転生幼児は夢いっぱい

meimei

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カシウス②

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「う~み~ふんふんふーん」
カシウス

岩場で想像魔法で作った道具を使って牡蠣やサザエ、ウニをもりもり
ゲットしていた。ご満悦である

今は風魔法を応用して身体中に風魔法でコーティングして海の中を散策していた。空気もあるしらくちーん!

学生の頃ダイビングサークルだったんだよね~懐かしい


あ!!!タコ!!!槍でひょいっと
ゲット~ヒャッホー!!

タコやイカもぽいぽい空間に入れていく。

たこ焼き、イカ焼き~~

魚も沢山泳いでるけど、どうやってゲットしよっかなー。

あ、そうだ!!

サンダーストリーム!!!!!!

カミナリビリビリである。感電した
魚はプカプカ気絶している。

丸焦げにならないようにちゃんと力をセーブしたからね。


プカプカ気絶している魚達をまたひよひょい空間に入れていく。

あ~楽しい。
だいたい部屋に閉じ込めるとか横暴じゃない?

理由も秘匿して言わないしさー

いくら僕が10歳だからって理由はちゃんと話してくれないと納得出来ないしー。

カシウスはカシウスでプリプリ怒っていた。





その頃………



「いないなぁ………どこにいったんだ」
カイシス



「いないですね………カシウス様」
マルス



「ん~~~~。海の中で遊んでるみたいだよ……」
フルール



「「海の中!?」」
カシウス、マルス


「なんか、身体中に空気を結界みたいにまとって泳いでるから安全だね。海産物を獲りまくってるみたいだよ…楽しそう」
フルール

なんだよ!!主!!僕も連れてって欲しかったのに!!



「うちの………息子は本当規格外だな」
カイシス



「……………はい」
マルス



<ね~~主!!!返事をしてよ!!!>


<ん~念話?何フルール>



<一人でずるいよ!!僕も連れてってよね!!!>



<あー、海の中??ごめんごめん、閉じ込められて腹が立ったからさー
今度行くとき連れて行くよ>



<………主、いつ帰ってくるの?母上も父上もみんな心配してるよ>



嫌な予感が脳裏によぎるフルール



<ん~、とりあえず今日は帰らない。まだ怒ってるし。理由も言わずに部屋から出るなって意味わかんないし>



はあぁぁぁ……本当頑固なんだよなぁ



<分かったよ……くれぐれも危ない事はしないでね>




<はーい>


そのまま念話通信がプッと切れた。

カシウスが魔力を切ったのだ。



「父上、主は今日は帰らないって。理由も言わずに部屋に閉じ込められたのが腹に立ったらしい…」
フルール


「………帰らないって言ってたのか?10歳なのに?」
カイシス



「うん、言ってた。まぁ……主はツヨツヨだし。とりあえず母上が心配しているから屋敷に戻ろう」
フルール


「ぐぬぬぬ………分った」
カイシス



「旦那様、私は残ります」
マルス


マルスも意思が固そうだな…。


「分った。危険な事はしないように」
カイシス


「はい」
マルス


しかし……シルビアにどう話したらいいかな。

気絶しないといいが………



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