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奴隷妻の受難
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魔族の主の妻となったりアムの日課は、主人であるクロヴィスの身の回りの世話や性欲処理、魔族を含めた兵士達の性欲処理、民への奉仕――と忙しない日々を送っていた。
特に身体のケアは大切で、自分の力では完治できない部分をクロヴィスの術に頼って治してもらったり、特殊な湯に浸かり癒やしている。
とにかく民や兵士達の不満はほぼリアムが身体を駆使して受け止めていた。
高級宿の一室を借りて、今夜も民と兵士相手にリアムは股を開き、彼らの欲望のはけ口となる。
寝台の上、仰向けに寝転がり、四方から男根を突き出され、そのニオイと滴る精液に興奮して自ら手足を使って奉仕していた。
「リアム様、く、くちでお願いします」
「はい。んむうぅ」
もう誰が民で兵士なのかは判別がつかないくらい、リアムは彼らの欲情にあてられて酔っていた。
口の中いっぱいにイチモツを含むと、男は満足したように吐息を漏らし腰を突き動かす。
「き、きもちいいですうっ」
「おぶっ♡ おうっ♡」
「俺は慣らしたここに失礼しますぜ」
体格のいい男が後孔に剛直をこすりつけて挿入する。
リアムはいつも自ら尻孔を綺麗にして行為に及んでいるのを、男達は承知しているので遠慮なく突き上げてくるのだ。
夫であるクロヴィスとはまた違う形と大きさに、リアムは素直に悦ぶと大きな喘ぎ声を漏らした。
「おほおおっ♡」
「まったく淫乱な神官様だな!」
皆に一斉に笑われてリアムは恥ずかしくなって落胆する。
――ほんとうは、ぼくが気持ちよくなっちゃ、いけないのに。
あくまでも奉仕なのだから、彼らが望むように悦んで貰えるように身体を、声をつかわなければと思うのに、快楽を貪る己を恥じた。
「あ、ご、ごめんなさあいっ」
「いいんですぜ、いつも通りに俺達の欲望をたっぷり受け止めてくれれば」
「ひひっ」
「はひいいっ♡」
男の下卑た発言の後、リアムは言われた通りに精一杯肉体を使い、彼らの欲望を受け止めてたっぷりと精液を飲んだ。
彼らの気の済むまで付き合う頃には、いつも気を失っていたのだった。
今回もいつの間にか眠っていて、ふと寒さに目が覚めたのだが……なんだか雰囲気がいつもと違うような気がして部屋の中を見回す。
「あれ、皆は」
誰も居ないのだ。
リアムの身体も汚れたままで、乱れた敷布や酒瓶も床や机に散乱したままである。
いつならば、片付けてリアムの身体も綺麗にしてくれていた。
それは国王の命令だから遵守している筈。
ふいに物音が聞こえて、リアムは寝台の上でそちらへと顔を向けた。
部屋の入り口から人が姿を現す。
それはリアムが相手をしていた兵士の一人であり、誰かに後から首をしめられて泡を吹いている。
「だ、誰!?」
兵士は何者かに床に放り投げられ、痙攣しながらもリアムに言葉をかけた。
「に、にげてください、リアム様あ」
「ふん。無様だな……お前が、主の妻か」
「!?」
リアムは現れた長身の巨体な仮面の男を凝視する。
その肉体の色と体格を知っていた。
「お、オーガ?」
「はははっそんな低脳な輩と一緒にされるとはな。確かに我はオーガの血を引いているが、ダークエルフの能力を受け継いでいる」
そう声を張り上げた男は仮面を外してその顔を晒した。
リアムはその男を知っていた。
ただし、クロヴィスから水晶に記録された記憶を見せられただけで、会った事はなかった。
「魔王!?」
「ようやく分かったか? 愚かな奴隷神官よ」
リアムは魔王が発する禍々しい気に恐怖で震え上がり、歯まで鳴り出す。
内心で自問自答を繰り広げた。
――どうして? クロヴィスの結界をそんな簡単に破る事なんてできない筈なのに! 何があったの? 皆は魔王と戦って……まさか……。
今すぐにでも飛び出して皆を助けたいと思うのに、いつの間にか膝をつき寝台の上でただ震えていた。
軋む音を立てて魔王がリアムに近づいてくる。
「ひ、ひい」
「そう怯えるな。今日は遊びに来たのだ」
小さく笑うと、魔王はリアムを突然抱き寄せて体中を弄ってくる。
さんざん民と兵士達に犯された四肢は、それだけであっという間に火照ってしまう。
「あんっ、やめてええ」
「汚れているな。さっきまで楽しんでいたのか」
一体何が目的なのだろう。
ここまで入り込めたのであれば、城を攻め落とそうと攻撃を仕掛けてくる筈なのに。
リアムは魔王への恐怖心から心の内では様々な思考を吐き出すが、一つも口にできず大人しくその腕の中で震えていた。
――ぼく、なんで何もできないんだ、情けない。
「うう」
「この宿には結界を張ってある。外は我の兵士達が囲んでいるのだ。賭けにのってもらおうか」
「か、賭け?」
魔王が片手を宙へ掲げると、指を正方形になぞり光った。
その大きな四角は窓のように見えるが、そこにある人物が映し出された。
玉座に腰掛けている国王――クロヴィスの姿だった。
リアムは息を飲むと名前を叫ぶ。
「クロヴィス!」
「久しいな。小僧。まさか人間の国を支配して神官に惚れるとはな、墜ちたものだ」
『貴様……リアムを離せ!』
玉座から立ち上がり、こちらに向かって怒鳴りつけるが、その表情はどこか苦しそうに見える。
リアムはある予感に声を上げた。
「もしかして今は」
「その通りだ、今の時期、月の力が弱くなっている。こいつの力は月の満ち欠けに影響を受けるのだ。さて」
魔王は寝台の上に座ると、リアムを抱きかかえてクロヴィスに向き直る。
『おい! 一体何を企んでやがる!』
「なあに。我はこの国を民を気に入っていてな、できれば無傷で手に入れたい。この可憐な性奴隷もなあ」
「はひいっ♡」
魔王の太い指が、リアムのペニスを引っつかみ早急な動きでしごき始めた。
その強い刺激にリアムは腰を浮かせて四肢を揺らしてしまう。
「おっ♡ おおっ♡ ひゃめ、ひゃめえっ♡」
『まさか、そいつを攫うつもりか!』
「確かにそうすることもたやすいだろうなあ、今の間抜けなお前から妻をさらってやるのも面白い、が……我はこの愛らしい雄と勝負がしたいのだ」
『なんだと』
魔王の言葉にリアムは真っ白になりそうな頭で疑問を浮かべた。
――僕が、魔王と勝負?
そんな事をすれば一撃で殺されてしまう。
リアムに勝ち目などないだろう。
しかし、魔王は実にふざけた勝負を仕掛けてきた。
「こやつが我を満足させれば今回は何もせずに引き上げてやろう」
『お前の相手をしろって事か』
「そうだ。腹が破れんように術をかけてやる、我が気に入るようにその小さな肉体を使って満足させてみろ」
「……」
リアムは一瞬戸惑った。
だが、クロヴィスの見ている前で引くわけにはいかないと己を奮い立たせる。
拳を握りしめ、魔王の目を見据えながら頷いた。
「わ、わかりました。受けて立ちます」
『リアム!』
「ククッそうでなくてはなあ」
リアムは魔王の絡みつくような視線に不安を抱きながらも、その身を彼にすり寄せた。
魔王を満足させて大人しく引き上げて貰う。
これ以上好き勝手にはさせまいと、身体が壊れても勝ってみせると決意した。
特に身体のケアは大切で、自分の力では完治できない部分をクロヴィスの術に頼って治してもらったり、特殊な湯に浸かり癒やしている。
とにかく民や兵士達の不満はほぼリアムが身体を駆使して受け止めていた。
高級宿の一室を借りて、今夜も民と兵士相手にリアムは股を開き、彼らの欲望のはけ口となる。
寝台の上、仰向けに寝転がり、四方から男根を突き出され、そのニオイと滴る精液に興奮して自ら手足を使って奉仕していた。
「リアム様、く、くちでお願いします」
「はい。んむうぅ」
もう誰が民で兵士なのかは判別がつかないくらい、リアムは彼らの欲情にあてられて酔っていた。
口の中いっぱいにイチモツを含むと、男は満足したように吐息を漏らし腰を突き動かす。
「き、きもちいいですうっ」
「おぶっ♡ おうっ♡」
「俺は慣らしたここに失礼しますぜ」
体格のいい男が後孔に剛直をこすりつけて挿入する。
リアムはいつも自ら尻孔を綺麗にして行為に及んでいるのを、男達は承知しているので遠慮なく突き上げてくるのだ。
夫であるクロヴィスとはまた違う形と大きさに、リアムは素直に悦ぶと大きな喘ぎ声を漏らした。
「おほおおっ♡」
「まったく淫乱な神官様だな!」
皆に一斉に笑われてリアムは恥ずかしくなって落胆する。
――ほんとうは、ぼくが気持ちよくなっちゃ、いけないのに。
あくまでも奉仕なのだから、彼らが望むように悦んで貰えるように身体を、声をつかわなければと思うのに、快楽を貪る己を恥じた。
「あ、ご、ごめんなさあいっ」
「いいんですぜ、いつも通りに俺達の欲望をたっぷり受け止めてくれれば」
「ひひっ」
「はひいいっ♡」
男の下卑た発言の後、リアムは言われた通りに精一杯肉体を使い、彼らの欲望を受け止めてたっぷりと精液を飲んだ。
彼らの気の済むまで付き合う頃には、いつも気を失っていたのだった。
今回もいつの間にか眠っていて、ふと寒さに目が覚めたのだが……なんだか雰囲気がいつもと違うような気がして部屋の中を見回す。
「あれ、皆は」
誰も居ないのだ。
リアムの身体も汚れたままで、乱れた敷布や酒瓶も床や机に散乱したままである。
いつならば、片付けてリアムの身体も綺麗にしてくれていた。
それは国王の命令だから遵守している筈。
ふいに物音が聞こえて、リアムは寝台の上でそちらへと顔を向けた。
部屋の入り口から人が姿を現す。
それはリアムが相手をしていた兵士の一人であり、誰かに後から首をしめられて泡を吹いている。
「だ、誰!?」
兵士は何者かに床に放り投げられ、痙攣しながらもリアムに言葉をかけた。
「に、にげてください、リアム様あ」
「ふん。無様だな……お前が、主の妻か」
「!?」
リアムは現れた長身の巨体な仮面の男を凝視する。
その肉体の色と体格を知っていた。
「お、オーガ?」
「はははっそんな低脳な輩と一緒にされるとはな。確かに我はオーガの血を引いているが、ダークエルフの能力を受け継いでいる」
そう声を張り上げた男は仮面を外してその顔を晒した。
リアムはその男を知っていた。
ただし、クロヴィスから水晶に記録された記憶を見せられただけで、会った事はなかった。
「魔王!?」
「ようやく分かったか? 愚かな奴隷神官よ」
リアムは魔王が発する禍々しい気に恐怖で震え上がり、歯まで鳴り出す。
内心で自問自答を繰り広げた。
――どうして? クロヴィスの結界をそんな簡単に破る事なんてできない筈なのに! 何があったの? 皆は魔王と戦って……まさか……。
今すぐにでも飛び出して皆を助けたいと思うのに、いつの間にか膝をつき寝台の上でただ震えていた。
軋む音を立てて魔王がリアムに近づいてくる。
「ひ、ひい」
「そう怯えるな。今日は遊びに来たのだ」
小さく笑うと、魔王はリアムを突然抱き寄せて体中を弄ってくる。
さんざん民と兵士達に犯された四肢は、それだけであっという間に火照ってしまう。
「あんっ、やめてええ」
「汚れているな。さっきまで楽しんでいたのか」
一体何が目的なのだろう。
ここまで入り込めたのであれば、城を攻め落とそうと攻撃を仕掛けてくる筈なのに。
リアムは魔王への恐怖心から心の内では様々な思考を吐き出すが、一つも口にできず大人しくその腕の中で震えていた。
――ぼく、なんで何もできないんだ、情けない。
「うう」
「この宿には結界を張ってある。外は我の兵士達が囲んでいるのだ。賭けにのってもらおうか」
「か、賭け?」
魔王が片手を宙へ掲げると、指を正方形になぞり光った。
その大きな四角は窓のように見えるが、そこにある人物が映し出された。
玉座に腰掛けている国王――クロヴィスの姿だった。
リアムは息を飲むと名前を叫ぶ。
「クロヴィス!」
「久しいな。小僧。まさか人間の国を支配して神官に惚れるとはな、墜ちたものだ」
『貴様……リアムを離せ!』
玉座から立ち上がり、こちらに向かって怒鳴りつけるが、その表情はどこか苦しそうに見える。
リアムはある予感に声を上げた。
「もしかして今は」
「その通りだ、今の時期、月の力が弱くなっている。こいつの力は月の満ち欠けに影響を受けるのだ。さて」
魔王は寝台の上に座ると、リアムを抱きかかえてクロヴィスに向き直る。
『おい! 一体何を企んでやがる!』
「なあに。我はこの国を民を気に入っていてな、できれば無傷で手に入れたい。この可憐な性奴隷もなあ」
「はひいっ♡」
魔王の太い指が、リアムのペニスを引っつかみ早急な動きでしごき始めた。
その強い刺激にリアムは腰を浮かせて四肢を揺らしてしまう。
「おっ♡ おおっ♡ ひゃめ、ひゃめえっ♡」
『まさか、そいつを攫うつもりか!』
「確かにそうすることもたやすいだろうなあ、今の間抜けなお前から妻をさらってやるのも面白い、が……我はこの愛らしい雄と勝負がしたいのだ」
『なんだと』
魔王の言葉にリアムは真っ白になりそうな頭で疑問を浮かべた。
――僕が、魔王と勝負?
そんな事をすれば一撃で殺されてしまう。
リアムに勝ち目などないだろう。
しかし、魔王は実にふざけた勝負を仕掛けてきた。
「こやつが我を満足させれば今回は何もせずに引き上げてやろう」
『お前の相手をしろって事か』
「そうだ。腹が破れんように術をかけてやる、我が気に入るようにその小さな肉体を使って満足させてみろ」
「……」
リアムは一瞬戸惑った。
だが、クロヴィスの見ている前で引くわけにはいかないと己を奮い立たせる。
拳を握りしめ、魔王の目を見据えながら頷いた。
「わ、わかりました。受けて立ちます」
『リアム!』
「ククッそうでなくてはなあ」
リアムは魔王の絡みつくような視線に不安を抱きながらも、その身を彼にすり寄せた。
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