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第2話 ゲーム世界の作中に出てこないFランク冒険者に転生しまして
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くそ、大変なことになってしまった。
「……ガチかよ。ん? てかあれ、俺って死んだのか?」
だから異世界に転生してしまったのだろうか。
「つーか、本当にこいつ誰だよ」
なぜこんな少年の状態で転生してしまったのか、普通こういうのは赤子からスタートというのがテンプレなはずなのに。
「なんか身分証明書みたいなのはないのか」
皮でできた茶色のリュックが目に入り、中を漁る。
ん、このカードは。
そして一枚のカードを手にして見てみる。
ライド(17) レベル1
職業:冒険者(F)
体力10/10 攻撃力10 防御力10 魔力10/10 素早さ10
魔法 なし
スキル なし
魔法ポイント0
スキルポイント0
……ライドっつーのか。
つーか、このわけわかんない字が読めてしまうのかよ。
それになんか見たことある気がするのだが。
どうやら俺は冒険者、多分カッコFというのはFランクを表しているものだと考えて、Fランク冒険者のライドという少年に転生してしまったらしい。
これは冒険者カードと見ていいだろう。
ちょうどこの頃、冒険者になった感じだよな。
はあ、とため息を吐きながら俺はベッドに仰向けで倒れた。
「せめて何か説明してから転生しろや……これから俺は何をすればいいんだよ」
俺が異世界に転生してしまった理由には何かあると考えていいのだろうか。
それともただ単に死んで転生してしまっただけなのだろうか。
だったらなぜ赤子からじゃない?
「もうわけわかんねーこと考えてもわけわかんねーだけだわこれ」
深く考えるのはよそう。
よっ、とベッドから立ち上がりカーテンを開けて窓の外を見る。
今は何時くらいだ?
「……なっ」
外の景色を見た俺は声を出して驚いた。
「おい、これって……」
なんせ、外の景色が完全に──。
「『ファイナルクエスト』の世界じゃねえかあああ──っ!」
『ファイナルクエスト』の世界の主人公が初めによる街、始まりの街『スイデン』なのだから。
目を擦ってもう一度見る。
「変わんねー……ガチかよ。ガチか、ガチか、ガチか! ガチか──っ!」
これは完全に始まりの街『スイデン』で間違えない。
「なんでこんな知らねーつーか、作中にいなかったぞこんなキャラ! せめてここは主人公に転生か、物語のラスボスだとかモブキャラに転生がテンプレだろ……なんで作中に出てこないモブキャラに転生なんだよ。わけわかんねーよ」
どうやら俺はゲーム世界のの作中に出てこないFランク冒険者に転生してしまったらしい。
現在は午前中と考えて良さそうだ。
ひとまず、午前中に革のリュックを漁るとしよう。
○
ということでしばらく革のリュックを漁り、わかったことだが。
まず、今の所持金は3万ゴールドである。
円と同じぐらいの価値だ。
続いて少し使い古された短剣が入っていた。
多分お下がりだろう。
他にはライドというのは主人公が転移した先である小さな村『きのこの村』出身であるということ。
──以上である。
『ファイナルクエスト』と設定は同じと見ていいんだよな?
だったらひとまず魔法ポイントを貯めて魔法を使ってみたいな。
ここでは魔法ポイントやスキルポイントを溜めて消費することにより魔法やスキルを習得することができるのだ。
「となったら、ひとまずクエストでも受けにいくとするか!」
「……ガチかよ。ん? てかあれ、俺って死んだのか?」
だから異世界に転生してしまったのだろうか。
「つーか、本当にこいつ誰だよ」
なぜこんな少年の状態で転生してしまったのか、普通こういうのは赤子からスタートというのがテンプレなはずなのに。
「なんか身分証明書みたいなのはないのか」
皮でできた茶色のリュックが目に入り、中を漁る。
ん、このカードは。
そして一枚のカードを手にして見てみる。
ライド(17) レベル1
職業:冒険者(F)
体力10/10 攻撃力10 防御力10 魔力10/10 素早さ10
魔法 なし
スキル なし
魔法ポイント0
スキルポイント0
……ライドっつーのか。
つーか、このわけわかんない字が読めてしまうのかよ。
それになんか見たことある気がするのだが。
どうやら俺は冒険者、多分カッコFというのはFランクを表しているものだと考えて、Fランク冒険者のライドという少年に転生してしまったらしい。
これは冒険者カードと見ていいだろう。
ちょうどこの頃、冒険者になった感じだよな。
はあ、とため息を吐きながら俺はベッドに仰向けで倒れた。
「せめて何か説明してから転生しろや……これから俺は何をすればいいんだよ」
俺が異世界に転生してしまった理由には何かあると考えていいのだろうか。
それともただ単に死んで転生してしまっただけなのだろうか。
だったらなぜ赤子からじゃない?
「もうわけわかんねーこと考えてもわけわかんねーだけだわこれ」
深く考えるのはよそう。
よっ、とベッドから立ち上がりカーテンを開けて窓の外を見る。
今は何時くらいだ?
「……なっ」
外の景色を見た俺は声を出して驚いた。
「おい、これって……」
なんせ、外の景色が完全に──。
「『ファイナルクエスト』の世界じゃねえかあああ──っ!」
『ファイナルクエスト』の世界の主人公が初めによる街、始まりの街『スイデン』なのだから。
目を擦ってもう一度見る。
「変わんねー……ガチかよ。ガチか、ガチか、ガチか! ガチか──っ!」
これは完全に始まりの街『スイデン』で間違えない。
「なんでこんな知らねーつーか、作中にいなかったぞこんなキャラ! せめてここは主人公に転生か、物語のラスボスだとかモブキャラに転生がテンプレだろ……なんで作中に出てこないモブキャラに転生なんだよ。わけわかんねーよ」
どうやら俺はゲーム世界のの作中に出てこないFランク冒険者に転生してしまったらしい。
現在は午前中と考えて良さそうだ。
ひとまず、午前中に革のリュックを漁るとしよう。
○
ということでしばらく革のリュックを漁り、わかったことだが。
まず、今の所持金は3万ゴールドである。
円と同じぐらいの価値だ。
続いて少し使い古された短剣が入っていた。
多分お下がりだろう。
他にはライドというのは主人公が転移した先である小さな村『きのこの村』出身であるということ。
──以上である。
『ファイナルクエスト』と設定は同じと見ていいんだよな?
だったらひとまず魔法ポイントを貯めて魔法を使ってみたいな。
ここでは魔法ポイントやスキルポイントを溜めて消費することにより魔法やスキルを習得することができるのだ。
「となったら、ひとまずクエストでも受けにいくとするか!」
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