転生幼児は夢いっぱい

meimei

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祝福

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「ではこれより5歳の祝福の儀をはじめさせて頂きます」
 神官


 全員が頷く


「では、カシウス様そちらの水晶に手をかざして下さい」
 神官


「はい」
 カシウス


 ドキドキしながら手をかざすと………

 七色に光輝いた…。

「なんと!!!!!」
 神官


「こ、これは……」
 祖父


「あら~」
 祖母


「「…………」」絶句
 父、母



「御子息様は、全属性もちですね。素晴らしい!!それでは場所を移動しまして祝福を受けます」
 神官


 ぞろぞろと今度は教会の礼拝堂に移動した。

 神官のおじいちゃんが何かを祈ると
 空からキラキラした物が僕に降ってきた。


 !?


「やぁ、やっと話せたね」



「え!!なにここ!!どこなの!?」
 カシウス



「ここは、神の世界。大丈夫意識だけだから。ごめん、君は前世本当は死ぬ予定じゃなかったんだよね。でも隣の人と間違えちゃってさー……」



「……………」
 カシウス


 隣の人って……神崎くん…?同じ年の…。



「そう、その神崎君。で間違えてしまって……申し訳ない!!!そのかわりチートつけたし!!あっ、異世界あるあるの
 空間魔法もあるから!マジックバックも作れるし、時間停止だから空間にもバンバン物をいれてね!!あと、言語理解もあるからなんにでも話せるし、全属性だから賢者にだってなれるよ!!」
 神様



「………」
 カシウス



「なんなら何個か欲しいスキルもあげる!!」
 神



「全属性ということは、危険察知とかは普通に使えるの?あと生活魔法も」
 カシウス


「も、もちろんだよ!!あっ、もちろん僕の加護もついてるよ!」
 神



「なにかもらえるなら、錬金のスキルと薬師のスキル……あっあと想像魔法スキルも欲しいかな」
 カシウス


 錬金してみたいし、ポーションも作ってみたいし、想像魔法あったらなんでも
 作れる。うん、チート!!



「オッケーオッケー!!それもつけとくよ!!」
 神


「ありがとうございます」
 カシウス


「あとこれ。種あげる。地球のやつ!育てて鑑定してみて!」
 神


「わかりました。ありがとうございます」
 カシウス


「じゃ、また何かあったら教会にきてね!!」
 神


 また光……いつの間にか元の場所に。



「こっ、これは!!全能神の加護じゃ!!!!」
 神官


「「「「………」」」」



「おとうさま?」
 カシウス


 ハッ!!とするカイサル


 カイサル、シルビア、祖父祖母で頷く。


「カシウスおばぁちゃまとお庭をみていましょう?」
 祖母



「はい!!」
 カシウス


 エリーナとカシウスが外に出て一同深いため息を。


「これは……秘匿せねばならぬな」
 祖父


「はい……神官様も」
 カイサル


「もちろん秘匿致します。魔法誓約します」
 神官



「まさかの……神の加護に全属性とは……」
 カイサル


「大切に育てるのだぞ…もちろん私達も協力する」
 祖父


「ありがとうございます父上」
 カイサル


二人の祖父祖母はもちろんカシウスが

血の繋がりがない事は知っている。

知った上で実子として認め登録したのだ。






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