お気楽少女の異世界転移――チートな仲間と旅をする――

敬二 盤

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第一章『参上! まさにチートな仲間たち』

第三十一話 色々出来そう!魔法改造!

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「出来たー!」

は!いけない、いけない。

こんな森の中で大声を出すなんて事をしたら魔物が寄ってきちゃうかもしれないからね。

でも、喜んでは良いと思う、だって魔法に使われている文字の解読が出来たんだから!

「…」

確かこの文字を入れ換えると魔法の効果が変わるんだっけ?

よし、早速実験だね!

「…実穂」

「うわ!びっくりした!」

「ご飯出来た」

「あ、うん、今から行くね」

…実験はご飯を食べてからだね。


《いーてぃんぐたいむ》


よし、早速実験だよ!

とりあえずまずは‥

『万能なる魔の力よ』

魔法陣を出して、文字を入れ換える!…ってどうやってやるの?

イメージかな?ここの『火』の部分を『水』に変えるー…出来た!

一回出来たら後は簡単、『爆ぜる』を『落ちる』に『消える』を『残る』に変換。

よし、使ってみよう!

周りに燃えやすそうな物が無い事を確認して下に向かって撃つ。

『今ここに火球を作り出し  我の敵を焼き払え』《ファイアボール》

………出ない!?何でかな?

私は魔法陣の回転を止める。

あ!文字が元に戻ってる!

うーん、どうすればー?

困った時には誰かに聞いてみよう!

誰か居ないかなー…あ、クルミが居た!

「クルミー、ちょっと相談したいんだけど良いかな?」

「ご、ご主人様!…ご質問とは何ですか?」

クルミはちょっと驚いた顔をした後、何事も無かったかの様に聞く姿勢に入った。

「さっき魔法陣をちょっと書き換えてみたんだけどね、魔法を発動させようとしたら魔法陣が元に戻ってたんだよ、どうしたら良いと思う?」

「そうですね…一度無詠唱を試してみては?通常の魔法より威力は下がりますけど発動は出来るはずです」

「そうだね試してみるよ、ありがとね、クルミ」

私はそう言ってさっきまで魔法陣の書き換えをしていた場所まで戻る。

無詠唱かー、とりあえずさっきの魔法陣をイメージしてー…出たね。

あとは魔法名を言えば出るけど…これだとどっちかと言うと《ウォーターボール》かな?

「《ウォーターボール》」

私がそう呟くと杖の先の魔法陣が水球になって地面に飛んでいった。

そして地面に当たると水球の形が崩れて小さな水溜まりが出来た。

やった!成功だよ!

後はどんな魔法が使えるかな…回復魔法とか?

詠唱は分からないから無詠唱で、って回復する相手が居ないじゃん。

うーん、今怪我してる人は居ないし…あれ?これって上手くすればライトを起こせるんじゃないかな?

魔法陣確認!

文字は『魔力』『相手』『浸透』『肉体』『再生』『治る』

肉体って明確なイメージじゃ無いから回復力が低いのかな?

じゃあこの文字の『肉体』の部分を『精神』に『再生』を『回復』に。

よし、完成!後は魔力だけど…足りるかな?『ステータス』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・進和 実穂 
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業  ?
・LV  1   2/5
・握力 5
・HP 23
・MP /510
・AT  12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7

スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 3
・支援魔法操作Lv 8

パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 7
・危機察知(特)

加護 呪い

称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・生者


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


うん、残り半分だね。

やっぱり改造した魔法って魔力消費が多めなのかな?

《アンチパラライズ》は1だけだったのに。

うーん、「ぐぎゃぁ!」「わひゃ!?」

ビックリした!ゴブリンだね!

私は剣をアイテムボックスから取り出した。

あれ、私のスキル欄のアイテムボックスってどこ行ったのかな?

一応スキルとしては使えるみたいだけど。

「ぐぎゃ!」

わ!危ない!私はゴブリンが降り下ろしてきた棍棒を紙一重で避ける。

この!仕返しだよ!

「とりゃ!」

「ぐぎゃ!」

しかしその仕返しはゴブリンの棍棒を使った防御ゆ防がれる。

一旦離れて…「《実力鑑定》」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・ゴブリン
・性別 男 年齢 2歳
・種族 ゴブリン
・職業  戦士
・LV  5
・握力 3
・HP 33
・MP 0
・AT  26
・DE 24
・IN 5
・MD 23
・AG 20
・EX 7

スキル
・悪食
・強腕
・鋼体


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えーっと、スキルがいくつかあるね、ま「ぐぁぎゃ!」危ない!っと、少し慣れてきたね、まずはスキルの効果を確認して見ようかな。


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・悪食

普通は食べない物、毒や腐った物を自分から食べると覚える事が出来るスキル
何を食べてもお腹を壊さなくなる


・強腕

その名の通り腕っぷし、つまり攻撃力を上げるスキル
寝ている間は発動しないのでパッシブスキルでは無いが、起きている間は基本的に発動している


・鋼体

その名の通り体を頑丈に、つまり防御力を上げるスキル
寝ている間は発動しないのでパッシブスキルでは無いが、起きている間は基本的に発動している


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


え、強くない?ちょっと勝てる気がしな「ぐっぎゃぁ!」だから危ないって!

ええっと、とりあえずスピードを上げたら勝てるかな?

自分が速くなるイメージで…「《スピードアップ》」…出来たかな?

「ぐぎゃ!」

回避っ!って速!

何これ何倍!?

速すぎて木にぶつかりそうになっちゃったよ!

体感速度も上げなきゃ、ええっと名前はー…「マジックスピード?」

…違うね、何も起こらない。

「ぐ、ぐぎゃー!」

危ない!

もうそろそろ起こってきたね、あ、あれなら当たりかも!

「《スローワールド》」

おお、世界がゆっくりに見える。

速くなった時はこんな感じだからスローワールドなんだね。

まあとりあえず、「とりゃー!」

「ぐーっぎーゃーあー」

うわー、凄いゆっくりに聞こえる。

そう言えば私の攻撃ってなんダメージ与えてるのかな?

「《実力鑑定》」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・ゴブリン
・性別 男 年齢 2歳
・種族 ゴブリン
・職業  戦士
・LV  5
・握力 3
・HP 32/33
・MP 0
・AT  26
・DE 24
・IN 5
・MD 23
・AG 20
・EX 7

スキル
・悪食
・強腕
・鋼体


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一ダメージって、酷くない?

どうやったら速く倒せるかな?

やっぱり毒?

うーん、ポイズンクラウドとか?

毒の雲だしこの名前で行けるはず!

「《スリープクラウド》」

ゴブリンの周りに毒々しい色の煙が集まってくる。

やった!せい、こ、う…。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」

ライト「嘘だ嘘だ、《アンチパラライズ》は中級魔法のはず、僕だって何回か倒れたのに一回で成功してしかもちょっと頭が痛いだけって絶対嘘だ」

ディメン「おい、もうそろそろ現実を見ようぜ、しかもそれって一話前の話じゃねぇか」

ライト「メタいのはやめろ」

ディメン「うわ!急に戻るなよ…」

ライト「どうも皆さんこんにちは、ライト スターダストです♪」

ディメン「急すぎだろ」

ライト「えー♪そうかなー♪」

ディメン「その♪やめろ、話が進まないから」

ライト「今回のステータスだよ♪」

ディメン「せめて会話位はしようぜ!?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・進和 実穂 
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業  ?
・LV  1   2/5
・握力 5
・HP 23
・MP 0/10
・AT  12
・DE 13
・IN 12
・MD 12
・AG 15
・EX 7

スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 3
・支援魔法操作Lv 8

パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 7
・危機察知(特)

加護 呪い

称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・生者


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディメン「MP がゼロになったから気絶しそうになってんだな」

ライト「これって絶対起きたらスキルが増えてるパターンだよね」

ディメン「おう、たぶんそうだがとりあえず落ち着こうぜ、まだ目のハイライトが戻ってねぇぞ」

ライト「ははははは」

ディメン「・・・あえてスルーそ、そう言えばアイテムボックスってどこ行ったんだ?」

ライト「アイテムボックス?そんなの謎スキルに吸収されたよ、その内周りの人のスキルも吸収されたりしてね」

ディメン「そんな事は絶対無いから戻ってこーい!駄目だ、トラウマを刺激されて使い物にならなくなってやがる」

IOA「回収致しますね」

ディメン「うお、いつの間に…ってもう居ねぇし…今回はこの小説を読んでくれてありがとな、誤字脱字やストーリー矛盾等があったらご報告の方をお願いするぜ、それでは皆さんさようなら」
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