お気楽少女の異世界転移――チートな仲間と旅をする――

敬二 盤

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第二章『予想外!意外と良い場所魔王国!』

お正月特別SS『美堀の初夢大作戦!』

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《注意!この小説は本編開始前のお話です、それとフィクションです!現実にある団体等とは関係ありません!》

ディメン「それ言ってみたかっただけだろ」

《てへぺろ♪》


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………寒いわね。

今日は大晦日だから実穂の家で一緒に年越しそば食べようって誘ったのに………若菜まだかな?

「お姉ーちゃーん!」

………来たようね。

「遅かったじゃない、何かあったの?」

「お父さんがお弁当忘れてっちゃったから届けに行ってたの、遅れちゃってごめんなさい」

「別に良いのよ、それよりも早く行きましょう」

「うんっ!」

………若菜は元気ね………私も修行が足りてないのかしら?

「そういえばお姉ちゃん、どうして今年は実穂さんの家で年越しそばを食べるの?いつもはこっちの家で食べてるのに」

「たまには良いじゃない、楽しいわよ?」

「そうだね!」

それに今回は実穂の家に泊まる予定なの………朝から実穂の寝顔が見られるなんて………素敵ね!

「ついたー!」

………若菜、そんなに強くチャイム押すのはどうかと思うの。

「はーい………あ、二人ともいらっしゃーい!」

「お邪魔しまーす!」

「あっ、ちょっと若葉!?………何かごめんね」

「別に良いよ、元気一杯で子供らしいじゃん!」

あら可愛い。

「美堀?何で玄関で立ち止まってるの?もう麺は買ってあるから茹でるだけだよ、早くやろう!」

「そうね、そうしましょうか」

私からのプレゼントもあるしね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「じゃあ作ってくよー!」

「おー!」

二人とも元気ね?

「まずは大きな鍋にお湯を沸かす!」

「水入れたよ!七割位で良いよね!」

「オッケー!」

「………沸いたわよ?」

「じゃあそこにそば投入!四人前ね!」

「はい、入れたわよ」

「温度は高温で保って吹き零れそうになったら温度を下げて調整!」

………実穂、ノリノリね。

何だか見てるこっちまで嬉しくなってくる。

「茹で時間は袋に書いてある通りにしてね!」

「これは一分半ね………茹で上がったわ」

「オッケー!若菜!冷水の用意は?」

「ばっちりだよ!」

「じゃあまずはざるにそばを移して手洗いだよ!ぬめりを洗い落とそう!そして冷水で締める………冷たっ!」

うっかり実穂、可愛いわね。

「あ、あとは盛り付けて完成だよ!大根おろしはもう擦ってあるからお好みね!」


《食事&片付け&入浴が終わり寝る所………こらっ!入浴シーンを期待した人!ここの小説ではあまりお色気は無いんですよ!(無いとは言っていない)》


「ふぁ………ぁ………眠くなってきたね……」

「ガ○使最後までみたいのにー………眠気がー…」

「ほら、二人とも、明日もあるんだしもう寝なさい………実穂、明日は驚かせてあげるから楽しみにしててね」

「わかったー………おやすみー…」

「おやすみお姉ちゃん…」

「おやすみ、実穂、若菜」

さて、私も寝ましょうか。

………明日、実穂は喜んでくれるかしら?

お正月と言えば初夢………それに関連した食べ物を作れば実穂は喜んでくれるはずよね。

でも………食材集めは大変だったわね………。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


《食材集めの日》


………富士山なんて初めて来たわね。

今まで危険な動物なんて居ないって言われてて修行にならないから来なかったけど………こうして見ると結構大きいのね。

富士山の岩盤が何処にあるのかは知らないけど………頑張って見つけましょう!

まずは火口まで上らなきゃね………あ、ロープウェイ使えば良いのよ。


《移☆動☆中》


………着いたわ。

さて、火口に行くためには道を外れないとね。

どこかに下りやすそうな道………あったわ、降りましょう。

………次は火口まで行かなくちゃね。

………意外と近かった。

岩盤はこの火口の中にあるのね。

………よっ………っと。

案外火口の壁って崩れやすいのね、慎重に掴む所を選ばないと落ちちゃいそうだわ。

………結構深くまで来たけど………ここの岩、色が違うわね、ならここを………はっ!

砕けたわ、持ち帰りましょう!


《無事帰還!》


次は茄子ね。

茄子は………知り合いの農家に冬春ナスを育ててる人からこの前貰ってたわね、それにしましょう。

後は………鷹ね!

そういえばこの前食用の鷹がクローン技術で作られたのだったかしら?買いに行きましょう!
(※本物の鷹はあまり美味しくなく、ほとんどの鳥類は保護されている事があります)


《少女移動中》


ここね!

「すいません、食用の鷹って売ってますか?」

「ありますよ?ここです」

できるだけ新鮮な物を………これね。

「これください」

「四千円となります」

「六千円のお返しです」

「ありがとうございました」

………鷹が少し暴れてるからここで締めちゃ駄目かしら?


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《そして時は戻る!》


大変?………だったのかしら?

よく考えたらずっと実穂の為って考えてたから辛くも何とも無かったわね。

明日の朝になったら実穂は喜んでくれるかしら?

………きっと喜んでくれるわよね!

………もう寝ましょう。


《よーくーあーさー♪》


………朝ね。

二人ともまだ寝てるし………早く完成させちゃいましょ。

………よし、準備完了ね。

まずは富士山の岩盤を加熱する。

………高温になったらその上に鷹の胸肉をのせて暫くしたら茄子をのせる。

そして良い香りがしてきたら焼き上がり!

塩をかけて出来上がりよ!

………二人とも起きてきた様ね。

「美堀……おはよう」

「お姉ちゃん……おはよう」

そっくりな反応してるわね………二人とも可愛いわよ?

「良い香り……」

「お腹減ったー……」

「二人とも、顔を洗ってきたら?」

「「わかったー」」

ハモったわね。

………戻ってきたわ。

「美堀、先に起きて料理しててくれたの?」

「そうよ?今回の料理は実穂の為に材料から取ってきた特別な物なんだから!」

「わぁ!ありがとう!」

実穂の笑顔!これが見たかったのよ!

「お姉ちゃん………一昨日居なかったのそれ取ってたからなんだ……」

「そうよ?さぁ、食べましょう?」

「「「いただきまーす!」」」

「んっ!美味しい!」

私にとってはその笑顔が一番美味しいのよ?

これからもその笑顔、守ってあげるからね!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディメン「………愛の力………なのか?」

ライト「多分家族愛とかそう言った類いの奴でしょ」

ディメン「そっちか………それにしても富士山の火口に飛び込むって………危険だな」

ライト「まぁ………そうだね、否定の言葉が思い浮かばないよ」

ディメン「すげぇなぁ………今回はこの小説を読んでくれてありがとな」

ライト「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をお願いします」

ディメン「それでは皆さん」

ディメン&ライト「「さようなら」」



………キャラクター紹介の為に自分の小説を読み直してて思った事
ひとーつ!『初見の人に優しくない!』
ふたーつ!『結構誤字ってる!』
みーっつ!『場面切り替えの棒の修正が多すぎて直すモチベが無い!』
………ラストは個人の問題でしたねぇ
あ、今回美堀が作ってた料理は『鷹肉の富士山プレート焼きーー冬春茄子を添えて』です(現実でやったら多分美味しくない)
一 富士 二 鷹 三 茄子が物理的に味わえますよ!
それとそばの茹で方とかはネットに美味しい茹で方とかが結構乗ってるのでオススメですよ!
………遅くなりましたが新年のご挨拶を………明けましておめでとうございます!
それと………今年もよろしくお願いします!
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