5 / 188
第一章『参上! まさにチートな仲間たち』
第二話 ピロリロリン!アラームみたいなスキル取得音!
しおりを挟む
多分横書きで見たほうが見やすいと思います。
あの数字、どうにかならないですかね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今、私はお城のベッドで横になっている。
凄く豪華なベッドで、私みたいな平凡な人には、割りに合わないレベルだ。
私は、なんでこうなったかをゴロゴロと転がりながら思い出してみる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あの皇女様が依頼内容を言った後、クラスの中での声は二つに別れた。
まず、お約束の展開になって興奮している者達。
これはさっきステータスが出たときに舞い上がってた私と同じだね。
多分こっちは大半が異世界とかが出てくる小説を読んだ事がある組だと思う。
そしてもう一組は、どうしようかと考え込んでいる者達。
こっちは頭の回転が早く、どういう状態かを考えそして、この先のことを考えて、行くべきかどうかを考えている人達と、異世界が出てくる小説を読んだ事がなくて何がなんだか分かっていない人達だろう。
ちなみに私は後者。
だってあの皇女様、何故か怖いんだもん。
ビビりじゃないよ、警戒心が強いだけ。
そしてその状態が10分位続き、結局魔王討伐に行くことになった。
そしてなにやらこの後の予定を先生と帝王様達できめるそうで、呼ばれるまで用意してくれた部屋でまっているように言われた。
その際に「後で戦闘能力を見極める訓練をする。部屋でステータスを見るといい。ステータスを見るには『ステータスオープン』と心のなかで唱えるといい。そこに書いてあるスキルと称号に《勇者》があるはずだ。」と帝王様が親切にも教えてくれた。
まあ私は、フライングでステータスを見たから言われなくても分かってたんだけどね~‥‥ってん!?
スキルと称号に勇者?
ステータスにそんなのあったっけ?
そう思って私はまたステータスを確認した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 0/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・異世界言語
加護 呪い
・??????
称号
・異世界人
・??????
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やっぱり無いね、なんでだろう。
後それとあの時は気にならなかったけどこの??????ってスキルと称号。
これ、なんだろう?
そうしながらステータスをツンツンしてみていると、ピロリロリンという感じの音がしてから謎の声が聞こえてきた。
『スキル 《鑑定眼》を取得しました。 続いて《ステータス》のスキル表示に新たにパッシブスキルが追加されました。それに伴いスキル《??????》《異世界言語》が、パッシブスキルに移動しました。』
え!? なにこれ!? もしかしてこれがあの世界の声ってやつ!?‥‥いけないいけない、少し落ち着かなきゃ。
まあこれって新しくスキルが追加されたってことだよね。
さっきは驚いてステータスを閉じちゃったけど見てもだいじょうぶだよね。スキル、増えてなかったりしないよね。
私は少々怖じけつきながらステータスを確認した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 0/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・鑑定眼 LV 1
パッシブスキル
・異世界言語
・??????
加護 呪い
称号
・異世界人
・??????
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おお!ちゃんと追加されてる!
鑑定眼ってことはステータスの細かいことまで見られるのかな?どうやって使うんだろう?
とりあえず鑑定眼の所をじ~っと見つめてみた。すると
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・鑑定眼 LV 1
様々な物の情報を見ることができる。
レア度《F》以上は見ることができない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なるほど、ステータスだけじゃなくていろいろな物にも使えるんだね。
じゃあ、このベッドには使えるかな?
今度はベッドに鑑定眼を使ってみる。するとさっきスキルをゲットした時に聞こえた音声が聞こえてきた。
『レア度《F》以上の物は《鑑定眼 LV 1》では見ることが出来ません。』
あっなるほど、このベッドレア度《F》以上だったんだ。
まあ、お城の物だし当たり前か。
そう一人で納得しているとまたあの声が聞こえてきた。
『スキル《鑑定眼》のレベルが、LV 2に上がりました。』
え……レベル上がるの早くない?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この小説をお読みいただきまして誠にありがとうございます。
この作品の主人公が一番最初に覚えるスキルは鑑定眼です。
ちなみにこれが伏線になったりはしませんよ、よく使われるスキルになりますが。
まあ、それはさておき、今回のステータスをどうぞ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 0/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・鑑定眼 LV 2
パッシブスキル
・異世界言語
・??????
加護 呪い
称号
・異世界人
・??????
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は本編にステータス表示が多すぎましたかね。
ちなみに次回からはここのあとがきは新キャラクターがお送りします。
誤字脱字等がございましたらご報告お願いします。
それでは皆様、さようなら。
あの数字、どうにかならないですかね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今、私はお城のベッドで横になっている。
凄く豪華なベッドで、私みたいな平凡な人には、割りに合わないレベルだ。
私は、なんでこうなったかをゴロゴロと転がりながら思い出してみる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あの皇女様が依頼内容を言った後、クラスの中での声は二つに別れた。
まず、お約束の展開になって興奮している者達。
これはさっきステータスが出たときに舞い上がってた私と同じだね。
多分こっちは大半が異世界とかが出てくる小説を読んだ事がある組だと思う。
そしてもう一組は、どうしようかと考え込んでいる者達。
こっちは頭の回転が早く、どういう状態かを考えそして、この先のことを考えて、行くべきかどうかを考えている人達と、異世界が出てくる小説を読んだ事がなくて何がなんだか分かっていない人達だろう。
ちなみに私は後者。
だってあの皇女様、何故か怖いんだもん。
ビビりじゃないよ、警戒心が強いだけ。
そしてその状態が10分位続き、結局魔王討伐に行くことになった。
そしてなにやらこの後の予定を先生と帝王様達できめるそうで、呼ばれるまで用意してくれた部屋でまっているように言われた。
その際に「後で戦闘能力を見極める訓練をする。部屋でステータスを見るといい。ステータスを見るには『ステータスオープン』と心のなかで唱えるといい。そこに書いてあるスキルと称号に《勇者》があるはずだ。」と帝王様が親切にも教えてくれた。
まあ私は、フライングでステータスを見たから言われなくても分かってたんだけどね~‥‥ってん!?
スキルと称号に勇者?
ステータスにそんなのあったっけ?
そう思って私はまたステータスを確認した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 0/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・異世界言語
加護 呪い
・??????
称号
・異世界人
・??????
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やっぱり無いね、なんでだろう。
後それとあの時は気にならなかったけどこの??????ってスキルと称号。
これ、なんだろう?
そうしながらステータスをツンツンしてみていると、ピロリロリンという感じの音がしてから謎の声が聞こえてきた。
『スキル 《鑑定眼》を取得しました。 続いて《ステータス》のスキル表示に新たにパッシブスキルが追加されました。それに伴いスキル《??????》《異世界言語》が、パッシブスキルに移動しました。』
え!? なにこれ!? もしかしてこれがあの世界の声ってやつ!?‥‥いけないいけない、少し落ち着かなきゃ。
まあこれって新しくスキルが追加されたってことだよね。
さっきは驚いてステータスを閉じちゃったけど見てもだいじょうぶだよね。スキル、増えてなかったりしないよね。
私は少々怖じけつきながらステータスを確認した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 0/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・鑑定眼 LV 1
パッシブスキル
・異世界言語
・??????
加護 呪い
称号
・異世界人
・??????
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おお!ちゃんと追加されてる!
鑑定眼ってことはステータスの細かいことまで見られるのかな?どうやって使うんだろう?
とりあえず鑑定眼の所をじ~っと見つめてみた。すると
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・鑑定眼 LV 1
様々な物の情報を見ることができる。
レア度《F》以上は見ることができない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なるほど、ステータスだけじゃなくていろいろな物にも使えるんだね。
じゃあ、このベッドには使えるかな?
今度はベッドに鑑定眼を使ってみる。するとさっきスキルをゲットした時に聞こえた音声が聞こえてきた。
『レア度《F》以上の物は《鑑定眼 LV 1》では見ることが出来ません。』
あっなるほど、このベッドレア度《F》以上だったんだ。
まあ、お城の物だし当たり前か。
そう一人で納得しているとまたあの声が聞こえてきた。
『スキル《鑑定眼》のレベルが、LV 2に上がりました。』
え……レベル上がるの早くない?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この小説をお読みいただきまして誠にありがとうございます。
この作品の主人公が一番最初に覚えるスキルは鑑定眼です。
ちなみにこれが伏線になったりはしませんよ、よく使われるスキルになりますが。
まあ、それはさておき、今回のステータスをどうぞ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 0/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・鑑定眼 LV 2
パッシブスキル
・異世界言語
・??????
加護 呪い
称号
・異世界人
・??????
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は本編にステータス表示が多すぎましたかね。
ちなみに次回からはここのあとがきは新キャラクターがお送りします。
誤字脱字等がございましたらご報告お願いします。
それでは皆様、さようなら。
1
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
修学旅行に行くはずが異世界に着いた。〜三種のお買い物スキルで仲間と共に〜
長船凪
ファンタジー
修学旅行へ行く為に荷物を持って、バスの来る学校のグラウンドへ向かう途中、三人の高校生はコンビニに寄った。
コンビニから出た先は、見知らぬ場所、森の中だった。
ここから生き残る為、サバイバルと旅が始まる。
実際の所、そこは異世界だった。
勇者召喚の余波を受けて、異世界へ転移してしまった彼等は、お買い物スキルを得た。
奏が食品。コウタが金物。紗耶香が化粧品。という、三人種類の違うショップスキルを得た。
特殊なお買い物スキルを使い商品を仕入れ、料理を作り、現地の人達と交流し、商人や狩りなどをしながら、少しずつ、異世界に順応しつつ生きていく、三人の物語。
実は時間差クラス転移で、他のクラスメイトも勇者召喚により、異世界に転移していた。
主人公 高校2年 高遠 奏 呼び名 カナデっち。奏。
クラスメイトのギャル 水木 紗耶香 呼び名 サヤ。 紗耶香ちゃん。水木さん。
主人公の幼馴染 片桐 浩太 呼び名 コウタ コータ君
(なろうでも別名義で公開)
タイトル微妙に変更しました。
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
コンバット
サクラ近衛将監
ファンタジー
藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。
ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。
忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。
担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。
その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。
その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。
かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。
この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。
しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。
この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。
一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる