【R18】『廻円のヴィルヘルム』~半人半魔のあまあま淫乱お姉さんを嫁にして、ブサメンコミュ障な童貞貴族は人生逆転です!~

八雲水経・陰

文字の大きさ
11 / 31
共通ルート

EP4_②

しおりを挟む
「見てたかよ!? 俺のオーバーヘッド! 今年のワールドカップは、我らが"ゴルソント"が頂きだな!」

「……あっ! 貴方もしかして、"ゴルソントの閃光・ゼスト"ですか!?」

「おう! サッカーの貴公子たぁ、俺の事よ!」

 晩餐の会話は、大抵がゼストの声で埋まっていた。
 元より老紳士、病弱、性悪女が集まった席なので、他に会話を切り出す者が居なかったのだ。

 ゼストはチャラくて、毎晩を遊び歩くパリピ。しかし、ただ遊んでいるだけではない。
 彼は大都市ソントのサッカーチーム、"ゴルソントのエースストライカー"だった。

 セレアは趣味でサッカーを観戦する。当然、選手の事も知っている。特に地元チームの選手には、接客でもプライベートでも、抱かれた機会は数知れない。
 その中でも地元チーム、"マフィーオルゼ"と毎回のように決勝でぶつかるチームのエースを、彼女が覚えていない筈が無かった。

「いやぁ、嬉しいねぇ! 他の奴はサッカーに興味が無くてよ! 俺様の活躍を見ようともしねぇ!
 相手チームのサポーターでも、名前を知られてるのは嬉しいもんだ!……ところでよぉ。」

 ゼストはそこまで、楽しそうに自分の話を続けていたが、今度は父親に質問した。

「なぁ親父? この、めっちゃエロいお姉さん、一体何者?」
 
「ゼスト、失礼だ。」

「"ウシ乳お姉さん"なら、良いか?」

「失礼だと言ってるだろう、ゼスト。」

「ウフフフッ♡ 良いですよ、褒めて頂き光栄です♡」

 普通の女性なら顔をしかめる会話だが、セレアは淫魔。こんな会話、ただの褒め言葉に他ならない。

「兄さん、この女はヴィルの奴隷妻よ。 淫魔の血を引いてるらしいわ。」

「へぇっ! こんな美人、てっきり兄貴の嫁さんかと思ったぜ! 淫魔なら納得だが、それにしても綺麗だなぁ!」

「もうっ! 冗談がお上手ですこと……!」

 ここに来て、兄妹の順番が確定した。
 分かっている限りの順序は、長男アウレスタ、次男ゼスト、長女フィラ、三男ヴィルヘルムII世だ。

「お父様、この女がヴィルの嫁って、本当なんですか?
 まぁ確かに、お似合いかも知れませんわ。 どちらも肉だらけで、下品ですものね。」

「いやいや、優しそうで良いじゃん! ヴィルに合ってるぜ!」

「ゼストの言う通りだ。 そもそも庶民からの妻は、健康な女性を連れて来るのが通例。 どう見ても、彼女は健康そのものだ。
 それに、アイツは人見知りが激しいからな。 優しく包容力のある女性でなければ、そもそも夫婦として成り立たない。」

「優しくて、包容力があるなんて……///」

 そこまでベタ褒めされると、セレアは少し恥ずかしくなった。
 だがフィラは、当主の意見に納得出来ないようだ。いや、認めたくないだけだろう。

「性格なんて、問題じゃありませんよ。 なんせ、遺伝しませんから。
 大事なのは能力です。 たとえ淫魔とは言え、乳と尻しか取り柄の無い売女と、まともに会話も出来ない醜男。
 この二人が交わったところで、どんな子が産まれるのか、本当に見ものですわ。 さぞかし、我が家の名を冠するに相応しい子でしょうね。」

「確かに乳と尻は凄いけど、明らかに普通の女とは違うと思うぜ。 魔力の流れが人間離れしてる。
 それに言葉の節々から、娼婦には無い"気品"みたいなのを感じるんだよな。 "エロいだけのお姉さん"には、思えないぜ。」

(あら! そこに気付くのは流石!)

 馬鹿そうに見えて、ゼストはかなり聡明である事をセレアは悟った。
 きっと、学問は微妙だろう。だが少なくとも、セレアをタダの娼婦ではないと見抜ける観察眼は有るようだ。

「……フィラ、お前はセレアティナ殿が我が家に相応しくないと、そう言いたいのか?」

「はい、そうです。 奴隷妻制度は、元より好きではないので。」

(うん?意外と、まとも?)

「庶民の女なんて、使い捨てにすれば良いんですよ。 曲がりなりにも、貴族として扱うから歪になるんです。
 子を産ませた後は、奴隷として働かせれば良いんですよ。 奴隷妻が産んだ子も貴族として扱わず、召使いにするべきです。」

(同じ女の発言とは思えん……。)

 奴隷妻制度に異を唱えるのかと思いきや、むしろ更なる過激な方向に推進しようとするフィラの発言に、セレアは少し落胆した。

「俺は奴隷妻制度も悪くないと思うぜ。
 お袋が"女優"じゃなかったら、俺のイケメンフェイスも無かった訳だしな!」

「フフッ♪ 確かに、ゼスト様はハンサムですね。」

「だろ~? お義姉ねえさんみたいな美女に言われると、嬉しくなるぜ!」

 貴族とて、皆が整った顔立ちをしている訳ではない。
 それならば、外から美女の血を混ぜ込むと言う制度は、ある意味で正解かも知れない。

 それに、貴族ばかりでの婚姻が続くと、大抵まともな事にならないのは、歴史が証明している。

「お母様は例外ですよ。 女優は高貴な職ですから。 でも、娼婦は違うと思いませんか?」

「どの辺が違うと言うのだ?」

「幾度となく男に股を開いて、汚れ切った女ですよ。 それに、他の職に就けない"知性の低い女"の仕事です。」

(……うん?)

 セレアはここまで、自分に対する罵詈雑言を黙って耐えて来た。と言うより、気にしていなかった。
 何を言われても笑って済ませるし、孕み袋扱いされるなら、それも仕方ないと割り切っていた。

(今なんつった?)

 だが、フィラは地雷を踏んだ。
 セレアは娼婦という職業に、"並々ならぬプライド"を持っていたのだ――。

「そもそも、あなた学歴はどうなの?
 穢らしいオルゼの出身らしいわね。酔っ払いとゴロツキの町でしょう? 
 朝から晩まで犯されて、学校に通う余裕はあったの? 文字は読める? ピアノは弾ける? そもそも、学校って分かる?」

 セレアの事を馬鹿にし切った嘲笑の目が、真正面から彼女を睨み付ける。

 だが彼女の方も、流石に我慢の限界だった――。

「オルゼに住む方々は、酔っ払いでもゴロツキでもありませんわ。 皆が日々を必死に生きている、命の輝く町です。
 朝から晩まで犯されるなんて、とんだ偏見ですわ。 町の人達は私を、我が子のように可愛がってくれました。 成人するまで、町の人から手を出された事は一度も有りません。
 学費も工面してくれて、シフトも代わってくれて、食事を奢ってくれて、進学に際して様々な手助けをして頂きました。」

「へぇ~?で、学歴はどうなの? 学費を工面と言っても、小卒じゃ何の意味も無いわよ?」

 あくまでもセレアを馬鹿だと、貧民街出身の"下品なクズ"だと言いたいフィラは、更なる詰問を続ける。
 だが職業を馬鹿にされ、故郷を馬鹿にされ、同郷の仲間への偏見を浴びせられたセレアは、"最後のカード"を切る事にした――。



「Under Heaven central unitersity, 淑女教養学部。」

「え?」

「私は中央大学の淑女教養学部卒です。」

 この言葉が意味する物、それは即ちセレアが"天才的な頭脳"を持っている証だ。

「ほらな! エロいだけのお姉さんじゃないって、言っただろ!」

「ちゅ、中央大ですって!? それに、"偏差値75"の学部よ! ふざけるのも大概にしなさい!」

 アンダーヘブンにおける、最高レベルの大学。その中でも特に、女子の偏差値が最も高い学部を、セレアは卒業していた。
 もし彼女がこの世界の貴族なら、裏口の可能性も有っただろう。だが、貧民街の出身ならば、裏口など殆ど有り得ない。

 そもそも魔族は、古来より人類を遥かに超越する頭脳を持っている。
 淫魔と言えども、彼女は悪魔とのハーフ。ならば、頭が悪い筈がなかった。

 そんな彼女の主張を裏付けるように、当主は追い討ちを掛ける――。

「フィラ、見苦しいぞ。 嘘だと思うなら、コレを見なさい。」

 当主は胸ポケットから、小さな水晶玉オーブを取り出した。
 そこに映し出されているのは、一枚の写真である。魔法で浮き上がったソレは、ホログラムとして空間に映写される。

「あっ、懐かしいですね!」

「おい親父、この写真は?」

「天陰暦313年の、中央大学ミスコン。 その表彰式だ。」

「へぇ、ミスコン……ミスコン!?」

 フィラは仰天して、椅子を蹴り倒して立ち上がった。
 ミスコンに参加する資格を持っているのは、当然ながら学生のみ。そして、トロフィーを受け取っているのは、間違いなくセレアだ。

「フィラ、良い加減に認めなさい。 セレア殿は間違いなく、我が家に相応しい女性だ。」

「くっ……でも……能力の有無とは関係なく……娼婦の血が……。」

「そもそも、お前の母も庶民である事は知っておろう。
 それなのに、セレア殿を差別するのは何故か。 その理由が、私には見え透いて分かる。」

「え……?」

「ヴィルが、弟が羨ましいのだろう? それでいて、見下していないと自尊心が保てない。」

「な、何を言ってるんですか! 私がヴィルを!? 冗談じゃないです! あんな肉だるま!」

「そんな事言うなよ! ポッチャリしてて可愛いだろ!」

 ゼストはどうやら、弟の事を気に入っているようだ。体型も含めて、むしろ可愛がっている事が分かる。
 そんな問答に全くの関心を示さず、当主は言葉を続ける。

「ヴィルの子供は娼婦の子。 それならば、女優の娘である自分よりも、"卑しい存在だと思いたい"。
 そうすれば、自分に自信を持てる。 少なくとも、ヴィルの子よりも優秀だと思える。」

「ち、違います! そんな事は!」

「お前は心の奥底で分かっているんだ。
 ヴィルヘルムⅡ世に、自分は勝てないと。 だから嫁を見下して、子を見下そうとする。」

(ヴィル君に……勝てない?)

 セレアには、当主の言葉の意味が分からなかった。確かにヴィルは優しくて素直だが、コミュ障でブサメンである。
 セレアとしてはそんな所も可愛いと思うが、客観的に見ればフィラの方が上に思える。少なくとも、今の段階では。

「大学を留年、中退したお前にとって、自分の能力はコンプレックスそのもの。 そして、その所以は母の血にあると考え、疑わない。
 ……"同じ胎から生まれた二人の兄"は優秀なのに、なぜ自分は違うのか。 そうは思わないのか?」

「えへへ照れるな!」

「黙れ。」

「すまん。」

 あまりにも重苦しい空気を和ませようと、ゼストは会話に茶々を入れた。
 しかし当主はドスの効いた声で彼を一蹴し、瞬時に黙らせる。

「そして、お前はセレア殿に出会って、更に妬ましく思えた。
 貴族の血が微塵も混ざっていない彼女を見て、"才能の違い"を見せ付けられた気がしたんだろう。」

「うっ……!」

(私の才能……色々有り過ぎて分かんない……///)

 彼女は正に、才能の塊とも言える存在。
 男を誘うイヤラしい体付きは勿論のこと、目鼻立ちも魔法の才能も頭脳も、全ては両親から譲り受けた物。

 有りとあらゆる人から妬まれては、その全てを友人やファンにして来た。
 貧乳魔法少女のミサラ(※無頼勇者の奮闘記のキャラ)など、その良い例だ。

 そう考えると、彼女の"コミュ力"もまた、才能に他ならない――。

「もし、ヴィルと庶民のセレア殿の間に、自分より優秀な子が生まれたら……そう思うと、疎ましくて仕方なかった。
 セレア殿も、その子供も、ここから消えてほしかった。 貴族との間に生まれた子なら、どんな能力や才能でも許せる。 だが、逆は許せないからだ。」

(流石は父親、いや"領主"ね……。)

 人の心を奥底まで見通すような、正に"統率者の資質"とも呼べる物が、ヴィルヘルム1世には備わっているようだ。

 図星を突かれ続けて、フィラはついに泣き出した。

「うっ……うぅっ……そ、そうです……だって……だってぇ……! ヴィルなんかに……負ける理由は……血筋以外にあり得ないと……思ったので……!
 それなのに、庶民の娼婦を娶って、その間に生まれた子供が優秀なら、それはヴィルの血が優秀と言う意味。
 それを否定すれば、庶民の娼婦が優秀になり、本当に私が失敗作という意味になる……!」

(うわぁ……想像以上に、どうしようもない……。)

 救えないクズとは、正にこの事。コンプレックスに脳を侵され、思考が常人から外れている。
 どうやらフィラは、ヴィルを羨ましく思っているようだ。そして、見下している弟よりも劣る自分に、理由を見出そうとした。

 その理由が、血筋。
 話の流れから察するにヴィルは貴族の妻、つまり本妻から生まれた子供なのだろう。
 自分が劣っているのは、貴族以外から生まれたから。そう思ったのだ。

 だから、貴族でもないのに優秀なセレアが、なおさら許せなかった。
 そして、そんなセレアが孕む子が優秀ならば、弟に完全敗北したも同じ。フィラのプライドは、それを許せなかった。



 だが、彼女と当主が共有する理論には、大きな穴が有った――。



「まぁ、セレア殿は正真正銘の貴族。 と言うか、王族なんだがな。」

「は?」

 あまりに突拍子の無い掌返しを受けて、フィラは目を丸くした。困惑する彼女をよそに、領主は話を続ける。

「セレアティナ=バイオレット。 人間とのハーフとは言え、立派な"バイオレット家"の末裔。 先代の女王、"セレスティアナ"の実の娘だ。」

「あ、あはは~……そうですね、一応は王族です……。」

 別に隠していた訳ではないが、知られるつもりも無かった事実。
 そんな事を知られていたので、正直言ってセレアは驚いていた。

 だがフィラは、そんな父の発言に納得出来ない。

「くっ……騙したんですね! お父様ッ!!!」

「いいや、騙していない。 彼女は庶民だろう?」

「え?」

(そうそう、私は庶民よ。 派閥争いは、"スカーレット家"の勝ちなんだから。)

 セレアは貴族扱いが好きな訳ではないが、母と共に"対立派閥のクーデター"から逃げ延びた日の事を思い出すと、少し悔しい気持ちになる。

 貴族で居たかった訳ではない。
 ただ、腹違いの兄弟を殺された光景が、目に焼き付いて離れないだけだ。

「淫魔の女王が孕んだ、人間の庶民の子。 それがセレア殿だ。……どうだ?既視感が有るのでは?」

 だが当主の言いたかった事は、そんな単純な事実ではなかった。
 セレアですら気付かなかった彼女の立場を、言葉巧みに論戦に交えている。

 それは正に、フィラを論破する"ロンギヌスの槍"だった――。

「え?え?どういう事ですか?」

「まだ分からんのか? 奴隷妻の子が庶民なら、"種族的に悪魔に劣る人間"の男、その娘のセレア殿も庶民になる。
 それが、お前の論理だ。 なら、お前は先ほど自分で言ったように、庶民に劣っている事になる。」

「あっ……!」

(あぁぁぁッ!!!なるほどぉッ!)

 セレアはその時、当主の論理の全てを理解した。
 人間は、正直言って"悪魔の下等生物"に過ぎない。始祖を神と同じにする悪魔は、人間とは遠い存在なのだ。

 そんな悪魔が、"下賎な種族の庶民"と交わって出来たのが、セレアティナと言う娘。
 フィラの言うように、奴隷妻との間の子が貴族でないなら、セレアは"それ以下の存在"に過ぎない筈なのだ。

「ですが悪魔と人間では、そもそも頭脳に差があります!」

「彼女が淫魔である事は、既に伝えていた筈だ。
 それなのに、貴族であると知って動揺したのは、悪魔でも人間でも、"貴族である事が重要"だからでは無いか?」

「おぉっ! 親父スゲェッ!!!」

「ゼスト、お前も男なら、この程度の説教が出来なければ話にならんぞ。」

「手厳しィーッ! 脳筋サッカー野郎に、そこまで求めんなよッ!?」

「まぁ良い。 取り敢えずフィラ、私の言いたい事は分かった筈だ。」

 悪魔の頭脳を持つセレアですら、置いてかれる程の論理の高速展開。
 それを"程度の低い論戦"だと断じれるヴィルヘルム1世は、格の違う男に見える。

(凄い……ここまで言い包めるなんて……やだ、濡れちゃう……///)

 セレアの雌の本能が、ヴィルヘルムの放つ"支配者のオーラ"に反応し、発情を促された。
 風呂上がりに替えたばかりのパンツが、ジンワリと濡れている。そんな事は、触らなくても分かった。

 淫魔として、そして一人の女として持つ、男を見定めるセンサーが、敏感に反応している。


 
 『この男になら、抱かれても良い。』と――。



「くっ……そ、それはっ!!!」

「良い加減に、庶民だの貴族だの気にするのは、もうやめなさい。
 セレア嬢ほどの女性でも、その境界は曖昧なのだ。 あえて線引きする事で、区別するほどの物でもない。 その事が分かった筈だ。」

「うっ……うぅっ……!」

 再び泣き出してしまったフィラは、これ以上の反論が見つからないようだ。
 正に"完全無欠の論破"、これ以上は何を言っても意味が無い。

 だが当主は、フィラを言い負かして悲しませたい訳ではなかった――。

「今の自分を恥じるのなら、まだ人間として成長出来る。 私はお前を信じてるぞ。」

 少し酷な気もするが、コレも親の愛だ。
 真っ当に育って欲しいなら、多少の鞭もくれてやるのが教育という物。

 しかしフィラには、それが分からない――。

「余計なお世話ですッ!」

 あまりの恥ずかしさに、フィラは夕食を放り出し、出て行ってしまった。
 ゼストは後を追おうとするが、当主がそれを静止する。

 出て行ったフィラの代わりと言っては変だが、別の顔がドアから覗いている。

「姉さんが……出て行ったけど……何かあったの?」

「あっ、ヴィル君っ!」

「遅くなって……ごめんね……セレア……あと、お父様も……。」

「学問に打ち込んでおったのだろう。 なら、何も謝らなくて良い。 早く座れ、夕食が冷めるぞ。」

「失礼します……。」

 ヴィルはそう言うと、セレアの右に設けられた席に座った。
 どこか自信無さげに震えていた彼だが、アウレスタが居ない事を確認すると、少し安心したようだ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

なほ
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模るな子。新入社員として入った会社でるなを待ち受ける運命とは....。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

【魔法少女の性事情・1】恥ずかしがり屋の魔法少女16歳が肉欲に溺れる話

TEKKON
恋愛
きっとルンルンに怒られちゃうけど、頑張って大幹部を倒したんだもん。今日は変身したままHしても、良いよね?

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜

具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです 転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!? 肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!? その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。 そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。 前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、 「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。 「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」 己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、 結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──! 「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」 でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……! アホの子が無自覚に世界を救う、 価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!

肉食御曹司の独占愛で極甘懐妊しそうです

沖田弥子
恋愛
過去のトラウマから恋愛と結婚を避けて生きている、二十六歳のさやか。そんなある日、飲み会の帰り際、イケメン上司で会社の御曹司でもある久我凌河に二人きりの二次会に誘われる。ホテルの最上階にある豪華なバーで呑むことになったさやか。お酒の勢いもあって、さやかが強く抱いている『とある願望』を彼に話したところ、なんと彼と一夜を過ごすことになり、しかも恋人になってしまった!? 彼は自分を女除けとして使っているだけだ、と考えるさやかだったが、少しずつ彼に恋心を覚えるようになっていき……。肉食でイケメンな彼にとろとろに蕩かされる、極甘濃密ラブ・ロマンス!

処理中です...