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第四部屋 内訳(幼馴染視点)②
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■
「……でも、実際に出れない部屋を作るにはどうすればいいんだろう?」
私は友子ちゃんの天才的な発案に対して少し考えてみる。
彰人の部屋には鍵がない。というか、鍵があったとしても内側からしかかけられないよね。鍵ってそういう役目だもんね。
だから、仕掛けるのならば部屋の外からなんだろうけれど、それもなかなか難しいような気がする。
私は友子ちゃんにそう返しながら、なんとかその天才的な思い付きを活かすために、なんとかいろいろ考えようとはしてみる。
……もし、無理矢理ドアを外から塞いでもらう、っていう状況を作るのであれば、そこはやはり協力してくれる人たちが必要だと思う。
……え、誰かいるかな。それこそ、目の前でご飯を食べている友子ちゃんくらいしか思いつかない。
きっと藍里にお願いすれば手伝ってはくれるだろうけれど、私は彰人とイチャイチャしているところを妹には見られたくないのだ。だって、妹から私は完璧超人だと思われてるのに、そんな超人がめちゃくちゃイチャイチャしたい、なんて気持ちを抱えていると思われたら、藍里からの期待を裏切ることになっちゃう。……うん、だから藍里には頼れない。あと、お父さんとお母さんに頼むことも一瞬考えたけれど、流石にお仕事とか家事とかあるのにこんなことを手伝わせるわけにもいかないよね。……うん、だから家族はだめ、頼めない。
だから、友子ちゃんしかいないけれど……。
「……」
いや、むりむりむり! 流石にむり!
朝早くからずっと起きてもらって、それでドアを無理矢理閉めてもらう、ってそれはだめじゃない?! お友達でも頼んでいいことと悪いことがある。しかもこうして計画を一緒に考えてくれているのに、これ以上迷惑をかけるわけにもいかない。
……だめだ、せっかくいいところまで思いついたような気がするのに、結局実現することは難しそうで、私はため息を吐き出してしまう。
「──スマートロック」
私がため息をついて、なんとなく箸先をお弁当に遊ばせていると友子ちゃんがいきなりそんなことを言ってくる。
「……なにそれ?」
「知らない? めっちゃ便利な道具なんだけどさぁ──」
「──え、知りたい! 教えて!!」
私は友子ちゃんに前のめり気味に、スマートロックさんのお話についてを聞くことにした。
□
いやあ、最近の機械ってやつはすごいよね。勝手に鍵をかけてくれたり、もしくは鍵を開けてくれたりするみたい。スマートフォンで操作もできるらしいし、もしくは付属のスイッチが連動しているから、それで開け閉めもできるっぽい。
私は実際にスイッチをカチカチと押してみると、確かに押すたびにうぃーんって鳴りながらへんな鉄の棒が出てくる。なるほど、これで開け閉めができるんだ。すっごいねぇ。
友子ちゃんは「え、本当に買うんすか……?」と、話を聞いて前向きになった私にちょっとだけ驚いていたけれど、こればかりは背に腹は代えられないってやつです。
なので早速学校帰りに買ってきましたー! スマートロックさん!
ただ鍵を開け閉めするだけで結構お金は取られちゃったけれど、それでも背に腹は代えられないからね、仕方ないよね。
「にゅふ、にゅふふふふ……」
ああ、もう天才過ぎる自分の頭、そして友子ちゃんの天才的発明に笑みがこぼれて仕方がない。
これでもう彰人が部屋から出られることはないし、もう自然と彰人とえっちすることができるのでは?! やばい、完璧すぎるんだが!
きょ、今日で私、彰人と結ばれちゃう。
「ふぁあぁぁ……。……へへ、えへへぇ……」
私はどうしても微笑んでしまう口の柔らかさを感じながら、早速彰人の部屋に行くことにした。
□
一応、使い方というか取り付け方っていうやつを見たら、なんか壁に穴をあけなきゃいけないっぽかった。なので、事前に海外旅行中の彰人のお母さんに電話をして許可を取りました。だって、お家に傷をつけるんだもんね、そりゃあお話を通しておかないとまずいよね。
『もうガツンとヤッちゃいなさい! それが若さというものよ!』と彰人のお母さんも私を応援してくれたから、その応援にこたえるためにも私はなんとかこれを成功させなきゃいけない。
……というわけで、とりあえず道具と書き初め用紙を持ってきたけれど。
──うぃいいいいいいん。
……私のお父さんから借りてきた、このスマートロックさんを取り付けるための道具? ドリルだっけ? ドライバーだっけ? なんか、そういうぐるぐる回るやつの音が結構うるさい。
まだ壁に穴をあけてもいない空回しなのに、それでもめっちゃ音が出てしまう。やばい、この音で彰人起きないかな……?
……まあ、彰人さんはねぼすけさんだし、とうへんぼくだし、どんかんさんってやつだから大丈夫でしょ! なんとかなります!
私はそんな気持ちで彰人の部屋の外側にスマートロックさんをつける作業を始めてみた。
□
「……ふぁぁぁぁ」
何度目になるかわからないあくび。正直、この完璧超人をもってしても、流石に眠気をおさえることはできなくて、どうしてもあくびが出てしまう。
いつもよりもだいぶとはやく起きてるからなぁ……。仕方ないっちゃ仕方ないとは思うんだけれど、それでも眠気のせいなのか、上手くスマートロックさんを取り付けることができない。
結構長時間粘って、なんとかお父さんから借りてきたやつを使っているけれど、それでも真っすぐに取り付けられないというかなんというか。DIYって難しいんだね……、日曜大工してるお父さんってすごかったんだ。
それでも、何度も挑戦を重ねることによって、なんとかできましたよスマートロックさんの取り付け!
いやあ、流石私ですよね。時間はちょっとかかっちゃったし、ごりごりって音が大きく出ちゃったけれど、それでも中にいる彰人が起きては来なかったし、きちんと取り付けができたんですもん。
……ただ、部屋に取扱説明書を忘れてしまって、スマートフォンとの連携ってやつができなかったけれど、まあそれでも大丈夫!
私は試しに手元にあるスイッチを押してみる。すると、うぃーん、と音を鳴らしながら、きちんと鍵がかかる。一応、その強度を確かめる目的でドアを開けてみるけれど、しっかりとドアが開かなくなってくれているので、これでもう完璧。
「……ええっと。彰人が起きて、それで私を起こして、それでわたしが完璧なえんぎをしてぇ……。……ふわぁぁぁぁ……」
やばい、もう眠気すっごい。まぶたってこんなにおもくなるんだぁ。
……いいや、どうせあきとがわたしをおこしてくれたら、そのしゅんかんに、かんぺきなえんぎとか、できるだろうしぃ……。
「……あきとのべっどでねよぉっと」
わたしはどあをあけて、あきとのへやにはいる。へやにはいってからすいっちをおしてぇ……、すいっちどこおこうかな。ぽけっとでいっか。
「へへぇ、あきとぉ、あきとぉ……」
そしてわたしは、あきとのへやでねむりましたぁ──。
──────────────────────────
そうして朱里ちゃんは結局最後の最後までねぼけまくりましたとさ。……そっちの方がいけそうな気もするけどね……。
「……でも、実際に出れない部屋を作るにはどうすればいいんだろう?」
私は友子ちゃんの天才的な発案に対して少し考えてみる。
彰人の部屋には鍵がない。というか、鍵があったとしても内側からしかかけられないよね。鍵ってそういう役目だもんね。
だから、仕掛けるのならば部屋の外からなんだろうけれど、それもなかなか難しいような気がする。
私は友子ちゃんにそう返しながら、なんとかその天才的な思い付きを活かすために、なんとかいろいろ考えようとはしてみる。
……もし、無理矢理ドアを外から塞いでもらう、っていう状況を作るのであれば、そこはやはり協力してくれる人たちが必要だと思う。
……え、誰かいるかな。それこそ、目の前でご飯を食べている友子ちゃんくらいしか思いつかない。
きっと藍里にお願いすれば手伝ってはくれるだろうけれど、私は彰人とイチャイチャしているところを妹には見られたくないのだ。だって、妹から私は完璧超人だと思われてるのに、そんな超人がめちゃくちゃイチャイチャしたい、なんて気持ちを抱えていると思われたら、藍里からの期待を裏切ることになっちゃう。……うん、だから藍里には頼れない。あと、お父さんとお母さんに頼むことも一瞬考えたけれど、流石にお仕事とか家事とかあるのにこんなことを手伝わせるわけにもいかないよね。……うん、だから家族はだめ、頼めない。
だから、友子ちゃんしかいないけれど……。
「……」
いや、むりむりむり! 流石にむり!
朝早くからずっと起きてもらって、それでドアを無理矢理閉めてもらう、ってそれはだめじゃない?! お友達でも頼んでいいことと悪いことがある。しかもこうして計画を一緒に考えてくれているのに、これ以上迷惑をかけるわけにもいかない。
……だめだ、せっかくいいところまで思いついたような気がするのに、結局実現することは難しそうで、私はため息を吐き出してしまう。
「──スマートロック」
私がため息をついて、なんとなく箸先をお弁当に遊ばせていると友子ちゃんがいきなりそんなことを言ってくる。
「……なにそれ?」
「知らない? めっちゃ便利な道具なんだけどさぁ──」
「──え、知りたい! 教えて!!」
私は友子ちゃんに前のめり気味に、スマートロックさんのお話についてを聞くことにした。
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いやあ、最近の機械ってやつはすごいよね。勝手に鍵をかけてくれたり、もしくは鍵を開けてくれたりするみたい。スマートフォンで操作もできるらしいし、もしくは付属のスイッチが連動しているから、それで開け閉めもできるっぽい。
私は実際にスイッチをカチカチと押してみると、確かに押すたびにうぃーんって鳴りながらへんな鉄の棒が出てくる。なるほど、これで開け閉めができるんだ。すっごいねぇ。
友子ちゃんは「え、本当に買うんすか……?」と、話を聞いて前向きになった私にちょっとだけ驚いていたけれど、こればかりは背に腹は代えられないってやつです。
なので早速学校帰りに買ってきましたー! スマートロックさん!
ただ鍵を開け閉めするだけで結構お金は取られちゃったけれど、それでも背に腹は代えられないからね、仕方ないよね。
「にゅふ、にゅふふふふ……」
ああ、もう天才過ぎる自分の頭、そして友子ちゃんの天才的発明に笑みがこぼれて仕方がない。
これでもう彰人が部屋から出られることはないし、もう自然と彰人とえっちすることができるのでは?! やばい、完璧すぎるんだが!
きょ、今日で私、彰人と結ばれちゃう。
「ふぁあぁぁ……。……へへ、えへへぇ……」
私はどうしても微笑んでしまう口の柔らかさを感じながら、早速彰人の部屋に行くことにした。
□
一応、使い方というか取り付け方っていうやつを見たら、なんか壁に穴をあけなきゃいけないっぽかった。なので、事前に海外旅行中の彰人のお母さんに電話をして許可を取りました。だって、お家に傷をつけるんだもんね、そりゃあお話を通しておかないとまずいよね。
『もうガツンとヤッちゃいなさい! それが若さというものよ!』と彰人のお母さんも私を応援してくれたから、その応援にこたえるためにも私はなんとかこれを成功させなきゃいけない。
……というわけで、とりあえず道具と書き初め用紙を持ってきたけれど。
──うぃいいいいいいん。
……私のお父さんから借りてきた、このスマートロックさんを取り付けるための道具? ドリルだっけ? ドライバーだっけ? なんか、そういうぐるぐる回るやつの音が結構うるさい。
まだ壁に穴をあけてもいない空回しなのに、それでもめっちゃ音が出てしまう。やばい、この音で彰人起きないかな……?
……まあ、彰人さんはねぼすけさんだし、とうへんぼくだし、どんかんさんってやつだから大丈夫でしょ! なんとかなります!
私はそんな気持ちで彰人の部屋の外側にスマートロックさんをつける作業を始めてみた。
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「……ふぁぁぁぁ」
何度目になるかわからないあくび。正直、この完璧超人をもってしても、流石に眠気をおさえることはできなくて、どうしてもあくびが出てしまう。
いつもよりもだいぶとはやく起きてるからなぁ……。仕方ないっちゃ仕方ないとは思うんだけれど、それでも眠気のせいなのか、上手くスマートロックさんを取り付けることができない。
結構長時間粘って、なんとかお父さんから借りてきたやつを使っているけれど、それでも真っすぐに取り付けられないというかなんというか。DIYって難しいんだね……、日曜大工してるお父さんってすごかったんだ。
それでも、何度も挑戦を重ねることによって、なんとかできましたよスマートロックさんの取り付け!
いやあ、流石私ですよね。時間はちょっとかかっちゃったし、ごりごりって音が大きく出ちゃったけれど、それでも中にいる彰人が起きては来なかったし、きちんと取り付けができたんですもん。
……ただ、部屋に取扱説明書を忘れてしまって、スマートフォンとの連携ってやつができなかったけれど、まあそれでも大丈夫!
私は試しに手元にあるスイッチを押してみる。すると、うぃーん、と音を鳴らしながら、きちんと鍵がかかる。一応、その強度を確かめる目的でドアを開けてみるけれど、しっかりとドアが開かなくなってくれているので、これでもう完璧。
「……ええっと。彰人が起きて、それで私を起こして、それでわたしが完璧なえんぎをしてぇ……。……ふわぁぁぁぁ……」
やばい、もう眠気すっごい。まぶたってこんなにおもくなるんだぁ。
……いいや、どうせあきとがわたしをおこしてくれたら、そのしゅんかんに、かんぺきなえんぎとか、できるだろうしぃ……。
「……あきとのべっどでねよぉっと」
わたしはどあをあけて、あきとのへやにはいる。へやにはいってからすいっちをおしてぇ……、すいっちどこおこうかな。ぽけっとでいっか。
「へへぇ、あきとぉ、あきとぉ……」
そしてわたしは、あきとのへやでねむりましたぁ──。
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