お気楽少女の異世界転移――チートな仲間と旅をする――

敬二 盤

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第三章後編『やっとついた?アストロデクス王国!』

第五話 異変の始まり

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視点変更 ラキト→実穂


………何か暇になっちゃったね。

私達はトランプも終わり、ライトとラキトと光海さんが帰ってくるまで暇になってしまった。

………今の内に新しい魔法でも作ろうかな。

そうだね………《エレメンタルウォール》で箱を作って、その中を水で満たしてから凍らすみたいなのはどうだろう………あ、でも凍らすのが攻撃魔法かもしれないから駄目かな?

じゃあ………《エレメンタルウォール》の中に氷の魔力を仕込むのはどうだろ?

今は風の魔力を仕込んであるから壊され次第カウンターが飛んでいく仕様になってるけど………氷なら壊され次第相手が凍りつくみたいな感じにできそうだね。

あっ! なら毒とかは………普通に使った方が良さそうだね。

………まぁ今実験するのは止めておいた方が良さそうだけどね?

………あっ! 《スコープアイ》の改造するの忘れてた!

今は『空中』『視点』『脳』『届く』『遠く』『見える』だから………入れる隙間が無いね?

じゃあ魔法陣を重ねて………『周辺』『空間』『魔力』『隠蔽』『付与』『粘着』

はい! これで《スコープアイ》の魔法に粘着する様に魔力隠蔽を周りの空間ごと付与する魔法完成!

あとは「ただいまー」………帰ってきたね。

私がテンションを上げながら魔法を作っていると、ライトとラキトが帰ってきた。

「ねぇ、三人共森に入ったりした?」

ライトは部屋に入ってくるなり突然そんな事を聞いてきた。

「うん。 マッドゴーレム討伐に行ってきたよ?」

………もしかして森で何かあったのかな?

「………それなら浅い所だし大丈夫そうだね」

ライトはホッとした様な顔を見せてから、小型の片耳タイプのワイヤレスイヤホンを少し大きくしたみたいな物を耳にはめて、目を瞑った。

「………えっと」

「森の深い所で大量の魔物が出た」

私達が困惑していると、ラキトが代わりに説明を始めた。

「その魔物はいくら倒しても復活して、消し飛ばさないと倒しきれない」

………つまりヤバイのが出たから気を付けてって事だね?

「暫くは森に近付くなよ」

ラキトは真剣な表情で釘を刺す様に言った。

………森に魔物………ちょっと《スコープアイ》で見てこようかな?

私はベッドに座ると、《スコープアイ》を森の方へと飛ばした。

………と、言っても上から見てもすぐには見つからないよね?

森の様子はとても静かで、時々風で木々が揺れている位しか音は聞こえなかった。

………何だか不気味な程静かだね。

それから十分程森を探していたが、何も見つかる事は無かった。

普通の魔物位は居るかと思ったが、全く見かける事は無かった。

………もう二人が皆倒しちゃったのかな?

私はそう思い、《スコープアイ》を消そうとした。

しかしその瞬間、町から見えない程離れた場所から、黒色の光が溢れ出て、村の煙が立ち上っていた。

………何あれ?

私が気になって《スコープアイ》を近付けると、そこにはおぞましい光景が広がっていた。

その光景とは無数の大きな黒い狼や、猪、蛇等が大量にひしめきながら洞窟から出てきていた物だった。

その魔物達はゆっくりと町の方角へと進んでいっている。

「っ!? これっ!」

私は驚きながらも、ラキトにリンクして《スコープアイ》の映像を見せた。

「………兄ちゃんにも見せて!」

ラキトに言われた通り、ライトにリンクするとライトはピクッとなってから、落ち着いた口調で言った。

「ラキト、今回はワンナンバーズとツーナンバーズ、ファイティングライクスも出すからね?」

「………先に行ってくる」

「行ってらっしゃい」

えっと………ワンナンバーズって………あっ、もしかして竜の里で見たお姉さん達みたいな部隊がまだ居るのかな?

そしてファイティングライクスって………生活は戦いとか言いそうな名前だね?

まぁ良いや………私も何かしよう。

最近《スコープアイ》からでも魔法が使える様になったからね!

私は洞窟の出口を氷属性の《エレメンタルウォール》で塞いだ。

すると壁はあっと言う間に壊され、その壁を壊した魔物とその周辺の魔物が凍り付けになった。

しかし、後ろから続く魔物が凍り付けになった魔物を砕き、ズンズンと進んでいく。

砕かれた魔物はグチャリと溶け、スライムの様に動きながら集まり、魔物の形を取った。

………復活しちゃったよ。 消し飛ばさないと駄目って本当なんだね?

「………ご主人、《スコープアイ》で何を見ていらっしゃるんですか?」

「あっ、それ使ってたのね」

クルミが私に近寄りながら聞き、美堀は私の後ろに座った。

「さっきラキトが言ってた変な魔物を見てたんだよ………一応壁で洞窟を塞いで一部を凍らせてみたけど………すぐに復活しちゃったよ」

私が少ししょんぼりしながら言うと、美堀は首を傾けながら言った。

「なら焼いちゃえば良いじゃない。 どこかの溶岩に《テレポート》だっけ? そんな感じの魔法で放り込めばもう復活はできないでしょう?」

はっ! その手があったね!

私はその案に乗るように、《スコープアイ》を地下に潜らせた。

………と、言ってもここら辺は火山が無いから相当深くまで潜らないと見つかりそうにないね?

そう考えながら私はどんどんと視点を下げていくのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


視点変更 実穂→三人称(双子)


ライトとラキトが急いでどこかに行き、実穂が沈黙した後、竜族の双子は目で会話をしていた。

(インカ、これって大変な事になってるよね)

(た、多分………インカ達も役に立ちたいけど………)

(まだ駄目だと思う。 あれは言っちゃいけない事)

インカは何かをしたそうに提案したが、ヨウタはそれを否定した。

インカもそれが自分達を守る為の事だとわかっているのでそれ以上は何も言わなかったが、ヨウタはそれを補足した。

(あれがバレたら利用されるかもしれない。 もし善良な人でも………変わっちゃうかも)

そこから暫く二人の間に気まずい沈黙が流れた。

それは実穂が突如目を押さえてベッドの上を転がりだすまで続くのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」

ライト「どうも皆さんこんにちは、ライト スターダストです」

ディメン「なぁ、最後の実穂、溶岩を直視………というか触れる様な近さで見たんだよな?」

ライト「魔法の視界だから失明とかはしないけど………普通に危ないねぇ」

ディメン「それに双子から何か不穏な空気流れてないか?」

ライト「皆を信じたいインカとインカを守りたいヨウタ………どっちも優しいねぇ」

ディメン「だな………今回のステータスだぜ」


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・進和 実穂 
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業  ?
・LV 8  38/40
・握力 5
・HP 37
・MP 120
・AT  24
・DE 28
・IN 30
・MD 28
・AG 23
・EX 15

スキル
・支援魔法支配 Lv 2
・聞き耳 Lv 3
・合成魔法 Lv 5
・読み聞かせLv 4

パッシブスキル
・異世界言語
・§高?の?護
・自衛術
・幻影魔法耐性Lv 1
・森羅万象(一部封印中)

加護 呪い

称号
・異世界人
・§高?の?護
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・強者
・生者
・死者
・支援の支配者


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディメン「そんで? 今回はどうやって解決するんだ?」

ライト「戦闘部隊を呼んだんだよ………ほら、節分の時に居たでしょ?」

ディメン「あぁ、あの豆まき無法地帯か」

ライト「そう、そのゼロヒとゼロフが率いる部隊とナンバーハンドレット以降で戦闘が得意なのの塊を呼び出したんだよ」

ディメン「………お前、何人仲間が居るんだよ………今回はこの小説を読んでくれてありがとな」

ライト「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をお願いします」

ディメン「それでは皆さん」

ディメン&ライト「さようなら」
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