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淫楽の産物
しおりを挟む淫楽の産物
クロヴィスに見守られる中、リアムは魔王の下半身の前を開き、彼自身を両手で掴んで取り出した。
すでに半勃ちの状態なのだが、すでに魔族や人の倍の大きさに見える。
こんなモノが自分の中に収まるとは到底思えず、リアムは苦悩した。
――突き入れられただけで気を失うかもしれない。
理性を失って喘ぐだけの人形になんて、魔王は満足しないだろう。
リアムは魔王の雄を両手でゆるくしごき、舌を這わせつつ、どうすれば気絶せずに魔王が満足するまで相手をできるか考え込んだ。
それにしても大きい。まるで棍棒でも持っているような気分に陥る。
こんなモノは凶器としか言えない。
今までこれを受け入れて正気を保っていた者はいるのだろうか。
舌を突き出し下から嘗め上げる動きをするだけで顔が疲れた。
吸い付いてくる肉感は、ゴツゴツとしていて、尻孔に挿入された際にどんな快楽を得られるのか、考えるだけで唾が溢れてしまう。
「腰が揺れているぞ。チンポをしゃぶるだけで気持ち良くなるとは、さすがは主の性奴隷だな」
魔王の高ぶりを感じて、リアムは内心でしめたと思った。
こうして目でも楽しませれば魔王の満足感は増すだろう。
リアムはクロヴィスをそっと見やる。
唇を噛みしめて悔しそうな表情を浮かべていた。
彼の感情は深くは読み取れないが、罪悪感を覚える。
――ごめん、クロヴィス。
心の内で謝ると、リアムは魔王に奉仕する為、性交に集中する。
「どうだ? うまいか」
「んぶううっ♡ おいひいいですううっ♡」
びちゃびちゃとペニスを嘗めてしゃぶり続けるリアムに、魔王は嗤うと頭を撫でてくる。
「そうか。そうか、もっと思い切り食らって良いぞ」
「んぢゅうううっ!?」
頭を押さえられて喉奥まで押し込められた。
顎が外れそうなくらいの大きさだというのに、遠慮なくガツガツとイチモツで口腔内を蹂躙される。
鼻腔に広がる独特なニオイと口で味わう雄の感触に、苦しいのに胸が期待ではずんでしまう。
――あううっ♡ 魔王ちんぽおおっ♡ しゅごいおいひいのおおおっ♡ イボイボがああっ舌にすいついてきもちいいいいっ♡
すでに理性を失いかけたリアムの口の中で、魔王自身がひときわ大きくうねり膨張する。
それは間もなく爆ぜる前兆だとリアムは理解できた。
グイッと更に強く喉奥に男根を突き入れられた時、すさまじい勢いで白濁を注ぎ込まれる。
力強く脈打つ魔王自身が残酷にリアムの口の中で暴れて、リアムも絶頂して自身から精液を飛び散らす。
「おぶううううっ♡ んぶううううっっ♡」
――あっちゅうういいっ! くっさああいいいっ♡ くるぢいいいっ♡
「暴れるな飲み干せ!」
「んきゅうううっ♡ んぢゅうううううっ♡」
顎を大きな手の平で固定されて、無理矢理大量の精液を胃に流し込まれた。
息ができず苦しくて両手で魔王の太ももをばしばし叩く。
――しじゃああうっ! しんじゃああうううっ♡
じゅぽんっという奇妙な音を立てて、リアムの中から魔王の男根が引っこ抜かれ、その勢いで仰向けに寝台の上に身を沈ませた。
リアムは痙攣し口と目を開きっぱなしで涙を流す。
「おっ♡ おほっ♡ おっ♡」
口端からは胃から逆流した魔王の白濁がとめどなく流れ落ちていく。
かすむ視界の中で、魔王が巨体を震わせて嗤っているのが見える。
「がはははっチンポじゃぶってイきおった! 良い口マンコだ、がはははっ」
『おいリアム、しっかりしろ!』
クロヴィスの声が聞こえて、リアムはどうにか正気を保てる事ができた。
愛している人が見ているから、リアムはまだ身体を動かす気力を失わずに済んでいた。
身体に力が入らないが、気合いを入れて両足を広げて後孔を魔王に見せつける。
「おお。そんな気力がまだあるか」
「まおうっぼ、僕の、なかにぃっ♡ きてえっ♡」
「いいだろう」
荒い息をついている自分に対してまるで獣だなと恥じらいを感じつつ、魔王を挑発して中に入って来るように促す。
まだ正気を保っている内に、魔王と繋がって早く終わりにしたかった。
あえてクロヴィスを見ないように気をつける。
――クロヴィス、僕、がんばるから。
自分の力でこの場を納めてみせる。
いつも何もできず、兵士達が傷つくのを見ている事しかできない自分が情けなくて、歯がゆく思っていた。
「良い声で鳴けよ」
魔王がリアムの両足を引っつかみ、大きく広げる。
股関節の柔らかいリアムは痛みもさほど感じずに済んだのが幸いだった。
解れている尻孔に、魔王の焼けた杭のような剛直が突き入れられ、リアムはその衝撃に絶叫して身体を跳ねさせる。
「んほぉおおおおおっ!?」
「うむ。一突きであそこに届いたか。どれ、突っついてやろう」
「おごおっ!?」
まるで杭を打ち込むように小刻みに力強い動作で魔王は腰を踊らせた。
その度にリアムの身体も跳ねて快楽に泣きわめく。
「おほっ♡ しゅごっ♡ ごちゅごちゅうっ!! ほおっ♡ しゅごおっ♡ はひっ♡ ひいいっ!」
魔王の体液と混ざり合う音、肌がぶつかりあう音、寝台が軋む音、吐息と甘い声。
卑猥な音が部屋中に響き渡っている。
魔王は満足そうに長い息を吐き出すとうめく。
「まるで快楽を貪る獣のようで愛らしいぞ! だが、まだ足りん!」
そう叫ぶと、魔王は腰の動きを止めてリアムを抱き込んだ。
魔王のイチモツが、リアムの中で膨らみ射精の前触れを知らせる。
「あっ♡ おっきくなってるのおおっ♡」
「食らえ!!」
ドバンッ! バシンッ!
「ひぎいいいいいっ♡」
轟音のような大きな音と共に、魔王自身が中で爆ぜて欲望を叩きつけた。
腰が浮くほどの強さに、リアムは視界が回るのを自覚して手を伸ばす。
揺れる視界に愛する魔族の男をとらえ、心の中で謝った。
――ご、ごめ、クロヴィス……。
リアムの意識は沈んでいった。
*
ぼんやりとした世界で、リアムはクロヴィスに抱きしめられていた。うっとりとその胸に頬をすり寄せて微笑む。
「クロヴィス」
「残念だったなあ、愛しい男とはまだあえんぞ」
「……ん」
低くかすれた声に、リアムは意識を浮上させる。
夢を見ていたのだとわかり、抱きしめる腕は魔王であると驚いて身じろぐ。
「大人しくしろ」
ぎゅうっと締めつけられて、リアムは甘えたような声を上げてしまう。
「はあぁうっ♡」
「良い悦がりっぷりだったぞ! ご褒美に俺の子を孕ませてやろう!」
――え?
魔王の言葉が理解できず、魔王を見据えるとその口元は愉悦に歪んでいた。
まさか、と嫌な予感に身体が震え出すと、お腹に違和感を感じて思わずさする。
なんだかとても熱いし、中に何かが這い回るような気持ち悪さがあった。
やがてその感覚は強烈な快楽へと変わり、リアムは再び悦楽に沈む。
「ひぁあああっんっ♡ やあああっ!? あ、あのしょくしゅううっ!?」
「どうやら使ったことがあるようだな?」
この感覚は間違いなく、クロヴィスがリアムを孕ませる為に使ったあの特殊な触手だった。
魔王が高笑いして胸を上下させる。
「お前を孕ませて俺の子を産ませれば、あやつもさぞかし悔しがるだろうよ、観念しろ愛らしい雄よ」
「や! やだああっ孕ませないでええっ」
――魔王の子供なんてええっ。
腕の中で暴れるが身動きが取れず、抱きかかえられて一気に奥にペニスを突き入れられた。
リアムの肉体が心とは裏腹に悦びでうずき始める。
「ほひいいいいいっ♡」
「すぐに出してやるぞっ」
どちゅん、どちゅん、と突き上げられて、リアムは喘いで絶頂し、魔王は宣言通り、すぐに精液をリアムの奥へ力強く注ぎ込む。
がっちりと抱き抱えられながら、長い射精にリアムは身体を揺らしながら受け止める。
口が開き舌を引っ込める事ができない。
脳天を突き抜けるほどの快楽に涙も唾液も止まらない。
「すっかり快楽にとけきった顔をしおって、我の種付けはそんなに気持ちいいかあ? ん?」
「しゅごおおいいいいっ♡ まおうさまのおおっ♡ 子種ええっあちゅくてとけちゃああうううっ♡」
「あんなに嫌がっていたくせに! 全く淫乱にも程があるぞ!」
愉しそうな魔王の声に、リアムは頭が真っ白でもう何も考えられなくなっていた。
お腹がどんどん大きくなっていく。
とうとうボテッとなった時、魔王の子を孕んだのだとリアムは自覚して、虚ろな目でお腹をさすった。
「あ、うう」
「ふん。上出来だ。明日には生まれるだろうからな、大人しくしていろ」
「赤ちゃんが」
「そうだ。我とお前の子だ。奴の邪魔が入らぬ内に産み落とすぞ」
「んうっ♡」
ちゅうっという音を立てて、魔王に唇を塞がれる。
彼の子を孕んでしまい、リアムはどうしてもキスを拒む事ができなかった。
こうしてリアムは、魔王の子供を産み落とす事となったのだった。
翌日、寝台の上で出産の痛みと苦しみに悶絶するリアムは、魔王の腕を引っつかみ爪でひっかきながら必死に耐えていた。
「もう少しだ、力め!」
「あ、あひい、あいいいっ」
じゅりゅうう、ずるんっ。
小さな身体が二体、リアムの奥から放たれた。
「おほおおおおっ♡」
「でかしたぞ!」
苦しみは快楽に変わり絶頂してしまったが、無事に子供が産めてリアムは安堵した。
赤ちゃんは双子で、リアムの胸にすがりつくとすぐにミルクを吸い始める。
「魔王様と、僕の子供」
「そうだ。お前は今夜返してやる、だから存分に乳を飲ませてやれ」
「……う」
たった今産まれて、出会ったばかりの赤ちゃんと別れるなんて、悲しくなって嗚咽まで漏れてしまう。
魔王はリアムの頭を撫でて宥めてくれた。
「泣くな。あやつの目が届かない場所で子供達には会わせてやる」
「本当ですか?」
「ああ。我の意志をきちんと奴に伝えるんだぞ、愛しい我の雄よ」
「ふう」
夜には、この子達と離ればなれになる。
それまでに、名前を魔王と一緒に考える事にした。
魔王の腕の中で、リアムは子供達にたくさんミルクを与えて、精一杯可愛がった。
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