだ。
不安げな表情でこちらを見つめていたユリスの表情が、一瞬だけ柔らかくなる。月夜に一時だけ可憐な花が咲いたような、儚い美しさがあった。
「わたくしは身も心もアブドル様に捧げておりますが、ユリスはまだ綺麗な身体です。わたくしだと思い、ご存分に可愛がってくださいませ」
「ね、姉さま」
イリスの言葉に、俺はドキリとする。こんなかわいい子を、イリスみたいに好きにしていいのか。股間にドクンと熱い血流が集まるのを感じる。
「いいのか、ユリス?」
「・・・はい。最初にお会いした時から、お仕えしたいと思っていました」
「最初に会った時?」
「お茶をこぼしてしまった時です。あの時、セイオウ様は何も言わずにかばってくれました」
ああ、あの時か。そんなこともあったかな。イリスとはレイナやミアと同じような縁を感じる。向こうも同じなのかもしれない。
「セイオウ様は、わたくしがアブドル様に買われた時の話を、覚えておられますか?」
「はい」
確か、イリスは何らかの条件をだしたのだったな。
「あの時に出した条件が、妹のユリスを一緒に購入し、彼女が望む相手に嫁がせるというものだったのです。そのことを約束していただけるなら、身も心もさしあげ、一生尽くすと申したのです」
「女の身体を買うのは簡単です。だが心まで得るのは難しい。イリスほどの女を手に入れるのであれば、金は惜しまない、そういう事です」
「さすがアブドル様、それはこの世でもっとも有意義な金の使い方だと思います」
実際夫婦になったのだから、道義的にも正しい事をしたのだろう(多分)。妻をネトラレるのが好きという変態だったが。
「セイオウ様が来られてから、全てが夢の様です。妹の事を、お願いいたします」
指輪をはめた左手で、そっとユリスの髪を触りながら、微笑むイリス。
「お任せください、義兄上、そして義姉上」
「まあ、セイオウ様はわたくしの義弟になってしまうのですね、なんということでしょう!?」
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