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2.アランとの婚約
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シャルロッテは元軍人である祖父に育てられたおじいちゃん子だった。
幾度となく繰り返す隣国との戦争では大佐としてこの国を守り、それなりの地位があった祖父。お互いに疲弊したことで和平が結ばれ、ようやく一家団欒で暮らせるという矢先、娘夫婦が不慮の事故で亡くなってしまったのだ。
妻を早くに亡くし、目に入れても痛くないほど可愛がってきた一人娘の突然の死。
ディーク・シュルテンは軍人として築き上げた地位と権力をあっさり手放し、忘れ形見である孫を連れて静かに生きていくことを選ぶ。それが当時3歳だったシャルロッテだった。外を眺めてはベージュ色の柔らかな髪を風になびかせ、少女は親を恋しがった。ヘーゼルの瞳が乾くまではかなりの時間を要したが、ディークは不器用ながらも孫娘に寄り添い続けたのだ。
悲しみに暮れる少女の心を癒したのは愛情を注いだ祖父であることはもちろん、彼を慕う軍人たちの存在も大きかった。田舎の山奥に構えた広々としたシュルテン邸は、元大佐を慕う少々強面の集団が入り浸り、人の出入りが激しい。
「シャルや~。今日は何して遊ぼうかのう」
「ホフマン曹長。今日は少佐である私がシャルと遊ぶ番です。抜け駆けはおやめください」
「なんですと? ……お互いすでに軍を退いた身。階級を持ち出すのはいささか大人げありませんな」
「なんだとぉ?」
「やるかこるぁ?」
自分の孫たちにも怖がられてしまう老軍人たちにとって、愛らしく懐いてくれるシャルロッテは人気者。こんな様子でシャルロッテは取り合いになるほど大いに可愛がられ、すくすくと成長していったのだ。
数年もすると、シュルテン邸は元軍人であるいかつい男たちだけでなく、才能あふれる若き次世代の逸材たちも引き寄せるようになる。剣豪と呼ばれた男の元には伝手を辿り、剣術指導を求める少年や青年が後を絶たなかった。
ディークは彼らを受け入れ、食事や寝床の世話までしたことで、寮のようなものができあがる。生活を共にするシャルロッテは彼らにも妹のように可愛がられたが、時にはシャルロッテに慰められた者もいた。
「どうせ僕なんか、何をやってもダメなんだ!」
鍛錬についていけずに寮を飛び出し、山の中で泣いていた少年はシャルロッテに励まされ、気持ちに変化が生じた。彼は自分のペースで頑張ればいいのだと気づき、後に誰よりも強靭な基礎を手に入れることとになる。
「人に弱さを見せるなんて、あってはならない! 俺は将来、公爵として人の上に立つ責任があるんだ!」
強がって高熱を隠していた青年を見つけたときは、老軍人たちにチクって医務室送りにしてやった。
シャルロッテはおままごとさながらにかいがいしく世話を焼いたのだ。弱音を吐いたことがなかった青年は、ピュアな優しさに触れたことで、一皮剥けて視野が広がったのだという。
「……」
生家での壮絶な体験から失声症となった少年はトラウマがひどかったが、シャルロットは夜になるとこっそり彼の部屋に行っていいこいいこ、あなたはいいこ、と寝かしつけ、夢遊病がおさまった。彼が数年ぶりに発した言葉は「ありがとう」だった。
引退軍人たちはシャルロッテに対して少々過保護だったが、こうしてシュルテン邸は一癖ある面々と賑やかに年月を重ねていったのだ。才能のある者は蕾が花開くようにその才を開花させ、剣の握り方から始めた者もそれなりの腕になれるほどだったのだから、やはりディークには人を導く才能があったのだろう。
片田舎の長閑な場所だというのにあれだけ人が集まったことも、彼がひとかどの人物だったことを示していた。
だが、無敵と思われたディークも病には勝てなかった。
月日は流れ、シャルロッテが祖父と暮らし始めて八年後。ディークは病に倒れ、穏やかに息を引き取った。山奥だというのにお別れの会には名のある軍人が次々と弔問に訪れ、その死を悼んだのだが──。
中でも、ひときわ背の高いセルリアンブルーの髪が特徴的な美丈夫が訪れると、その場にいた者たちがざわめいた。
「ご無沙汰しております、曹長」
「おおっ、アラン・ラーゲルレーヴか。よく来たな。ディークに別れの言葉をかけてやってくれ」
「はい」
アランは精悍なマスクと数々の戦歴を持つ男。
わずか21歳ながら辺境伯となり早4年だ。
かの地で度々生じている小競り合いではすでに多くの功績を上げているというのは、シャルロッテの耳にも自然に入っていた。
(おじいちゃん、アラン・ラーゲルレーヴとも縁があったんだ。もはや軍人なら全員知り合いだったのかしら)
黒いベールで顔を覆うシャルロッテを、ぬうっと大きな影が覆う。ふと顔をあげると、アランがシャルロッテを見下ろしていた。シャルロッテは頭を下げ、喪主として挨拶をする。
「……祖父のために遠路はるばるお越しいただき、ありがとうございました。あちらに一席設けておりますので、どうぞ祖父が愛したお酒と料理で神の庭へ見送ってください」
この国では故人とのお別れを語らいながら送る風習がある。ディークは酒豪だったし、多くの軍人たちと酒を交わしながら見送られるのは本望だろう。
「……」
「……?」
(どうして何も言わないのかしら。もしかしておじいちゃんとの思い出で胸がいっぱいになっちゃった? 泣いていたらどうしよう。顔を上げても大丈夫かな)
そぉっと顔を上げると、黒いベール越しに整った顔立ちが見えた。
「いつ……る?」
「? すみません、聞き取れませんでした」
「……いつから一緒に暮らせる?」
「え?」
瑠璃色の瞳が困ったように揺れ、アランはベールの奥のシャルロッテをじっと見つめた。
「私たちは婚約している」
がやがやと騒がしかったお別れの会が一瞬で静まった。
「……え?」
アランいわく、ディークの願いで数年前に婚約を結んでいるとのこと。シャルロッテが10歳になったらラーゲルレーヴ邸で一緒に住む約束になっていたらしい。シャルロッテは現在11歳だ。なんならすでに1年は過ぎている。
「え……婚約?」
まだ結婚なんてずっと先の話だと思っていたシャルロッテは、必要な教育もされていなければ、嫁ぐ準備もできていない。何より、色恋と無縁の生活を送っていたシャルロッテは体型を気にしたことがなく、何ならコルセットなんて締めたことがなかった。
本来、11歳の少女なら家同士の付き合いやお茶会への招きがあり、同年代の子と接する機会も多いだろう。周囲に感化され、「もっとおしゃれをしなくちゃ」と思ったり、ドレスの話をしたり、ちょっと気になる男の子ができてきれいになりたいと思ったりする年頃だ。
それに、一般的にもそろそろ婚約者を、なんて話も出てくるだろうから、親からも見た目を気にするように何かと言われるかもしれない。
だけど、シャルロッテは軍人に囲まれていたから、食事は肉、肉、肉。肉がメインだ。
貴族のお嬢様のように、「小さい頃からたくさん食べると胃袋が大きくなって大変よ」なんて言われたことがないし、好きなだけ食べる生活を送っているうちに立派な体格になっていた。
いわゆるぽっちゃり体型だ。
同世代の子と比べてずいぶん身長が低いのにもかかわらず、横だけがぐんぐんと成長していった。だから、遠目から見ると丸い。ふっくらした頬は突くとパンっと弾けそうなほどである。
シャルロッテの年代ならちらほらと初恋の話が出てくる頃。シャルロッテを溺愛する老軍人たちなら、剣術指導を受ける同世代の少年の接触を嫌がりそうなものなのだが、色恋に発展しそうもないから気にされたことがない。特に問題はないと思われてきたのだ。
そこへ降って湧いた婚約話である。老軍人たちは完全に意表をつかれた。なんなら、シャルロッテが女の子であることをみんな忘れていた節もある。
シャルロッテ自身、婚約者がいたという事実がどこか他人事だった。
(淑女教育なんて最初の一歩すら踏み出したことがないのに、本当に私が婚約者で大丈夫なのかしら)
幾度となく繰り返す隣国との戦争では大佐としてこの国を守り、それなりの地位があった祖父。お互いに疲弊したことで和平が結ばれ、ようやく一家団欒で暮らせるという矢先、娘夫婦が不慮の事故で亡くなってしまったのだ。
妻を早くに亡くし、目に入れても痛くないほど可愛がってきた一人娘の突然の死。
ディーク・シュルテンは軍人として築き上げた地位と権力をあっさり手放し、忘れ形見である孫を連れて静かに生きていくことを選ぶ。それが当時3歳だったシャルロッテだった。外を眺めてはベージュ色の柔らかな髪を風になびかせ、少女は親を恋しがった。ヘーゼルの瞳が乾くまではかなりの時間を要したが、ディークは不器用ながらも孫娘に寄り添い続けたのだ。
悲しみに暮れる少女の心を癒したのは愛情を注いだ祖父であることはもちろん、彼を慕う軍人たちの存在も大きかった。田舎の山奥に構えた広々としたシュルテン邸は、元大佐を慕う少々強面の集団が入り浸り、人の出入りが激しい。
「シャルや~。今日は何して遊ぼうかのう」
「ホフマン曹長。今日は少佐である私がシャルと遊ぶ番です。抜け駆けはおやめください」
「なんですと? ……お互いすでに軍を退いた身。階級を持ち出すのはいささか大人げありませんな」
「なんだとぉ?」
「やるかこるぁ?」
自分の孫たちにも怖がられてしまう老軍人たちにとって、愛らしく懐いてくれるシャルロッテは人気者。こんな様子でシャルロッテは取り合いになるほど大いに可愛がられ、すくすくと成長していったのだ。
数年もすると、シュルテン邸は元軍人であるいかつい男たちだけでなく、才能あふれる若き次世代の逸材たちも引き寄せるようになる。剣豪と呼ばれた男の元には伝手を辿り、剣術指導を求める少年や青年が後を絶たなかった。
ディークは彼らを受け入れ、食事や寝床の世話までしたことで、寮のようなものができあがる。生活を共にするシャルロッテは彼らにも妹のように可愛がられたが、時にはシャルロッテに慰められた者もいた。
「どうせ僕なんか、何をやってもダメなんだ!」
鍛錬についていけずに寮を飛び出し、山の中で泣いていた少年はシャルロッテに励まされ、気持ちに変化が生じた。彼は自分のペースで頑張ればいいのだと気づき、後に誰よりも強靭な基礎を手に入れることとになる。
「人に弱さを見せるなんて、あってはならない! 俺は将来、公爵として人の上に立つ責任があるんだ!」
強がって高熱を隠していた青年を見つけたときは、老軍人たちにチクって医務室送りにしてやった。
シャルロッテはおままごとさながらにかいがいしく世話を焼いたのだ。弱音を吐いたことがなかった青年は、ピュアな優しさに触れたことで、一皮剥けて視野が広がったのだという。
「……」
生家での壮絶な体験から失声症となった少年はトラウマがひどかったが、シャルロットは夜になるとこっそり彼の部屋に行っていいこいいこ、あなたはいいこ、と寝かしつけ、夢遊病がおさまった。彼が数年ぶりに発した言葉は「ありがとう」だった。
引退軍人たちはシャルロッテに対して少々過保護だったが、こうしてシュルテン邸は一癖ある面々と賑やかに年月を重ねていったのだ。才能のある者は蕾が花開くようにその才を開花させ、剣の握り方から始めた者もそれなりの腕になれるほどだったのだから、やはりディークには人を導く才能があったのだろう。
片田舎の長閑な場所だというのにあれだけ人が集まったことも、彼がひとかどの人物だったことを示していた。
だが、無敵と思われたディークも病には勝てなかった。
月日は流れ、シャルロッテが祖父と暮らし始めて八年後。ディークは病に倒れ、穏やかに息を引き取った。山奥だというのにお別れの会には名のある軍人が次々と弔問に訪れ、その死を悼んだのだが──。
中でも、ひときわ背の高いセルリアンブルーの髪が特徴的な美丈夫が訪れると、その場にいた者たちがざわめいた。
「ご無沙汰しております、曹長」
「おおっ、アラン・ラーゲルレーヴか。よく来たな。ディークに別れの言葉をかけてやってくれ」
「はい」
アランは精悍なマスクと数々の戦歴を持つ男。
わずか21歳ながら辺境伯となり早4年だ。
かの地で度々生じている小競り合いではすでに多くの功績を上げているというのは、シャルロッテの耳にも自然に入っていた。
(おじいちゃん、アラン・ラーゲルレーヴとも縁があったんだ。もはや軍人なら全員知り合いだったのかしら)
黒いベールで顔を覆うシャルロッテを、ぬうっと大きな影が覆う。ふと顔をあげると、アランがシャルロッテを見下ろしていた。シャルロッテは頭を下げ、喪主として挨拶をする。
「……祖父のために遠路はるばるお越しいただき、ありがとうございました。あちらに一席設けておりますので、どうぞ祖父が愛したお酒と料理で神の庭へ見送ってください」
この国では故人とのお別れを語らいながら送る風習がある。ディークは酒豪だったし、多くの軍人たちと酒を交わしながら見送られるのは本望だろう。
「……」
「……?」
(どうして何も言わないのかしら。もしかしておじいちゃんとの思い出で胸がいっぱいになっちゃった? 泣いていたらどうしよう。顔を上げても大丈夫かな)
そぉっと顔を上げると、黒いベール越しに整った顔立ちが見えた。
「いつ……る?」
「? すみません、聞き取れませんでした」
「……いつから一緒に暮らせる?」
「え?」
瑠璃色の瞳が困ったように揺れ、アランはベールの奥のシャルロッテをじっと見つめた。
「私たちは婚約している」
がやがやと騒がしかったお別れの会が一瞬で静まった。
「……え?」
アランいわく、ディークの願いで数年前に婚約を結んでいるとのこと。シャルロッテが10歳になったらラーゲルレーヴ邸で一緒に住む約束になっていたらしい。シャルロッテは現在11歳だ。なんならすでに1年は過ぎている。
「え……婚約?」
まだ結婚なんてずっと先の話だと思っていたシャルロッテは、必要な教育もされていなければ、嫁ぐ準備もできていない。何より、色恋と無縁の生活を送っていたシャルロッテは体型を気にしたことがなく、何ならコルセットなんて締めたことがなかった。
本来、11歳の少女なら家同士の付き合いやお茶会への招きがあり、同年代の子と接する機会も多いだろう。周囲に感化され、「もっとおしゃれをしなくちゃ」と思ったり、ドレスの話をしたり、ちょっと気になる男の子ができてきれいになりたいと思ったりする年頃だ。
それに、一般的にもそろそろ婚約者を、なんて話も出てくるだろうから、親からも見た目を気にするように何かと言われるかもしれない。
だけど、シャルロッテは軍人に囲まれていたから、食事は肉、肉、肉。肉がメインだ。
貴族のお嬢様のように、「小さい頃からたくさん食べると胃袋が大きくなって大変よ」なんて言われたことがないし、好きなだけ食べる生活を送っているうちに立派な体格になっていた。
いわゆるぽっちゃり体型だ。
同世代の子と比べてずいぶん身長が低いのにもかかわらず、横だけがぐんぐんと成長していった。だから、遠目から見ると丸い。ふっくらした頬は突くとパンっと弾けそうなほどである。
シャルロッテの年代ならちらほらと初恋の話が出てくる頃。シャルロッテを溺愛する老軍人たちなら、剣術指導を受ける同世代の少年の接触を嫌がりそうなものなのだが、色恋に発展しそうもないから気にされたことがない。特に問題はないと思われてきたのだ。
そこへ降って湧いた婚約話である。老軍人たちは完全に意表をつかれた。なんなら、シャルロッテが女の子であることをみんな忘れていた節もある。
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