お気楽少女の異世界転移――チートな仲間と旅をする――

敬二 盤

文字の大きさ
138 / 188
第三章後編『やっとついた?アストロデクス王国!』

第七話 謎の魔物の秘密発見?

しおりを挟む
ちょい短めです


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


視点変更 光海→実穂


ポイしてぼちゃっ! ポイしてぼちゃっ!

………おかしい、何だか前より増えてる気がする。

そしてこっちはピンチ………どこを動かそう?

私はあれからひたすら魔物を溶岩にテレポートさせていた。

最初の内は何も思わずにやっていたが、途中からあまりの単純作業で眠くなり、今は美堀とチェスをしながらやっている。

「チェックメイトよ」

「あっ!」

美堀がピジョップを動かし、私のキングに狙いを定めた。

えっと………じゃあルークでガード!

「チェックメイト」

美堀はナイトを動かし私のキングを射程に納め、そこから動くとポーンにやられる様な盤面になってしまった。

………美堀強すぎ。

「参りましたぁ………」

「実穂はやっぱりゲームに弱いのね」

「「美堀! 強い!」」

そう。 私はゲームに弱いのだ。

マ◯オは三面から進めない。ゼ◯ダは謎解きは出来ても戦闘で詰まる。 マイ◯ラは建築センス0、しかも誘導が下手すぎてしょっちゅうリフォームされる。

こういったボードゲームやカードゲームも同じく弱い。

でも………楽しければ良いよ!

「ご主人様、魔物の方はいかがですか?」

クルミが首をかしげながら可愛く聞いてくる。

「それがね………全く減らない………しかも何か増えてる気がするんだよね」

私はクルミを撫でながら答えた。

「………少し見せてくれない?」

「良いよ」

私は美堀にリンクして魔法の視界を共有した。

「………美堀、この魔物達、皆同じ方法に進んでるわよ?」

「え?」

私は視界の隅で放置してた視界を大きくして、見てみた。

そこには美堀の言う様に一定方向に向かう魔物達の姿が写っていた。

………と、いうか蜥蜴も居るんだけど………何で?

「魔物が進んでる方向と逆向きに調べてみれば何かわかるかもしれないわね?」

おぉ! 今日の美堀は冴えてるね!

私は美堀のアイデアを採用し、魔物の川を逆流してみた。

どんぶらこ~♪ どんぶらこ~♪………空飛んでるからこれは違うかな?

数分間移動し続けていると、何やら怪しい紫の煙………霧? が地面を満たしている洞窟を見つけた。

うわっ! 凄い怪しい!

「二人共! 見てよこれ!」

私は二人に順番にリンクして映像を見せた。

「………怪しさ満点ね」

「ご主人様、この煙に絶対に触れない様にしてくださいね?」

「うん。 わかったよ」

心配そうに見つめてくるクルミを撫でつつ、私の視界は洞窟に入っていく。

途中、だんだんと暗くなっていくが、魔法の視界の明るさは調節できるので問題無い。

そしてついに少し広い所までたどり着いた。

………ちょっと気持ち悪いね。

そこには赤い血の様な物で描かれた魔法陣が壁や天井、地面に隙間無くビッシリと描かれていた。

そして定期的にいくつかの魔法陣が黒く輝き、真っ黒な魔物をボトリと産み落とすかの様に作り出していく。

………成る程、倒しても倒してもここから増えていくのかな?

そう思って私は魔法陣の文字を見た。

………え? あんな魔法陣ってあるんだね?

普通は魔法陣を一周する形で魔法文字が描かれてるんだけど………この魔法陣、三周してるよ。

そして血で描かれてて読みにくい………と言うか読めない!

「「………実穂(ご主人様)、大丈夫(ですか)?」」

「あ、うん………大丈夫だよ」

クルミと美堀が私を心配している。 双子も不安げに見てきていた。

それに、何か魔法文字読もうとしてたら気持ち悪くなってきた。

………とりあえずライトに連絡!

私はそう思い、ライトにリンクした。

『どうしたの?』

何か魔物の発生源みたいなの見つけた!

私が少し早口でそれを言うと、ライトから焦りの感情が伝わってきた。

………強いのでリンクの強さを小さくした。

『まさかの無限沸きだったなんて………どうりで倒しても数が減らない筈だよ。 この前倒した筈の蜥蜴も無限沸きしてるなら今考えてる事も説明がつく。 もし魔法陣の仕組みが《創造》だったら大変な事になる………しかもこのレベルだとこの町の冒険者では対応できない。 しかも………』

はい、リンク終了!


うん。 私は理解したよ………次からライトとリンクする時は強さを最低にした状態でリンクするべきだってね?

『ちょっ! 切らないでよ!』

ライトが念話で抗議してくるので弱めにリンクを繋ぎ直す。

だって考えてる事が漏れてきて頭痛いんだもん。

『あっ、ごめん………で、その映像見せてもらえないかな?』

私はライトに言われ、視界をライトと共有した。

『………うん。 《創造》じゃなくて《死骸》《召喚》《循環》のコンボだったよ………良かったぁ』

ライトは安堵した様な声で、視界を返してきた。

………え? ライト、どうやって視界を操作したの?

ちょっと乗っ取られそうで怖いんだけど。

『じゃ、僕は魔法陣破壊してくるから………少し危ない事をしてたのはノーカウントって事にしてあげるよ』

………えっ!? 視界だけでの外出も駄目なの!?

『当然だよ………じゃあね』

そしてライトとのリンクは切れた。

………え? やっぱり若干乗っ取られてたよね?………怖っ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディメン「どうも皆さんこんにちは、あとがき担当のディメンだぜ」

ライト「どうも皆さんこんにちは、ライト スターダストです」

ディメン「お前、どうやってリンク乗っ取ったんだよ………」

ライト「《魂の繋がりソウルリンク》よ仕組みはわかったからね………スキルを使わずに操作すればいけるよ」


ディメン「恐ろしいやつだなぁ………今回のステータスだぜ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


・進和 実穂 
・性別 女 年齢 18歳
・種族 人間
・職業  ?
・LV 8  38/40
・握力 5
・HP 37
・MP 120
・AT  24
・DE 28
・IN 30
・MD 28
・AG 23
・EX 15

スキル
・支援魔法支配 Lv 2
・聞き耳 Lv 3
・合成魔法 Lv 5
・読み聞かせLv 4

パッシブスキル
・異世界言語
・§高?の?護
・自衛術
・幻影魔法耐性Lv 1
・森羅万象(一部封印中)

加護 呪い

称号
・異世界人
・§高?の?護
・助けられた者
・空を飛ばされし物
・トラブルメーカー
・弱者
・強者
・生者
・死者
・支援の支配者


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディメン「そういや実穂、魔物倒しまくってるのに全く経験値貰えてねぇな」

ライト「人に作られた魔法生物は経験値にならないからねぇ………もしできたらレベリングが簡単になっちゃうから」

ディメン「上手くできてるんだなぁ………今回はこの小説を読んでくれてありがとな」

ライト「誤字脱字やストーリー矛盾等がありましたらご報告の方をお願いします」

ディメン「それでは皆さん」

ディメン&ライト「さようなら」
しおりを挟む
感想 35

あなたにおすすめの小説

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める

遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】 猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。 そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。 まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。

アラフォー幼女は異世界で大魔女を目指します

梅丸みかん
ファンタジー
第一章:長期休暇をとったアラフォー独身のミカは、登山へ行くと別の世界へ紛れ込んでしまう。その場所は、森の中にそびえる不思議な塔の一室だった。元の世界には戻れないし、手にしたゼリーを口にすれば、身体はなんと6歳の子どもに――。 ミカが封印の箱を開けると、そこから出てきたのは呪いによって人形にされた大魔女だった。その人形に「大魔女の素質がある」と告げられたミカは、どうせ元の世界に戻れないなら、大魔女を目指すことを決心する。 だが、人形師匠はとんでもなく自由すぎる。ミカは師匠に翻弄されまくるのだった。 第二章:巷で流れる大魔女の遺産の噂。その裏にある帝國の侵略の懸念。ミカは次第にその渦に巻き込まれていく。 第三章:異世界で唯一の友人ルカが消えた。その裏には保護部屋の存在が関わっていることが示唆され、ミカは潜入捜査に挑むことになるのだった。

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公 じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい …この世界でも生きていける術は用意している 責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう という訳で異世界暮らし始めちゃいます? ※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです ※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

処理中です...