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マルサス
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支度に帰宅後……なぜか私の目の前にマルサスが土下座をしている。
「なんなの?マルサスうっとおしい」ギロッ
「メイリーンすまない!!!このとおりだ!!!」
「何がすまないの??」ニコッ
「ぐっ……笑顔が笑顔が………」
「笑顔が何かしら?」
「いえ……なんでもございません。カイルサスと関わりたくないのに……ダンジョン行くのがバレてしまい……なおかつカイルサスまで行くことになってしまい……申し訳ありませんでした!!」
「……………そう思うならなんとか断ってよ」
「それは……かなり厳しいかと……」
「なんで?従兄弟で親友なのでしょ??」ニコッ
「ぐっ……その。もちろん俺だって何回も断ったよ……でもあいつもしつこくてさぁ。王族オーラ出してくるわけ……」
「そっ」
「メイリーン、今回はしょうがない……平穏に行くように頑張ろう」
「……………ええそうね、アスラン」
「アスラン~ありがとよ…」
「俺は別にマルサスの味方になったんじゃないぞ、メイリーンの味方だ」
「わ、分かってる」
トントン
「はい?」
「お嬢様、クオーレ様がお嬢様をお呼びしています」
「クレ?連れてきてくれる?」
「はい、かしこまりました」
最近、まぁ~まぁ~って呼んでくれるのよね。本当可愛い「私の」息子。
トントン
「失礼致します」
「グスグス まぁ~まぁ~」
「クレ、おいで」
乳母からクレを受け取り背中を優しくトントンするとすぐ笑顔になった。
「まぁ~アス~」
「あら?アスランのところに行くの?」
「あう~」
コクコク頷くクレ
貴方まだ生後半年なのに話が通じるって………
「おいでクレ」
アスランが指名されてひょいっと抱きかかえる。
「あすぅ~んぶぅあ~」
「クレはおしゃべりが上手で偉いなぁ~」
「キャッキャっ」
「クレ……まーちゃんもいるんだぞ……」
「まぁ~?あすぅ~」
「残念今日はアスラン指名ね」
ガクンと肩を落とすマルサス…
マルサス……どうやら今日はアンラッキーデーみたいね。
「ふぁぁぁ」
「クレ眠いのか??」
「あら大変、お風呂に入ってから寝ないと、メアリークレをお風呂に連れて行って」
「はい、クオーレ様お風呂に参りましょう」ニコッ
「めー!」
ご機嫌になりメアリーとお風呂に向かった。メアリーは乳母ね
「じゃ、帰るわ」
「俺も」
「ええ、またね。ダンジョンは次の休みに行く予定だから閣下にも伝えて」
「分かった……本当にすまない」
二人はそれぞれ自宅に帰っていった。
「アンナ」
「どうなさいました?お嬢様」
アンナは私の専属侍女
「今日は少し疲れたからお部屋で食事をしたいの」
「了解致しました、ではお部屋にお持ちする旨を伝えて参ります」
「ええ、ありがとう」
近衛騎士の服を着替えてラフな
服に着替える。
ぽふんとお気に入りのソファーに座る。
「なんなのかしら、あの閣下は…なんで私に近づくの??記憶があるのかしら?まさかね……」
なぜカイルサスが近づいてくるのか……その真意が分からず苛立つのだった。
「なんなの?マルサスうっとおしい」ギロッ
「メイリーンすまない!!!このとおりだ!!!」
「何がすまないの??」ニコッ
「ぐっ……笑顔が笑顔が………」
「笑顔が何かしら?」
「いえ……なんでもございません。カイルサスと関わりたくないのに……ダンジョン行くのがバレてしまい……なおかつカイルサスまで行くことになってしまい……申し訳ありませんでした!!」
「……………そう思うならなんとか断ってよ」
「それは……かなり厳しいかと……」
「なんで?従兄弟で親友なのでしょ??」ニコッ
「ぐっ……その。もちろん俺だって何回も断ったよ……でもあいつもしつこくてさぁ。王族オーラ出してくるわけ……」
「そっ」
「メイリーン、今回はしょうがない……平穏に行くように頑張ろう」
「……………ええそうね、アスラン」
「アスラン~ありがとよ…」
「俺は別にマルサスの味方になったんじゃないぞ、メイリーンの味方だ」
「わ、分かってる」
トントン
「はい?」
「お嬢様、クオーレ様がお嬢様をお呼びしています」
「クレ?連れてきてくれる?」
「はい、かしこまりました」
最近、まぁ~まぁ~って呼んでくれるのよね。本当可愛い「私の」息子。
トントン
「失礼致します」
「グスグス まぁ~まぁ~」
「クレ、おいで」
乳母からクレを受け取り背中を優しくトントンするとすぐ笑顔になった。
「まぁ~アス~」
「あら?アスランのところに行くの?」
「あう~」
コクコク頷くクレ
貴方まだ生後半年なのに話が通じるって………
「おいでクレ」
アスランが指名されてひょいっと抱きかかえる。
「あすぅ~んぶぅあ~」
「クレはおしゃべりが上手で偉いなぁ~」
「キャッキャっ」
「クレ……まーちゃんもいるんだぞ……」
「まぁ~?あすぅ~」
「残念今日はアスラン指名ね」
ガクンと肩を落とすマルサス…
マルサス……どうやら今日はアンラッキーデーみたいね。
「ふぁぁぁ」
「クレ眠いのか??」
「あら大変、お風呂に入ってから寝ないと、メアリークレをお風呂に連れて行って」
「はい、クオーレ様お風呂に参りましょう」ニコッ
「めー!」
ご機嫌になりメアリーとお風呂に向かった。メアリーは乳母ね
「じゃ、帰るわ」
「俺も」
「ええ、またね。ダンジョンは次の休みに行く予定だから閣下にも伝えて」
「分かった……本当にすまない」
二人はそれぞれ自宅に帰っていった。
「アンナ」
「どうなさいました?お嬢様」
アンナは私の専属侍女
「今日は少し疲れたからお部屋で食事をしたいの」
「了解致しました、ではお部屋にお持ちする旨を伝えて参ります」
「ええ、ありがとう」
近衛騎士の服を着替えてラフな
服に着替える。
ぽふんとお気に入りのソファーに座る。
「なんなのかしら、あの閣下は…なんで私に近づくの??記憶があるのかしら?まさかね……」
なぜカイルサスが近づいてくるのか……その真意が分からず苛立つのだった。
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