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第一章『参上! まさにチートな仲間たち』
第十三話 しゅっぱーつ…中身無さすぎ!!
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私とラキトの前に野菜とお肉がたくさん入ったスープが置かれている。
「えっと、ライトは食べないの?」
「僕はねー、食べ物で魔力を回復するから魔力が余ってる時は食べなくて良いんだよー、それよりもほら、早く食べて食べて、具材も全部消化に良い物しか使ってないから」
「「いただきます」」
なにこのお肉、柔らか!
「ねえ、これって何のお肉なの?」
「…世の中には知らない方が良い事もあるんだよ」
つまり聞くなって事だねわかります。
「じゃあ二人とも、僕は馬車の準備をしとくから食べ終わったら呼んでねー」
「え、馬車?」
「そうだよ、もしかして歩くつもりだった?流石にそれは無理だよ、帝国って結構広いよー」
「うっ…」
「図星だね」
どうせ私は分かりやすい人ですよーだ。
「そういえば兄ちゃん、移動って言っても目的地は何処なの?」
「え?王国だけど」
王国かー、確か魔王と協力してる国だっけ?
「とりあえず魔王国経由で行けば以外と早めに着くよ」
え、魔王国通るの?
「実穂さんや、魔王ってどんなイメージがある?」
「えっと、極悪非道で冷酷な魔属の王様?」
「全部外れだよー」
「え?」
「それは先代魔王、今の魔王は二代目、とっても良い魔王様だよー」
帝国では魔王は悪いやつだって言ってたのに。
「…実穂、帝国の人が言ってた情報は事実がねじ曲げられて伝わっている物が多いんだよ。」
「ということは、魔王城に戦いに行った異世界人が全員行方不明になってるっていうのも?」
「あ、それは本当、まあその事は少し言い方が違うけど…あ、馬車の準備早くしなきゃ」
ライトは慌てた様に走っていった、そしてライトの目の前に空いた穴みたいな場所へ入っていった。
何あれ、SFとかでよくあるワームホール?
「ねえ、ラキト、ライトが使ってた丸い穴みたいな物って何?」
「あれもスキルの一種だよ、ワープホールっていって遠い場所に直ぐに行けるんだ」
「それって他の人も通れるの?」
「通れるよ」
あれ、じゃあ馬車いらないんじゃ。
「じゃあその王国って所には直ぐに行けるんじゃないの?」
「それは兄ちゃんが美穂に色々な所に行って色々な物を見てほしいと思ってるからだよ、まあ本人は面白い事が起こりそうだからとか誤魔化してたけど」
「…ツンデレ?」
「たぶん」
「だーれがツンデレじゃー!」
「「すいません!」」
後ろから突然出てくるのはびびる。
「とっとと食べて、準備はできたから!」
そう言ってライトはいつのまにか置いてあった馬車の中に入っていった。
ワープホールで運んできたんだろーなー。
「実はあれって照れ隠しなんだよ」
「うん、知ってた」
分かりやすかったねー。
「聞こえてるよ?」
「「誠に申し訳ございませんでした」」
耳、良すぎじゃない?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スープを食べ終わった私は、見た目が少し古そうな馬車に乗り込んだ。
中はとても広く、外面の古さなんて少しも感じない。
というか、一つの部屋みたいだ。
「…広くない?」
「魔法って凄いね」
いつの間にか後ろにいたライトが笑顔で答えた。
ソッカー、マホウカー、ソレナラシカタナイナー。
「さてと、出発するから席に座っててねー」
私はまだ驚きながらも席に座る。
「ねえ、ライト」
馬車の前方部分にある御者と話す隙間からライトに問い掛けてみる。
「何ー?」
「馬は?」
そう、この馬車には馬なんて付いてなかった。
ワープホールから出すのかな、なんて見てたらワープホールは開かずに馬車の前に付いている紐の周りが光り始めた。
「今呼び出すから待っててねー」
そして、その光が集まって、二匹の馬が出てきた。
見た目は普通の馬だ。
「ちなみにこの馬、生物じゃないからねー」
「え?」
「魔法生物っていうやつだよ」
生物じゃん。
「魔法生物はタイプによって意識があるのと無いのがいるんだよ、この馬が意識が無いやつでー、そうだなー、IOA 」
『はい』
ライトがそう呼び掛けると私の隣にIOA さんが座っていた。
そういえばいたなー、完全に忘れてた。
「説明を変わりますと、私が意識のある魔法生物の例ですね、因みに意識がある魔法生物は生き物だとマスターは言い張っておりました」
「え、IOA さんって人間じゃ無かったの?」
「人族が空中を飛んでいる人に追い付いてその後に垂直落下して衝撃もなく着地出来ると思いますか?」
「無理ですね」
「まあ、若干一人出来そうな人がいますけどね」
そう言ってIOA さんはライトの方を見た。
「IOA酷いよ、そんなこと…多分出来る訳がないよ」
「私の動きは全てマスターの動きの応用ですが?」
「…」
出来るんですね分かります。
「ま、まあそんなことは置いといて、しゅっぱーつ」
ライトの気の抜ける掛け声と共に馬車が動き出した。
「そういえば実穂ー、その服じゃ人に会った途端直ぐに異世界人だってばれるよー」
「あー、でも着替え持ってないよ?」
「ほい、パース」
服が投げ込まれてきたのですかさずキャッチした。
「じゃあ俺は御者台に行ってくるよ」
「私も消えておきますね」
ラキトはドアを出て御者台に移動して、IOA さんは光の粒子になってライトの中へ入っていった。
へー、そんな風に消えるんだー。
そんな事を思いながら渡された服をかくにんしてみた。
…うん、Tha、異世界って感じ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、スープを作るに至って、家庭料理しか作れないから素材の味でごり押したライト スターダストです」
ディメン「そんな事してたのかよ」
ライト「出来るだけ煮込むと柔らかくなる素材を使いました」
ディメン「地味に優しい…今回のステータスだぜ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 1/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・鑑定眼 LV 5
・魔力察知
パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 3
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「変わってないのは良しとして、《??????》が少し変わってるのが気になるな」
ライト「美穂が気づくと良いね」
ディメン「そうだな…今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
ライト「誤字脱字等がございましたらご報告の方をよろしくお願い致します、それでは皆さん」
ディメン&ライト「さようなら」
「えっと、ライトは食べないの?」
「僕はねー、食べ物で魔力を回復するから魔力が余ってる時は食べなくて良いんだよー、それよりもほら、早く食べて食べて、具材も全部消化に良い物しか使ってないから」
「「いただきます」」
なにこのお肉、柔らか!
「ねえ、これって何のお肉なの?」
「…世の中には知らない方が良い事もあるんだよ」
つまり聞くなって事だねわかります。
「じゃあ二人とも、僕は馬車の準備をしとくから食べ終わったら呼んでねー」
「え、馬車?」
「そうだよ、もしかして歩くつもりだった?流石にそれは無理だよ、帝国って結構広いよー」
「うっ…」
「図星だね」
どうせ私は分かりやすい人ですよーだ。
「そういえば兄ちゃん、移動って言っても目的地は何処なの?」
「え?王国だけど」
王国かー、確か魔王と協力してる国だっけ?
「とりあえず魔王国経由で行けば以外と早めに着くよ」
え、魔王国通るの?
「実穂さんや、魔王ってどんなイメージがある?」
「えっと、極悪非道で冷酷な魔属の王様?」
「全部外れだよー」
「え?」
「それは先代魔王、今の魔王は二代目、とっても良い魔王様だよー」
帝国では魔王は悪いやつだって言ってたのに。
「…実穂、帝国の人が言ってた情報は事実がねじ曲げられて伝わっている物が多いんだよ。」
「ということは、魔王城に戦いに行った異世界人が全員行方不明になってるっていうのも?」
「あ、それは本当、まあその事は少し言い方が違うけど…あ、馬車の準備早くしなきゃ」
ライトは慌てた様に走っていった、そしてライトの目の前に空いた穴みたいな場所へ入っていった。
何あれ、SFとかでよくあるワームホール?
「ねえ、ラキト、ライトが使ってた丸い穴みたいな物って何?」
「あれもスキルの一種だよ、ワープホールっていって遠い場所に直ぐに行けるんだ」
「それって他の人も通れるの?」
「通れるよ」
あれ、じゃあ馬車いらないんじゃ。
「じゃあその王国って所には直ぐに行けるんじゃないの?」
「それは兄ちゃんが美穂に色々な所に行って色々な物を見てほしいと思ってるからだよ、まあ本人は面白い事が起こりそうだからとか誤魔化してたけど」
「…ツンデレ?」
「たぶん」
「だーれがツンデレじゃー!」
「「すいません!」」
後ろから突然出てくるのはびびる。
「とっとと食べて、準備はできたから!」
そう言ってライトはいつのまにか置いてあった馬車の中に入っていった。
ワープホールで運んできたんだろーなー。
「実はあれって照れ隠しなんだよ」
「うん、知ってた」
分かりやすかったねー。
「聞こえてるよ?」
「「誠に申し訳ございませんでした」」
耳、良すぎじゃない?
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スープを食べ終わった私は、見た目が少し古そうな馬車に乗り込んだ。
中はとても広く、外面の古さなんて少しも感じない。
というか、一つの部屋みたいだ。
「…広くない?」
「魔法って凄いね」
いつの間にか後ろにいたライトが笑顔で答えた。
ソッカー、マホウカー、ソレナラシカタナイナー。
「さてと、出発するから席に座っててねー」
私はまだ驚きながらも席に座る。
「ねえ、ライト」
馬車の前方部分にある御者と話す隙間からライトに問い掛けてみる。
「何ー?」
「馬は?」
そう、この馬車には馬なんて付いてなかった。
ワープホールから出すのかな、なんて見てたらワープホールは開かずに馬車の前に付いている紐の周りが光り始めた。
「今呼び出すから待っててねー」
そして、その光が集まって、二匹の馬が出てきた。
見た目は普通の馬だ。
「ちなみにこの馬、生物じゃないからねー」
「え?」
「魔法生物っていうやつだよ」
生物じゃん。
「魔法生物はタイプによって意識があるのと無いのがいるんだよ、この馬が意識が無いやつでー、そうだなー、IOA 」
『はい』
ライトがそう呼び掛けると私の隣にIOA さんが座っていた。
そういえばいたなー、完全に忘れてた。
「説明を変わりますと、私が意識のある魔法生物の例ですね、因みに意識がある魔法生物は生き物だとマスターは言い張っておりました」
「え、IOA さんって人間じゃ無かったの?」
「人族が空中を飛んでいる人に追い付いてその後に垂直落下して衝撃もなく着地出来ると思いますか?」
「無理ですね」
「まあ、若干一人出来そうな人がいますけどね」
そう言ってIOA さんはライトの方を見た。
「IOA酷いよ、そんなこと…多分出来る訳がないよ」
「私の動きは全てマスターの動きの応用ですが?」
「…」
出来るんですね分かります。
「ま、まあそんなことは置いといて、しゅっぱーつ」
ライトの気の抜ける掛け声と共に馬車が動き出した。
「そういえば実穂ー、その服じゃ人に会った途端直ぐに異世界人だってばれるよー」
「あー、でも着替え持ってないよ?」
「ほい、パース」
服が投げ込まれてきたのですかさずキャッチした。
「じゃあ俺は御者台に行ってくるよ」
「私も消えておきますね」
ラキトはドアを出て御者台に移動して、IOA さんは光の粒子になってライトの中へ入っていった。
へー、そんな風に消えるんだー。
そんな事を思いながら渡された服をかくにんしてみた。
…うん、Tha、異世界って感じ。
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ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、スープを作るに至って、家庭料理しか作れないから素材の味でごり押したライト スターダストです」
ディメン「そんな事してたのかよ」
ライト「出来るだけ煮込むと柔らかくなる素材を使いました」
ディメン「地味に優しい…今回のステータスだぜ」
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・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 1/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・鑑定眼 LV 5
・魔力察知
パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 3
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
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ディメン「変わってないのは良しとして、《??????》が少し変わってるのが気になるな」
ライト「美穂が気づくと良いね」
ディメン「そうだな…今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
ライト「誤字脱字等がございましたらご報告の方をよろしくお願い致します、それでは皆さん」
ディメン&ライト「さようなら」
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