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第一章『参上! まさにチートな仲間たち』
第十九話 初心者あるある 薬草採取!
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「突然だけど実穂、少し出掛けて来るよ」
「本当に突然だね」
武器等を大量に渡されたあと、私はラキトと色々な店を見て回った。
そして、今はお昼ご飯真っ最中。
「まあそう言う訳で今から三日間、自立生活をしてもらいまーす」
「それぐらいなら出来ると思うけど」
「おやおやー、実穂さんは自信がおありのようですなー」
「兄ちゃん、そのしゃべり方はちょっとうざいよ」
「ぐはっ!…簡単に言うと僕は仕事があるから少し出掛ける、実穂は冒険者ギルドで適当な仕事を探して宿代銅貨1日五枚を集める、ラキトは監視役、オッケー?」
「つまり私はギルドで宿代を集めれば良いって事だね」
「ラキトの宿代はラキトが払うから実穂は自分のだけ稼げば良いからね」
「分かった」
ギルドでの初お仕事、楽しみ!
「じゃあラキト、あの事もお願いね」
「行ってらっしゃい、兄ちゃん」
「行ってきまーす」
ライトはそう言うとワープホールを出して潜っていった。
「あの事って?」
「まだ知らない方が良いこと」
…何か怖いね。
「じゃあ行こうか」
「何処に?」
「ギルドに」
ラキトってどこか言葉足らずな気がする。
そんなことを思いながら私は宿を出て、冒険者ギルドに向かった。
「…大丈夫そうだね」
「何が?」
「トラウマになってなくて」
確かにトラウマになってたら仕事自体出来なさそうだしね。
「この中から選んで」
ラキトはそう言ってギルドの中にある掲示板らしき物を指差した。
どれにしようかな?
コボルト討伐、何か強そう。
オークの肉の買い取り 出来るだけ多く持ってきてください、持ってない。
薬草採取、これなら出来る、ギルドの初心者依頼と言ったらこれでしょ。
あとは…ゴブリン討伐、これもやってみようかな。
「ラキト、これとこれをしたいんだけどどう思う?」
「薬草採取は良いと思う、でもゴブリン討伐はやめておいた方が良いよ」
「何でやめておいた方が良いの?」
「後で教える」
まあラキトが言うならやめた方が良いんだろうけどね。
私は薬草採取の依頼が書かれた紙を持って受付へ向かった。
…掲示板に直接紙を張ってあるんじゃなくてパンフレットみたいに重ねて置いてあるんだね、何かイメージと違う。
「本日はどのようなご用件でしょうか」
「この依頼を受けたいんですけど」
「ではギルドカードの提出をお願いします」
私はカードを手渡す。
「ミホさんですね、どうかお気をつけ下さい」
「分かりました」
お気をつけ下さいは行って良いの合図と、ライトが出掛ける前に聞いていた。
よし、初めての依頼、頑張ろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は只今森の中に来ております。
さて、薬草は何処にあるのでしょーか。
それでは、薬草を探せ…こんな元の世界での人気番組の真似をしてみても、全くと言って良いほど薬草は見つからない。
あれって初心者用依頼じゃ無かったの?
「グギャア!」
うわ!
ビックリした!
やる気満々って感じのゴブリンが出てきた。
今回は市長の娘も居ないし、ラキトは危なくなったら助けてくれるだろうし、やってみても良いよね。
私は棒を構えてゴブリンと向き合った。
「とりゃ!とりゃ!とりゃー!」
よし、後もうちょっとのはず。
「グギャーァ!」
私が急いで防御をすると、ガコン!と大きな音がして私は尻餅をついた。
そしてゴブリンは私を追撃しようとして、跡形も無く消し飛んだ。
本当に、文字通り。
「これが実穂にゴブリン討伐を進めなかった理由の一つ、分かった?」
「うん、ありがとう」
一つって事はまだあるんだね
って、あ!
薬草あった、よしこれで後四つ。
ピロピロリン
『スキル《採取》を取得しました』
よしこれで採取が捗る、どうやって使うかは分からないけど、こうかな?《採取》。
おお!足元の草が光った、これは薬草かな?
あとさっき転んだ所で取った薬草もまとめて見ちゃお《物質鑑定》。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ヒール草×2
一般的な回復薬の素材として使われている
よく知られているヒール草の見た目は葉っぱの部分だけだが
実際に使われているのがそこだけなので仕方ない
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この薬草ってヒール草って名前だったんだ。
まあ関係無いか。
このまま一杯探し出そう、《採取》。
あ、またあった。
結構あるんだね。
「…実穂、何かしたの」
「何で?」
「急に一杯薬草を掘り出したから」
確かに他の人から見ると、さっきまで全く普通の草と薬草の区別が付かなかった人が、急に見分けられるようになったみたいな感じだしね。
「採取スキルを覚えたから使ってみたんだよ」
凄く便利だよ。
「…まあ良いか」
え、何?
私何かしたの?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、仕事中だったのに急に呼ばれてテンパってたライト スターダストです」
ディメン「ギルドの依頼って以外と少ないんだな」
ライト「まああれは常駐依頼だけだし」
ディメン「オーク肉の買い取りって常駐依頼なのか?」
ライト「いやー、毎日五十個以上は持ってきてくれるから大助かりだよー」
ディメン「あの依頼出してたのお前かよ!…今回のステータスだぜ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 1/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・実力鑑定 Lv 1
・物質鑑定 Lv 1
・魔力察知
・採取Lv 1
パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 3
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「今回は採取スキルを習得したな」
ライト「実穂、そのスキルの使い方何か違う、いや絶対に違う」
ディメン「何で違うんだ?」
ライト「採取スキルは採取方法が難しい薬草の採取に使うスキルで、何処を持ったら安全かを見極める事が出来るんだよ、決して薬草が何処にあるか探すスキルじゃないよ」
ディメン「それでラキトは何か言いかけてたのか」
ライト「便利そうだから良いけど…今回はこの小説を読んでいただきありがとうございます」
ディメン「誤字脱字やストーリ矛盾等があったらご報告の方をお願いするぜ」
ライト「それでは皆さん」
ディメン&ライト「さようなら」
「本当に突然だね」
武器等を大量に渡されたあと、私はラキトと色々な店を見て回った。
そして、今はお昼ご飯真っ最中。
「まあそう言う訳で今から三日間、自立生活をしてもらいまーす」
「それぐらいなら出来ると思うけど」
「おやおやー、実穂さんは自信がおありのようですなー」
「兄ちゃん、そのしゃべり方はちょっとうざいよ」
「ぐはっ!…簡単に言うと僕は仕事があるから少し出掛ける、実穂は冒険者ギルドで適当な仕事を探して宿代銅貨1日五枚を集める、ラキトは監視役、オッケー?」
「つまり私はギルドで宿代を集めれば良いって事だね」
「ラキトの宿代はラキトが払うから実穂は自分のだけ稼げば良いからね」
「分かった」
ギルドでの初お仕事、楽しみ!
「じゃあラキト、あの事もお願いね」
「行ってらっしゃい、兄ちゃん」
「行ってきまーす」
ライトはそう言うとワープホールを出して潜っていった。
「あの事って?」
「まだ知らない方が良いこと」
…何か怖いね。
「じゃあ行こうか」
「何処に?」
「ギルドに」
ラキトってどこか言葉足らずな気がする。
そんなことを思いながら私は宿を出て、冒険者ギルドに向かった。
「…大丈夫そうだね」
「何が?」
「トラウマになってなくて」
確かにトラウマになってたら仕事自体出来なさそうだしね。
「この中から選んで」
ラキトはそう言ってギルドの中にある掲示板らしき物を指差した。
どれにしようかな?
コボルト討伐、何か強そう。
オークの肉の買い取り 出来るだけ多く持ってきてください、持ってない。
薬草採取、これなら出来る、ギルドの初心者依頼と言ったらこれでしょ。
あとは…ゴブリン討伐、これもやってみようかな。
「ラキト、これとこれをしたいんだけどどう思う?」
「薬草採取は良いと思う、でもゴブリン討伐はやめておいた方が良いよ」
「何でやめておいた方が良いの?」
「後で教える」
まあラキトが言うならやめた方が良いんだろうけどね。
私は薬草採取の依頼が書かれた紙を持って受付へ向かった。
…掲示板に直接紙を張ってあるんじゃなくてパンフレットみたいに重ねて置いてあるんだね、何かイメージと違う。
「本日はどのようなご用件でしょうか」
「この依頼を受けたいんですけど」
「ではギルドカードの提出をお願いします」
私はカードを手渡す。
「ミホさんですね、どうかお気をつけ下さい」
「分かりました」
お気をつけ下さいは行って良いの合図と、ライトが出掛ける前に聞いていた。
よし、初めての依頼、頑張ろう。
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私は只今森の中に来ております。
さて、薬草は何処にあるのでしょーか。
それでは、薬草を探せ…こんな元の世界での人気番組の真似をしてみても、全くと言って良いほど薬草は見つからない。
あれって初心者用依頼じゃ無かったの?
「グギャア!」
うわ!
ビックリした!
やる気満々って感じのゴブリンが出てきた。
今回は市長の娘も居ないし、ラキトは危なくなったら助けてくれるだろうし、やってみても良いよね。
私は棒を構えてゴブリンと向き合った。
「とりゃ!とりゃ!とりゃー!」
よし、後もうちょっとのはず。
「グギャーァ!」
私が急いで防御をすると、ガコン!と大きな音がして私は尻餅をついた。
そしてゴブリンは私を追撃しようとして、跡形も無く消し飛んだ。
本当に、文字通り。
「これが実穂にゴブリン討伐を進めなかった理由の一つ、分かった?」
「うん、ありがとう」
一つって事はまだあるんだね
って、あ!
薬草あった、よしこれで後四つ。
ピロピロリン
『スキル《採取》を取得しました』
よしこれで採取が捗る、どうやって使うかは分からないけど、こうかな?《採取》。
おお!足元の草が光った、これは薬草かな?
あとさっき転んだ所で取った薬草もまとめて見ちゃお《物質鑑定》。
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・ヒール草×2
一般的な回復薬の素材として使われている
よく知られているヒール草の見た目は葉っぱの部分だけだが
実際に使われているのがそこだけなので仕方ない
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この薬草ってヒール草って名前だったんだ。
まあ関係無いか。
このまま一杯探し出そう、《採取》。
あ、またあった。
結構あるんだね。
「…実穂、何かしたの」
「何で?」
「急に一杯薬草を掘り出したから」
確かに他の人から見ると、さっきまで全く普通の草と薬草の区別が付かなかった人が、急に見分けられるようになったみたいな感じだしね。
「採取スキルを覚えたから使ってみたんだよ」
凄く便利だよ。
「…まあ良いか」
え、何?
私何かしたの?
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ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、仕事中だったのに急に呼ばれてテンパってたライト スターダストです」
ディメン「ギルドの依頼って以外と少ないんだな」
ライト「まああれは常駐依頼だけだし」
ディメン「オーク肉の買い取りって常駐依頼なのか?」
ライト「いやー、毎日五十個以上は持ってきてくれるから大助かりだよー」
ディメン「あの依頼出してたのお前かよ!…今回のステータスだぜ」
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・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 1/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・実力鑑定 Lv 1
・物質鑑定 Lv 1
・魔力察知
・採取Lv 1
パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 3
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
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ディメン「今回は採取スキルを習得したな」
ライト「実穂、そのスキルの使い方何か違う、いや絶対に違う」
ディメン「何で違うんだ?」
ライト「採取スキルは採取方法が難しい薬草の採取に使うスキルで、何処を持ったら安全かを見極める事が出来るんだよ、決して薬草が何処にあるか探すスキルじゃないよ」
ディメン「それでラキトは何か言いかけてたのか」
ライト「便利そうだから良いけど…今回はこの小説を読んでいただきありがとうございます」
ディメン「誤字脱字やストーリ矛盾等があったらご報告の方をお願いするぜ」
ライト「それでは皆さん」
ディメン&ライト「さようなら」
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