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第一章『参上! まさにチートな仲間たち』
第三十七話 聞き耳スキルと復讐計画
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ふふ、ついに、ついに出来たよ!
私でも人を倒すことが!
この魔法があれば裏路地なんて怖くないね!
そう、私は今裏路地に居る。
この前の街みたいな大きいいのに何故か裏路地な裏路地ではなく、ちゃんとした細くて狭い裏路地だよ。
なんで居るかと言うと…いい匂いに誘われちゃったよ。
カレーみたいな匂いがしたんだよ…虫除けの臭いだったけど。
何であんな所に虫除け薬が入った瓶が置いてあるのかな?
と言うかカレーの匂いの虫除けって…こっちではカレー食べないのかな?
そして案の定迷って三人の人に襲われた。
武器は一人が杖で残りが素手だったね。
ちょっとパニックになりかけたけど《スリープクラウド》を使ったらあっさりと眠ってくれたよ。
ふふふふふ、これでライトにも裏路地を歩くのを認めてもらえ…無さそうだね、逆にここに来た事で怒られそうだし。
それに…お仕置きされそうだしね。
『ほう、良く分かってるじゃん、実穂』
「え、ら、ライト?」
『何でここが分かったのか、って感じの顔してるねー』
顔まで見えてるの!?
『全く、自由行動にする前にフライチップを飛ばしておいて良かったよ、何かあったらすぐに見れるしね』
え?フライチップって?
私は周りをキョロキョロ見回してみる。
…もしかしてこの小さい周りを飛んでるやつかな?
『ご名答ー、正解者には電撃をプレゼントー』
「え、電撃って」
『《エレキショック》』
フライチップから電撃が私に向かって発射された。
「わひゃ!?」
…痛いね。
『はあ、今回は手が離せないからこのぐらいにしとくけど…次は無いよ』
「は、はい!」
『んじゃ、念話切るね』
…ふう、助かったー…もう帰ろうかな。
《帰宅中(帰宿中)》
この街での宿は『ブラックバード』、カラスの魔物の名前らしいけど…安直な名前だね。
まあその名の通りカラスの魔物が受付のテーブルの上に乗っていて、マスコットキャラクター的な事になってる宿だね。
今回も二部屋取ってあってライトとラキトの名前が似ている兄弟組と私とクルミの女子組で別れるらしい。
今はラキトは外出中でクルミもライトの部屋に居るし、ライトは手が離せないとか言ってたね。
あれ?でもあっちのの部屋に二人の気配があるね。
ラキトは外出中だから居ないし…ライト帰ってたんだね。
…何かこの構図だと聞き耳とか立てたくなるね。
問題はフライチップの監視だけど…ライトは危険な時にしか見ないみたいな事を言ってたしね、大丈夫でしょ。
私は壁に張り付いて聞き耳を立ててみる…なにも聞こえない!
ピロリロリン
『スキル《聞き耳》を取得しました』
スキルあったんだ…まあ良いや!《聞き耳》起動!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
視点変更 実穂→クルミ
「で、本当にやるんだね」
「はい、やります」
私はその為にこの人達に買われたから。
「…これが領主の舘の地図、目的が復讐なら絶望感を持ってもらうためにあえて正面突破だね」
「なぜ正面突破の方が絶望感が多いんですか?」
さっさと領主を殺した方が良いのに。
「寝てる間に殺しても何があったのか分からないと思うしね、それに殺すのは君だよ、僕はスキルのせいで人を殺す事ができないし君は実穂を巻き込まないで復讐をしたいんでしょ、なら僕が舘を破壊していくからその隙に殺しに行きなよ」
「…絶望感を与えるとしたら先に家族を殺してその首を見せた方が良いのでは?」
「そんな事したら君もあいつと同じになっちゃうよ、それにあいつの家族は良い人かもしれないよ」
「…確かにそうですね」
私の目的は家族が殺された事への復讐、相手の家族を殺すことじゃなかった。
「計画上では門を破壊して暫くたってからこの隠し部屋に逃げると思うから、そこで殺すのが一番最適だよ」
「その入口はどうやって開けるんですか?」
「さっき渡した短剣に魔法が仕込んであるよ、魔石を埋め込んであるから《エクスプロージョン》と唱えるだけで爆発が起こせるよ、ただし一回だけ」
「もしも領主が違う行動に出たらどうしますか」
「そこは臨機応変にね」
「分かりました」
「じゃあ最後に一つだけ…本当に実穂を巻き込みたく無いなら実穂には悟られない様にね、あの子、妙に勘が鋭い時があるから」
「分かりました」
「君を巻き込むといけないから大きな魔法は使えないけど騎士とかは任せてよ、じゃ、僕は調べてくるね」
「ありがとうございました」
ライトさまがワープホールでいなくなった。
これで、これでやっと復讐ができる。
私の家族の無念を晴らさせてもらう!ガルバ・ナグラ・ルジャン!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、現在作戦に穴が無いか確認しています、ライト スターダストです」
ディメン「お前…復讐って、いつから知ってたんだよ」
ライト「購入時からずっと」
ディメン「それを知ってて購入したのかよ」
ライト「しょうがないじゃん、実穂が欲しがったんだから、それにね」
ディメン「なんだよ」
ライト「奴隷になってまで家族の無念を晴らしたいって凄い健気じゃん、だからその願いを叶えてあげたいなーって」
ディメン「お前な…そんなんじゃいつまでたってもお人好しのレッテルは消えないぞ」
ライト「べ、別に良いし、僕は僕のやりたい様にやる、ただそれだけだよ」
ディメン「お前が良いなら良いけど…今回のステータスだぜ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 2 6/10
・握力 5
・HP 25
・MP 20
・AT 16
・DE 17
・IN 15
・MD 14
・AG 16
・EX 8
スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 3
・支援魔法操作Lv 8
・聞き耳 Lv 1
パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 10
・危機察知(特)
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・生者
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「《聞き耳》って、あいつスパイにでもなるつもりか?」
ライト「城からは潜伏員って疑われたけどそれが本当になる日は近いかもね」
ディメン「騙されやすい潜伏員って一体?」
ライト「まあ良いんじゃないの…今回はこの小説を読んでいただきありがとうございます」
ディメン「誤字脱字やストーリー矛盾等があったらご報告の方をお願いするぜ」
ライト「それでは皆さん」
ディメン&ライト「さようなら」
あと三話で終わるかなぁ(焦)
私でも人を倒すことが!
この魔法があれば裏路地なんて怖くないね!
そう、私は今裏路地に居る。
この前の街みたいな大きいいのに何故か裏路地な裏路地ではなく、ちゃんとした細くて狭い裏路地だよ。
なんで居るかと言うと…いい匂いに誘われちゃったよ。
カレーみたいな匂いがしたんだよ…虫除けの臭いだったけど。
何であんな所に虫除け薬が入った瓶が置いてあるのかな?
と言うかカレーの匂いの虫除けって…こっちではカレー食べないのかな?
そして案の定迷って三人の人に襲われた。
武器は一人が杖で残りが素手だったね。
ちょっとパニックになりかけたけど《スリープクラウド》を使ったらあっさりと眠ってくれたよ。
ふふふふふ、これでライトにも裏路地を歩くのを認めてもらえ…無さそうだね、逆にここに来た事で怒られそうだし。
それに…お仕置きされそうだしね。
『ほう、良く分かってるじゃん、実穂』
「え、ら、ライト?」
『何でここが分かったのか、って感じの顔してるねー』
顔まで見えてるの!?
『全く、自由行動にする前にフライチップを飛ばしておいて良かったよ、何かあったらすぐに見れるしね』
え?フライチップって?
私は周りをキョロキョロ見回してみる。
…もしかしてこの小さい周りを飛んでるやつかな?
『ご名答ー、正解者には電撃をプレゼントー』
「え、電撃って」
『《エレキショック》』
フライチップから電撃が私に向かって発射された。
「わひゃ!?」
…痛いね。
『はあ、今回は手が離せないからこのぐらいにしとくけど…次は無いよ』
「は、はい!」
『んじゃ、念話切るね』
…ふう、助かったー…もう帰ろうかな。
《帰宅中(帰宿中)》
この街での宿は『ブラックバード』、カラスの魔物の名前らしいけど…安直な名前だね。
まあその名の通りカラスの魔物が受付のテーブルの上に乗っていて、マスコットキャラクター的な事になってる宿だね。
今回も二部屋取ってあってライトとラキトの名前が似ている兄弟組と私とクルミの女子組で別れるらしい。
今はラキトは外出中でクルミもライトの部屋に居るし、ライトは手が離せないとか言ってたね。
あれ?でもあっちのの部屋に二人の気配があるね。
ラキトは外出中だから居ないし…ライト帰ってたんだね。
…何かこの構図だと聞き耳とか立てたくなるね。
問題はフライチップの監視だけど…ライトは危険な時にしか見ないみたいな事を言ってたしね、大丈夫でしょ。
私は壁に張り付いて聞き耳を立ててみる…なにも聞こえない!
ピロリロリン
『スキル《聞き耳》を取得しました』
スキルあったんだ…まあ良いや!《聞き耳》起動!
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視点変更 実穂→クルミ
「で、本当にやるんだね」
「はい、やります」
私はその為にこの人達に買われたから。
「…これが領主の舘の地図、目的が復讐なら絶望感を持ってもらうためにあえて正面突破だね」
「なぜ正面突破の方が絶望感が多いんですか?」
さっさと領主を殺した方が良いのに。
「寝てる間に殺しても何があったのか分からないと思うしね、それに殺すのは君だよ、僕はスキルのせいで人を殺す事ができないし君は実穂を巻き込まないで復讐をしたいんでしょ、なら僕が舘を破壊していくからその隙に殺しに行きなよ」
「…絶望感を与えるとしたら先に家族を殺してその首を見せた方が良いのでは?」
「そんな事したら君もあいつと同じになっちゃうよ、それにあいつの家族は良い人かもしれないよ」
「…確かにそうですね」
私の目的は家族が殺された事への復讐、相手の家族を殺すことじゃなかった。
「計画上では門を破壊して暫くたってからこの隠し部屋に逃げると思うから、そこで殺すのが一番最適だよ」
「その入口はどうやって開けるんですか?」
「さっき渡した短剣に魔法が仕込んであるよ、魔石を埋め込んであるから《エクスプロージョン》と唱えるだけで爆発が起こせるよ、ただし一回だけ」
「もしも領主が違う行動に出たらどうしますか」
「そこは臨機応変にね」
「分かりました」
「じゃあ最後に一つだけ…本当に実穂を巻き込みたく無いなら実穂には悟られない様にね、あの子、妙に勘が鋭い時があるから」
「分かりました」
「君を巻き込むといけないから大きな魔法は使えないけど騎士とかは任せてよ、じゃ、僕は調べてくるね」
「ありがとうございました」
ライトさまがワープホールでいなくなった。
これで、これでやっと復讐ができる。
私の家族の無念を晴らさせてもらう!ガルバ・ナグラ・ルジャン!
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ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、現在作戦に穴が無いか確認しています、ライト スターダストです」
ディメン「お前…復讐って、いつから知ってたんだよ」
ライト「購入時からずっと」
ディメン「それを知ってて購入したのかよ」
ライト「しょうがないじゃん、実穂が欲しがったんだから、それにね」
ディメン「なんだよ」
ライト「奴隷になってまで家族の無念を晴らしたいって凄い健気じゃん、だからその願いを叶えてあげたいなーって」
ディメン「お前な…そんなんじゃいつまでたってもお人好しのレッテルは消えないぞ」
ライト「べ、別に良いし、僕は僕のやりたい様にやる、ただそれだけだよ」
ディメン「お前が良いなら良いけど…今回のステータスだぜ」
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・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 2 6/10
・握力 5
・HP 25
・MP 20
・AT 16
・DE 17
・IN 15
・MD 14
・AG 16
・EX 8
スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 3
・支援魔法操作Lv 8
・聞き耳 Lv 1
パッシブスキル
・異世界言語
・?高????
・気配察知 Lv 10
・危機察知(特)
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高????
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・生者
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ディメン「《聞き耳》って、あいつスパイにでもなるつもりか?」
ライト「城からは潜伏員って疑われたけどそれが本当になる日は近いかもね」
ディメン「騙されやすい潜伏員って一体?」
ライト「まあ良いんじゃないの…今回はこの小説を読んでいただきありがとうございます」
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