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第三章前編『おいでませ!竜人の世界!』
節分特別SS 第一回豆まき選手権!
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ここはとある真っ白な部屋の中。
そこではライトと光海が話をしていた。
「マスター、皆さんからたまには節分で大きなイベントをしたいとの要望が入りました」
「………主な人物は?」
「ゼロヒ、ゼロフ、ゼロミ、ゼロシ、ゼロゴ強調強調、ゼロ「わかったわかった!つまり全員だね!」正解です」
「ふむ、確かに最近仕事ばっかだったしなぁ………よし、じゃあ今日からは準備の日にするとして………当日は皆のシフト、お休みにしといてね?」
「了解です、マスター」
光海はそう答えるとウィンドウを目の前に出現させ、当日の日付のシフト表を出して、皆の名前が書いてある所の横のチェックマークを次々と消していった。
「さて、始めますかねぇ」
ライトはふむふむと何かを考えている様子だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「と、言う訳で始まりました!第一回豆まき選手権!解説は僕!ライト スターダストとー?」
「ディメンだ、宜しくな」
よくある解説の長い机と椅子に座っている二人の周りではファンファーレが鳴り響き、紙吹雪が散っていた。
これらは全て、あとがき以外では初登場のディメンの能力で行われていた、映画で言うと特殊演出担当だろう。
「今日の天気はまさに晴天!これはもう天から豆まきをしろと言っている様な物でしょう!」
「いや、俺が作った空間だぞ? 雨なんて降らねぇよ」
「いやいや、わかりませんよー?色々な設定ミスで地面が突然崩壊するかもしれませんしね?」
「無いから、というかお前、大丈夫か? 何か変なテンションになってるが………」
「大丈夫!たったの六徹だよ!」
「駄目だろ!?」
「はい、という訳で茶番は終わり!今から豆まきのルールを解説するよー?」
ライトはウィンドウを使い、上空に大きな絵を出した。
「ルールはいたってシンプル! 豆を五十個以上ぶつけられてはいけません! もしぶつけられてしまった場合は………この空間からの強制退出となってるよ!」
「その場合は俺が別に用意した空間に移動するからそこは安心してくれ」
「さてさて! ルールも言った事だし!これより選手入場だぁー!」
ライトがそう叫ぶと入り口からプシューッ!と煙が出てきて辺りを包んだ、そしてその中から複数の人影が現れた。
その瞬間、観客は次々に歓声を上げた。
「まずは赤チーム! 自分の色は返り血の色!その血で髪を染め上げ、高く雄叫びを上げた!」
「紹介が怖いな!?」
「と、今即興で思い付いた設定を言ってみただけ!ゼロヒーっ!」
「設定かよ!?」
煙の中からは、赤く、長い髪を下ろし、好戦的な笑みを浮かべた褐色の女性が現れた。
背中には大剣を背負っていて、その後ろには九人の女性が居た。
「後ろの警戒は任せな!だけどたまには前に出たい。 イチヒからイチクーっ!」
その女性達は全員好戦的な笑みを浮かべ、皆のそれぞれの武器を持っていた。
観客席からは「ゼロヒお姉さまー!」とか「笑顔見せてー!」と、聞こえてくる。
「………え? 豆まき大会だよな? 何で武器を持っているんだ?」
「続いて青チーム!」
「聞けよっ!」
今度は別の入り口から煙が立ち上ぼり、そこからは青色の髪をした女性が現れた。
「その深い瞳には密かに深淵が闇を覗かせているという!」
「また設定かよ」
「ゼロフっー!」
「………え? 設定じゃないのか? ちょ! おい! 目を剃らすな!」
青い髪の女性は大きな杖を背負っていて、知的な笑顔で観客を沸かせていた。
後ろからは落ち着いた印象の九人の女性達が現れていた。
「知力はゼロフに負けるけど、九人揃えば怖くない! ニヒからニクーっ!」
観客からは「ゼロフお姉さまー!」や「着飾っているお姉さま素敵ーっ!」と言う声が聞こえた。
「緑チーム!」
「おい、黄色チームは? 何で紹介飛ばしてんだよ」
「いやー、実は作ってもらった後に気がついたんだけどね? ゼロミとサンヒ達ね?………仕事のサポート担当だからこういった行事に向いてなかったんだよね?だから今は応援席に居るよ」
「………作る前に気づけよ」
「ごめんごめん、それでは気を取り直して緑チーム! 行く先々で事件を解決! 知らない人は居ない名探偵!」
「そんな奴居たか?」
「を、目指している史上最凶天災鼻少女迷探偵! ゼロシーっ!」
「目標かよ!」
「というよりやっぱり今回も変な文字にしてますね! 私は正真正銘の名探偵です!」
ゼロシの言う通り、上空にあるウィンドウには先程までの紹介分が浮かんでいた。
会場は笑いの渦に包まれ、ゼロシは気恥ずかしそうな顔になっていた。
そしてゼロシの後ろからは九人の女性が! ………現れなかった。
その代わりに上からシュンッと飛び移ってきた。
「情報収集能力はここで一番! ゼロシの手となり足となり! その様子は最早NINJA! ヨンヒからヨンクーっ!」
観客からは「アエエエエ!?ニンジャ!?ニンジャ!?ナンデ!?」等のノリの良い声が聞こえてきた。
「はい! これで選手は出揃いました! もしも怪我してもゼロク率いるナインナンバーズが控えておりますのでご安心を! それでは早速! 豆まき大会! スタート !」
「おっしゃ行くぞぉぉぉ!」
「おぉぉぉ!」
「おぉっと! 最初に行動に出たのは赤チームっ!ゼロヒ選手以外の選手は豆を投げまくっている! これについてどう思いますか? ディメンさん」
「豆の残量大丈夫なのか?」
「確かに! あれだけ投げれば残豆二千個なんてすぐに消えてしまいますね?」
「多いわっ!」
赤チームによって投げられた豆は青チームに飛んでいき、青チームの上空から降り注いだが、青チームは空に大きな水球を出現させ、豆を包み込んだ。
「おぉ!これは高度テクニックです!」
「魔力操作の成せる技だな」
「そして何も狙われていない緑チーム! リーダーのゼロシはメモ帳に鳥の絵を書いて実体化させている! そして周りのNINJAが鳥に豆を与えて………餌付けしているぅ!」
「ちゃんと戦え!」
会場はまたも笑いの渦に包まれた。
「………おぉ? ゼロシが今度は違う絵を書き………こ、これは!?………ガトリングだぁぁ!」
「物騒だな!?」
「どうやら弾代わりに豆を打ち出せるようになっている様です………狙うは赤チーム!攻撃に必死で全然気がついていません! そしてガトリングが回転しだし………決まったぁ!赤チーム!リーダーを残して全滅です! これはどう思われますか?」
「そういや赤チームは脳筋しか居なかったなって思い出したぜ」
「との事です!辛うじてゼロヒは大剣で豆を弾いていますが………おっと!?大剣を青チームに投げつけた!? 青チーム、急いで水でガードするも剣の勢いは止まらず………五人がやられたぁ!しかしこれでは退場にはなりませ………あれ!?退場してる?」
「どうやら足元に転がってた豆にぶつかりまくって当たった判定になっていた様だな」
「おぁ!それは凄い考えだっ!凄いぞゼロヒ選手!………しかし五十個当たってしまいました、無念の強制退出です!」
「ちきしょぉぉ!」
「そして残るは青チームと緑チーム! 果たしてどちらが勝つのでしょうか………おぉ!青チーム、動いた! どうやら《サイコキネシス》で豆を大量に投げている模様、しかしあいてはNINJA、クナイ、シュリケン、カタナ等で防いでいる………おぉ!?煙幕!?流石ニンジャ!汚い!」
そして煙幕が晴れた時に観客が見たのは………
「おぉ!これは凄い!」
大空に羽ばたく大量の鳥だった。
その鳥は空中で弾け飛び、食べていた豆の雨を降らせた。
当然それに対応できる筈がなく、水球を出しても貫通していって、青チームは全滅した。
NINJA達は傘をさしていた為、豆は全く当たらなかった。
「優勝は!NINJA軍団!………え?違う?………緑チームっ!」
「緑要素はもう消えてたけどな」
その通り!
ゼロシは青チームの《サイコキネシス》攻撃によって強制退出させられていた。
「さてさて、今日は皆楽しめたかなぁ?」
観客席からは大きな歓声が上がった。
それと同時にディメンが時間を夕方に変える。
「うんうん、好評の様だね、よかったよかった………それではまた来年開催するよ! 終わりっ!」
そう言った瞬間、空には花火が上がり、夕焼けの空を彩っていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここは真っ白な部屋の中、そこでは一人の無性別が机に倒れる様に寝ていた。
その傍らには秘書らしき女性………光海がライトにブランケットをかけて呟いた。
「お疲れ様です、マスター」
そこではライトと光海が話をしていた。
「マスター、皆さんからたまには節分で大きなイベントをしたいとの要望が入りました」
「………主な人物は?」
「ゼロヒ、ゼロフ、ゼロミ、ゼロシ、ゼロゴ強調強調、ゼロ「わかったわかった!つまり全員だね!」正解です」
「ふむ、確かに最近仕事ばっかだったしなぁ………よし、じゃあ今日からは準備の日にするとして………当日は皆のシフト、お休みにしといてね?」
「了解です、マスター」
光海はそう答えるとウィンドウを目の前に出現させ、当日の日付のシフト表を出して、皆の名前が書いてある所の横のチェックマークを次々と消していった。
「さて、始めますかねぇ」
ライトはふむふむと何かを考えている様子だった。
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「と、言う訳で始まりました!第一回豆まき選手権!解説は僕!ライト スターダストとー?」
「ディメンだ、宜しくな」
よくある解説の長い机と椅子に座っている二人の周りではファンファーレが鳴り響き、紙吹雪が散っていた。
これらは全て、あとがき以外では初登場のディメンの能力で行われていた、映画で言うと特殊演出担当だろう。
「今日の天気はまさに晴天!これはもう天から豆まきをしろと言っている様な物でしょう!」
「いや、俺が作った空間だぞ? 雨なんて降らねぇよ」
「いやいや、わかりませんよー?色々な設定ミスで地面が突然崩壊するかもしれませんしね?」
「無いから、というかお前、大丈夫か? 何か変なテンションになってるが………」
「大丈夫!たったの六徹だよ!」
「駄目だろ!?」
「はい、という訳で茶番は終わり!今から豆まきのルールを解説するよー?」
ライトはウィンドウを使い、上空に大きな絵を出した。
「ルールはいたってシンプル! 豆を五十個以上ぶつけられてはいけません! もしぶつけられてしまった場合は………この空間からの強制退出となってるよ!」
「その場合は俺が別に用意した空間に移動するからそこは安心してくれ」
「さてさて! ルールも言った事だし!これより選手入場だぁー!」
ライトがそう叫ぶと入り口からプシューッ!と煙が出てきて辺りを包んだ、そしてその中から複数の人影が現れた。
その瞬間、観客は次々に歓声を上げた。
「まずは赤チーム! 自分の色は返り血の色!その血で髪を染め上げ、高く雄叫びを上げた!」
「紹介が怖いな!?」
「と、今即興で思い付いた設定を言ってみただけ!ゼロヒーっ!」
「設定かよ!?」
煙の中からは、赤く、長い髪を下ろし、好戦的な笑みを浮かべた褐色の女性が現れた。
背中には大剣を背負っていて、その後ろには九人の女性が居た。
「後ろの警戒は任せな!だけどたまには前に出たい。 イチヒからイチクーっ!」
その女性達は全員好戦的な笑みを浮かべ、皆のそれぞれの武器を持っていた。
観客席からは「ゼロヒお姉さまー!」とか「笑顔見せてー!」と、聞こえてくる。
「………え? 豆まき大会だよな? 何で武器を持っているんだ?」
「続いて青チーム!」
「聞けよっ!」
今度は別の入り口から煙が立ち上ぼり、そこからは青色の髪をした女性が現れた。
「その深い瞳には密かに深淵が闇を覗かせているという!」
「また設定かよ」
「ゼロフっー!」
「………え? 設定じゃないのか? ちょ! おい! 目を剃らすな!」
青い髪の女性は大きな杖を背負っていて、知的な笑顔で観客を沸かせていた。
後ろからは落ち着いた印象の九人の女性達が現れていた。
「知力はゼロフに負けるけど、九人揃えば怖くない! ニヒからニクーっ!」
観客からは「ゼロフお姉さまー!」や「着飾っているお姉さま素敵ーっ!」と言う声が聞こえた。
「緑チーム!」
「おい、黄色チームは? 何で紹介飛ばしてんだよ」
「いやー、実は作ってもらった後に気がついたんだけどね? ゼロミとサンヒ達ね?………仕事のサポート担当だからこういった行事に向いてなかったんだよね?だから今は応援席に居るよ」
「………作る前に気づけよ」
「ごめんごめん、それでは気を取り直して緑チーム! 行く先々で事件を解決! 知らない人は居ない名探偵!」
「そんな奴居たか?」
「を、目指している史上最凶天災鼻少女迷探偵! ゼロシーっ!」
「目標かよ!」
「というよりやっぱり今回も変な文字にしてますね! 私は正真正銘の名探偵です!」
ゼロシの言う通り、上空にあるウィンドウには先程までの紹介分が浮かんでいた。
会場は笑いの渦に包まれ、ゼロシは気恥ずかしそうな顔になっていた。
そしてゼロシの後ろからは九人の女性が! ………現れなかった。
その代わりに上からシュンッと飛び移ってきた。
「情報収集能力はここで一番! ゼロシの手となり足となり! その様子は最早NINJA! ヨンヒからヨンクーっ!」
観客からは「アエエエエ!?ニンジャ!?ニンジャ!?ナンデ!?」等のノリの良い声が聞こえてきた。
「はい! これで選手は出揃いました! もしも怪我してもゼロク率いるナインナンバーズが控えておりますのでご安心を! それでは早速! 豆まき大会! スタート !」
「おっしゃ行くぞぉぉぉ!」
「おぉぉぉ!」
「おぉっと! 最初に行動に出たのは赤チームっ!ゼロヒ選手以外の選手は豆を投げまくっている! これについてどう思いますか? ディメンさん」
「豆の残量大丈夫なのか?」
「確かに! あれだけ投げれば残豆二千個なんてすぐに消えてしまいますね?」
「多いわっ!」
赤チームによって投げられた豆は青チームに飛んでいき、青チームの上空から降り注いだが、青チームは空に大きな水球を出現させ、豆を包み込んだ。
「おぉ!これは高度テクニックです!」
「魔力操作の成せる技だな」
「そして何も狙われていない緑チーム! リーダーのゼロシはメモ帳に鳥の絵を書いて実体化させている! そして周りのNINJAが鳥に豆を与えて………餌付けしているぅ!」
「ちゃんと戦え!」
会場はまたも笑いの渦に包まれた。
「………おぉ? ゼロシが今度は違う絵を書き………こ、これは!?………ガトリングだぁぁ!」
「物騒だな!?」
「どうやら弾代わりに豆を打ち出せるようになっている様です………狙うは赤チーム!攻撃に必死で全然気がついていません! そしてガトリングが回転しだし………決まったぁ!赤チーム!リーダーを残して全滅です! これはどう思われますか?」
「そういや赤チームは脳筋しか居なかったなって思い出したぜ」
「との事です!辛うじてゼロヒは大剣で豆を弾いていますが………おっと!?大剣を青チームに投げつけた!? 青チーム、急いで水でガードするも剣の勢いは止まらず………五人がやられたぁ!しかしこれでは退場にはなりませ………あれ!?退場してる?」
「どうやら足元に転がってた豆にぶつかりまくって当たった判定になっていた様だな」
「おぁ!それは凄い考えだっ!凄いぞゼロヒ選手!………しかし五十個当たってしまいました、無念の強制退出です!」
「ちきしょぉぉ!」
「そして残るは青チームと緑チーム! 果たしてどちらが勝つのでしょうか………おぉ!青チーム、動いた! どうやら《サイコキネシス》で豆を大量に投げている模様、しかしあいてはNINJA、クナイ、シュリケン、カタナ等で防いでいる………おぉ!?煙幕!?流石ニンジャ!汚い!」
そして煙幕が晴れた時に観客が見たのは………
「おぉ!これは凄い!」
大空に羽ばたく大量の鳥だった。
その鳥は空中で弾け飛び、食べていた豆の雨を降らせた。
当然それに対応できる筈がなく、水球を出しても貫通していって、青チームは全滅した。
NINJA達は傘をさしていた為、豆は全く当たらなかった。
「優勝は!NINJA軍団!………え?違う?………緑チームっ!」
「緑要素はもう消えてたけどな」
その通り!
ゼロシは青チームの《サイコキネシス》攻撃によって強制退出させられていた。
「さてさて、今日は皆楽しめたかなぁ?」
観客席からは大きな歓声が上がった。
それと同時にディメンが時間を夕方に変える。
「うんうん、好評の様だね、よかったよかった………それではまた来年開催するよ! 終わりっ!」
そう言った瞬間、空には花火が上がり、夕焼けの空を彩っていた。
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ここは真っ白な部屋の中、そこでは一人の無性別が机に倒れる様に寝ていた。
その傍らには秘書らしき女性………光海がライトにブランケットをかけて呟いた。
「お疲れ様です、マスター」
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