お気楽少女の異世界転移――チートな仲間と旅をする――

敬二 盤

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第一章『参上! まさにチートな仲間たち』

関話 ライトの魔法教室下

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ディメン「どうも皆さんこんにちは、ディメンだぜ」

ライト「どうも皆さんこんにちは、ライト スターダストです」

ディメン「今回は魔法教室のラストだぜ」

ライト「教室って言っても実際は実穂に残したメモ帳だけどね」

ディメン「気にしたら負けだ」

ライト「まあそれもそうだね、よし、それじゃあさっそくオープン!」


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・火魔法

基本六属性魔法の一つだね、水魔法と対になっていて主に攻撃が得意な魔法だよ。
火に水が掛かると消えてしまう、水が火で熱せられると水蒸気になって目からは見えなくなるって言う感じの対の関係だね。
攻撃が得意な分補助、防御が他の魔法よりも苦手だね。
主流な魔法は《ファイアボール》だけど最初は《ファイアバレット》の方が良いと思うよ。
他にも補助系の魔法として《ファイアアーマー》とかがあるけど纏った人が真っ黒焦げになっちゃうから気を付けてね。
《ファイアボール》の詠唱は『万能なる魔の力よ』『今ここに火球を作り出し』『我の敵を焼き払え』
《ファイアバレット》は『万能なる魔の力よ』『今ここに火の球を作り出し』『我の敵を撃ち焼きたまえ』
《ファイアアーマー》は…何となく間違って使ったら怖いからまた今度僕が見てる時にね。


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ディメン「火魔法って格好良くないか?」

ライト「個人的には氷の方が良いけど」

ディメン「火魔法で溶かせるぜ」

ライト「中に水を入れてたら対処可能だよ」

ディメン「それってもう水魔法だよな…」


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・水魔法

基本六属性魔法の一つだね、火魔法と対になっていて主に補助、防御が得意な魔法だよ。
対の関係は火魔法で説明したから割合、得意な分野は火魔法と反対だね、でも苦手って訳でもないけど。
例えば《ウォーターボール》を出して相手の顔から離れないようにすれば充分厄介な魔法になるよ。
補助は《ウォーターオーラ》や《オーシャンベール》とかで防御の強化とかが出来るね、《ウォーターオーラ》は魔法防御を上げて、《オーシャンベール》は時間経過で回復できる魔法だよ。
防御は《ウォーターウォール》とかで火魔法や風魔法などの実体を持たない魔法なら防げるよ、土魔法などの物理型魔法は防げないけど。
《ウォーターボール》の詠唱は『万能なる魔の力よ』『今ここに水球を作り出し』『我の敵を濡らしたまえ』
《ウォーターオーラ》は『万能なる魔の力よ』『今ここに水を纏い』『我の為の力となれ』
《オーシャンベール》は『万能なる魔の力よ』『今ここに海の衣を纏い』『我の為の鎧となれ』
《ウォーターウォール》は『万能なる魔の力よ』『今ここに水の壁を作り』『我を守る力となれ』だよ。


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ディメン「なあ、ライト」

ライト「何?」

ディメン「もしかして火魔法って無能なのか?」

ライト「うーん、無能じゃ無いんだけどね、魔法の効果が攻撃を重点に置いてるからね、どうしても他の面は劣っちゃうんだよ」

ディメン「そう言うもんなのか」

ライト「そう言うもんなんだよ」


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・風魔法

基本六属性の一つだね、土属性と対になっていて攻撃や防御、補助など広い分野で使えるよ。
対の関係は風が空中にあるのに対して土が地中にあるって感じだね、つまりある場所が反対って事らしいよ。
広い分野で使えるけど攻撃力は少し低めだったりするよ。
攻撃で有名なのは《エアカッター》かな?《ウィンドボール》だとただの風の球だし。
防御では《ウィンドウォール》が有能かな?矢とかが飛んできても向きを逸らしてくれるし剣とかでも少しだけ動きを遅くしてくれるよ。
補助では《ウィンドオーラ》か《エアベール》だね、《ウィンドオーラ》が物理防御強化で《エアベール》は素早さアップの魔法だよ。
《エアカッター》の詠唱は『万能なる魔の力よ』『今ここに風の刃を作り』『我の敵を切り刻め』
《ウィンドボール》は『万能なる魔の力よ』『今ここに風球を作り出し』『我の敵を吹き飛ばせ』
《ウィンドウォール》は『万能なる魔の力よ』『今ここに風の壁を作り』『敵の攻撃を防ぎたまえ』
《ウィンドオーラ》は『万能なる魔の力よ』『今ここに風を纏い』『我のための力となれ』
《エアベール》は『万能なる魔の力よ』『今ここに風の衣を纏い』『我の為の足となれ』だよ。


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ディメン「なあこれって器用貧乏じゃないか?」

ライト「使う人によってはかなり強いよ」

ディメン「否定はしないんだな」

ライト「…さーて、次はこちら!」

ディメン「おい!話を反らすな!」


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・土魔法

基本六属性の一つだね、風属性と対になっていて攻撃と防御がかなり有能だよ。
対の関係はさっきの通りで、得意な分野は対にはなってないよ。
攻撃で使えるのは《ストーンバレット》だよ、頭とかに当たれば《サンドボール》よりも威力が出るよ。
防御では《サンドウォール》だね、物理攻撃だけでなく魔法攻撃まで防げちゃう便利な物、ただし勢いよく壊された時に破片が勢いよく飛んでくるだろうからそれには注意が必要だね。
補助は《サンドオーラ》とかがあるけど使うと、攻撃力が上がる代わりに砂とかがいっぱい目に入ってくるよ。
《ストーンバレット》の詠唱は『万能なる魔の力よ』『今ここに石の球を作り』『我の敵を撃ち抜きたまえ』
《サンドボール》は『万能なる魔の力よ』『今ここに土球を作り出し』『我の敵を砕きたまえ』
《サンドウォール》は『万能なる魔の力よ』『今ここに土の壁を作り』『敵の攻撃を防ぎたまえ』
《サンドオーラ》は『万能なる魔の力よ』『今ここに砂を纏い』『我のための力となれ』だよ。


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ディメン「なあ、《サンドオーラ》って使用者にとってのなの害悪魔法じゃないか? 」

ライト「その代わり攻撃力が上がるから…凄い目が痛いけど」

ディメン「補助っていったい」

ライト「補助は補助だよ…あれ?補助って何だっけ?」

ディメン「ゲシュタルト崩壊するなよ…」


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・光魔法

基本六属性の一つなんだけど勇者が最も得意としている魔法の一つだよ…召喚勇者じゃなくて天然の勇者だけどね。
闇属性と対になっていて補助が得意だよ。
対の関係は光があるところには必ず闇が現れるって感じだね。
攻撃は《シャイニングソード》って言うやつがあるけど勇者しか使えないから割合、《フラッシュビーム》なら使えるかな…上級魔法で火魔法と混合だけど…やっぱりこれも割合!
防御は《フラッシュバリア》光の壁でこちら側を見えなくして攻撃が当たったかどうかを見えなくするよ、ただし闇魔法以外の攻撃は素通りするけど。
補助は《フラッシュオーラ》《シャイニングベール》《アンチダークエリア》とかがあるね。
《フラッシュオーラ》は体感速度の低下、《シャイニングベール》は自分から光を出して目眩まし、光の量は調節出来るよ…髪の毛が無い人の頭に使わないでね、《アンチダークエリア》は闇属性の魔法の効果を少なくするよ。
《シャイニングソード》の詠唱は割合、《フラッシュビーム》も上級だから割合。
《フラッシュバリア》は『万能なる魔の力よ』『今ここに光の壁を作り』『我を闇から守りたまえ』
《フラッシュオーラ》は『万能なる魔の力よ』『今ここに光を纏い』『我のための力となれ』
《シャイニングベール》は『万能なる魔の力よ』『今ここに光の衣を纏い』『我のための後光となれ』
《アンチダークエリア》は『万能なる魔の力よ』『今ここに光の空間を作り』『闇の力を衰退させよ』だよ。


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ディメン「なあ、光魔法の製作者って闇魔法の製作者に恨みでもあったのか?」

ライト「製作者は、『何かいつも闇のすけ(仮)といる時の事を思ってたらこうなっちゃった』って言ってました」

ディメン「闇のすけ(仮)逃げて!超逃げて」

ライト「因みにその人はヤンデ‥」

シャール「ライトくーん♪ちょっとあっちでO☆HA☆NA☆SIしましょう、ね♪」

ライト「あ、ちょっと、ディメンー!助け‥」

バタン!!

ディメン「(あんなところに扉、あったか?)…次はこちらだぜ」


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・闇魔法

基本六属性の一つなんだけど魔王が最も得意な魔法の一つだよ、一代目の魔王と二代目の魔王、どちらもね。
光魔法と対になっていて攻撃が得意だよ、そして闇魔法の特徴として後ろに光があると魔法の効果が倍増するよ。
攻撃は《シャドーバレット》辺りかな?まあまあ使いやすいよ。後は《ダークネスハンド》ってこれは魔王専用魔法だから割合だね。
防御は《シャドーウォール》だね、相手の魔法攻撃を吸収する事が出来るよ…光魔法以外のね。
補助は《シャドーベール》かな?相手の魔法を反射出来るよ…光魔法は吸収しちゃうけど。
《シャドーバレット》の詠唱は『万能なる魔の力よ』『今ここに闇の球を作り』『我の敵を撃ちたまえ』
《ダークネスハンド》は割合。
《シャドーウォール》『万能なる魔の力よ』『今ここに闇の壁を作り』『魔の現象を吸収せよ』
《シャドーベール》は『万能なる魔の力よ』『今ここに闇の衣を纏い』『光以外を拒絶せよ』だよ。


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ライト「この光と闇の魔法は結構難しい癖に勇者と魔王以外は余り良い魔法が無いからあんまり人気が無いよ」

ディメン「それより所々出てきた光を受け入れている的な効果が気になるんだが」

ライト「製作者によると『光子(仮)が作った魔法を拒絶するなんて出来ない!そうだ!受け入れるようにすれば良いんだ!』だそうです」

ディメン「すっごいラブラブだな、トコロデヒカリコサンッテダレダロナー」

ライト「シャールに決まってんじゃん」

ディメン「いきなりネタバレしたなこいつ!」

ライト「君が聞いたんでしょ、闇魔法の製作者はシャールの旦那さんでシャール大好きだよ」

ディメン「大好きなのか、ラブラ‥」

ダウロ「大好きどころじゃない、超絶激大大大大大好きさ!さあ、あっちの部屋で語り合おうではないか!」

ライト「ちょ!何で君たち夫婦はこの空間に勝手に入ってこれるの!てかこれデジャブ!デジャブだから離してー!」

バタン!!

ディメン「(後であの扉消しておかなきゃな、てかもう終わるか)…次回からはまた本編に戻るぜ、それでは皆さんさようなら」
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