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第二章『予想外!意外と良い場所魔王国!』
第十五話 到着!魔王城
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《翌日の一昨日のあさっての朝10時位》
………何か変な字幕が見えたえた気がするんだけど無視しようかな。
それよりも今から魔王城だね、緊張するね。
「所でライト、何でそんなに悩んでるの?」
「え?折角ワープホールまで使うんだから謁見の間にダイレクトお邪魔しますでもしようかとね」
「止めてよ!?」
そんな事したら捕まっちゃうよ!
「………普通に門前で良いじゃないの、今日はあなた以外も居るのよ」
あ、良かった、ラブさんが常識人で………ん?さっきの口ぶりだといつもはダイレクトお邪魔しますしてる様な感じだね………ワタシハナニモキカナカッタ。
「はいはい、ラキトもそれで良い?」
「良いが光海は置いていって良いのか?」
「あー、確かにここならともかく魔王城まで行くと拗ねそうだね………光海、先に魔王城行っといて良い?」
念話だね………今度改造する魔法は念話ジャックの魔法でも良いかもね、だとしたら何を素材にしようかな?
「良いですよだって、実穂とクルミも準備は良いね」
「うん」
「はい」
「じゃあ行くよ………オッケー行こうか」
今更だけど最初の頃にラキトもワープホール使ってたけど開くのに結構時間掛かってたよね。
それに対してライトは一瞬………負荷とか無いのかな?
「実穂?何してるの?早く行くよ」
「あ、うん」
早く行かなきゃ!
………潜った瞬間少し気持ち悪くなったかも?
「あ………《リフレッシュ》」
「ありがとう」
「いやー、普段僕達は慣れてるから大丈夫だけど普通の人は行きなり気圧が変わったりしたらそうなっちゃうもんね、忘れてたよ」
高山病(いきなり)みたいな感じかな?
さてと、ここで私から見た魔王城の感想を一言。
とにかく外見が黒い!
なんか普通の大きなお城を真っ黒にした感じだね。
でも禍々しくはないから魔王城って感じではないね。
「皆様、お待ちしておりました」
ん?騎士さんだね………角が生えてる。
『彼は鬼人族だよ、その隣にいるおでこに赤くて丸いのが六個ついてる人は蜘蛛族だよ』
へー、鬼人族と蜘蛛族かぁ………アラクネじゃないんだ。
『アラクネは魔物だよ、人によってはアラクネ呼ばわりされて怒る人もいるから言わない様にね』
うん、わかった。
確かにモンスター扱いされたら嫌だもんね。
「お勤めご苦労様、勤務に戻って良いよ」
「はい!」
おお、騎士さんが一瞬で持ち場に戻った!
もしかしてライトって結構偉い人?
「ほら、行くよ」
「あ、ちょっと待って!」
ふう、危ない、置いてかれる所だったよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
………このお城ってどれだけ広いんだろう?
同じような廊下がずっと並んでて時間の感覚が狂ってきそうだよ。
「………あともう少しだから我慢してよ」
「ご主人様、大丈夫ですか?」
ああ、クルミが尊い。
「………着いたよ、ここが謁見の間」
おお!着いたんだね!大きい派手に装飾されつつ少し不気味な大きい扉がある………開ける時大変そうだね。
「………ラブ、開かないんだけど」
「あ、そう言えば魔王様が『扉の呪文を変更する!』とか言ってたわね」
「どんな呪文」
「………《おーぷんせさみ》だったかしら」
ゴゴゴゴコ!って感じの音がなって扉が開いたよ、開けれて良かったよ、でもね、《オープンザセサミ》って日本語で開けごまじゃん!
もしかして魔王様日本人なの?
あ、開ききった。
「ご主人様、凄いオーラを感じます」
クルミが少し怯えてる、可愛い。
オーラって何だろう?………魔力察知で見れるかな?魔力察知オン!
………オフ、何あれ?前が見えない程の魔力って。
あれが魔王の魔力なのかな?
「二人とも、行くよ」
まあライトについていけば安全かな?
”バタン!“
「ひゃっ!?」
び、ビックリしたぁ………ライトさん、笑わないでください、隠しても無駄です、カタガフルエテマスヨ。
「………よく来たな、歓迎しよう」
………凄い威圧感のある声、正直怖い。
「我は第二代目魔王、デモン ディープレッドだ」
やっぱり怖いね………ってあれ?ライト、魔王に腕を向けて何してるの?もしかして攻撃しようとしてるんじゃ?………ちょ!それは不味いよ!
『攻撃じゃないから』
あ、そうなんだね、良かったよ。
「《マジックブレイク》」(ぼそっ)
パリーン!って感じの甲高い音を立てて魔王の周りの空間が割れた。
そしてその中から………幼女が出てきた………何で?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、やっぱり魔法は壊すのが一番!ライト スターダストです」
ディメン「思いっきりパリーン!っていったな」
ライト「あの魔王様は無理矢理威厳を出そうとしてるからね、ちょっとぐらいいたずらしても良いんじゃないかな?」
ディメン「それで《マジックブレイク》か………やるじゃないか」
ライト「それほどでも」
ディメン「と言うことで今回のステータスだぜ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 5 9/25
・握力 5
・HP 30
・MP 50
・AT 21
・DE 20
・IN 24
・MD 20
・AG 19
・EX 11
スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 4
・支援魔法操作Lv 9
・聞き耳 Lv 1
・合成魔法 Lv 4
パッシブスキル
・異世界言語
・?高?の??
・自衛術
・幻影魔法耐性Lv 1
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高?の??
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・生者
・死者
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディメン「次回、魔王様死す!とか良くないか?」
ライト「いやいや、魔王様、爆ぜる!の方が良いでしょ!」
ディメン「そうか?………あ、もう始まってるぞ」
ライト「え?………君達はなにも見なかった良いね」
ディメン「良いな………今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
ライト「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をお願いします」
ディメン「それでは皆さん」
ディメン&ライト「「さようなら」」
………何か変な字幕が見えたえた気がするんだけど無視しようかな。
それよりも今から魔王城だね、緊張するね。
「所でライト、何でそんなに悩んでるの?」
「え?折角ワープホールまで使うんだから謁見の間にダイレクトお邪魔しますでもしようかとね」
「止めてよ!?」
そんな事したら捕まっちゃうよ!
「………普通に門前で良いじゃないの、今日はあなた以外も居るのよ」
あ、良かった、ラブさんが常識人で………ん?さっきの口ぶりだといつもはダイレクトお邪魔しますしてる様な感じだね………ワタシハナニモキカナカッタ。
「はいはい、ラキトもそれで良い?」
「良いが光海は置いていって良いのか?」
「あー、確かにここならともかく魔王城まで行くと拗ねそうだね………光海、先に魔王城行っといて良い?」
念話だね………今度改造する魔法は念話ジャックの魔法でも良いかもね、だとしたら何を素材にしようかな?
「良いですよだって、実穂とクルミも準備は良いね」
「うん」
「はい」
「じゃあ行くよ………オッケー行こうか」
今更だけど最初の頃にラキトもワープホール使ってたけど開くのに結構時間掛かってたよね。
それに対してライトは一瞬………負荷とか無いのかな?
「実穂?何してるの?早く行くよ」
「あ、うん」
早く行かなきゃ!
………潜った瞬間少し気持ち悪くなったかも?
「あ………《リフレッシュ》」
「ありがとう」
「いやー、普段僕達は慣れてるから大丈夫だけど普通の人は行きなり気圧が変わったりしたらそうなっちゃうもんね、忘れてたよ」
高山病(いきなり)みたいな感じかな?
さてと、ここで私から見た魔王城の感想を一言。
とにかく外見が黒い!
なんか普通の大きなお城を真っ黒にした感じだね。
でも禍々しくはないから魔王城って感じではないね。
「皆様、お待ちしておりました」
ん?騎士さんだね………角が生えてる。
『彼は鬼人族だよ、その隣にいるおでこに赤くて丸いのが六個ついてる人は蜘蛛族だよ』
へー、鬼人族と蜘蛛族かぁ………アラクネじゃないんだ。
『アラクネは魔物だよ、人によってはアラクネ呼ばわりされて怒る人もいるから言わない様にね』
うん、わかった。
確かにモンスター扱いされたら嫌だもんね。
「お勤めご苦労様、勤務に戻って良いよ」
「はい!」
おお、騎士さんが一瞬で持ち場に戻った!
もしかしてライトって結構偉い人?
「ほら、行くよ」
「あ、ちょっと待って!」
ふう、危ない、置いてかれる所だったよ。
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………このお城ってどれだけ広いんだろう?
同じような廊下がずっと並んでて時間の感覚が狂ってきそうだよ。
「………あともう少しだから我慢してよ」
「ご主人様、大丈夫ですか?」
ああ、クルミが尊い。
「………着いたよ、ここが謁見の間」
おお!着いたんだね!大きい派手に装飾されつつ少し不気味な大きい扉がある………開ける時大変そうだね。
「………ラブ、開かないんだけど」
「あ、そう言えば魔王様が『扉の呪文を変更する!』とか言ってたわね」
「どんな呪文」
「………《おーぷんせさみ》だったかしら」
ゴゴゴゴコ!って感じの音がなって扉が開いたよ、開けれて良かったよ、でもね、《オープンザセサミ》って日本語で開けごまじゃん!
もしかして魔王様日本人なの?
あ、開ききった。
「ご主人様、凄いオーラを感じます」
クルミが少し怯えてる、可愛い。
オーラって何だろう?………魔力察知で見れるかな?魔力察知オン!
………オフ、何あれ?前が見えない程の魔力って。
あれが魔王の魔力なのかな?
「二人とも、行くよ」
まあライトについていけば安全かな?
”バタン!“
「ひゃっ!?」
び、ビックリしたぁ………ライトさん、笑わないでください、隠しても無駄です、カタガフルエテマスヨ。
「………よく来たな、歓迎しよう」
………凄い威圧感のある声、正直怖い。
「我は第二代目魔王、デモン ディープレッドだ」
やっぱり怖いね………ってあれ?ライト、魔王に腕を向けて何してるの?もしかして攻撃しようとしてるんじゃ?………ちょ!それは不味いよ!
『攻撃じゃないから』
あ、そうなんだね、良かったよ。
「《マジックブレイク》」(ぼそっ)
パリーン!って感じの甲高い音を立てて魔王の周りの空間が割れた。
そしてその中から………幼女が出てきた………何で?
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ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」
ライト「どうも皆さんこんにちは、やっぱり魔法は壊すのが一番!ライト スターダストです」
ディメン「思いっきりパリーン!っていったな」
ライト「あの魔王様は無理矢理威厳を出そうとしてるからね、ちょっとぐらいいたずらしても良いんじゃないかな?」
ディメン「それで《マジックブレイク》か………やるじゃないか」
ライト「それほどでも」
ディメン「と言うことで今回のステータスだぜ」
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・進和 実穂
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業 ?
・LV 5 9/25
・握力 5
・HP 30
・MP 50
・AT 21
・DE 20
・IN 24
・MD 20
・AG 19
・EX 11
スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 4
・支援魔法操作Lv 9
・聞き耳 Lv 1
・合成魔法 Lv 4
パッシブスキル
・異世界言語
・?高?の??
・自衛術
・幻影魔法耐性Lv 1
加護 呪い
称号
・異世界人
・?高?の??
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・生者
・死者
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ディメン「次回、魔王様死す!とか良くないか?」
ライト「いやいや、魔王様、爆ぜる!の方が良いでしょ!」
ディメン「そうか?………あ、もう始まってるぞ」
ライト「え?………君達はなにも見なかった良いね」
ディメン「良いな………今回はこの小説を読んでくれてありがとな」
ライト「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をお願いします」
ディメン「それでは皆さん」
ディメン&ライト「「さようなら」」
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