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エイル・・エルトニア姫
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どうにか無数の歴代の王達の影を消し去り
残りの王達は レグルス達が引き受けた・・
「風よ! 最後の白の宗主が命ず! 無数のかまいたちとなり
敵を切り裂け! その命を奪え!」
こちらも傷だらけのリアン
無数の風のかまいたちが振り返ったテインタルの影を切り裂く
「今 とどめを刺す!消えて 私の影!」剣を両手に握りしめて
駆け寄り 後ろから自分の影に剣を突き刺すテインタル
テインタルの影の胸中心部分から テインタルの剣先が出ている・・
テインタルの服に黒い血が飛び散る
ぴくんと動き 顔を下に落とすテインタルの影 口からも黒い血が流れ落ちる
ゆっくりと姿が消えて 赤い大きな水晶の塊となり 砕け散る
レグルス達と 魔法使いが対峙していた・・
まだ 数人の歴代の魔法の王の影がいる・・
肩を上下して 息をするレグルス 魔法使いを睨みつける
バステイルは レグルスを魔法で守っている
「・・すぐに アーシュ様達 皆様も参ります・・
二人の火竜王の影は消え去った・・他の敵も・・」目を閉じて言うバステイル
魔法使いの後ろには ナジュナジュが宙に浮かび
浮かんでいる・・腕を横に広げて・・気を失っている
身体に数か所 浅い傷・・魔法使いが血を舐める為につけたもの・・血が滴り落ちる・・
廻りにはリア達が気を失い倒れている・・。
そこに声が響きわたる 綺麗な声
「風! 火竜王 最後の竜の王の最初の妻・・エルトニアが命令する
その にやんこな人達を僕の元に運んで!!」
一陣の風が吹く・・ナジュナジュやリア達の姿がゆつくりと消え去り
少し離れた場所にナジュナジュ達が姿を現す・・
魔法使いから逃れ 移動した・・
目を覚ますリアやナジュナジュ達・・身体が自由に動く
すぐ傍の赤い水晶群から姿を現すエルトニアことエイル
艶やかな黄金のウエーブがかかった少しくせ毛
金の髪 腰近くまである
髪は流して
横髪を両方少し白いリボンを加えて編み上げ
それを頭上から少し下あたりで カチューシャのように留めている
瞳は美しいオッドアイ 天空の深い青と金に近いうす茶色の瞳
白の国特有の耳・・
服は白い古代の服装 やわらかい素材
首回りにウエーブを描く布が重なりあっている
両方の手首にも黄金の大きな腕輪 こちらも上下のフチが
少し膨れて 中は文様 様々な透明な色の小さな宝石も埋め込まれている
袖は二つに分かれ 横斜めになっている 長い袖 肩が見えてる・・
服は長く 膝下あたり・・ 上下に分かれてるのか スカートになっているのか
上の服は 腰は黄金で出来た 太い模様入りの腰留めの金の輪のようなベルト
で締められて 腰下で一旦途切れている・・
下のフチには金色の文様入りの細長い生地が縫いつけられている
下のスカート部分のフチにも 同じ細長い金の文様入りの生地が
こちらも縫いこまれている
足はサンダル 足先とかかと部分のみ 革製のもの
足先の部分には金で出来た大きな文様入りの飾りもついている
革の細長い紐でじるぐると 何度となく斜めに左に横にと
膝下近くまで巻かれている
片方の腕には・肩より下あたりに
リュース公から貰った魔法の文様や宝石の入った
黄金の腕輪 フチの上下部分が細長く膨らんでいる
腕輪の下に隠された・・未だ消えない テインタルが火傷と焼き印の後
「白のエルトニア姫!!」呪文から解放されて目覚めたリア達が一斉に叫ぶ!
「大丈夫・・みんな・・可哀そうにナジュナジュ 傷だらけ・・
後で治癒の魔法かけてあげるね! 魔法すごく上達したの!」
エルトニアことエイル
「エルトニア様・・」涙ぐむナジュナジュ
「ナジュナジュ兄たん!!」
一番先に着いたアシャアシャ
泣きながらアシャアシャはナジュナジュの身体を抱きしめる
「来てくれて有難うアシャアシャ・僕は大丈夫
白のエルトニア姫様が 治癒の魔法をかけてくださるって」
ナジュナジュを抱きしめて泣き続けるアシャアシャ
「何故!! いつ起きた!何故来た!エイル殿!」
まっ青になるレグルス達
「・・アーシュが目覚めた時に 起きた・・でも
子供の姿のアーシュはすぐに僕を眠らせたけど・・
アーシュ達の声が聞こえて・・時の番人から場所を聞き出して
ここに来た 加勢に来たよレグルス・・ふふ」笑うエイル
「加勢って・・エイル殿」唖然とするレグルス
レグルスは思う・・場所を教えた時の番人 誰だ・・?
まず怒るアーシュ殿に焼き殺される・・生き返っても・・
アルテイシア姫やリアン殿が・・
もう、だめだ 私も許さんぞ その時の番人
「お願いです・殺さないで・・」涙を浮かべるバステイル
「多分、無理・・あきらめろ・・手遅れだ」レグルスは呟く
「なぜ来た!!危険だろうが! 姫!アーシュ殿達にどう言い訳したらいい!
下手すると 私も焼き殺されるぞ!!リアン殿にアルテイシア姫も怒るぞ!!」
半泣きになるレグルス おろおろして青い顔のバステイル
「話は後でレグルス
僕もアーシュにはお小言が少しある
ちゃんと時の番人は 僕がかばうから・・
まったくもう・・風の矢!!」
弓を構えるポーズ そのまま魔法使いに 魔法の風の矢を放つ
残りの王達は レグルス達が引き受けた・・
「風よ! 最後の白の宗主が命ず! 無数のかまいたちとなり
敵を切り裂け! その命を奪え!」
こちらも傷だらけのリアン
無数の風のかまいたちが振り返ったテインタルの影を切り裂く
「今 とどめを刺す!消えて 私の影!」剣を両手に握りしめて
駆け寄り 後ろから自分の影に剣を突き刺すテインタル
テインタルの影の胸中心部分から テインタルの剣先が出ている・・
テインタルの服に黒い血が飛び散る
ぴくんと動き 顔を下に落とすテインタルの影 口からも黒い血が流れ落ちる
ゆっくりと姿が消えて 赤い大きな水晶の塊となり 砕け散る
レグルス達と 魔法使いが対峙していた・・
まだ 数人の歴代の魔法の王の影がいる・・
肩を上下して 息をするレグルス 魔法使いを睨みつける
バステイルは レグルスを魔法で守っている
「・・すぐに アーシュ様達 皆様も参ります・・
二人の火竜王の影は消え去った・・他の敵も・・」目を閉じて言うバステイル
魔法使いの後ろには ナジュナジュが宙に浮かび
浮かんでいる・・腕を横に広げて・・気を失っている
身体に数か所 浅い傷・・魔法使いが血を舐める為につけたもの・・血が滴り落ちる・・
廻りにはリア達が気を失い倒れている・・。
そこに声が響きわたる 綺麗な声
「風! 火竜王 最後の竜の王の最初の妻・・エルトニアが命令する
その にやんこな人達を僕の元に運んで!!」
一陣の風が吹く・・ナジュナジュやリア達の姿がゆつくりと消え去り
少し離れた場所にナジュナジュ達が姿を現す・・
魔法使いから逃れ 移動した・・
目を覚ますリアやナジュナジュ達・・身体が自由に動く
すぐ傍の赤い水晶群から姿を現すエルトニアことエイル
艶やかな黄金のウエーブがかかった少しくせ毛
金の髪 腰近くまである
髪は流して
横髪を両方少し白いリボンを加えて編み上げ
それを頭上から少し下あたりで カチューシャのように留めている
瞳は美しいオッドアイ 天空の深い青と金に近いうす茶色の瞳
白の国特有の耳・・
服は白い古代の服装 やわらかい素材
首回りにウエーブを描く布が重なりあっている
両方の手首にも黄金の大きな腕輪 こちらも上下のフチが
少し膨れて 中は文様 様々な透明な色の小さな宝石も埋め込まれている
袖は二つに分かれ 横斜めになっている 長い袖 肩が見えてる・・
服は長く 膝下あたり・・ 上下に分かれてるのか スカートになっているのか
上の服は 腰は黄金で出来た 太い模様入りの腰留めの金の輪のようなベルト
で締められて 腰下で一旦途切れている・・
下のフチには金色の文様入りの細長い生地が縫いつけられている
下のスカート部分のフチにも 同じ細長い金の文様入りの生地が
こちらも縫いこまれている
足はサンダル 足先とかかと部分のみ 革製のもの
足先の部分には金で出来た大きな文様入りの飾りもついている
革の細長い紐でじるぐると 何度となく斜めに左に横にと
膝下近くまで巻かれている
片方の腕には・肩より下あたりに
リュース公から貰った魔法の文様や宝石の入った
黄金の腕輪 フチの上下部分が細長く膨らんでいる
腕輪の下に隠された・・未だ消えない テインタルが火傷と焼き印の後
「白のエルトニア姫!!」呪文から解放されて目覚めたリア達が一斉に叫ぶ!
「大丈夫・・みんな・・可哀そうにナジュナジュ 傷だらけ・・
後で治癒の魔法かけてあげるね! 魔法すごく上達したの!」
エルトニアことエイル
「エルトニア様・・」涙ぐむナジュナジュ
「ナジュナジュ兄たん!!」
一番先に着いたアシャアシャ
泣きながらアシャアシャはナジュナジュの身体を抱きしめる
「来てくれて有難うアシャアシャ・僕は大丈夫
白のエルトニア姫様が 治癒の魔法をかけてくださるって」
ナジュナジュを抱きしめて泣き続けるアシャアシャ
「何故!! いつ起きた!何故来た!エイル殿!」
まっ青になるレグルス達
「・・アーシュが目覚めた時に 起きた・・でも
子供の姿のアーシュはすぐに僕を眠らせたけど・・
アーシュ達の声が聞こえて・・時の番人から場所を聞き出して
ここに来た 加勢に来たよレグルス・・ふふ」笑うエイル
「加勢って・・エイル殿」唖然とするレグルス
レグルスは思う・・場所を教えた時の番人 誰だ・・?
まず怒るアーシュ殿に焼き殺される・・生き返っても・・
アルテイシア姫やリアン殿が・・
もう、だめだ 私も許さんぞ その時の番人
「お願いです・殺さないで・・」涙を浮かべるバステイル
「多分、無理・・あきらめろ・・手遅れだ」レグルスは呟く
「なぜ来た!!危険だろうが! 姫!アーシュ殿達にどう言い訳したらいい!
下手すると 私も焼き殺されるぞ!!リアン殿にアルテイシア姫も怒るぞ!!」
半泣きになるレグルス おろおろして青い顔のバステイル
「話は後でレグルス
僕もアーシュにはお小言が少しある
ちゃんと時の番人は 僕がかばうから・・
まったくもう・・風の矢!!」
弓を構えるポーズ そのまま魔法使いに 魔法の風の矢を放つ
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