お気楽少女の異世界転移――チートな仲間と旅をする――

敬二 盤

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第一章『参上! まさにチートな仲間たち』

第十二話 色々ありそうな二人

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「それで、これからどうすればいいの?」

私は三日前に帝国を出たばっかりだ、こちらの世界に持ち込んだ物は今着ている制服ぐらいだから忘れ物の心配はしなくていい。

「どうするかはきちんと決めてあるよ、でもその前にねー、一旦色々整理した方が良いと思うよー」

「整理って?」

「君さー、一緒に来た人達の事忘れてない?」

あ、忘れてた。

「その顔はやっぱり忘れてたんだね」

「やっぱり思考誘導の後遺症かな、どう思う、兄ちゃん」

「いや違うと思うよーこれはきょうら…まあ僕の仕業だね」

「…兄ちゃん」

「まあそれは置いておくとして」

「置いといて良いの?」

「良いんだよ実穂さんや、まあそれでどうするのその人達」

出来れば皆一緒に帰りたいけど市町の娘もいるしね、どうしよう。

「まあ僕は別にほっといても良いと思うよ」

「え?」

「だって君を殺そうとした人達だよ、連れていく意味ある?」

「…でも」

「じゃあこうしようか、僕達は君が元の世界へ帰るのを手伝う、そして君はその方法が見つかったらその時にその人達を連れていくか決める、これで良んじゃないのかなー」

「…うん、わかったよ、それで良い」

「所で話は変わるけどさ、君ってお腹空いてる?」

「あーうん、さっきから何となくお腹空いてるなーとは感じてたからね」

「まあ三日前も食べて無いしね」

でも少ししか空いてない、なんで?

「まあ、魔法って便利だよ」

また表情を読まれたらしい、そっかー魔法かー

「ラキト、準備してきて」

「わかった」

「じゃあ実穂さんや、お外に出てきてくだされや」

「うん」

そう言われて私は外に出る。

テントの外には視界一面の草原があった。

どこを見ても草、どこもかしこも草、とにかく凄い場所だった。

「兄ちゃん、準備出来たよ」

早くない?

「早くない?って顔して」

「兄ちゃん、それはもう良いよ」

「アッハイ」

「俺が説明しとくから兄ちゃんは作ってて」

「了~解」

「まあこれは、ただ単にアイテムボックスから出しただけなんだけど」

「それっていっぱい物が入って中は時間が止まってると言うあのアイテムボックス?」

「え?知ってたの?」

「ラキト、相手は異世界人だよ、色々な事を知ってるんだよ、僕が少し前に会った異世界人は魔法の事が書いてある本が元の世界にあったとか言ってたし」

うわーそれってライトノベルとかだよね。

「実穂さんの世界にもあったの?」

「うん、あったよ」

「兄ちゃん、これは?」

「無理、絞れない」

「え、何?」

「いや君の世界にね、帰る方法の一つなんだけどさー、君の世界の場所が解らないと無理なやつなんだよー」

「へー」

「まあいっか、さっさと料理しますかねー」

そう言ってライトは白い宝石みたいな物を取り出した。

「ジョブクリスタル《料理人》」

ライトが呟いた、するとその宝石が光りながら砕け散っていった。

「ほい、なーべ、、にーく、やーさーい、《ウォーター》《ファイア》あーとはじーっくりまーつーだーけー♪」

ライトが歌いながら鍋を出して肉、野菜、水を入れた、そして薪を取り出して火を着けて鍋を置いた。

何で歌ってるかは問わないよ、だってさっきまでのやり取りでライトさんがそういう性格だってわかったもん、でもね

「…薪は歌わないの?」

「あ…」

忘れてた様だ。

「さてと、待ってる間に改めて自己紹介しなきゃね、兄ちゃん」

「え、僕は四回目なんだけど」

「気にしない、気にしない」

うわー慣れてるね。

「ほいほい、僕はライト スターダスト、王国では《万能の者》とか言われてるよ」

「じゃあ次は俺、ラキト スターダストです、この兄ちゃんの弟です、王国では《怪力の者》と言われてる」

「えっと、最後のって二つ名?」

「うん、そうだよ、ほら早く君も言って」

「え、私も?」

「うん」

「それじゃあ…私は進和 実穂、実穂って呼んでください」

「わかったよー、よろしくね実穂」

「よろしく、実穂」

「うん、よろしく」

「…まだ後出来るまでに十分位あるんだけど」

「じゃあ美穂、何かやりたい事とかあるかなー」

「えっと、魔法?」

「ほーなるぼどじゃあ僕が教えてあげようかね」

「じゃあ俺は見回りに行ってくるよ」

「行ってらっしゃい」

「行ってきます」

「さて実穂さんや、まずそもそも魔法とは何か知っているかね」

確か訓練所にいた兵士さんが教えてくれてたなー

「才能がある人しか扱えない不思議な力じゃなかったっけ」

「違うよー…まず魔法とは空気中にある魔力と人間のイメージが反応を起こして起こる現象の事、その現象を起こすときには必ずしも詠唱が必要とは限らない、才能が無くても使えない事はない」

「へー、じゃあ私にも使えるの?」

「使う事は出来る、でも使いこなせるかは別」

「じゃあどうやって使うの?」

「えっと、まず、体に何かが、流れてるイメージで、やってみて」

あれ?さっきまでの勢いはどうしたの?何かしどろもどろになってる。

まあいっか、体に何かが流れているイメージだっけ?

ピロピロリン

『スキル《魔力探知》を取得しました』

「あ、」

「何?できないなら、他のやり方、教えるけど」

「いや違うよ、魔力探知を覚えたの」

「え、もう?」

「兄ちゃんただいま」

「あ、お帰り、ラキト」

「…兄ちゃんまた切れてる」

「え?…おかしいなー何でこんなによく切れるんだろねー」

「…元に戻った?」

「えっとねー説明いる?」

「兄ちゃん、逃げようとしないで」

「…これはねー性格変換って言うスキルなんだよねー」

「性格変換?」

「そのまんまの意味だよー」

「ちなみに今の性格が元の性格?」

「いや、さっきまでの人と話すのが苦手そーなやつが元の性格」

「え?」

「だってあれじゃ喋りづらいでしょ」

いや喋りづらそうだったけどさーいつも使う用とかでもうちょっとまともな性格無かったのかな?

「あ、出来たようだから取ってくるよ、そこの布に座っといて」

あーこれあれだ、ピクニックとかでよく使うやつだ、ビニールじゃないけど…うわ、ふっかふか!


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ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」

ライト「どうも皆さんこんにちは、魔法がすぐに覚えられそうで怖いライト スターダストです」

ディメン「確かに直ぐに覚えそうだよなー」

ライト「あれはヤバイ楽で良いわー

ディメン「本音出てるぞ」

ライト「あ、」

ディメン「めんどくさがりかよ…今回のステータスだぜ」


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・進和 実穂 
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業  ?
・LV  1   1/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT  12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7

スキル
・鑑定眼 LV 5
・魔力察知

パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 3

加護 呪い

称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物


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ディメン「魔力察知はパッシブスキルじゃ無いんだな」

ライト「じゃあ君は常に周りに謎の光りがある状態でいたいの?」

ディメン「それは嫌だな」

ライト「てか知っといてよ」

ディメン「俺は魔法は使わないからな」

ライト「じゃあこの空間は?」

ディメン「俺の能力」

ライト「何が違うのかなー?…今回はこの小説を読んでいただきありがとうございます」

ディメン「誤字脱字等があったら報告の方をお願いするぜ」

ライト「それでは皆さん」

ディメン&ライト「さようなら」


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今回の魔法

・ウォーター
水の生活魔法
手から水を作り出す
スキル《水魔法》を覚えてなくても使える
とても便利

・ファイア
手をかざした所に火を着ける
スキル《火魔法》を覚えてなくても使える
とっても便利


今回はどちらも生活魔法でした、とっても便利。
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