お気楽少女の異世界転移――チートな仲間と旅をする――

敬二 盤

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第二章『予想外!意外と良い場所魔王国!』

クリスマス特別関話『ハッピークルシミマス!』後編

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………お化け屋敷って言っても私は恐く無いんですよねー………ただマスターの反応が見たいだけです。

「………ねぇ、IOA、何かこのお化け屋敷虫も居るんだけど」

「ええ、居ますね」

「………帰って良い?」

「駄目です、ほら、行きますよ」

無視嫌いのマスターがビクビクする姿は可愛らしいですね。

癒されます。

「………っ!?」

あ、上から雲が降ってきたんですね?

しかもこれ本物………仕掛けでは無さそうですね。

あ、マスターが完全に縮こまってる、本当に可愛らしい。

I'm back僕もう帰る

Can't go home?帰しませんよ?

あ、涙目になりました。

『メリー!クリスマース!』

「ひゃい!?」

………どす黒い声?

これがあのサタンクロースなのでしょうか?

「………IOA上から何か降ってくるんだけど」

「わかっています、感知範囲まで残り三秒、二、一………爆弾です!」

「逃げるよ!」

何で爆弾が降ってくるんですか!?

爆弾じゃなく虫を落としてください!怖がってるマスターが見られないじゃないですか!?

「………IOA変な事考えてるでしょ」

「あ、ばれました?」

『メリー!クリスマース!』

あ、虫も降ってきました。

「きゃーっ!」

あら?女の子らしい声?

やっぱりマスター無性別とか言いながら女の子寄りじゃないですか?

「あ、マスター、扉です!」

「入るよ!」

………ふぅ、何とか逃げ切れましたね。

おや?ここは?

「プレゼント部屋かな?」

ほう、そうですか………あれ?何故かプレゼントボックスの中から無数の生命反応と危険反応が………。

「マスター、《完全探知》を」

「《完全探知》………うわぁ、虫と爆薬のオンパレードだね?」

「マスターこれって火を着けたら「言わないで!?」焼けた虫が飛び散りますね」

「言わないでって!想像しちゃうから!」

あ、また涙目です。

………あ、これは。

「マスター、あと一分で毒ガスが部屋に充満します」

「レベルは?」

「最大です」

「よくこのお店捕まらないね!?」

あ、全速力で走り出しました………まぁすぐ追い付けるんですがね?

「足が長いってずるいと思う」

「これが私の身長ですから………扉です」

開けた先には?………溶岩地帯ですね?

「………何でこのお店捕まらないの?」

「さぁ?」

『メリー!クリスマース!』

「………IOA、あのキラッ!って光ってる物なぁに?」

可愛いですっ!

「ナイフです♪」

「そうなんだー♪………逃げるよ!」

おお!マスターが溶岩地帯を身軽にピョンピョン跳ねて行きます!

私も同じスピードで行っていますが正直落ちそうですね?

『メリー!クリスマース!』

「今度は何!?」

「大量のお水ですね?」

「もう嫌だ」

早く逃げないと不味いですね?

………何故って?水蒸気爆発が起きるからですよ?

「………扉、遠いですねー?」

「そうだね、何でd『メリー!クリスマース!』………ねぇ、地面が流れてるんだけど?」

「そうですね?早くしないとどんどん流されていってしまいます」

「………急ぐよー!」

………扉ですね?

「とりゃ!………次は………氷?」

「氷の迷路ですね?」

「熱した後冷すって金属を破壊するつもりかな?」

まぁ、今回は楽勝ですね。

氷なのでゴールの扉の位置が丸わかりです。

ほら、もう見つけた。

「………扉の前の通路だけよく滑るね?」

「はい、そうですね?」

私達、スーって行ってますよ?

「まぁ、良いや、これでゴールぅっ!?」

………ドボンッと言う音がして水の中に落ちちゃいましたね?

「………寒いんだけど」

あ、浮いて戻ってきました。

ずぶ濡れですねー、はっ!これは服が透けて中身が!………見えませんよね知ってました。

「………《完全探知》」

あ、正解の扉を感知しましたね?

「………ゴール」

「………《クリーン》」

「ありがと」

さて、五つ目の部屋は?

『HAHAHA!よく来たな!』

「………誰?」

『よくぞ聞いてくれた!我こそは!魔界中の子供達に期待希望絶望を与える神聖邪悪なる悪魔!サタンクロースなり!』

「ふーん『聖なる炎は浄化のほn『止めろ!我が消える!』………」

「それで?そのサタンクロースさんが何故ここに?」

『ふっふっふ、それはだな………邪悪なるリア充どもを一人残らず消し去ってしまうためだ!』

「うわっ!下らなっ!」

『うるさいっ!まずは貴様らだ!我に消される第一リア充なのだぞ!喜ぶが良い!』

「マスター!私達リア充なんですって!」

「………え?違うよ?」

「真顔で否定されると精神的につらいんですが………」

「はいはい『聖なる炎は浄化の炎』」

『させるか!』

「マスターには指一本も触れさせはしませんよ?」

「ええい!邪魔だ!」

ふふふ、サタンクロースに攻撃の暇なんて与えさせるものですか!

私の持ち武器は双剣ですよ?

「『鳳凰の風はそれを増し』『陽の光は明るさを増す』『水と混ざりあいても消えぬ炎』『地から竜脈を引き抜き』『闇に侵されし神聖を清め沈める』」

『このっ!』

「どうしたんですか?動きが鈍くなってますよ?」

「『この炎は天からの贈り物』『やがて世界が消えて無くなろうとも』『灯り続ける不思議な炎』『その炎が消える時は』『世界が闇に覆われて』『暗黒の世界が広がる時だろう』」

『くっ!これで終わりでは無いぞ!来年のクリスマスもまた来るからな!』

「もう来るな!《セイクリットワールドフレイム》!」

「グァァァァ!」

………あ、建物も消えていきます。

「………ふぅ、ここは何もない所に魔法で建てた小屋だったんだね?」

「そうですね?………おや?何か落ちてますよ?」

「クリスマスカード?」

何て書いてあるんですかね?

『メリー!クルシミマス!』

………。

「………《アシッドフレア》」

あ、マスターが呪詛を送り込みました。

「………帰ろうか」

「はい、そうですね」

………色々ありましたけどマスターの可愛い所が沢山見られましたし………良しとしましょう!


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作者「はい、これで"クリスマス"の関話は終わりです、次はお正月だぁ(遠い目)………今回のお話はクリスマスイブの関話の最後と前編の最初が繋がっています、イブの話は誰視点だったのか!正解発表は次回の更新です!それまでに当ててくれても良いのだよ?それでは皆さん!さようなら!」
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