42 / 44
お出かけ
しおりを挟む
「は?ピュリが自分で家買ったと?」
ルナル
「そうみたいだから今皆んなで出掛ける用意中だ」
ナサル
「そうよ~みんな貴方を待っていたのよルナル」
シンシア
「すぐ支度をしてきます!!」
ルナル
パッ
「すぐそこなのに転移か」苦笑
ナサル
「ふふっ、楽しみなのよ」
シンシア
「母上支度が出来ました」
サム
「お待たせ致しました」
エル
「今ルナルが支度中だ。しばし待ってやってくれ」
ナサル
「「はい」」
ルナルは魔法でサクサク支度を済ませて5分で転移してきた。
パッ
その速さに一同啞然としていた。
「ゴホン……では行くか」
祖父
「ルナル、魔法宜しくお願いね」
祖母
「ええ、任せて下さい。父上、母上」
ルナル
とりあえずルナルは魔法で円陣を書きその中に全員を集めた。
「行きますよ」
ルナル
パッ
もちろん場所はダリアード(殿下)が送ってくれた手紙の魔力を察知して飛んだ。
「うわー!!ここ見晴らしいいねー」
エル
「本当だな、この目の前の屋敷がピュリの屋敷か……。公爵家とまでは行かないが、なかなかデカいし立派だな」
サム
「ここは、元々侯爵家所有だったみたいだよ?白亜の屋敷で綺麗だねーピュリっぽい」
ルナル
「確かに、ピュリに似合う素敵な屋敷ね」
祖母
「目の前には美しい海が見えるし素敵ね」
シンシア
わたくしもこんな家に住みたいわね………
シンシアは目の前の美しい屋敷に釘付けである。それを見てナサルは苦笑する
今年のシンシアの誕生日プレゼントは…この街に別荘かな?
「あー!!!なんかうるさいから来てみたら皆!!」
ピュリ
「なんで入ってこないんですか?」
ダリアード
「ん?みんなこの美しい屋敷と海を見ていた」
ルナル
「あーー確かに美しいですよね。でも中はもっと美しいですよ」
ダリアード
「え!!そうなの!?」
シンシア
「ふふっ、多分お母様は好みだと思うわ」
ピュリ
「早く見たいわ!!ピュリ」
シンシア
「ええ、行きましょう」
ピュリ
ピュリとシンシアと祖母はウキウキしながら中に入っていった。
「で、この屋敷はピュリが自分で買ったんだろ?」
祖父
「ええ、ピュリはまさかの実業家で……ジュエリーデザイナーなどかなり有名人でした」
ダリアード
「え!!!それ聞いてない」
ルナル
「お前は魔塔にばかり入り浸っているからだぞ…」
ナサル
頭にガーーーンと字が浮かぶような表情だ…。
「入り浸っると言っても……仕事だし。魔塔主だし…」ブツブツ
ルナル
ルナルは不貞腐れながら中に入る。
「やれやれ…」
ダリアード
「父上はいつも叔父上をいじめるんだから…」
エル
「可哀想になぁ」
サム
とは言っても間違った事は言っていないナサルなのだ。
「うわぁ~~素敵ね」
シンシア
白の壁に赤やピンクの薔薇が映える。
家具は全て木でアンティーク調に作った。
お風呂は元々人魚でとても素敵だった。
「私ここに……住みたいわ」
シンシア
「分かる……」
祖母
「ふふっ、転移陣を先程繋げましたのでこちらに住んでも大丈夫ですよ?」
ピュリ
「え!!!でもここピュリの家じゃない……」
シンシア
?
「そうですけど、お母様とお祖母様ですし、もちろんお部屋も沢山ありますので自由になさっても大丈夫ですよ?」
ピュリ
「きゃーーっ!!ピュリありがとうー!!!!」
シンシア
「ピュリ本当にいいの?」
祖母
「ええ、もちろんです。自室を決まりましたら部屋の前にネームプレートをつけてください」
ピュリ
二人に可愛い薔薇のイラストが
描いてあるネームプレートを手渡した。
二人はウキウキしながら自室を決めに出た。
ピュリは紅茶を入れて窓際に座る。
ふふっ、やっぱりここは女子にはたまらないわよね。
王子様がいたら完璧な雰囲気だもの。クスクス
男性陣は今頃はウッドデッキで
酒盛りかしら?
でもやっぱり一人の隠れ家は無理だった。苦笑
まぁ、しょうがないっか!
ピュリは紅茶を飲んで窓から美しい海をみて微笑んだ。
ルナル
「そうみたいだから今皆んなで出掛ける用意中だ」
ナサル
「そうよ~みんな貴方を待っていたのよルナル」
シンシア
「すぐ支度をしてきます!!」
ルナル
パッ
「すぐそこなのに転移か」苦笑
ナサル
「ふふっ、楽しみなのよ」
シンシア
「母上支度が出来ました」
サム
「お待たせ致しました」
エル
「今ルナルが支度中だ。しばし待ってやってくれ」
ナサル
「「はい」」
ルナルは魔法でサクサク支度を済ませて5分で転移してきた。
パッ
その速さに一同啞然としていた。
「ゴホン……では行くか」
祖父
「ルナル、魔法宜しくお願いね」
祖母
「ええ、任せて下さい。父上、母上」
ルナル
とりあえずルナルは魔法で円陣を書きその中に全員を集めた。
「行きますよ」
ルナル
パッ
もちろん場所はダリアード(殿下)が送ってくれた手紙の魔力を察知して飛んだ。
「うわー!!ここ見晴らしいいねー」
エル
「本当だな、この目の前の屋敷がピュリの屋敷か……。公爵家とまでは行かないが、なかなかデカいし立派だな」
サム
「ここは、元々侯爵家所有だったみたいだよ?白亜の屋敷で綺麗だねーピュリっぽい」
ルナル
「確かに、ピュリに似合う素敵な屋敷ね」
祖母
「目の前には美しい海が見えるし素敵ね」
シンシア
わたくしもこんな家に住みたいわね………
シンシアは目の前の美しい屋敷に釘付けである。それを見てナサルは苦笑する
今年のシンシアの誕生日プレゼントは…この街に別荘かな?
「あー!!!なんかうるさいから来てみたら皆!!」
ピュリ
「なんで入ってこないんですか?」
ダリアード
「ん?みんなこの美しい屋敷と海を見ていた」
ルナル
「あーー確かに美しいですよね。でも中はもっと美しいですよ」
ダリアード
「え!!そうなの!?」
シンシア
「ふふっ、多分お母様は好みだと思うわ」
ピュリ
「早く見たいわ!!ピュリ」
シンシア
「ええ、行きましょう」
ピュリ
ピュリとシンシアと祖母はウキウキしながら中に入っていった。
「で、この屋敷はピュリが自分で買ったんだろ?」
祖父
「ええ、ピュリはまさかの実業家で……ジュエリーデザイナーなどかなり有名人でした」
ダリアード
「え!!!それ聞いてない」
ルナル
「お前は魔塔にばかり入り浸っているからだぞ…」
ナサル
頭にガーーーンと字が浮かぶような表情だ…。
「入り浸っると言っても……仕事だし。魔塔主だし…」ブツブツ
ルナル
ルナルは不貞腐れながら中に入る。
「やれやれ…」
ダリアード
「父上はいつも叔父上をいじめるんだから…」
エル
「可哀想になぁ」
サム
とは言っても間違った事は言っていないナサルなのだ。
「うわぁ~~素敵ね」
シンシア
白の壁に赤やピンクの薔薇が映える。
家具は全て木でアンティーク調に作った。
お風呂は元々人魚でとても素敵だった。
「私ここに……住みたいわ」
シンシア
「分かる……」
祖母
「ふふっ、転移陣を先程繋げましたのでこちらに住んでも大丈夫ですよ?」
ピュリ
「え!!!でもここピュリの家じゃない……」
シンシア
?
「そうですけど、お母様とお祖母様ですし、もちろんお部屋も沢山ありますので自由になさっても大丈夫ですよ?」
ピュリ
「きゃーーっ!!ピュリありがとうー!!!!」
シンシア
「ピュリ本当にいいの?」
祖母
「ええ、もちろんです。自室を決まりましたら部屋の前にネームプレートをつけてください」
ピュリ
二人に可愛い薔薇のイラストが
描いてあるネームプレートを手渡した。
二人はウキウキしながら自室を決めに出た。
ピュリは紅茶を入れて窓際に座る。
ふふっ、やっぱりここは女子にはたまらないわよね。
王子様がいたら完璧な雰囲気だもの。クスクス
男性陣は今頃はウッドデッキで
酒盛りかしら?
でもやっぱり一人の隠れ家は無理だった。苦笑
まぁ、しょうがないっか!
ピュリは紅茶を飲んで窓から美しい海をみて微笑んだ。
35
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
転生したら乙女ゲームの主人公の友達になったんですが、なぜか私がモテてるんですが?
山下小枝子
恋愛
田舎に住むごく普通のアラサー社畜の私は車で帰宅中に、
飛び出してきた猫かたぬきを避けようとしてトラックにぶつかりお陀仏したらしく、
気付くと、最近ハマっていた乙女ゲームの世界の『主人公の友達』に転生していたんだけど、
まぁ、友達でも二次元女子高生になれたし、
推しキャラやイケメンキャラやイケオジも見れるし!楽しく過ごそう!と、
思ってたらなぜか主人公を押し退け、
攻略対象キャラからモテまくる事態に・・・・
ちょ、え、これどうしたらいいの!!!嬉しいけど!!!
神の子扱いされている優しい義兄に気を遣ってたら、なんか執着されていました
下菊みこと
恋愛
突然通り魔に殺されたと思ったら望んでもないのに記憶を持ったまま転生してしまう主人公。転生したは良いが見目が怪しいと実親に捨てられて、代わりにその怪しい見た目から宗教の教徒を名乗る人たちに拾ってもらう。
そこには自分と同い年で、神の子と崇められる兄がいた。
自分ははっきりと神の子なんかじゃないと拒否したので助かったが、兄は大人たちの期待に応えようと頑張っている。
そんな兄に気を遣っていたら、いつのまにやらかなり溺愛、執着されていたお話。
小説家になろう様でも投稿しています。
勝手ながら、タイトルとあらすじなんか違うなと思ってちょっと変えました。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
猫なので、もう働きません。
具なっしー
恋愛
不老不死が実現した日本。600歳まで社畜として働き続けた私、佐々木ひまり。
やっと安楽死できると思ったら――普通に苦しいし、目が覚めたら猫になっていた!?
しかもここは女性が極端に少ない世界。
イケオジ貴族に拾われ、猫幼女として溺愛される日々が始まる。
「もう頑張らない」って決めたのに、また頑張っちゃう私……。
これは、社畜上がりの猫幼女が“だらだらしながら溺愛される”物語。
※表紙はAI画像です
悪役令嬢に成り代わったのに、すでに詰みってどういうことですか!?
ぽんぽこ狸
恋愛
仕事帰りのある日、居眠り運転をしていたトラックにはねられて死んでしまった主人公。次に目を覚ますとなにやら暗くジメジメした場所で、自分に仕えているというヴィンスという男の子と二人きり。
彼から話を聞いているうちに、なぜかその話に既視感を覚えて、確認すると昔読んだことのある児童向けの小説『ララの魔法書!』の世界だった。
その中でも悪役令嬢である、クラリスにどうやら成り代わってしまったらしい。
混乱しつつも話をきていくとすでに原作はクラリスが幽閉されることによって終結しているようで愕然としているさなか、クラリスを見限り原作の主人公であるララとくっついた王子ローレンスが、訪ねてきて━━━━?!
原作のさらに奥深くで動いていた思惑、魔法玉(まほうぎょく)の謎、そして原作の男主人公だった完璧な王子様の本性。そのどれもに翻弄されながら、なんとか生きる一手を見出す、学園ファンタジー!
ローレンスの性格が割とやばめですが、それ以外にもダークな要素強めな主人公と恋愛?をする、キャラが二人ほど、登場します。世界観が殺伐としているので重い描写も多いです。読者さまが色々な意味でドキドキしてくれるような作品を目指して頑張りますので、よろしくお願いいたします。
完結しました!最後の一章分は遂行していた分がたまっていたのと、話が込み合っているので一気に二十万文字ぐらい上げました。きちんと納得できる結末にできたと思います。ありがとうございました。
転生先が意地悪な王妃でした。うちの子が可愛いので今日から優しいママになります! ~陛下、もしかして一緒に遊びたいのですか?
朱音ゆうひ@11/5受賞作が発売されます
恋愛
転生したら、我が子に冷たくする酷い王妃になってしまった!
「お母様、謝るわ。お母様、今日から変わる。あなたを一生懸命愛して、優しくして、幸せにするからね……っ」
王子を抱きしめて誓った私は、その日から愛情をたっぷりと注ぐ。
不仲だった夫(国王)は、そんな私と息子にそわそわと近づいてくる。
もしかして一緒に遊びたいのですか、あなた?
他サイトにも掲載しています( https://ncode.syosetu.com/n5296ig/)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる