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第三部屋 幼馴染妹、現る(前編)
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◇
「──さて」
いつも通りの自室。見慣れている置物、勉強机、エアコン。そしてつけたばかりの冷房で揺れる書き初め用紙のそれぞれ。
夕方というには眩しいと感じる太陽の角度。きっと夏だからなんだろう、まだ効き始めたばかりの冷房は、俺の額に汗をにじませてくる。
……いや、俺が汗をかいているのは、きっとそれだけではなかった。
「──この部屋はなんですかね」
幼馴染である朱里の妹、藍里ちゃんは俺の部屋を眺めながら仁王立ちでそんなことを呟く。
しかも、人生の中で初めて見たような気がするほど、とても朗らかな笑顔、……というか、冷たい笑顔。
そんな彼女の笑顔の中にある瞳は、確実に俺のことを射殺すような視線をしていて、それだけで心臓に針を刺されるような錯覚を覚える。
「──お話、しましょうか」
『絶対にえっちしないと出れない部屋』、そう書かれている部屋のど真ん中で、彼女は確かにそういった。
──やばい、遺書書く時間あるかな。
俺は朱里の行いに対して少しの憤りを覚えながら、もうすぐやってくるであろうその最期に覚悟を決めた。
◇
世の中には喧嘩を売ってはいけない人種、もしくは関わり合ってはいけない人種というものがいると思う。
それは例えば暴走族とか不良とか、半グレだとかヤクザだとか。まあそういった人種は結構いるよねって話。
ただ、そんな人種に関わることってそんなにはないだろう。俺は今までの人生の中で反射的な勢力と関わったことはないし、今後もそういう機会はないと思いたい。だって怖いし。
そんな前提を踏まえた上ではあるが、それは日常の裏側での話。関わらない人間であるのならば考えなくていいことなんだけれど、日常を送るうえでは関わることが必須となる人物が存在しているものだ。
「……」
「……は、はは」
心の底から乾いた笑いが出た。
あれなのかな。きっとヤンキーとかに絡まれたときってこんな感じになるのかな。頭真っ白になって、何も言葉とか言い訳とかできなくて、ただただ愛想笑いを振りまくだけの機械になるんじゃないか。今の俺はそんな風なスマイルマシーンになっているんじゃないだろうか。
空虚な笑いが自室に響く。けれど、目の前にいる彼女はその声に反応することはなく、ただひたすらに冷たい笑顔を浮かべては、ただただ沈黙を繰り返している。
……ええと、何の話をしていたんだっけ。……ああ、そうだ。日常の中にいる関わってはいけない人、という話だったような気がする。
まあ、きちんと詳細を言うのならば、日常、言い換えれば学校生活という風になるのだろうが、学校生活の中で関わってはいけない、という人は正直いない。どちらかというと、関わることがいろいろな意味で難しい人種が多いよね、って感じ。
例えば、それは俺にとっての朱里の女友だち。もしくは朱里をめちゃくちゃに可愛がっているギャルの人とか。
……そして、俺の中でトップクラスに関わることが難しいと思っているのは──。
「──今、笑っていいなんて言いましたっけ? 私、彰人さんとお話がしたいだけなんですけど」
──そう、目の前にいる二人目の幼馴染、というか、幼馴染の妹。朱里の妹である藍里ちゃんである。
髪型は黒髪ストレートの肩にはかからないストレート。身長は朱里よりもだいぶと大きくて、朱里と彼女で二人で並んでいると、どっちが姉なのかわからなくなる。
成績は優秀、と聞いたことがある。いつも朱里が『私に似て賢いんだぁ!』なんて戯言を語っていたような気がする。
まあ、端的にその特徴を言うのであれば、朱里の逆の属性を持っているタイプ。運動が得意なのかどうかは知らんけれど、勉学に関しては朱里と比較すれば対極に位置するような、そんなタイプの子だと俺は思う。
そしてここで問題なのは、──彼女が重度のシスコンであることだ。
◇
「え、あ、そ、その。……ごめんなさい」
そんな朱里の妹に、重度のシスコンである藍里ちゃんに、俺は正座で頭を下げている。所謂土下座というものである。
なんでこんなことになっているのかを説明しなければいけない。といっても、説明することなんて正直ないんだけれど。
一、帰宅部の俺が学校から帰ってくる。
二、なぜか玄関に誰かの靴が置いてある。
三、訝しいと思いながら自室に行くと、そこには仁王立ちの藍里ちゃん。
四、そして自室には朝に剥がし忘れていた『絶対にえっちしないと出れない部屋です』という紙。
……いや、言い訳をさせてもらえるかは知らんけど、紙については帰ってから剥がそうと思っていたんですよ。だって、朝って結構忙しいじゃないですか。早起きした分、余っている時間とかも確かにあるにはあったけれど、それを剥がす作業に使うのって面倒くさいじゃないですか。どうせならちょっと余裕のある時間でぐでーっと過ごして、帰ってから嫌々剥がす、というか。いや、嫌々というかなんというか、剥がさなければいけないから剥がす、というだけの話でしかないんですけど。
「……何がごめんなさい、なんですか? 何を悪いと思って彰人さんは謝っているんですか? 何か悪いことをしたんでしょうか?」
まあ、ともかくとして、朝に剥がし忘れていたつけが今になってやってきた、という話である。この上なく理不尽としか感じないことではあるけれど、それでも事情を知らない藍里ちゃんにとって、この部屋はどうしたって変態色情魔の空間でしかない。
藍里ちゃんは未だに冷たい鉄仮面のような笑顔を続けながら、射殺す瞳をずっと俺に向け続けている。
さて、答えをここで間違えたら死ぬ。確実に死ぬ。絶対に死ぬ。ああ、すぐ死ぬ。
だから、ここは慎重に、適切に藍里ちゃんの言葉に答えなければいけない。俺、何一つとして悪くないし、なんなら書かれている文言の1パーセントさえ手を出していないわけだけれども、それでも何か言葉を紡がなければいけない。さもなくばシスコンである彼女に誤解を与えたまま、俺は殺されてしまうだろうから──。
「ええと、あ、あのですね? これはその、朱里が早朝にこれを勝手に貼りつけ──」
「──は?」
「──ヒィッ!」
──確実に女の子の喉から出てはいけない低い声が聞こえてきた。錯覚じゃない、これ以上ないほどに低い声が耳に届いて殺されそうになっていることを改めて自覚した。
「お姉ちゃんがそんなことするわけないですよね。わかってますよね? あのお姉ちゃんが、あのアホ可愛いお姉ちゃんが『えっち』なんて文言を書くわけないじゃないですか。言い訳をするにしてもマシな言い訳をしてくださいよ。私は今、冷静さを欠いています」
自身の姉をアホという風に蔑みながらも、可愛いという言葉で結局はシスコンであることを強調してくるような振舞い。
いつの間にか彼女の表情は笑顔から真顔になってる。彼女の言葉の通り、本当に冷静さを感じられないような……。
え、怖い。俺は何一つとして嘘を言ってないのに。
「い、いや、見てくださいよ! 俺、こんな綺麗な字書けないですよ! これを書いたのは朱里だってことは──」
「──朱里さん」
「あ、朱里さんが書いたってことはわかるでしょう?!」
ちょっと自分でもきちんと根拠を提示出来たような気がして、少しだけ安堵が心の中に生まれる。
……が。
「──彰人さんが書かせたんでしょう?」
「へ……?」
「だから、彰人さんが書かせたんですよね? ……無知でとても可愛いお姉ちゃんを利用して」
藍里ちゃんは納得も理解も出来ていないように、ひたすらに俺を蔑むような冷たい瞳を浮かべていた。
……ああ、やっぱり俺死ぬんだ。
俺は辞世の句を心の片隅で考えながら、藍里ちゃんの言葉を待った。
──────────────────────────
中編へ続きます。
藍里ちゃん怖い……。
「──さて」
いつも通りの自室。見慣れている置物、勉強机、エアコン。そしてつけたばかりの冷房で揺れる書き初め用紙のそれぞれ。
夕方というには眩しいと感じる太陽の角度。きっと夏だからなんだろう、まだ効き始めたばかりの冷房は、俺の額に汗をにじませてくる。
……いや、俺が汗をかいているのは、きっとそれだけではなかった。
「──この部屋はなんですかね」
幼馴染である朱里の妹、藍里ちゃんは俺の部屋を眺めながら仁王立ちでそんなことを呟く。
しかも、人生の中で初めて見たような気がするほど、とても朗らかな笑顔、……というか、冷たい笑顔。
そんな彼女の笑顔の中にある瞳は、確実に俺のことを射殺すような視線をしていて、それだけで心臓に針を刺されるような錯覚を覚える。
「──お話、しましょうか」
『絶対にえっちしないと出れない部屋』、そう書かれている部屋のど真ん中で、彼女は確かにそういった。
──やばい、遺書書く時間あるかな。
俺は朱里の行いに対して少しの憤りを覚えながら、もうすぐやってくるであろうその最期に覚悟を決めた。
◇
世の中には喧嘩を売ってはいけない人種、もしくは関わり合ってはいけない人種というものがいると思う。
それは例えば暴走族とか不良とか、半グレだとかヤクザだとか。まあそういった人種は結構いるよねって話。
ただ、そんな人種に関わることってそんなにはないだろう。俺は今までの人生の中で反射的な勢力と関わったことはないし、今後もそういう機会はないと思いたい。だって怖いし。
そんな前提を踏まえた上ではあるが、それは日常の裏側での話。関わらない人間であるのならば考えなくていいことなんだけれど、日常を送るうえでは関わることが必須となる人物が存在しているものだ。
「……」
「……は、はは」
心の底から乾いた笑いが出た。
あれなのかな。きっとヤンキーとかに絡まれたときってこんな感じになるのかな。頭真っ白になって、何も言葉とか言い訳とかできなくて、ただただ愛想笑いを振りまくだけの機械になるんじゃないか。今の俺はそんな風なスマイルマシーンになっているんじゃないだろうか。
空虚な笑いが自室に響く。けれど、目の前にいる彼女はその声に反応することはなく、ただひたすらに冷たい笑顔を浮かべては、ただただ沈黙を繰り返している。
……ええと、何の話をしていたんだっけ。……ああ、そうだ。日常の中にいる関わってはいけない人、という話だったような気がする。
まあ、きちんと詳細を言うのならば、日常、言い換えれば学校生活という風になるのだろうが、学校生活の中で関わってはいけない、という人は正直いない。どちらかというと、関わることがいろいろな意味で難しい人種が多いよね、って感じ。
例えば、それは俺にとっての朱里の女友だち。もしくは朱里をめちゃくちゃに可愛がっているギャルの人とか。
……そして、俺の中でトップクラスに関わることが難しいと思っているのは──。
「──今、笑っていいなんて言いましたっけ? 私、彰人さんとお話がしたいだけなんですけど」
──そう、目の前にいる二人目の幼馴染、というか、幼馴染の妹。朱里の妹である藍里ちゃんである。
髪型は黒髪ストレートの肩にはかからないストレート。身長は朱里よりもだいぶと大きくて、朱里と彼女で二人で並んでいると、どっちが姉なのかわからなくなる。
成績は優秀、と聞いたことがある。いつも朱里が『私に似て賢いんだぁ!』なんて戯言を語っていたような気がする。
まあ、端的にその特徴を言うのであれば、朱里の逆の属性を持っているタイプ。運動が得意なのかどうかは知らんけれど、勉学に関しては朱里と比較すれば対極に位置するような、そんなタイプの子だと俺は思う。
そしてここで問題なのは、──彼女が重度のシスコンであることだ。
◇
「え、あ、そ、その。……ごめんなさい」
そんな朱里の妹に、重度のシスコンである藍里ちゃんに、俺は正座で頭を下げている。所謂土下座というものである。
なんでこんなことになっているのかを説明しなければいけない。といっても、説明することなんて正直ないんだけれど。
一、帰宅部の俺が学校から帰ってくる。
二、なぜか玄関に誰かの靴が置いてある。
三、訝しいと思いながら自室に行くと、そこには仁王立ちの藍里ちゃん。
四、そして自室には朝に剥がし忘れていた『絶対にえっちしないと出れない部屋です』という紙。
……いや、言い訳をさせてもらえるかは知らんけど、紙については帰ってから剥がそうと思っていたんですよ。だって、朝って結構忙しいじゃないですか。早起きした分、余っている時間とかも確かにあるにはあったけれど、それを剥がす作業に使うのって面倒くさいじゃないですか。どうせならちょっと余裕のある時間でぐでーっと過ごして、帰ってから嫌々剥がす、というか。いや、嫌々というかなんというか、剥がさなければいけないから剥がす、というだけの話でしかないんですけど。
「……何がごめんなさい、なんですか? 何を悪いと思って彰人さんは謝っているんですか? 何か悪いことをしたんでしょうか?」
まあ、ともかくとして、朝に剥がし忘れていたつけが今になってやってきた、という話である。この上なく理不尽としか感じないことではあるけれど、それでも事情を知らない藍里ちゃんにとって、この部屋はどうしたって変態色情魔の空間でしかない。
藍里ちゃんは未だに冷たい鉄仮面のような笑顔を続けながら、射殺す瞳をずっと俺に向け続けている。
さて、答えをここで間違えたら死ぬ。確実に死ぬ。絶対に死ぬ。ああ、すぐ死ぬ。
だから、ここは慎重に、適切に藍里ちゃんの言葉に答えなければいけない。俺、何一つとして悪くないし、なんなら書かれている文言の1パーセントさえ手を出していないわけだけれども、それでも何か言葉を紡がなければいけない。さもなくばシスコンである彼女に誤解を与えたまま、俺は殺されてしまうだろうから──。
「ええと、あ、あのですね? これはその、朱里が早朝にこれを勝手に貼りつけ──」
「──は?」
「──ヒィッ!」
──確実に女の子の喉から出てはいけない低い声が聞こえてきた。錯覚じゃない、これ以上ないほどに低い声が耳に届いて殺されそうになっていることを改めて自覚した。
「お姉ちゃんがそんなことするわけないですよね。わかってますよね? あのお姉ちゃんが、あのアホ可愛いお姉ちゃんが『えっち』なんて文言を書くわけないじゃないですか。言い訳をするにしてもマシな言い訳をしてくださいよ。私は今、冷静さを欠いています」
自身の姉をアホという風に蔑みながらも、可愛いという言葉で結局はシスコンであることを強調してくるような振舞い。
いつの間にか彼女の表情は笑顔から真顔になってる。彼女の言葉の通り、本当に冷静さを感じられないような……。
え、怖い。俺は何一つとして嘘を言ってないのに。
「い、いや、見てくださいよ! 俺、こんな綺麗な字書けないですよ! これを書いたのは朱里だってことは──」
「──朱里さん」
「あ、朱里さんが書いたってことはわかるでしょう?!」
ちょっと自分でもきちんと根拠を提示出来たような気がして、少しだけ安堵が心の中に生まれる。
……が。
「──彰人さんが書かせたんでしょう?」
「へ……?」
「だから、彰人さんが書かせたんですよね? ……無知でとても可愛いお姉ちゃんを利用して」
藍里ちゃんは納得も理解も出来ていないように、ひたすらに俺を蔑むような冷たい瞳を浮かべていた。
……ああ、やっぱり俺死ぬんだ。
俺は辞世の句を心の片隅で考えながら、藍里ちゃんの言葉を待った。
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中編へ続きます。
藍里ちゃん怖い……。
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