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第一章『参上! まさにチートな仲間たち』
第二十三話 率直かな?奴隷の名前
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少し遅れました、すみません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は今、先程買った奴隷の犬耳少女と二人きりで部屋にいる。
ラキトはちょっと話してみて的な事を言ってから、そのまますっと退室して行った。
「えっと、お名前は?」
何お見合いみたいな事を言ってるの、私!
そんなの行った事無いけどさ!
「…名前、無い」
「え?」
どういう事かな?
名前無いのかー、あ、そうだ!
「じゃあ私が名前を付けてあげるよ」
「…え?」
うーん、名前かー、あ、そうだ。
私はアイテムボックスからパンを取り出す。
「じゃあ直ぐに考えてあげるからこれでも食べて待っててね」
「…ありがとう、ご主人様、良い人」
あ、ちょっと待って、これ餌付けじゃん…ま、いっか。
うーん、名前ー、名前ー、何が良いかな。
髪の色が真っ白だからシロとか…犬の名前じゃん。
身長が小さいからチビ…悪口じゃん。
犬っぽいからワン…もはや鳴き声になっちゃったよ。
どうしよう、私ネーミングセンス無いのかな?
…クルミ、確かあのパン胡桃のパンだよね、こっちではロックフルーツだっけ?
「決めた、あなたの名前はクルミね」
「クルミ…はい、これからよろしくお願いします」
あれ?
急に言葉が悠長になった。
「あ、そうだ、ちょっとここで待っててね、クルミちゃん」
「わかりましたご主人様」
私はラキトの部屋に向かう。
「ラキトー起きてるー?」
「何?」
ラキトは何故か後ろに居た。
「わっ!ビックリした」
「気配隠蔽の練習中、で実穂、何の用?」
「あの子の部屋ってどうするのかなって」
「どうするも何もあの子は奴隷、ご主人の持ち物、だから自分の部屋に置いておくのが普通、マナーが悪い人は廊下に立たせっぱなしとかあるけどね」
そっか、奴隷って持ち物っていう認識なんだね…何か悲しいね。
「じゃあまた明日」
そう言うとラキトはすっと消えていった。
…忍者かな?
とりあえず寝よう。
私は部屋に戻ってクルミちゃんに伝える。
「クルミちゃん、一緒に寝ようか」
「はい!」
クルミちゃんは一瞬ほっとした様な顔をした後元気な声で返事をした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
視点変更 実穂→クルミ
…今日のご飯もカビかけたパンと一枚の干し肉だけ。
これだけでは到底足りないけどこの前のご主人様の所に行くよりはまし。
…もう食べ終わった、もうそろそろ死んだ方が良いかな?
次に私を買おうとした人が居たら襲い掛かって返り討ちみたいな状況で殺してもらおう。
この隷属の首輪のせいで自殺も出来ない、もうその方法に頼るしかない。
私がそう決意するとぎぎぎっと扉が開く音がした。
…できれば冒険者が良いな。
その扉から入って来たのは奴隷商のオーナーと身長が小さめの男の子、私よりは上だろう。
それと、髪の長い女の人、長いと言っても背中までぐらいだが。
最後に入って来たのは女の人と同じ位の身長の冒険者風の男の人。
この人に買ってもらったら死ねるだろうか。
そう思ってた矢先、女の人の方が私に興味を持ったようだ。
私みたいな重犯罪奴隷を買おうとするなんて変な人。
そして何故か男の子の方が近づいてきて私に話しかけて来た、"獣人語“で
『こんにちは、僕はライト、もしよかったら君が奴隷になった経緯を教えてくれないかな?』
「…」
何で経緯何か知りたがるんだ?この人。
『もしも教えてくれたならその無念、晴らしてあげられるかもしれないよ?』
えっ?
『本当!?』
『おおう、凄い食いつき…まあ教えてさえくれればね』
もしかしたら、この人達ならやってくれるかもしれない。
私はこの衝動に身を任せるように奴隷になる前にあった事の全てを話した。
『なるほどねー、よし、それなら任せてよ』
私はその一言に目を輝かせる。
『でもその代わり、一つだけ条件を付けさせてもらうよ』
『…あの事の為なら悪魔に魂を売る位の覚悟は出来ています』
『独特の覚悟のしかただねー、大丈夫、任せる仕事はそこに居る女の子の護衛?みたいな物だよ、まああの子なら奴隷と言えど友達みたいな感じで接してくれるかもしれないけどね、ほら、ぜんぜん大丈夫でしょ…多分大丈夫だよ』
男の子の目が死んだ魚の様な目をしている、でも関係ない。
『分かりました、よろしくお願いします、ご主人様』
これからどんな仕打ちが待っていても必ずあいつに復讐してやる!
『あ、それからご主人様は僕じゃなくてあの子ね』
『…』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
視点変更 クルミ→実穂
《一週間後》
「ご主人様、今です!」
「とりゃー!」
私は剣を降り下ろす。
するとその剣はゴブリンの体を少しも切らずに、するりと通り抜けた。
そして、ゴブリンは倒れた。
「やった!」
「ご主人様、おめでとうございます」
「ありがと、クルミ」
私は誉めてくれたクルミの頭を撫でる。
クルミは気持ち良さそうに目を細めながらしっぽをバタバタ振っていた。
うん、お世辞だって事は分かってるよ。
一週間訓練してやっとゴブリン一匹倒せる様になって何なんだって話だしね。
この一週間、私は色々な事をした。
午前中はライトがこの世界の常識を教えてくれている。
そして午後はクルミと一緒に、ライトから貰った剣の練習。
どうやらクルミは短剣の適性があったみたい。
私なんて一つも適性無かったのに…。
ちなみにライトは午後は何故か居なくなる。
仕事らしい、何の仕事かは分からないけど、本当に何の仕事?
まあつまり私は基本的な剣の使い方とこの世界の常識を覚えたという事だね。
「ご主人様、もうそろそろ宿に帰った方がよろしいかと」
「そうだね、帰ろうか」
私はクルミと手を繋ぐ。
友達と言うより姉妹みたいだね。
「兵士さん、お勤めご苦労様です」
「お、ミホちゃんとクルミちゃんか、怪我しなかったかい?」
この街の兵士さんとも、すっかり顔馴染みだね。
「はい、大丈夫です」
「そうかそうか、それは良かった、よし、通って良いぞ」
「ありがとうございます」
兵士さんに許可を貰ったので門を通って街に入る。
そして、すぐ近くにある宿屋さんの中に入った。
《踊る焼き鳥亭》私たちが一週間近く泊まっている宿屋で、名前の通り焼き鳥が有名らしい。
…どっかの警察のドラマが思い浮かんだのはナイショダヨ、イイネ。
「あ、実穂、今日はどうだった?」
一階の食堂のテーブルに座っていたラキトが、今日の訓練の結果を聞いてくる。
「やっと一匹倒せたよ!」
「じゃあ次はゴブリン二匹だね」
こら、せっかくゴブリンの名前を伏せてたのに。
ほらそこー、笑わなーい。
「あ、そうだ、兄ちゃんが部屋で待ってたよ」
「あれ、ライト居るの?」
いつもなら朝にダイナミック帰宅して来るのに。
とりあえず私達は二階の部屋に向かった。
ドアを開けると、ライトが数枚の紙を持って座っていた。
「あ、二人ともー、ちょっとこれ見てくれるー?」
私達は渡された紙を見た。
何これ?地図だね。
「次に行く街なんだけどさー、ここら辺の領主が居る街に行こうと思うんだよねー、どう思う?」
何となくクルミの顔を見てみると、少しも嫌そうで怯えてる様な顔をしていた。
クルミ、領主さん嫌いなのかな?
「私はあなた方の決定なら喜んで従いますが…」
要約すると嫌って事だね、よし、ここはもう少し手前の街に行こうって言‥
「じゃあ決まりだね、あ、クルミはちょっと話があるからここにいてね、実穂は先にご飯食べといてね」
え、ちょっと何?
私は話の帯を無理矢理切られる様な形で、部屋を出ていった。
…クルミ、嫌そうな顔をしたからって強迫されてないよね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
IOA「どうも皆さんこんにちは、ちょっと立て込んだ事情がありまして急遽入れ変…ゲフン!ゲフン!臨時でやって来たIOAでございます」
ディメン「何故か物騒なルビが見えた気がしたんですケド」
IOA「気のせいです」
ディメン「いやでも絶対見‥」
IOA「気のせいです」
ディメン「…もうそれで良いや、今回のステータスだぜ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 2/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 3
・魔力察知
パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 7
・危機察知(特)
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「…色々なスキルのレベルが上がったのは良い事だな、だけどな…称号酷すぎんだろ!」
IOA「称号《弱者》ですか、効果は自分より強い敵から逃げやすくなる、ですね、良い称号じゃないですか」
ディメン「見た目が酷すぎんだよ!お前ら主従そろってボケキャラかよ!」
IOA「私の行動はマスターが元ですよ」
ディメン「はあ、もう良いや…今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
IOA「誤字脱字やストーリー矛盾等がございましたら、コメントの方へお乗せください」
ディメン「…その説明要るか?」
IOA「マスターやディメンさんよりは細かいので」
ディメン「…まあいっか、それでは皆さん」
IOA&ディメン「さようなら」
ところでSCPって面白いですよね、ねこはいます、最近SCPの紹介動画にはまっていて結構調べてるんですよね、ねこです、え?本家サイト?知らない子だなー。ねこはどこにでもいます、まあ、何となく書きたかった事です、ねこはいますが個人的にはSCP‐040‐JPが好きです、ねこはいます皆さんはどのSCP が好きですか?ねこです、ねこはどこにでもいますそこにもここにもいます、ねこでした。
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私は今、先程買った奴隷の犬耳少女と二人きりで部屋にいる。
ラキトはちょっと話してみて的な事を言ってから、そのまますっと退室して行った。
「えっと、お名前は?」
何お見合いみたいな事を言ってるの、私!
そんなの行った事無いけどさ!
「…名前、無い」
「え?」
どういう事かな?
名前無いのかー、あ、そうだ!
「じゃあ私が名前を付けてあげるよ」
「…え?」
うーん、名前かー、あ、そうだ。
私はアイテムボックスからパンを取り出す。
「じゃあ直ぐに考えてあげるからこれでも食べて待っててね」
「…ありがとう、ご主人様、良い人」
あ、ちょっと待って、これ餌付けじゃん…ま、いっか。
うーん、名前ー、名前ー、何が良いかな。
髪の色が真っ白だからシロとか…犬の名前じゃん。
身長が小さいからチビ…悪口じゃん。
犬っぽいからワン…もはや鳴き声になっちゃったよ。
どうしよう、私ネーミングセンス無いのかな?
…クルミ、確かあのパン胡桃のパンだよね、こっちではロックフルーツだっけ?
「決めた、あなたの名前はクルミね」
「クルミ…はい、これからよろしくお願いします」
あれ?
急に言葉が悠長になった。
「あ、そうだ、ちょっとここで待っててね、クルミちゃん」
「わかりましたご主人様」
私はラキトの部屋に向かう。
「ラキトー起きてるー?」
「何?」
ラキトは何故か後ろに居た。
「わっ!ビックリした」
「気配隠蔽の練習中、で実穂、何の用?」
「あの子の部屋ってどうするのかなって」
「どうするも何もあの子は奴隷、ご主人の持ち物、だから自分の部屋に置いておくのが普通、マナーが悪い人は廊下に立たせっぱなしとかあるけどね」
そっか、奴隷って持ち物っていう認識なんだね…何か悲しいね。
「じゃあまた明日」
そう言うとラキトはすっと消えていった。
…忍者かな?
とりあえず寝よう。
私は部屋に戻ってクルミちゃんに伝える。
「クルミちゃん、一緒に寝ようか」
「はい!」
クルミちゃんは一瞬ほっとした様な顔をした後元気な声で返事をした。
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視点変更 実穂→クルミ
…今日のご飯もカビかけたパンと一枚の干し肉だけ。
これだけでは到底足りないけどこの前のご主人様の所に行くよりはまし。
…もう食べ終わった、もうそろそろ死んだ方が良いかな?
次に私を買おうとした人が居たら襲い掛かって返り討ちみたいな状況で殺してもらおう。
この隷属の首輪のせいで自殺も出来ない、もうその方法に頼るしかない。
私がそう決意するとぎぎぎっと扉が開く音がした。
…できれば冒険者が良いな。
その扉から入って来たのは奴隷商のオーナーと身長が小さめの男の子、私よりは上だろう。
それと、髪の長い女の人、長いと言っても背中までぐらいだが。
最後に入って来たのは女の人と同じ位の身長の冒険者風の男の人。
この人に買ってもらったら死ねるだろうか。
そう思ってた矢先、女の人の方が私に興味を持ったようだ。
私みたいな重犯罪奴隷を買おうとするなんて変な人。
そして何故か男の子の方が近づいてきて私に話しかけて来た、"獣人語“で
『こんにちは、僕はライト、もしよかったら君が奴隷になった経緯を教えてくれないかな?』
「…」
何で経緯何か知りたがるんだ?この人。
『もしも教えてくれたならその無念、晴らしてあげられるかもしれないよ?』
えっ?
『本当!?』
『おおう、凄い食いつき…まあ教えてさえくれればね』
もしかしたら、この人達ならやってくれるかもしれない。
私はこの衝動に身を任せるように奴隷になる前にあった事の全てを話した。
『なるほどねー、よし、それなら任せてよ』
私はその一言に目を輝かせる。
『でもその代わり、一つだけ条件を付けさせてもらうよ』
『…あの事の為なら悪魔に魂を売る位の覚悟は出来ています』
『独特の覚悟のしかただねー、大丈夫、任せる仕事はそこに居る女の子の護衛?みたいな物だよ、まああの子なら奴隷と言えど友達みたいな感じで接してくれるかもしれないけどね、ほら、ぜんぜん大丈夫でしょ…多分大丈夫だよ』
男の子の目が死んだ魚の様な目をしている、でも関係ない。
『分かりました、よろしくお願いします、ご主人様』
これからどんな仕打ちが待っていても必ずあいつに復讐してやる!
『あ、それからご主人様は僕じゃなくてあの子ね』
『…』
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視点変更 クルミ→実穂
《一週間後》
「ご主人様、今です!」
「とりゃー!」
私は剣を降り下ろす。
するとその剣はゴブリンの体を少しも切らずに、するりと通り抜けた。
そして、ゴブリンは倒れた。
「やった!」
「ご主人様、おめでとうございます」
「ありがと、クルミ」
私は誉めてくれたクルミの頭を撫でる。
クルミは気持ち良さそうに目を細めながらしっぽをバタバタ振っていた。
うん、お世辞だって事は分かってるよ。
一週間訓練してやっとゴブリン一匹倒せる様になって何なんだって話だしね。
この一週間、私は色々な事をした。
午前中はライトがこの世界の常識を教えてくれている。
そして午後はクルミと一緒に、ライトから貰った剣の練習。
どうやらクルミは短剣の適性があったみたい。
私なんて一つも適性無かったのに…。
ちなみにライトは午後は何故か居なくなる。
仕事らしい、何の仕事かは分からないけど、本当に何の仕事?
まあつまり私は基本的な剣の使い方とこの世界の常識を覚えたという事だね。
「ご主人様、もうそろそろ宿に帰った方がよろしいかと」
「そうだね、帰ろうか」
私はクルミと手を繋ぐ。
友達と言うより姉妹みたいだね。
「兵士さん、お勤めご苦労様です」
「お、ミホちゃんとクルミちゃんか、怪我しなかったかい?」
この街の兵士さんとも、すっかり顔馴染みだね。
「はい、大丈夫です」
「そうかそうか、それは良かった、よし、通って良いぞ」
「ありがとうございます」
兵士さんに許可を貰ったので門を通って街に入る。
そして、すぐ近くにある宿屋さんの中に入った。
《踊る焼き鳥亭》私たちが一週間近く泊まっている宿屋で、名前の通り焼き鳥が有名らしい。
…どっかの警察のドラマが思い浮かんだのはナイショダヨ、イイネ。
「あ、実穂、今日はどうだった?」
一階の食堂のテーブルに座っていたラキトが、今日の訓練の結果を聞いてくる。
「やっと一匹倒せたよ!」
「じゃあ次はゴブリン二匹だね」
こら、せっかくゴブリンの名前を伏せてたのに。
ほらそこー、笑わなーい。
「あ、そうだ、兄ちゃんが部屋で待ってたよ」
「あれ、ライト居るの?」
いつもなら朝にダイナミック帰宅して来るのに。
とりあえず私達は二階の部屋に向かった。
ドアを開けると、ライトが数枚の紙を持って座っていた。
「あ、二人ともー、ちょっとこれ見てくれるー?」
私達は渡された紙を見た。
何これ?地図だね。
「次に行く街なんだけどさー、ここら辺の領主が居る街に行こうと思うんだよねー、どう思う?」
何となくクルミの顔を見てみると、少しも嫌そうで怯えてる様な顔をしていた。
クルミ、領主さん嫌いなのかな?
「私はあなた方の決定なら喜んで従いますが…」
要約すると嫌って事だね、よし、ここはもう少し手前の街に行こうって言‥
「じゃあ決まりだね、あ、クルミはちょっと話があるからここにいてね、実穂は先にご飯食べといてね」
え、ちょっと何?
私は話の帯を無理矢理切られる様な形で、部屋を出ていった。
…クルミ、嫌そうな顔をしたからって強迫されてないよね。
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ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
IOA「どうも皆さんこんにちは、ちょっと立て込んだ事情がありまして急遽入れ変…ゲフン!ゲフン!臨時でやって来たIOAでございます」
ディメン「何故か物騒なルビが見えた気がしたんですケド」
IOA「気のせいです」
ディメン「いやでも絶対見‥」
IOA「気のせいです」
ディメン「…もうそれで良いや、今回のステータスだぜ」
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・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 1 2/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT 12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7
スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 3
・魔力察知
パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 7
・危機察知(特)
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
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ディメン「…色々なスキルのレベルが上がったのは良い事だな、だけどな…称号酷すぎんだろ!」
IOA「称号《弱者》ですか、効果は自分より強い敵から逃げやすくなる、ですね、良い称号じゃないですか」
ディメン「見た目が酷すぎんだよ!お前ら主従そろってボケキャラかよ!」
IOA「私の行動はマスターが元ですよ」
ディメン「はあ、もう良いや…今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
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ディメン「…その説明要るか?」
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IOA&ディメン「さようなら」
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