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お祖父様
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慌ただしい1日の翌朝
「おはようティア、今日はお祖父様に会いに王城にいこう」
「はい、分かりました」
「ビアンカ、ティアの用意を頼む」
「はい、お嬢様本日はうんと可愛く致しましょうね!」
ビアンカはかなり気合が入っているようだ…。
「お手柔らかにお願いするわ」
今日のドレスはパステルピンクのプリンセスラインのドレス。胸元とスカート部分には
同じドレス生地で作った薔薇の花がついている。ネックレスはお祖父様に髪飾りはお父様からお誕生日に頂いた、ブルーダイヤモンドの宝石がついたもの。
私の瞳に似ている色の綺麗な宝石。
髪型は両サイドを編み込みにして後ろにまとめてアップしてシニヨンヘアになっていて、
両サイドに髪飾りがついている。
「ふぁぁ~ビアンカすごい」
「フフッお嬢様がお綺麗だからですよ」
鏡を覗くと小さなプリンセスがいた。
自分なんだけど…(笑)
トントン
「はい」
「準備は出来たかい?」
「はい!ビアンカにとても素敵にして貰いました」
「ティアとても可愛いよ、こんな可愛いティアをエスコートできてお父様は幸せだな」
父様ったら、ふふっ
「では参ろうか、お祖父様が首を長くしておまちだろうから」
「はい!」
ルイとティアナとシトリンは公爵家の馬車にのり、王城の隣の離宮に向かった。お祖父様は今はお父様のお兄様が国王に即位してから離宮にいる。お祖母様は私が2歳の頃に天に召された。お会いしてみたかったなぁ…。
「お待ちしておりました。ルイ王子殿下、ティアナ姫様」
離宮に着いた時には騎士や執事やメイドが
沢山待ち構えていた。
王子殿下…ティアナ姫様…王位継承権はあるみたいだけど、姫様は慣れないなぁ。
「出迎えありがとう。でも王子呼びはもういいかな」お父様は苦笑いしている。
普段は宰相として働いているから王子呼びはあまりされないみたい。
離宮の中庭に案内されるとお祖父様がベリーの木から実を摘んでいた。
「父上、参りました。本日はお時間さいてくださりありがとうございます。」
「おお、ルイとティアナよく来た」
「お祖父様にご挨拶申し上げます。お久しぶりでございます」カーテシーをする。
「ティアナは小さな立派なレディだのぉ可愛いのぉ」ヨシヨシと頭をなでてくれた。
お祖父様はお父様と私と同じ色を持っている。国王陛下は(叔父様)お祖母様の髪の色を受け継いでいて、髪は碧色、瞳は空色。
昔はプラチナシルバーと空色の瞳をもつ者が
継承権があったみたいだけど、お祖父様が
法改正したんだって。色で決まるとかどうかと思うよね。
そして、なんと王妃様とお母様は双子なんだって…びっくり…。
姉妹揃って王子に嫁ぐって…。すごいよね。
王妃様は今のところ30人近く旦那様がいるみたい…。すごすぎる…。
お祖父様に促されお祖父様の隣に座る。
「ティアナ、果実水と紅茶どちらにするかのぉ?」
「紅茶をお願い致します」
お祖父様は近くのメイドに色々指示をしている。
すると…
「わぁぁぁ美味しそう!!」
テーブル一面に沢山のケーキやタルト、
マカロンにクッキー、スイーツが並んだ。
「ティアナの為に料理長が腕をふるったそうじゃ、沢山おたべ」
「ありがとうございます♡シトリンも食べる?」
「うん!!」
わぁ~何から食べよう、公爵家のスイーツも美味しいけど、やっぱり王城はレベルが違う気がする。
んー幸せ♡
「おはようティア、今日はお祖父様に会いに王城にいこう」
「はい、分かりました」
「ビアンカ、ティアの用意を頼む」
「はい、お嬢様本日はうんと可愛く致しましょうね!」
ビアンカはかなり気合が入っているようだ…。
「お手柔らかにお願いするわ」
今日のドレスはパステルピンクのプリンセスラインのドレス。胸元とスカート部分には
同じドレス生地で作った薔薇の花がついている。ネックレスはお祖父様に髪飾りはお父様からお誕生日に頂いた、ブルーダイヤモンドの宝石がついたもの。
私の瞳に似ている色の綺麗な宝石。
髪型は両サイドを編み込みにして後ろにまとめてアップしてシニヨンヘアになっていて、
両サイドに髪飾りがついている。
「ふぁぁ~ビアンカすごい」
「フフッお嬢様がお綺麗だからですよ」
鏡を覗くと小さなプリンセスがいた。
自分なんだけど…(笑)
トントン
「はい」
「準備は出来たかい?」
「はい!ビアンカにとても素敵にして貰いました」
「ティアとても可愛いよ、こんな可愛いティアをエスコートできてお父様は幸せだな」
父様ったら、ふふっ
「では参ろうか、お祖父様が首を長くしておまちだろうから」
「はい!」
ルイとティアナとシトリンは公爵家の馬車にのり、王城の隣の離宮に向かった。お祖父様は今はお父様のお兄様が国王に即位してから離宮にいる。お祖母様は私が2歳の頃に天に召された。お会いしてみたかったなぁ…。
「お待ちしておりました。ルイ王子殿下、ティアナ姫様」
離宮に着いた時には騎士や執事やメイドが
沢山待ち構えていた。
王子殿下…ティアナ姫様…王位継承権はあるみたいだけど、姫様は慣れないなぁ。
「出迎えありがとう。でも王子呼びはもういいかな」お父様は苦笑いしている。
普段は宰相として働いているから王子呼びはあまりされないみたい。
離宮の中庭に案内されるとお祖父様がベリーの木から実を摘んでいた。
「父上、参りました。本日はお時間さいてくださりありがとうございます。」
「おお、ルイとティアナよく来た」
「お祖父様にご挨拶申し上げます。お久しぶりでございます」カーテシーをする。
「ティアナは小さな立派なレディだのぉ可愛いのぉ」ヨシヨシと頭をなでてくれた。
お祖父様はお父様と私と同じ色を持っている。国王陛下は(叔父様)お祖母様の髪の色を受け継いでいて、髪は碧色、瞳は空色。
昔はプラチナシルバーと空色の瞳をもつ者が
継承権があったみたいだけど、お祖父様が
法改正したんだって。色で決まるとかどうかと思うよね。
そして、なんと王妃様とお母様は双子なんだって…びっくり…。
姉妹揃って王子に嫁ぐって…。すごいよね。
王妃様は今のところ30人近く旦那様がいるみたい…。すごすぎる…。
お祖父様に促されお祖父様の隣に座る。
「ティアナ、果実水と紅茶どちらにするかのぉ?」
「紅茶をお願い致します」
お祖父様は近くのメイドに色々指示をしている。
すると…
「わぁぁぁ美味しそう!!」
テーブル一面に沢山のケーキやタルト、
マカロンにクッキー、スイーツが並んだ。
「ティアナの為に料理長が腕をふるったそうじゃ、沢山おたべ」
「ありがとうございます♡シトリンも食べる?」
「うん!!」
わぁ~何から食べよう、公爵家のスイーツも美味しいけど、やっぱり王城はレベルが違う気がする。
んー幸せ♡
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