お気楽少女の異世界転移――チートな仲間と旅をする――

敬二 盤

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第一章『参上! まさにチートな仲間たち』

第二十六話 街へ向かってさようなら

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とりあえず《棒術士》の方も試してみたけれど駄目だった。

やっぱり《攻撃スキル取得不可》があるからなのかな?

「まあ、駄目なものは駄目と諦めた方が良いでしょうね」

そう言ったのがライト、IOAさんはワープホールを開く場所の下見に行ったらしい。

いや、行かされたと言う方が正しいかな?

何気なくさっき念話で用件を伝えた後小さく「口調が被るしね」と呟いてたし。

そしてラキトはいつの間にか本を読んでいた。

えっと題名は《古風身体破壊術!中巻》…破壊術って。

クルミは残念そうな顔で項垂れている。

ただし尻尾は垂れ下がったりしていない。

やっぱり獣人と犬は違うのかな?

ちょっと見てみたかった気がするけど。

「実穂、もうそろそろ行きましょう」

「うん、そうだね」

「に…姉ちゃん、買うもの全部買ったの?」

兄ちゃんって言いかけたね、危ない危ない。

「はい、バッチリですよ」

「ご主人様、見てください、獣魔が居ますよ」

「あ、本当だ、犬みたいで可愛いね」

そんな感じの他愛ない会話をしながら門の前まで移動する。

…途端に犬を撫でたくなったのでクルミを撫でておく。

うーん、やっぱり尻尾は振らないんだね。

それにしても門前ってやっぱり賑わってるね、あ!そうだ。

「ヒカリ、ちょっとあのお店見てくるね」

「分かりました」

『裏路地に入るんじゃないよー』

ぐ、後半の念話が酷い、幾らなんでも私はそんなに頻繁には迷わな…あれ?

あのお店何処だっけ?

『…鳥頭?』

…否定できない自分が悲しい。

『真後ろにあるじゃん』

あ、あった。

「すいません、これいくらですか?」

「50テインだ」

「じゃあこれで」

「ちょうど50テインだな、毎度あり!」

私は買った"日記帳"をアイテムボックスに仕舞った。

「買い物は終わりましたか?」

「うん、終わったよ」

「では行きましょうか」

私達は門の所ですっかり顔馴染みとなった兵士に声を掛ける。

「兵士さん、今日この町を出ます、色々お世話になりました」

「おう!嬢ちゃん達、また来てくれよな!」

「ではこれで」

ライトが立ち去ろうとすると兵士さんが質問をしてきた。

「あれ、嬢ちゃん達、はいってくる時は馬車に乗ってなかったか?」

ライトがビクリ!っと反応した。

「へ、兵士さんよく覚えてましたね」

どうにか出来るだけ話題をずらそう!

「そりゃ、危ない奴が混じってたら危ないしな、基本的には大体の人を覚えてるぜ…で、馬車はどうしたんだ?」

「じ、実はレンタル馬車でして」

ライトが震える声で答える。

「いやそれは無いだろ、レンタル馬車はもう少し小さいぞ」

「…はあ、しょうがありませんね、馬車は他の商人に壊されました」

いやいや、さすがにその言い訳は通用しないでしょ。

「そうだったのか、言いにくい事を言わせてすまんな」

「いえいえ、気にしないでください、ではこれで」

そう言うと私達は歩き出す。

え、通じた!?

『商人にとっては馬車を壊されるって事はイメージダウンに繋がるんだよ、だから言いにくい事なんだよね』

なるほど、そう言うことなんだね。

そうして少し歩いた所でライトが周りをきょろきょろ見渡し始めた。

「…うん、誰も居ないね、実穂、ちょっと目を瞑ってて」

言われた通りに目を瞑る。

「『万能なる魔の力よ  天を掛ける光となり  我らを星へと繋げたまえ』《エリア テレポート》」

そう言えばライトの詠唱を聞くのは初めてだね。

何か早口言葉みたいになってたけど。

目を瞑ってても分かるほど強烈な光が私達を包む。

そうして目を開けると…さっきまで居た街がかなり遠くに見える所に居た。

たぶん名前からして範囲移動系の魔法だね。

「よし、じゃあここら辺で良いかな…ん?」

『マスター、大変です、威圧の魔道具が壊れました』

「あー、まあ良いよ、どうせ何となく使ってただけだし」

「威圧の魔道具?」

「この前冒険者ギルドで使ったでしょ」

「あ、あの怖いやつ?」

「それだね」

あれ道具の効果だったの!?

「とりまあっちへと行きますよー」

そう言いながらライトはワープホールを作り、入っていった。

私達もそれについていく。

「って、何でいきなり馬車の中なの!?」

「いちいち出すのがめんどくさかったから一気に出しただけだけどー?」

「…まあ楽だし良いかな」

「じゃあ全員乗り込んだね、はっしーん」

今回はラキトが御者台に乗っている。

ライト曰く今回はマニュアル操作にしてあるらしい。

こっちの世界にもその言葉ってあったんだね。

そしてクルミは御者について学ぶためラキトと一緒に御者台に居る。

勉強熱心だねー。

「勉強熱心だねーじゃないよ、美穂も勉強するよ!」

…頑張らなきゃ


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ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」

ライト「どうも皆さんこんにちは、実穂の安全の為にフライショットを飛ばしたのは良いとして、それでストーカーの称号が付いたら嫌だなーとか思っている今日この頃、ライト スターダストです」

ディメン「過保護の称号なら付いてるだろ」

ライト「僕は過保護じゃないよ、心配性なだけ」

ディメン「ふーん、どうだかなー」

ライト「あ、信じて無いね!」

ディメン「まあその通りだが…今回のステータスだぜ」


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・進和 実穂 
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業  ?
・LV  1   2/5
・握力 5
・HP 23
・MP 10
・AT  12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7

スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 3
・魔力察知

パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 7
・危機察知(特)

加護 呪い

称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者


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ディメン「そういや前回実穂を《スリープクラウド》で眠らせてたよな、実穂って状態異常耐性(中)持ってなかったか?」

ライト「持ってるね、でもあれは状態異常じゃ無いし」

ディメン「どういう事だ?」

ライト「あの魔法は少し弄ってあってね、強制睡眠ではなくて睡眠を誘発させる魔法にしたんだよ」

ディメン「つまり自然な眠りだから状態異常では無いと」

ライト「そう言うことだね、普通のスリープクラウドよりは抵抗されやすいから普段は使えないけどね…今回はこの小説を読んでいただきありがとうございます」

ディメン「誤字脱字やストーリ矛盾等があったらご報告の方をお願いするぜ」

ライト「それでは皆さん」

ディメン「さようなら」



オードリーの春日さんが結婚しましたねー。
婚約でしたっけ?まあどっちでも良いです。
若林さんの心境がとても知りたくなってきますね。
春日さんの結婚相手とこの小説の主人公の名前が同じだからと何となく書いてみたあとがきのあとがきでした。
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