隷属神官の快楽記録

彩月野生

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悦楽に溺れる身体と胸の痛み

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リアムの肌に広がる闇色の模様。
その淫紋は、まるで生きているかのようにうねり這いずり回る。
神経が麻痺したように体が熱くて仕方ない。

――なにこれぇ、触手よりぜんぜんすごぉい♡

腹に刻まれた花のような模様から凄まじい快楽が溢れ出して、まるでとめどなく媚薬を流し込まれているかのように甘い痺れが身体中にひろがる。

「ひゃっめぇ?」

声を出そうとすると舌にピリッという違和感がして、同時に快楽が押し寄せた。

「んうう?」

まともに喋れない。
リアムを拘束している触手がうごめき、胸の突起と性器をいじりはじめる。
加えて模様からの甘い刺激に、脳髄までもが痺れて快楽にとろけた。
からだが火照り触手に身を委ねる。
そうすれば、太いねっとりした男根そのままの触手達が、模様の上からリアムの肌をなぶる。
まるで全身が性感帯となったかのような強烈な快楽に、ペニスから白濁を噴出した。

「しゅ、しゅごおいのぉっ♡ きもちよすぎておちんぽからぁ、ぼくのみるくでちゃうのぉおお♡」

――な、なんで? ぼく、そんなこと。

「完璧じゃねえか。その淫紋には極限の快楽を味わえる術と、お前の本心と淫語を言わせる術をほどこしてある」

リアムは己が放つ卑猥な言葉に戸惑いクロヴィスを見据える。
クロヴィスは前からリアムを抱き締めて額をリアムの額に擦り付けて来た。
間近に吐息を感じながら、リアムは冷たく嗤うクロヴィスに口を開く。

「あ、う」
「なんだ?はっきり言え」

――このままじゃ、おかしくなるぅ♡ リュカ様をたすけなきゃ。

リアムは疼く体に涙を流しながら、解放して欲しいと言うつもりだったが、何故か全く別の台詞を口にしてしまう。

「あ、あそこが、うずくの♡」

――ち、ちがう! 確かにひくひくして、へんになりそうだけど。

「へえ。どこがどう疼くんだ?」

乱暴に顔を掴まれて痛みに震えるが、言葉はとめどなく溢れて止まらない。

「お、おしりのおくぅ♡ おくがじんじんするの♡」

――や、やめて僕。これじゃ。

焦っても、リアムは卑猥な発言をする自分を止められず、羞恥心と情けなさから嗚咽を漏らし始めた。

クロヴィスがまた嗤うと頭を撫でてくる。

「泣く必要はねえよ。それがお前の本心なんだからな」

――そんなはずない! リュカさまをたすけないといけないのに!

リアムは泣きながらクロヴィスに懇願する。

「くろヴぃすさまの、おちんぽ♡ リアムの中にぃ、くださあぃ♡」

――だ、め、いまされたら、しんじゃう♡

リアムはクロヴィスが瞳を細めて口角をあげるのを見て、絶望と期待がない交ぜになった複雑な感情に支配された。

クロヴィスの意志が通じているのか、触手がリアムの身体を持ち上げたので、腰が浮く。
そして強制的に開脚させられてしまう。

――いや、いやあ♡

「くれてやるよ」

クロヴィスが下半身の前を開き自身を取り出す。
相変わらず太くて大きい。
人間の男と雲泥の差だ。
リアムも雄なのに、こんな塊をどうして埋められるのか不思議にも思う。

がっちりと身体を腕でしめつけられ、クロヴィスがリアムの中へ力強く入って来る。
肉壁を圧迫されて四肢が小刻みに揺れるが、ずっぽりと肉棒が埋まると、あの場所を擦りあげられる歓喜に叫んだ。

「クロヴィスさまが奥にいるぅう♡ リアムうれしぃぃい♡」
「いい子だなっと!」

鼻で嗤ったクロヴィスが猛然と腰を使い始めた。
リアムの肉体が合わせて宙で激しく揺さぶられる。

両手両足を触手に、腰をクロヴィスにがっちり掴まれ、尻穴がイチモツを受け入れる雌穴と化す。

全身に刻まれた淫紋が淡く紫色に輝き、肌がじわじわと快楽に粟立つ。

「んほぉおおおおおっ♡」

リアムは叫びながら凄まじい快楽に身を焦がす。

「さすが淫乱神官様だなあ、締め付けてきやがる! そんなに嬉しいか、ああ?」
「あぁああんっ♡ ぎもぢいいのぉおおっ♡ ほおおっ♡」

お互いの体液が混ざりあう音と、寝台が軋む音が溶け合い、部屋の温度さえあげるようだった。

リアムは視界がぐるりと回るのを自覚しながら、あっというまに絶頂して盛大に反りかえった自身から精液を飛び散らす。

「あひぃいい♡」
「勝手にまたイきやがったかクソ神官!」

クロヴィスがイラついた声音を吐き出す。
腰を打ち付ける乾いた音がうるさく響く中、リアムは舌を唇からだらしなし伸ばして犯される動きと一緒に声を上げ続けた。

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」

――ああ、ぼく、いま幸せなんだ♡

クロヴィスに抱きつきたいのに四肢を動かせず、切なく身もだえながら、愛しい男に身体を貫かれる悦楽にずっと喘いでいた。




激しい交わりにリアムはいつの間にか気を失っていたらしい。

誰かの苦しそうな声に目を覚ました。

――あれ、僕は?

何かに抱き締められているが、それがクロヴィスの腕だと気づいて寝返りを打つ。

「クロヴィス?」

うめき声を出していたのはクロヴィスだった。
リアムは胸が痛くなり、だるい身体に力をどうにか入れて身を寄せた。

――あんなに激しく僕を抱いた人とは思えない。

たまらず、リアムは顔を近づけてクロヴィスの唇に己のそれを重ねた。
湿った唇の感触と熱さに、リアムはその身を震わせた。

リアムの心は、クロヴィスでいっぱいだった。

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