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第四章 異質殺し
4-29 対極パンチ
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◇
「それは、……違うだろ」
俺はよくわからないままにそう答えた。なぜそんな返答をしたのか、自分自身でもよくわかっていない。けれど、論理の筋が通っていないように感じたから、そのままに俺は言葉を続ける。
「だって、対極っていうのは対となる存在のことなんだろ? 半年前に何度も何度も聞いたけれども、プラスだったらマイナス、陰であったら陽とか、そんな具合のものなんだろう? そんな風に絶対値がとれるようなものが対極だっていうのならば、ゼロである無には対極なんて存在しないだろう。だってプラスもマイナスもないんだから。そして無限に対極があっても、それはマイナスの無限だとか、そういう話にならない?」
話しながら情報をまとめて、それらしい言葉を続けてみた。それらしい言葉と自分でもわかっておきながら、正しいものであると納得することができている。
たとえ、無の対極が無限であろうと、別に困ることはないはずなのだが、それでも俺は言葉を吐いた。そうさせる理由は自分自身で想像はつかないけれど、それでも言葉を返さざるを得なかった。
「対となる存在、であったのならば、無の反対は有ってことになるだろ? それだったら絶対的有である無限は、無の対極になるじゃないか」
朱音は、そんな俺の言葉を咀嚼したうえで言葉を返す。彼女の言葉自体も、その反論材料も、きちんと筋が通っているからこそ、俺は言葉を返すことができそうにない。
きっと、俺の言葉も筋を通っているし、朱音の言葉も筋が通っている。それでもなお反論をしたい気持ちがあるのは──。
「──恐怖を感じているのか?」
朱音は、俺の心を見透かしたようにそう言った。
一瞬、心臓が針で突かれるような感覚を覚えた。図星をつかれているからこそ、そんな痛みを心の中で理解した。
「……自信を持てないんだよ」
朱音に必要とされていることは分かる。何かしら俺が特殊な状況にあることも理解できている。その特殊な状況を朱音は活かそうと考えてくれていて、そのすべてが俺の力を信じているからこその言葉だということも理解している。
だが、それが怖い。
人に期待されるような状況なんて、今まで俺にはなかったから。
普通の人間だと思っていた時期があった。だが、片親であるというだけで、人よりも劣等感を抱えて苦しんで、それ故に関わる人を狭めた。その中で期待をされることはなかった。
魔法使いだと思っていた時期があった。だが、その正体は悪魔祓いという魔法使いと対となる存在であり、俺が魔法を使えるわけがなかった。その中で、魔法を使えない状況を葵が見てくるたびに、その期待に応えられない虚しさと悲しさに押しつぶされそうになった。
期待されていることが怖い。期待されていることが怖い。期待されていることが怖いのだ。
出来る限りのことであれば尽力はしたい。けれど、他の人以上の力量を求められるのは俺が求めていない。その期待に応えられるほどに、俺は優秀じゃない。
これは経験則のようなものだ。だからこそ、俺は前に踏み出せない。
それとなく、地道に前を歩こうと思っていた。だからこそ、ここまで俺が必要だと言ってくれる声に対して、どこか疑心を抱いてしまう。
また、期待を裏切ってしまうのではないか。
そんな恐怖が俺を渦巻いている。
「俺にやれることならきちんとやるよ。けれど、それ以上の働きを期待されても、俺はそれに応える自信がないんだ」
今まで、そんなことの繰り返しだったから。
「──馬鹿だなぁ」
だが、そんな俺を笑うように。
「期待を重圧と捉えるなよ。たかが期待なんだから、どんな形で裏切っても格好がつくだろ」
呆れるように、朱音は言葉を続ける。
「別に、どんな形でも私の期待を裏切ってくれていいよ。お前は私や天音に失望されることを怖がっているかもしれないけれど、たかが失敗くらいで見下げるような人間性だと思ってくれるな」
憤りを孕ませるように。
「それこそが私たちに対する最大の侮辱だ。わかったら、さっさと切り替えて前を見ろよ」
朱音は、確かにそう言った。
◇
「……なんか、すいませんでした」
俺は改めて彼女らに向き合って、そうして頭を下げていた。
いつも、どこか精神的な調子が下がる悪癖があるから、話をしている最中に、そんな雰囲気に染まってしまったのかもしれない。悪癖というからには治さなきゃな、と思いながら、改めて俺は前を向く。
……まあ、ぶっちゃけ期待をされること以外にも不安がある。朱音が言うように、俺が無に近づいているというのであれば、自分自身が消えてしまうのではないか、という不安が。
でも、正直期待に背くこと以上の不安ではない。今、こうして自分が自分として存在しているのだから、なんとなくどうにかなる、という曖昧な根拠で気にしないようにした。
おう、と朱音は返す。天音は声はないまま頷いたあと、また脱線してしまった話を戻すように朱音は会話を続けた。
「ええと、どこから話が脱線したんだっけ。……天音と環の力を使うって話はしたもんな」
「……」
……本当に何度も話を脱線させてごめんなさい、という気持ちで朱音を見る。
ああそうだ、と彼女は呟いた後、そのまま言葉を続ける。
「無に近づいている環と無限の空間であるアリクトエアルは対極の位置にあるって憶測を立てたんだよな。そうだそうだ、そんな感じだったわ。
正直、物理的に対極を受容していることがどのように活かせるのかはわからない。わからないけれど、もしかしたら感覚みたいなところで、環にはアリクトエアルの存在を感づけるのかもしれない、と私は思うんだ」
俺は口を挟まずに聞き、朱音は言葉を続ける。
「お前には対極の心臓がある。そこから何かお前の体には変質が起こっているはずだ。もしかしたら無という存在に近づいているからこそ、無限であるアリクトエアルの存在にも感づくことができるかもしれない。それがなんとなく作り上げた私の考察だ。だから、環にはそんな感じで無限を見つけ出してもらいたい、っていうところで私の話は終わりだ」
以上! と朱音は宣言する。彼女が話の終わりを宣言したので、俺は頭の中に過った考えを一旦話すことにした。
「……ええと。……さっき俺たちが歩いていたアリクトエアルで、俺は何も感じなかったんだけれども」
種明かしをするみたいに。というか、種がないことを明かすように。
「……」
「……」
「……」
朱音は黙る。天音は元から黙っているし、俺も雰囲気に押し黙る。
朱音の言う憶測に従うのであれば、俺は無限である何か、……今回の場合であればアリクトエアルというものに何かしら感じる部分があるのかもしれないが、イギリスに来る前に通ったアリクトエアルでも、そしてその道中でも何かを感じた、という記憶はない。
だから、朱音の憶測は成立しな──。
「──よし、ひとつ思いついたことがある」
朱音は、何か吹っ切れたように俺を見つめながらそう言った。
彼女も想定外だったのだろう、この状況は。というか、もともと憶測としてそれがあったのならば、空間に来る前から説明をしてくれていれば、何かしら意識はしただろうに。
今度こそ、期待を裏切ったかな、という嫌な気持ちを抱きながら、吹っ切れた朱音の視線を見つめ返す。
「環、歯を食いしばってくれ」
「……え?」
朱音の言葉をとらえる前に、疑問符が俺の喉から漏れる。そして──。
「──行け天音! 対極パンチだ!」
「──うんっ!」
──途端、腹部にめり込む彼女の拳。彼女というか、天音の拳。
襲い掛かる衝撃。ごりゅっ、と腹の中を捲られるような嫌な感触。
……どうして僕は腹を殴られているのですか。
そんな疑問を呟く前に、俺の口から漏れ出ていたのは嗚咽という名の悲鳴と喘ぎだけだった。
「それは、……違うだろ」
俺はよくわからないままにそう答えた。なぜそんな返答をしたのか、自分自身でもよくわかっていない。けれど、論理の筋が通っていないように感じたから、そのままに俺は言葉を続ける。
「だって、対極っていうのは対となる存在のことなんだろ? 半年前に何度も何度も聞いたけれども、プラスだったらマイナス、陰であったら陽とか、そんな具合のものなんだろう? そんな風に絶対値がとれるようなものが対極だっていうのならば、ゼロである無には対極なんて存在しないだろう。だってプラスもマイナスもないんだから。そして無限に対極があっても、それはマイナスの無限だとか、そういう話にならない?」
話しながら情報をまとめて、それらしい言葉を続けてみた。それらしい言葉と自分でもわかっておきながら、正しいものであると納得することができている。
たとえ、無の対極が無限であろうと、別に困ることはないはずなのだが、それでも俺は言葉を吐いた。そうさせる理由は自分自身で想像はつかないけれど、それでも言葉を返さざるを得なかった。
「対となる存在、であったのならば、無の反対は有ってことになるだろ? それだったら絶対的有である無限は、無の対極になるじゃないか」
朱音は、そんな俺の言葉を咀嚼したうえで言葉を返す。彼女の言葉自体も、その反論材料も、きちんと筋が通っているからこそ、俺は言葉を返すことができそうにない。
きっと、俺の言葉も筋を通っているし、朱音の言葉も筋が通っている。それでもなお反論をしたい気持ちがあるのは──。
「──恐怖を感じているのか?」
朱音は、俺の心を見透かしたようにそう言った。
一瞬、心臓が針で突かれるような感覚を覚えた。図星をつかれているからこそ、そんな痛みを心の中で理解した。
「……自信を持てないんだよ」
朱音に必要とされていることは分かる。何かしら俺が特殊な状況にあることも理解できている。その特殊な状況を朱音は活かそうと考えてくれていて、そのすべてが俺の力を信じているからこその言葉だということも理解している。
だが、それが怖い。
人に期待されるような状況なんて、今まで俺にはなかったから。
普通の人間だと思っていた時期があった。だが、片親であるというだけで、人よりも劣等感を抱えて苦しんで、それ故に関わる人を狭めた。その中で期待をされることはなかった。
魔法使いだと思っていた時期があった。だが、その正体は悪魔祓いという魔法使いと対となる存在であり、俺が魔法を使えるわけがなかった。その中で、魔法を使えない状況を葵が見てくるたびに、その期待に応えられない虚しさと悲しさに押しつぶされそうになった。
期待されていることが怖い。期待されていることが怖い。期待されていることが怖いのだ。
出来る限りのことであれば尽力はしたい。けれど、他の人以上の力量を求められるのは俺が求めていない。その期待に応えられるほどに、俺は優秀じゃない。
これは経験則のようなものだ。だからこそ、俺は前に踏み出せない。
それとなく、地道に前を歩こうと思っていた。だからこそ、ここまで俺が必要だと言ってくれる声に対して、どこか疑心を抱いてしまう。
また、期待を裏切ってしまうのではないか。
そんな恐怖が俺を渦巻いている。
「俺にやれることならきちんとやるよ。けれど、それ以上の働きを期待されても、俺はそれに応える自信がないんだ」
今まで、そんなことの繰り返しだったから。
「──馬鹿だなぁ」
だが、そんな俺を笑うように。
「期待を重圧と捉えるなよ。たかが期待なんだから、どんな形で裏切っても格好がつくだろ」
呆れるように、朱音は言葉を続ける。
「別に、どんな形でも私の期待を裏切ってくれていいよ。お前は私や天音に失望されることを怖がっているかもしれないけれど、たかが失敗くらいで見下げるような人間性だと思ってくれるな」
憤りを孕ませるように。
「それこそが私たちに対する最大の侮辱だ。わかったら、さっさと切り替えて前を見ろよ」
朱音は、確かにそう言った。
◇
「……なんか、すいませんでした」
俺は改めて彼女らに向き合って、そうして頭を下げていた。
いつも、どこか精神的な調子が下がる悪癖があるから、話をしている最中に、そんな雰囲気に染まってしまったのかもしれない。悪癖というからには治さなきゃな、と思いながら、改めて俺は前を向く。
……まあ、ぶっちゃけ期待をされること以外にも不安がある。朱音が言うように、俺が無に近づいているというのであれば、自分自身が消えてしまうのではないか、という不安が。
でも、正直期待に背くこと以上の不安ではない。今、こうして自分が自分として存在しているのだから、なんとなくどうにかなる、という曖昧な根拠で気にしないようにした。
おう、と朱音は返す。天音は声はないまま頷いたあと、また脱線してしまった話を戻すように朱音は会話を続けた。
「ええと、どこから話が脱線したんだっけ。……天音と環の力を使うって話はしたもんな」
「……」
……本当に何度も話を脱線させてごめんなさい、という気持ちで朱音を見る。
ああそうだ、と彼女は呟いた後、そのまま言葉を続ける。
「無に近づいている環と無限の空間であるアリクトエアルは対極の位置にあるって憶測を立てたんだよな。そうだそうだ、そんな感じだったわ。
正直、物理的に対極を受容していることがどのように活かせるのかはわからない。わからないけれど、もしかしたら感覚みたいなところで、環にはアリクトエアルの存在を感づけるのかもしれない、と私は思うんだ」
俺は口を挟まずに聞き、朱音は言葉を続ける。
「お前には対極の心臓がある。そこから何かお前の体には変質が起こっているはずだ。もしかしたら無という存在に近づいているからこそ、無限であるアリクトエアルの存在にも感づくことができるかもしれない。それがなんとなく作り上げた私の考察だ。だから、環にはそんな感じで無限を見つけ出してもらいたい、っていうところで私の話は終わりだ」
以上! と朱音は宣言する。彼女が話の終わりを宣言したので、俺は頭の中に過った考えを一旦話すことにした。
「……ええと。……さっき俺たちが歩いていたアリクトエアルで、俺は何も感じなかったんだけれども」
種明かしをするみたいに。というか、種がないことを明かすように。
「……」
「……」
「……」
朱音は黙る。天音は元から黙っているし、俺も雰囲気に押し黙る。
朱音の言う憶測に従うのであれば、俺は無限である何か、……今回の場合であればアリクトエアルというものに何かしら感じる部分があるのかもしれないが、イギリスに来る前に通ったアリクトエアルでも、そしてその道中でも何かを感じた、という記憶はない。
だから、朱音の憶測は成立しな──。
「──よし、ひとつ思いついたことがある」
朱音は、何か吹っ切れたように俺を見つめながらそう言った。
彼女も想定外だったのだろう、この状況は。というか、もともと憶測としてそれがあったのならば、空間に来る前から説明をしてくれていれば、何かしら意識はしただろうに。
今度こそ、期待を裏切ったかな、という嫌な気持ちを抱きながら、吹っ切れた朱音の視線を見つめ返す。
「環、歯を食いしばってくれ」
「……え?」
朱音の言葉をとらえる前に、疑問符が俺の喉から漏れる。そして──。
「──行け天音! 対極パンチだ!」
「──うんっ!」
──途端、腹部にめり込む彼女の拳。彼女というか、天音の拳。
襲い掛かる衝撃。ごりゅっ、と腹の中を捲られるような嫌な感触。
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