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第二章『予想外!意外と良い場所魔王国!』
第七話 討伐!カースグレードラゴンと言う名のサンドバッグ
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視点変更 実穂→ライト
………カースグレードラゴンかー………絶対に話し通じないよねぇ。
まあ通じてても倒すけども。
だってグレードラゴンって性格悪いし、幻影魔法つかって落とし穴とかドラゴンらしからぬ戦法使ってくるし、人に化けられる上に基本的に見下してくるし。
………良い所無いね、よし!倒さなきゃ!(使命感)
っと、ここら辺で良いかな?
「《フレアアイスドーム》」
僕は実穂達が居る所から少し離れた位置まで歩き、魔法を発動した。
その魔法は僕の周りに僕が屈めば入れる位の氷のドームを作り出し、そのドームの外側を炎で覆う魔法である。
この魔法、移動には最適なんだよね、たまに着地地点間違えるけど。
さてと、《完全察知》………あっちの方だね。
よし!このドーム直接当てて先制攻撃しよう!(悪い顔)
じゃあ狙いを定めてー………衝撃波発射!
僕の”能力“で産み出された衝撃波は燃え盛る氷のドームを打ち上げ、目的の方角へと飛んでいっている。
氷のせいで外は見えなくても《完全察知》があるから大体の事はわかるね。
………もうそろそろだね。
僕は上に衝撃波を発生させて、真下にドームを打ち出した。
そのドームは隕石の様に燃え盛りながら落下していきドラゴンに………当たらなかった、ですよねー。
落下の衝撃でもびくともしない氷のドームは冷たさを増し、外側の燃えている炎を凍りつかせてから割れて消えた。
毎回思うけど炎が凍るってどんな仕組みだろうね、また今度調べてみようかな?
僕がそんな事を考えていると近くの木々の隙間から人間の男の子が出てきた。
その男の子は無邪気そうな顔をしていて害は全く無さそうに見えるが………《完全察知》使用中だからグレードラゴンなのがまるわかりだ、しかもそんなに汚い魂の色をしてたら簡単にわかるよ。
人化しているグレードラゴンがゆっくりと近づいてくる、そして僕に話しかけて来た所を…
「あのぉ……すいませっ!」
斬りつけた。
………まあ避けられるよね、一応ドラゴンの端くれなんだし。
「ちっ!もう正体がばれておったか」
先程出していた声とは全く別物の老人みたいな声で驚くドラゴン。
「仕方ない、出直すとし………「逃がすと思ってるの?《バトルフィールド》」………ふん!小僧、この儂に勝てると思っておるのか?」
「普通に勝てるけど?呪われた灰色の龍さん?」
どうでも良いけどこのドラゴンの喋り方、領主を思い出すなぁ………なんかまた苛ついてきたからこいつで晴らそう。
「ふむ正体がわかっているのなら話は早い、見せてやろう、我の力を!」
人化ドラゴンの体が光っていき、最終的に紫と黒が入り交じった 禍々しい模様が付いた灰色のドラゴンが現れた。
「儂の名はロストパレット、またの名を《怨念灰龍》儂に恐れおののくが良い!」
へー、ロストパレットって言う名前なんだー………こいつ馬鹿じゃん、僕に真名教えてどうするの?
真名なんて教えたら操られる可能性が高いのに………あ、僕は大丈夫だよ、対策用の魔道具もってきてるから。
………僕も自己紹介した方が良いかな?
「自己紹介ありがとう、ロストさん、僕の名前はライト スターダスト、《万能の者》って言ってもこっちでは伝わらないかもね、《空席》って言えばわかるかな?」
「ふん!お前の様なガキがあの《空席》なわけあるか!」
………この態度と言い喋り方と言いあの領主の生まれ変わり何じゃないかって思っちゃうね、領主はまだ生きてるけど。
「………せっかく自己申告したのに………なら試してみる?《マルチアイスランス》」
僕はやけに響く声で”六重“の魔法陣をドラゴンの真上に設置した。
まあつまり六重に名前を言っただけだね、スキルって凄い!
魔法陣から連射されてくる氷の槍をドラゴンは避けきれずに翼を損傷する。
「あれ?大部分は避けられちゃったね、もしかして幻影で場所でもずらしてたのかな?」
「貴様ごときに教えるはずなかろう!」
お、あの領主よりは頭が良いみたいだね、あの領主、聞いても無い事をどんどん喋ってくれたからね。
僕がその馬鹿の事を考えているとドラゴンの傷ついた翼がみるみる内に再生していった。
「ほへー、再生持ちかー」
「余裕にしていられるのも今の内だ」
ドラゴンはこちらを忌々しそうに見ながら飛び上がり、ブレスを放ってきた。
僕はそれを無抵抗で受けた。
避けるのが面倒くさかった、後悔はしていない。
勿論痛覚は切っているので灰になってから即座に再生するだけで無傷(の様に見える)でブレスを受けきった。
「なぬ!?」
「今度はこっちの番だね、エクス……は呼ばなくて良いや、この剣のままでも十分だね」
僕は剣を構えて魔力を纏わせた、そして剣を降りながら静かに言った。
「《ディメンションスラッシュ》」
目には見えない時空から相手を斬りつけた刃の魔法はドラゴンの体に命中し、青い光が飛び散った。
「ぐっ!………肉体では無く魔力を切るか」
「ご名答♪いつもは周りに被害が出そうだからあまり使えない魔法も大放出してあげるよ《テレポート》」
僕は《テレポート》でドラゴンの真上に出つつ、直ぐにワープホールを作ってその中に飛び込んだ、テレポート先には幻影を置いてきたので多分騙されるだろう。
ふふふ、この前は狂乱値と魔道具を使わない隠蔽、並列詠唱のせいでかなり威力が落ちてた魔法、今回はちゃんとした威力で使えるよ。
ドラゴンが動く幻影に翻弄されている内に僕は詠唱を始めた。
「『揺れし炎は幻想の色彩 風は空のほんの一欠片 全ての物には光がいる そこが深い水の底でも 大地は大きな空の土台 その裏には闇が眠るが』」
詠唱が進む度に魔法陣は円を形成していき、一つの属性の台詞が終わる毎にその属性の部分が完成する、そして基本の魔法陣が完成すると、詠唱は本体に取りかかった。
「『この歌は天に捧げる そう、まるで地からの祝福の様に この世界から抜け出すために 私はこの身を使って試して見せる なので私を手伝って 何処か遠い星空へと連れてって』」
先程作り出した僕の身長よりも少し大きい基本の六属性を司る魔法陣の前に新しい魔法陣が作り上げられて行く。
基本の魔法陣よりは小さいが、僕の身長よりも少し小さい位の空間を司る魔法陣と、それよりも一回り小さい制御用の魔法陣が詠唱が終わると同時に形成された。
その魔法陣がしっかりとドラゴンに向けられているのを確認した僕は、未だに幻影と遊んでいるドラゴンに向けて最後のワードを唱えた。
「《ディメンションブレイク》」
魔法陣は回転しながら輝きを増していき、ドラゴンがいた場所で何かが砕ける音が起こった。
そこには巨大な空間の裂け目があり、ドラゴンはそれに引きずり込まれた。
そしてその裂け目はどんどん閉まっていって、完全に閉まった瞬間、もの凄い爆発音と共にドラゴンが戻ってきていた。
そのドラゴンは見た目こそ無傷だが、しっかりと息絶えて死んでいた。
その様子を見たライトはそっとため息をはいて呟いた。
「もうちょっと頑丈だったら他の魔法も使えたのに」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「………怖ぇぇ」
パシュン!(出現音)
ライト「ディメンー、早く始めようよ」
ディメン「そ、そうだな………どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、今回実穂出てないのに関話じゃなくて良いのかな?って思ったライト スターダストです」
ディメン「良いんじゃないか?」
ライト「まあそうだね、所でディメン」
ディメン「なんだ?」
ライト「僕の移動方法の確実性が上がる方法を教えて」
ディメン「生身のまま飛べ」
ライト「やだ、あっちじゃないんだから不審人物になるじゃん」
ディメン「おまえ、あっちでも《神出鬼没》とか言われてただろ」
ライト「そうだっけ?と言うかこの話は止め、視聴者さんが付いていけない」
ディメン「いつもそんな感じの話だと思うがなぁ」
ライト「知らんな(すっとぼけ)………()うるさい」
ディメン「文字に文句言うなよ………って事で、今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
ライト「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をおねがいします」
ディメン「それでは皆さん」
ディメン&ライト「さようなら」
ライトさんは生物の体に傷をつける事無く倒す事が可能です。
スキルって凄いね(他人事)
あ、後今回が三人称じゃ無いのは仕様です。
………カースグレードラゴンかー………絶対に話し通じないよねぇ。
まあ通じてても倒すけども。
だってグレードラゴンって性格悪いし、幻影魔法つかって落とし穴とかドラゴンらしからぬ戦法使ってくるし、人に化けられる上に基本的に見下してくるし。
………良い所無いね、よし!倒さなきゃ!(使命感)
っと、ここら辺で良いかな?
「《フレアアイスドーム》」
僕は実穂達が居る所から少し離れた位置まで歩き、魔法を発動した。
その魔法は僕の周りに僕が屈めば入れる位の氷のドームを作り出し、そのドームの外側を炎で覆う魔法である。
この魔法、移動には最適なんだよね、たまに着地地点間違えるけど。
さてと、《完全察知》………あっちの方だね。
よし!このドーム直接当てて先制攻撃しよう!(悪い顔)
じゃあ狙いを定めてー………衝撃波発射!
僕の”能力“で産み出された衝撃波は燃え盛る氷のドームを打ち上げ、目的の方角へと飛んでいっている。
氷のせいで外は見えなくても《完全察知》があるから大体の事はわかるね。
………もうそろそろだね。
僕は上に衝撃波を発生させて、真下にドームを打ち出した。
そのドームは隕石の様に燃え盛りながら落下していきドラゴンに………当たらなかった、ですよねー。
落下の衝撃でもびくともしない氷のドームは冷たさを増し、外側の燃えている炎を凍りつかせてから割れて消えた。
毎回思うけど炎が凍るってどんな仕組みだろうね、また今度調べてみようかな?
僕がそんな事を考えていると近くの木々の隙間から人間の男の子が出てきた。
その男の子は無邪気そうな顔をしていて害は全く無さそうに見えるが………《完全察知》使用中だからグレードラゴンなのがまるわかりだ、しかもそんなに汚い魂の色をしてたら簡単にわかるよ。
人化しているグレードラゴンがゆっくりと近づいてくる、そして僕に話しかけて来た所を…
「あのぉ……すいませっ!」
斬りつけた。
………まあ避けられるよね、一応ドラゴンの端くれなんだし。
「ちっ!もう正体がばれておったか」
先程出していた声とは全く別物の老人みたいな声で驚くドラゴン。
「仕方ない、出直すとし………「逃がすと思ってるの?《バトルフィールド》」………ふん!小僧、この儂に勝てると思っておるのか?」
「普通に勝てるけど?呪われた灰色の龍さん?」
どうでも良いけどこのドラゴンの喋り方、領主を思い出すなぁ………なんかまた苛ついてきたからこいつで晴らそう。
「ふむ正体がわかっているのなら話は早い、見せてやろう、我の力を!」
人化ドラゴンの体が光っていき、最終的に紫と黒が入り交じった 禍々しい模様が付いた灰色のドラゴンが現れた。
「儂の名はロストパレット、またの名を《怨念灰龍》儂に恐れおののくが良い!」
へー、ロストパレットって言う名前なんだー………こいつ馬鹿じゃん、僕に真名教えてどうするの?
真名なんて教えたら操られる可能性が高いのに………あ、僕は大丈夫だよ、対策用の魔道具もってきてるから。
………僕も自己紹介した方が良いかな?
「自己紹介ありがとう、ロストさん、僕の名前はライト スターダスト、《万能の者》って言ってもこっちでは伝わらないかもね、《空席》って言えばわかるかな?」
「ふん!お前の様なガキがあの《空席》なわけあるか!」
………この態度と言い喋り方と言いあの領主の生まれ変わり何じゃないかって思っちゃうね、領主はまだ生きてるけど。
「………せっかく自己申告したのに………なら試してみる?《マルチアイスランス》」
僕はやけに響く声で”六重“の魔法陣をドラゴンの真上に設置した。
まあつまり六重に名前を言っただけだね、スキルって凄い!
魔法陣から連射されてくる氷の槍をドラゴンは避けきれずに翼を損傷する。
「あれ?大部分は避けられちゃったね、もしかして幻影で場所でもずらしてたのかな?」
「貴様ごときに教えるはずなかろう!」
お、あの領主よりは頭が良いみたいだね、あの領主、聞いても無い事をどんどん喋ってくれたからね。
僕がその馬鹿の事を考えているとドラゴンの傷ついた翼がみるみる内に再生していった。
「ほへー、再生持ちかー」
「余裕にしていられるのも今の内だ」
ドラゴンはこちらを忌々しそうに見ながら飛び上がり、ブレスを放ってきた。
僕はそれを無抵抗で受けた。
避けるのが面倒くさかった、後悔はしていない。
勿論痛覚は切っているので灰になってから即座に再生するだけで無傷(の様に見える)でブレスを受けきった。
「なぬ!?」
「今度はこっちの番だね、エクス……は呼ばなくて良いや、この剣のままでも十分だね」
僕は剣を構えて魔力を纏わせた、そして剣を降りながら静かに言った。
「《ディメンションスラッシュ》」
目には見えない時空から相手を斬りつけた刃の魔法はドラゴンの体に命中し、青い光が飛び散った。
「ぐっ!………肉体では無く魔力を切るか」
「ご名答♪いつもは周りに被害が出そうだからあまり使えない魔法も大放出してあげるよ《テレポート》」
僕は《テレポート》でドラゴンの真上に出つつ、直ぐにワープホールを作ってその中に飛び込んだ、テレポート先には幻影を置いてきたので多分騙されるだろう。
ふふふ、この前は狂乱値と魔道具を使わない隠蔽、並列詠唱のせいでかなり威力が落ちてた魔法、今回はちゃんとした威力で使えるよ。
ドラゴンが動く幻影に翻弄されている内に僕は詠唱を始めた。
「『揺れし炎は幻想の色彩 風は空のほんの一欠片 全ての物には光がいる そこが深い水の底でも 大地は大きな空の土台 その裏には闇が眠るが』」
詠唱が進む度に魔法陣は円を形成していき、一つの属性の台詞が終わる毎にその属性の部分が完成する、そして基本の魔法陣が完成すると、詠唱は本体に取りかかった。
「『この歌は天に捧げる そう、まるで地からの祝福の様に この世界から抜け出すために 私はこの身を使って試して見せる なので私を手伝って 何処か遠い星空へと連れてって』」
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基本の魔法陣よりは小さいが、僕の身長よりも少し小さい位の空間を司る魔法陣と、それよりも一回り小さい制御用の魔法陣が詠唱が終わると同時に形成された。
その魔法陣がしっかりとドラゴンに向けられているのを確認した僕は、未だに幻影と遊んでいるドラゴンに向けて最後のワードを唱えた。
「《ディメンションブレイク》」
魔法陣は回転しながら輝きを増していき、ドラゴンがいた場所で何かが砕ける音が起こった。
そこには巨大な空間の裂け目があり、ドラゴンはそれに引きずり込まれた。
そしてその裂け目はどんどん閉まっていって、完全に閉まった瞬間、もの凄い爆発音と共にドラゴンが戻ってきていた。
そのドラゴンは見た目こそ無傷だが、しっかりと息絶えて死んでいた。
その様子を見たライトはそっとため息をはいて呟いた。
「もうちょっと頑丈だったら他の魔法も使えたのに」
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ディメン「………怖ぇぇ」
パシュン!(出現音)
ライト「ディメンー、早く始めようよ」
ディメン「そ、そうだな………どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、今回実穂出てないのに関話じゃなくて良いのかな?って思ったライト スターダストです」
ディメン「良いんじゃないか?」
ライト「まあそうだね、所でディメン」
ディメン「なんだ?」
ライト「僕の移動方法の確実性が上がる方法を教えて」
ディメン「生身のまま飛べ」
ライト「やだ、あっちじゃないんだから不審人物になるじゃん」
ディメン「おまえ、あっちでも《神出鬼没》とか言われてただろ」
ライト「そうだっけ?と言うかこの話は止め、視聴者さんが付いていけない」
ディメン「いつもそんな感じの話だと思うがなぁ」
ライト「知らんな(すっとぼけ)………()うるさい」
ディメン「文字に文句言うなよ………って事で、今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
ライト「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をおねがいします」
ディメン「それでは皆さん」
ディメン&ライト「さようなら」
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