18 / 188
第一章『参上! まさにチートな仲間たち』
第十五話 いまさら思い出したの!?《鑑定眼》
しおりを挟む
…ちょっとこれはやり過ぎじゃないですかね。
そう言いたくなる様な光景が目の前にあった。
襲撃してきた盗賊は、六人全員まとめて縄でくくりつけてある。
ただ、その六人全員が怯えきった様な表情をしている。
…特にライトを見ると。
「えっと、ライトさん」
「どうしたの、と言うか何故に敬語?」
「これって何をしたらこうなるんですか」
「ちょちょいと幻覚を見せただけだよ」
「因みにどんな幻覚を?」
「美穂、世の中には知らない方が幸せな事も一杯あるんだよ」
「ア、ハイ」
ラキトが真剣な顔で言ってきたので止めておく。
「別に教えてもいいんだけどなーっと、取り敢えずこの盗賊はポイしておいて、近くに街があったということだけを教えとくね」
「盗賊がどうでもいいと言うように聞こえたんですが」
「どうでも良いんじゃないの?」
「「「「「「ぎゃあー!」」」」」」
盗賊達は六人揃ってライトが足元に作り出したワープホールに落ちていった。
「ほい、処理完了」
「ライトさん、因みにあの穴は何処に繋がっているのでしょうか」
「普通に牢屋だけど…何で敬語?」
牢屋なんだ、ごみ処理場とか言われないで良かった。
「それで街までどれくらいあるの?」
「ほい、地図」
ライトは差し出した地図を指差しながら説明してくれた。
「ここが帝国の首都で、ここが現在地、それでここが近くの街明日にはもう着くね」
「以外と近いんだね」
「美穂、帝国からここまでって普通の馬車で二日位掛かるんだけど」
「え?」
ラキトが困ったような顔で説明をする。
二日?でも今は夕方だし、一日も経ってないよ。
「まあ、この馬車のスビードは普通の馬車の二倍位の速度で走ってるしね」
「あ、そういうことなんだ」
「取り敢えず今日はここで野宿かな?」
野宿!面白そう、一回やってみたかったんだよね。
「ほう、実穂さんや、目がキラキラしておりますぞ、余程野宿が楽しみと見える」
「兄ちゃん、何その口調」
「気にしなーい気にしない、それよりもほら、枝集め枝集め」
「はーい」
私はあえて子供みたいな声をあげてから、枝を探しに行った。
後ろからラキトが付いてくる、多分ライトから護衛を頼まれたのかな?
まあ、一人で遠くに行って戻れなくなっても大変だしね。
そんなことを考えながら枝を集めていると、私はいきなり思い付いた。
この枝って鑑定出来るのかな?と。
そういえばすっかり忘れてたよ、鑑定眼。
よし、とりあえず《鑑定》
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・木の枯れ枝
枯れた木が落とした枝
何の木が落としたかは解らないが
とても燃えやすいとだけは言っておこう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
…あれ?
鑑定眼ってこんな感じだったっけ?
なんか凄いコメントみたいな感じ。
「実穂、どうしたの?」
「あ、ラキト、さっき鑑定眼を使ってみたんだけど何故か説明がコメント風みたいになっててね、何でだろ?」
「さあ、兄ちゃんに聞いてみたら?兄ちゃんも確か鑑定眼とか持ってたはずだし」
「じゃあ後で聞いてみるよ、ありがとね、ラキト」
私がお礼を言うとラキトは何処か照れ臭そうに木の枝を拾い始めた。
誉められなれて無いのかな?
それともライト以外に誉められた事が無いのかな?
少なくともライトは誉めてた感じだし。
まあどっちにしろ少し可愛かったのは言うまでも無いね。
よし、じゃあさっさと木の枝を集めよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何故かライトの料理は懐かしい味がする。
これがお袋の味ってやつかな。
「いや、単純に家庭料理が得意なだけだから」
口に出てた?
まあ、冗談は置いておいて、木の枝を集め終わった私達は焚き火で、プチキャンプファイヤーをしながらライトが作ったご飯を食べていた。
メニューは、パンとスープとクッキーみたいな物。
このクッキーみたいな物は、足りない栄養を補ってくれるとライトは言っていた。
サプリメントみたいな物かな?
そして今はライトに質問中だ、ラキトはもう寝てしまった、明日に街でやる事があるらしい。
「そういえば私は鑑定眼って言うスキルを持ってるんだけど」
「知ってるよ」
「え、何で?」
「上位鑑定眼を持ってるからねー」
「上位?」
「まあ、ただ鑑定眼が進化しただけなんだけどね」
進化!スキルって進化するんだ。
「進化ってどうやってするの?」
「スキルのLvが10になれば進化するよ」
「やってみようかな」
私は棒を取り出して《鑑定》してみた。
「実穂、ちょっとまっ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ギミックロッド
様々なギミックが詰め込まれた棒
魔法もいくつか入れられている
材@☆¢○◎○∈→▽●〒→←▽●⊇
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
痛っ!
棒を鑑定した瞬間、物凄い頭痛がした。
「…その棒は材料が特殊だから鑑定しない方が良いって言おうとしたのに」
「何かごめんね」
本当に申し訳無かったとか言いたかったが、そんなことを言うと怒られそうな雰囲気だったので止めておいた。
ピロピロリン
『スキル《鑑定眼》のレベルが、Lv 10に上がりました』
え、早くない?
とりあえず身につけてる物とかを片っ端から鑑定すれば二つ位は上がらないかなーなんて思ってたけど。
早すぎない?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、盗賊が余りにも弱くて、少し消化不良のライト スターダストです」
ディメン「かといってあの捨て方は無いと思うんだが」
ライト「ちゃんと牢屋の看守には許可取ってあるよ、メモも挟んでおいたし」
ディメン「ちゃっかりしてんなー…今回のステータスだぜ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 1/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・鑑定眼 LV 10
・魔力察知
パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 3
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「一気に五レベルも上がったぞ、あの棒何なんだよ」
ライト「まあ、材料が材料だからね」
ディメン「因みに材料は?」
ライト「内緒でーす」
ディメン「うぜぇ…今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
ライト「誤字脱字等がございましたらご報告の方をよろしくお願い致します」
ディメン「それでは皆さん」
ディメン&ライト「さようなら」
この世界の豆知識
この世界の馬車には余程古い馬車じゃない限りスプリングが付いている
これは少し前にきた異世界人が残していった物だ
因みにその異世界人はライトと接触済み
そう言いたくなる様な光景が目の前にあった。
襲撃してきた盗賊は、六人全員まとめて縄でくくりつけてある。
ただ、その六人全員が怯えきった様な表情をしている。
…特にライトを見ると。
「えっと、ライトさん」
「どうしたの、と言うか何故に敬語?」
「これって何をしたらこうなるんですか」
「ちょちょいと幻覚を見せただけだよ」
「因みにどんな幻覚を?」
「美穂、世の中には知らない方が幸せな事も一杯あるんだよ」
「ア、ハイ」
ラキトが真剣な顔で言ってきたので止めておく。
「別に教えてもいいんだけどなーっと、取り敢えずこの盗賊はポイしておいて、近くに街があったということだけを教えとくね」
「盗賊がどうでもいいと言うように聞こえたんですが」
「どうでも良いんじゃないの?」
「「「「「「ぎゃあー!」」」」」」
盗賊達は六人揃ってライトが足元に作り出したワープホールに落ちていった。
「ほい、処理完了」
「ライトさん、因みにあの穴は何処に繋がっているのでしょうか」
「普通に牢屋だけど…何で敬語?」
牢屋なんだ、ごみ処理場とか言われないで良かった。
「それで街までどれくらいあるの?」
「ほい、地図」
ライトは差し出した地図を指差しながら説明してくれた。
「ここが帝国の首都で、ここが現在地、それでここが近くの街明日にはもう着くね」
「以外と近いんだね」
「美穂、帝国からここまでって普通の馬車で二日位掛かるんだけど」
「え?」
ラキトが困ったような顔で説明をする。
二日?でも今は夕方だし、一日も経ってないよ。
「まあ、この馬車のスビードは普通の馬車の二倍位の速度で走ってるしね」
「あ、そういうことなんだ」
「取り敢えず今日はここで野宿かな?」
野宿!面白そう、一回やってみたかったんだよね。
「ほう、実穂さんや、目がキラキラしておりますぞ、余程野宿が楽しみと見える」
「兄ちゃん、何その口調」
「気にしなーい気にしない、それよりもほら、枝集め枝集め」
「はーい」
私はあえて子供みたいな声をあげてから、枝を探しに行った。
後ろからラキトが付いてくる、多分ライトから護衛を頼まれたのかな?
まあ、一人で遠くに行って戻れなくなっても大変だしね。
そんなことを考えながら枝を集めていると、私はいきなり思い付いた。
この枝って鑑定出来るのかな?と。
そういえばすっかり忘れてたよ、鑑定眼。
よし、とりあえず《鑑定》
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・木の枯れ枝
枯れた木が落とした枝
何の木が落としたかは解らないが
とても燃えやすいとだけは言っておこう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
…あれ?
鑑定眼ってこんな感じだったっけ?
なんか凄いコメントみたいな感じ。
「実穂、どうしたの?」
「あ、ラキト、さっき鑑定眼を使ってみたんだけど何故か説明がコメント風みたいになっててね、何でだろ?」
「さあ、兄ちゃんに聞いてみたら?兄ちゃんも確か鑑定眼とか持ってたはずだし」
「じゃあ後で聞いてみるよ、ありがとね、ラキト」
私がお礼を言うとラキトは何処か照れ臭そうに木の枝を拾い始めた。
誉められなれて無いのかな?
それともライト以外に誉められた事が無いのかな?
少なくともライトは誉めてた感じだし。
まあどっちにしろ少し可愛かったのは言うまでも無いね。
よし、じゃあさっさと木の枝を集めよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何故かライトの料理は懐かしい味がする。
これがお袋の味ってやつかな。
「いや、単純に家庭料理が得意なだけだから」
口に出てた?
まあ、冗談は置いておいて、木の枝を集め終わった私達は焚き火で、プチキャンプファイヤーをしながらライトが作ったご飯を食べていた。
メニューは、パンとスープとクッキーみたいな物。
このクッキーみたいな物は、足りない栄養を補ってくれるとライトは言っていた。
サプリメントみたいな物かな?
そして今はライトに質問中だ、ラキトはもう寝てしまった、明日に街でやる事があるらしい。
「そういえば私は鑑定眼って言うスキルを持ってるんだけど」
「知ってるよ」
「え、何で?」
「上位鑑定眼を持ってるからねー」
「上位?」
「まあ、ただ鑑定眼が進化しただけなんだけどね」
進化!スキルって進化するんだ。
「進化ってどうやってするの?」
「スキルのLvが10になれば進化するよ」
「やってみようかな」
私は棒を取り出して《鑑定》してみた。
「実穂、ちょっとまっ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ギミックロッド
様々なギミックが詰め込まれた棒
魔法もいくつか入れられている
材@☆¢○◎○∈→▽●〒→←▽●⊇
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
痛っ!
棒を鑑定した瞬間、物凄い頭痛がした。
「…その棒は材料が特殊だから鑑定しない方が良いって言おうとしたのに」
「何かごめんね」
本当に申し訳無かったとか言いたかったが、そんなことを言うと怒られそうな雰囲気だったので止めておいた。
ピロピロリン
『スキル《鑑定眼》のレベルが、Lv 10に上がりました』
え、早くない?
とりあえず身につけてる物とかを片っ端から鑑定すれば二つ位は上がらないかなーなんて思ってたけど。
早すぎない?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、盗賊が余りにも弱くて、少し消化不良のライト スターダストです」
ディメン「かといってあの捨て方は無いと思うんだが」
ライト「ちゃんと牢屋の看守には許可取ってあるよ、メモも挟んでおいたし」
ディメン「ちゃっかりしてんなー…今回のステータスだぜ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 1/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・鑑定眼 LV 10
・魔力察知
パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 3
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「一気に五レベルも上がったぞ、あの棒何なんだよ」
ライト「まあ、材料が材料だからね」
ディメン「因みに材料は?」
ライト「内緒でーす」
ディメン「うぜぇ…今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
ライト「誤字脱字等がございましたらご報告の方をよろしくお願い致します」
ディメン「それでは皆さん」
ディメン&ライト「さようなら」
この世界の豆知識
この世界の馬車には余程古い馬車じゃない限りスプリングが付いている
これは少し前にきた異世界人が残していった物だ
因みにその異世界人はライトと接触済み
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
コンバット
サクラ近衛将監
ファンタジー
藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。
ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。
忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。
担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。
その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。
その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。
かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。
この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。
しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。
この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。
一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
修学旅行に行くはずが異世界に着いた。〜三種のお買い物スキルで仲間と共に〜
長船凪
ファンタジー
修学旅行へ行く為に荷物を持って、バスの来る学校のグラウンドへ向かう途中、三人の高校生はコンビニに寄った。
コンビニから出た先は、見知らぬ場所、森の中だった。
ここから生き残る為、サバイバルと旅が始まる。
実際の所、そこは異世界だった。
勇者召喚の余波を受けて、異世界へ転移してしまった彼等は、お買い物スキルを得た。
奏が食品。コウタが金物。紗耶香が化粧品。という、三人種類の違うショップスキルを得た。
特殊なお買い物スキルを使い商品を仕入れ、料理を作り、現地の人達と交流し、商人や狩りなどをしながら、少しずつ、異世界に順応しつつ生きていく、三人の物語。
実は時間差クラス転移で、他のクラスメイトも勇者召喚により、異世界に転移していた。
主人公 高校2年 高遠 奏 呼び名 カナデっち。奏。
クラスメイトのギャル 水木 紗耶香 呼び名 サヤ。 紗耶香ちゃん。水木さん。
主人公の幼馴染 片桐 浩太 呼び名 コウタ コータ君
(なろうでも別名義で公開)
タイトル微妙に変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる