お気楽少女の異世界転移――チートな仲間と旅をする――

敬二 盤

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第二章『予想外!意外と良い場所魔王国!』

第二十二話 魔王城書庫で魔道書発見!

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「依頼はゴブリンの耳五個、その三倍の数なので銅貨十五枚です」

「ありがとうございます」

よし、これでもう少し色々できるよ。

「ねぇ、クルミ、どこか行ってみたい所ある?」

「………ではもうそろそろお城に戻りませんか?ライト様が今夜はとても面白い事があるかもと言っていましたし」

「そうだね、じゃあ帰ろうか」

………そうだ、クルミと手を繋いだら姉妹みたいに見えないかな?

「?」

うん、クルミ可愛い。


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と、言う訳でお城の図書館にいます。

え?何があったって?

勿論部屋に居るだけじゃ暇だから情報収集でもしようかと思ったんだよね、つまりそう言う事。

色々知らない事が書かれてたり便利だよ。

………なるほど、この街って種族によって住んでる所が区別化されてるんだね、確かに体が大きい種族とかは普通のお店に入れなさそうだし。

街で角と蝙蝠みたいな羽が生えた人達が多かったのはその地区に居たからかな。

「ご主人様」

「うん?どうしたの?」

「この本、魔道書ですよ」

魔道書は魔法の事が書かれている本で、読めさえすればすぐに魔法が覚えやすいって他の本に書かれてたね。

ちょっと読んでみようかな。

「………読めない」

うん、なにこの字、全く読めない………あ、でも魔法陣は読めるからすぐに覚えられそうだね。

「ご主人様、この本は下級魔法文字で書かれてます」

「あれ?クルミ読めるの?」

「少しだけなら」

………クルミの両親、どんな人だったんだろ?

あの貴族をボコった後にクルミのお母さんの霊からクルミを宜しくって言われてたよってライトに言われたけど………お父さんが謎なんだよね、居なかったって言ってたし。

もしかしてあの赤い宝石から魂が逃れられたとか?

………難しい話だね、まあその内わかるでしょ!

それよりも魔法陣!

「クルミ、これって何て言う魔法?」

「クールですね、氷の初級魔法で対象を冷やすと書いてあります」

氷魔法って事は上級魔法陣かな………上級魔法陣の初級魔法ってややこしいね。

えっと?優先度は『氷Ⅰ 風Ⅱ』だね。

使う単語は『氷風』『送る』『前方』『当たる』『対象』『冷える』

詠唱は私は使わないからね、覚えなくて良い。

「クルミちょっと来て」

「どうしました?」

ふふ、頭を撫でながらそっと首元に手を動かして………

「《クール》」

「ひゃわっ!」

あ、可愛い。

尻尾がピンッってなって飛び上がったね。

「ご、ご主人様ー?」

クルミがジト目でこちらを見てくる………可愛い。

「ごめんね、何となく思い付いたから………《ヒート》」

別に私は魔法陣動かせるから手を首元にやる必要も無かったんだけどね。

「………そう言えばご主人様、あちらにやたら古い本が置かれているのですが」

「古い本?」

気になるね、見に行こう!

………と言ってもすぐそこだね。

「古い本だらけだね………あれ?あの本だけ新しい?」 

なにこの本………『ひとりぼっちのえいゆう』?

「クルミ、一緒に見てみようか」

「はい、ご主人様」

レッツオープン!………あれ?魔法文字?と言うか魔法陣に使う用の文字じゃん、こっちなら読めるよ。

「上位魔法文字………ですか」

「え!?」

この文字上級だったの!?

だから魔法陣読めたってライトに言った時一瞬『え?マジ?』みたいな顔してたんだね。

「クルミ、この文字読める?」

「いえ、読めません」

「なら読んであげるよ」

「え?読めるんですか?」

「うん、魔法陣に使ってる文字だからね」

「凄いです!」

「ふふ、じゃあ始まるよ………『ひとりぼっちのえいゆう』とある夏の日………」


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視点変更 実穂→デモン ディープレッド


………リビングは涼しかったのに鍛冶部屋はこの熱量か。

全く、どうなっておるんじゃろうな、ライトの部屋は。

「………頼まれた物は作っておいたぞ」

「うん?デモちゃんか」

デモちゃん、つまり我のあだ名じゃな、ちゃんとした場所以外ではこの名前で読んでくるのだが………もう子供じゃないのでもう少し大人みたいな名で呼んでほしいのう。

『僕にとってはまだまだ子供だって』

「平然と心を読むな!」

いつの間に念話を仕込んだ!?

「まあありがとね、これでやっと実穂が安定するよ」

「………なぁ、気になったんじゃがどうしてそこまであやつを気にかけるのじゃ?」

我が知っている中ではライトは人間とは余り深く関わらないと思っていたのだが………もしや深く関わり過ぎると後が辛い事を忘れたのか?

「最初は仕事だったんだけどねぇ………あの子の魂はね純白だったんだよ、魂は白ければ白い程純粋だよ、だけど白いければ白い程脆くなり、黒に染まりやすくなる………でもあの子は多大な悪意の中で真っ白のままだったんだよ、勿論僕はそんな魂をみた事が無い、だから見てみたくなったんだよね、その魂の持ち主の道を」

「………それで後がどんなに悲しくてもか?」

「………そうだね、多分そうなる前に僕はあの子から離れると思うよ、だから離れる前にたっぷりとお膳立てしなくちゃね」

ライト………初めてじゃな、こんなに人に希望を見出だしているのは。

「………なるほど、つまり過保護な親代わりと言う訳か」

「ちょ!過保護って!僕はただ単に手助けをしてるだけだよ!」

「その手助けで一つの貴族に無限の苦しみを味会わせ続けてるのは誰じゃろなぁ」

「ぐっ、そ、その貴族はもう貴族の奥さんの要望で処刑されたし」

「ほう、ぐぅの音は出るようじゃな、ならばもっと証拠を出してやろうか?」

「え!?ちょっと止め「止めると思うか?こんな面白い事を」酷い!」

ライトがまた人に希望を見出せなくなるかもしれない、そうなった時は我達が希望を見出だせるまで側に居てやろうかのぅ。

これも一種の親孝行じゃな!


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ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」

ライト「どうも皆さんこんにちは、シリアスっぽい雰囲気を一瞬で霧散させられた、ライト、スターダストです」

ディメン「そもそもお前がシリアスの塊みたいな過去持ってる癖にネタに走ってるからいけないんだろ」

ライト「ネタの塊ってなにさ、酷いねー(゜▽゜*)」

ディメン「顔と台詞が一致してねぇよ、とりあえずその顔止めろ!」

ライト「はいはい、わかりましたよー(ФωФ)」

ディメン「猫の真似すんな!ってかどうやってやってるんだよ………疲れたから今回のステータスだぜ」


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・進和 実穂 
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業  ?
・LV 5  9/25
・握力 5
・HP 30
・MP 50
・AT  21
・DE 20
・IN 24
・MD 20
・AG 19
・EX 11

スキル
・実力鑑定 Lv 4
・物質鑑定 Lv 4
・支援魔法操作Lv 9
・聞き耳 Lv 1
・合成魔法 Lv 4
・読み聞かせLv 4

パッシブスキル
・異世界言語
・?高?の??
・自衛術
・幻影魔法耐性Lv 1

加護 呪い

称号
・異世界人
・?高?の??
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・生者
・死者


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ディメン「《読み聞かせ》っていつゲットしたんだよ」

ライト「カット入った後だけど」

ディメン「ああ、納得だ」

ライト「それよりも《支援魔法操作》がレベル十になった時の事が気になる」

ディメン「何に進化するんだろな………今回はこの小説を読んでくれてありがとな」

ライト「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をお願いします」

ディメン「それでは皆さん」

ディメン&ライト「「さようなら」」



魔王様はライトさんの事を親と言っていましたが正確には”育ての親“です
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