転生幼児は夢いっぱい

meimei

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美味しい〜

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栗を使う分だけ皮をむく…実はこれがめちゃくちゃ面倒くさい。だって薄皮もあるし……。

でも!!さすが魔法!!魔法でツルンとできちゃいました!!!

剥いた栗をつぶして、そこにほんの少しミルクをいれてなめらかになったら薄力粉とバターとお砂糖もいれてもみながらまぜつつ……折りたたむみたいに何回も繰り返す!
それを等分にわけて、焼く!!

かんせーーい!!!栗のスコーン出来上がり~!!

これにハチミツをかけて食べる!!

冒険中の軽食にもなるし栗は栄養価高い!


「いただきまーす」パクッ
カシウス


ん~~~美味しい!!!!!!!

栗の味がするー!!!!!

紅茶も侍女がもってきてくれたし
今日の朝食はスコーンでじゅうぶん!


トントン


「カシウス様、おはようございます。本日も宜しくお願い致します」
マルス


もぐもぐ もぐもぐ


「マルス、おはよー!宜しくね」
カシウス


部屋中に焼き立てスコーンのいい香りが……



「あの、カシウス様。このいい香りは?」
マルス


「あぁ、早起きしたからお菓子焼いたの」
カシウス



「そうですか……とてもいい香りですね」
マルス



「冒険用にもしまったからまたマルスにもあげるよー」
カシウス


「ありがとうございます!!!」
マルス


マルスもフルールもすっかり食いしん坊になった気がするよね?


もぐもぐ もぐもぐ


「カシウス様、本日はどうされますか?」
マルス



「今日はちょっとやりたいことあるし、しばらく部屋から出ないから側近用待機室でゆっくりしててくれていいよー」
カシウス


側近待機室とはカシウスの部屋の真横にある小部屋だ。


「かしこまりました」
マルス


マルスは一礼してから側近待機室に移動した。


さてと……ひと休憩してから作ってみようかな!


「ん~紅茶も美味しい」
カシウス


スコーンと紅茶って合うよね!!

まだ栗は山程あるし、なんていったってうちの裏山だし。

欲しければまた採りに行ける。

栗ご飯に、マツタケの土瓶蒸しに……
マツタケ焼き……。

うん!!!食べたい物は沢山ある。


さて……身長のびーると、髪の毛の色かえーると瞳の色かえーるをつくってみよう!!!

前世の歌を口ずさみながら薬師錬金していく。

ちなみに薬の錬金に使う器具はお父様が揃えてくれたよ!

魔力を上手に調整して……幸福の腕輪が光った!?やめ時ってこと!?

とりあえず作業をやめて鑑定してみた。

髪の毛の色カエール薬 S

自分が望んだ時に元の色に戻れる。
自分が望んだ色に変えられる


うわーー!なにこれ!!すごっ


続いて、目の色カエールも髪の毛の色カエールと同じだった。

身長のびーるも同じ。

ということは戻るのも、変えるのも自由自在ということだ。

えーーー!めちゃくちゃ凄くない!?

何瓶も出来たのでとりあえずなんの薬か記名をしてから空間にしまった。

すぐ使いたい衝動にかられるけど…

ここは我慢。

明日はお父様とお母様は夜会でいないし、マルスはまた非番でリルスだ。やるなら明日決行だ!!!

ワクワクするー!
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