お気楽少女の異世界転移――チートな仲間と旅をする――

敬二 盤

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第三章前編『おいでませ!竜人の世界!』

第七話 遭遇! ブラッククリスタルゴーレム

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「こちらの方角ですね」

今は水晶蜥蜴を見つける冒険の途中。

光海さんの道案内のお陰でサクサクと進めてるけど………さっきから魔物所か小動物の反応すら無いんだけど?

いや、まぁこの世界の小動物って全部魔物なんだけどね?

まぁ良いや、それで、その代わりどんどんと地面が石になってってるの。

色はどんどん黒く、透明化していってるんだよね。

あ、前方の道に大きな岩とかがある。

崖崩れでも起きたのかな?

「ラキト様、お願いします」

「了解」

ラキトは光海さんの指示に従って大きな岩をチョンっと小突く。

すると大きな岩には亀裂が入り、たちまち砕けていった。

おぉ!やっぱり凄い力だね!

でも制御できないのはキツいね?

日常生活は手袋無いとできないレベルだし………あれ? そういえばライトも手袋してたよね? あぁ、何か頭痛くなってきた。

ほら、帝国脱出の時に手袋から光が出ててポーンって投げられた思い出が………ね?

まぁそんな事は置いといて! 今の地形の状況だよ!

何かもう黒い水晶みたいになってるよ。

「綺麗だねー」

「そんな事を言う実穂の方が綺麗よ?」

「また美堀が映画の台詞みたいな事言ってるー」

こっちの世界に来てからは久しぶりに聞いたねー?

何で毎回美堀は男性側の台詞を言うんだろうね?

女性側の台詞………エンダァァァァァ!………これ音楽だね?

というか女性からの台詞が思い浮かばない………元の世界に帰ったら色々と見てみようかな?

「………ドンマイですよ」

………何でクルミは美堀をポンポンしてるの?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「………着きました、ここが水晶洞窟です」

地名がシンプル!

「ここに水晶蜥蜴が居るんでしょう? 早速行きましょう」

「おぉ! 美堀、やる気だね?」

「そうね、こっちの世界に来てから実践はしてないから何だか鈍ってる様に感じてね?」

………美堀自体は実践してないけど、体だけは実践してたんだよねー………暴走美堀、強かったねー。

私が何となく思い出していると、洞窟の奥からドスンッ!ドスンッ!と音が聞こえてきた。

おぉ! 幸先良いね! もう水晶ゲットのチャンスかな!?

そうして足音は近づいてきた。

そして現れたのは………黒色の水晶で出来たゴーレムだった。

………蜥蜴じゃないのかぁ………まぁ鑑定しとこう。


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・ブラッククリスタルゴーレム
・性別 無 年齢0歳
・種族 ブラッククリスタルゴーレム
・職業 重戦士
・レベル 56
・握力 8
・HP 330
・MP 5
・AT218
・DE240
・IN 4
・MD120
・AG15
・EX0

スキル
・ボディプレス Lv 6
・チャージLv 5
・硬化 Lv 9
・パージバーサークLv 2

パッシブスキル
・豪腕
・鋼鉄
・鈍足

加護 呪い

称号
・洞窟の門番


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つ、強っ!

体力と攻撃力と防御力がニ百越えてるじゃん!

えぇ?

ここの敵、こんなに強いの?

「………この位なら問題は無いでしょう、皆さん、やってみますか?」

え!? 大丈夫なの!?


流石にこれは………いや、二人ともやる気だね?

なら私も頑張らなきゃね。

「では御武運を、私達は危ないと感じたらお助けしますので」

よし! 頑張ろう!

まずは………来たっ!

「クルミ! いつもの撹乱! 美堀はこっちに来て!」

ブラッククリスタルゴーレムは少し遅い動きで私達に殴りかかってくる。

普通なら簡単に避けれるじゃん♪と思ったりするが、今は違う。

だって《森羅万象》で攻撃範囲が見えてるんだもん。 だからね?

「《マジックウォール》!《テレポート》!」

はい、いつもの上空セットね?

さて、クルミが撹乱してくれてる間に作戦を考えなきゃね?

一応今回はクルミとリンクして攻撃範囲のデータを送ってるからそう簡単には当たらない筈………というか当たりそうだったら《テレポート》させるしね?

………弱点はやっぱり関節部なんだね?

じゃあ脚の後ろから膝を攻撃すればバランスは崩せそうだね。

………確かクルミの短剣に爆発するのがあった筈………それで腕も破壊できるかな?

でもそれだけじゃ倒せないし………あ、中心にコアがあるっぽい。

それを抜き取れば勝ちだね?

さて、作戦完成! クルミ! 送った作戦出来そう?

『はい、完璧に成功させてみせます』

オッケー!

「美堀、今から下ろすからあのパンチを一回だけ受け流してくれる?」

「わかったわ!」

もし脚を破壊する時に脚が吹き飛んでクルミに当たったら大変だからね?

少しバランスを崩した状態ならどこに脚が飛ぶかは分かりやすいし。

「じゃあ飛ばすよ!《テレポート》!」

美堀はゴーレムの足元に転移し、ゴーレムはそれに気付き上に跳ねた。

その体からは光が出ており、威圧感が少し増していた。

何あれ?………え?スキル使用中!?

使用スキルは………ボディープレス! これは危ないから《テレポート》を!

私が急いで準備をしようとするが、美堀は片手で私を制止した。

………大丈夫なの?

ゴーレムが美堀に向かって勢いよく落ちてくる。

ゴーレムの大質量な体は地面にめり込み、美堀は………脚の間に立っていた。

それだけの質量が落ちてきたと言うのにゴーレムがめり込んだ所以外の周りの地面は全く変化が無く、代わりにゴーレムの体に無数の亀裂が走っていた。

おぉ!本当に受け流した!

しかも地面の分のダメージをゴーレムの体に跳ね返してるし………凄いなぁ。

あっ! でもまだ体力が143残ってる!

クルミ!出番………の前に。

「《テレポート》」

よし、美堀回収!

やっちゃって良いよ!

クルミが高速移動しながら投げた短剣はゴーレムの関節の亀裂部分に刺さった後、爆発して脚と腕が吹き飛んだ。

完璧!

後の体力は57だね?

よーそ、コアを取り出そう!

って事で魔法改造ー!

用意する魔法、《ディグ》!

これは穴を掘る魔法です。

これの魔法言語は『魔力』『通る』『土』『消える』『周り』『安定』

それを少し改造してー?

『魔力』『通る』『鉱物』『消える』『周り』『安定』にします!

そしてこれをゴーレムに使うとー?

「《メタルディグ》」

あら不思議! ゴーレムに穴が開きました!

そしてコアまで開けて?

「《サイコキネシス》!」

よし、コア強奪成功!

ゴーレムの体は力を失い、バラバラになっていった。

こうして水晶洞窟での初戦闘は幕を閉じたのであった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」

ライト「どうも皆さんこんにちは、ようやく発作が治りました、ライト スターダストです」

ディメン「やっとだな」

ライト「そうだねー………不味い、思い出したらまた消えたくなってきた」

ディメン「流石にもうやめろよ!?………今回のステータスだぜ」


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・進和 実穂 
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業  ?
・LV 8  25/40
・HP 37
・MP 120
・AT  24
・DE 28
・IN 30
・MD 28
・AG 23
・EX 15

スキル
・支援魔法支配 Lv 2
・聞き耳 Lv 3
・合成魔法 Lv 5
・読み聞かせLv 4

パッシブスキル
・異世界言語
・?高?の?護
・自衛術
・幻影魔法耐性Lv 1
・森羅万象(一部封印中)

加護 呪い

称号
・異世界人
・?高?の?護
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・強者
・生者
・死者
・支援の支配者


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディメン「それにしてもあんな巨大なのをよく倒せたよな」

ライト「まぁ普通にやったら負け確定だけどね? 《エレメンタルウォール》なら簡単に破壊できるだろうし、壊した後の破片も堅いから効かないし………強いよ? 今回は肉眼で見えない位の速さまで加速できるクルミと、どんな攻撃でも受け流せる美堀が居たから勝てたんだよね」

ディメン「美堀のあれ、スキルじゃ無いんだよな、どうやってんだか………今回はこの小説を読んでくれてありがとな」

ライト「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をお願いします」

ディメン「それでは皆さん」

ディメン&ライト「「さようなら」」
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