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第二章 難航するギルド開設と黒い翼の姫君
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コンコン。
また続いて、コンコンコン。
そして、遠慮がちに、コン‥‥‥コン。
誰?
さあ?
怪しい人?
でも、ここ一応‥‥‥高家の敷地内だし、没落貴族だけど。
その一言が、彼女の顔に悲し気な色を射してしまった。
(無能な精霊でごめんなさい‥‥‥)
「え!?
ちょっと?
なんであなたが謝るの?
無能なら、ほら。
こういうのを言うのよ、自分から食材になる手間を省く間抜けな‥‥‥ねえ?」
そして下からは、とても盛大な抗議のうめき声が上がってくる。
シェイディアの口を塞いでおいてよかった。
茜はそんな人でなし!!
と叫んでいるシェイディアの口元に再び手をやる。
「黙らないと、また押し込んで摘まむわよ?」
冷酷な宣言と氷のような冷たい視線に、シェイディアの脳裏にあの恐怖が浮かんでいた。
慌てて、コクコクとうなづくとわたしは単なる肉です、とでもいうように丸まってしまう。
(酷いわ、茜。
この子だって、そこまで言わなくてもー‥‥‥。
さんざん脅したのは茜なんだし)
そう咎めるように言い、よしよしと相手は感じないが頭を撫でてやるアイニスはどこまでも天然というか、抜けているというか、人間らしくないというか。
まあ、精霊女王なんだから当たり前か。
茜はそう納得して、一応、と切り出す。
「そうは言うけど、貴方も同罪よ、シェイディアのことただ側で見てても、ね?
無能かどうかは知らないけど‥‥‥この高家もそうやって――」
(‥‥‥!?)
あ、黙っちゃった。
アイニスは悲しみに涙していた。
わたしだって仕えたくて仕えてるわけではないのに。
ただ、彼の代理を任されて受けたらこうなっただけなのに。
そう、ぼやいて拗ねている精霊女王はどこか可愛らしい。
「あーはいはい。
もう一人の世界に浸るのはシェイディアだけでいいから。
光の精霊女王様、あの扉の外を見て来て頂けません?」
指差すその先には、先程、遠慮がちにノックした誰かがいるはず。
しかし、アイニスは嫌よ、と首を振る。
(誰だか分からないし、恐いじゃない。
もし、襲われでもしたら――)
「あなたねえ、精霊女王だし、おまけにこのシェイディアにも見えないのに。
誰が悪戯なんてするのよ?
ねえ、アイニス?
そういうとこ、本当になんていうか‥‥‥不器用?」
ああ、そう言えばそうねと妙に素早く納得するアイニスは、自分からそれなら問題ないわと扉の上から半分だけ顔を透けさせて下を見下ろしてみる。
いるのは人間の少年で、茜と同じ年くらい。
総合市場の制服に身を包み他に従者数名を連れている。
(市場からの食材が届いたみたいよ、茜?)
いつも間にか、名前で呼び合う仲になっているななんて茜は思いながら、声に出して確認する。
「どなた様!?」
相手はアイニスから見下ろされながら、遠慮がちに声を大きくして返事をしてきた。
「あ、すいません。
総合市場のルマンド商会のものです。
スナルフェーゼン子爵様から、こちらに届けるようにとー‥‥‥」
「スナルフェーゼン子爵?
あ、アッシュ‥‥‥旦那様から?
これだけ時間を待たせておいて、自分はどこで何やってるのよ。
まったく」
ぼやきながら、この扉どう空けるんだろ?
そう悩む茜にアイニスがここをこうよ、と教えてようやく扉は外側に押しだす仕組みになっていることに茜はきづく。
「こんなとこまで、戦争の城、ね‥‥‥」
外敵が裏側から来た場合にそなえてのこの扉。
まあ、分厚い木製だがかなりの重量のあるそれを、茜はうーん‥‥‥と力を入れて押し開いた。
(魔法ですればいいのに―‥‥‥)
そう言うアイニスに、首輪を指差してわたしはマールよ?
見つかったらどうするの、と小声で呟く茜にアイニスはああ、そうだったわね。
そんな他人事のような言い方をするから、茜はムっとしてしまうが、これも精霊と人間の差なんだわ、と。
理解をせざるを得なかった。
「ああ、すいません、お嬢‥‥‥さま?
え、あれ‥‥‥マール???
ここは貴族街、お前どこから入った??」
ああ、やっぱりこうなるんだ。
そんなにあからさまに怪しんでくれなくてもいいのに、と茜は思ってしまう。
奴隷以下の女がなにをしている?
そんな視線が、その場にいた四人の男女から投げつけられるのだから。
「申し訳ございません、旦那様方、お嬢様方。
当家にて、下僕をさせていただいております。
この部屋で本日は働くようにと、旦那様から厳命されております。
どうか、同じ位置に立つことをお許しください」
ああ、なんでこんないへりくだらなきゃいけないんだろ。
彼等からは何の代価も貰えないのに。
身体を売れば、せめて銅貨数枚でも対価が手に入るのになあ。
茜は無性にむなしさを感じてしまっていた。
「ふん‥‥‥そういう話か。
まあ、いい。
で、アカーネ?
という御方が待たれていると子爵様からは聞いているが。
どなた様だ?」
「あ、それはわた、しー‥‥‥???」
訪れた彼等の視線は、茜の後方にあった。
え、何を見ているの?
あ、しまった。
シェイディアをそのままにしているから怪しまれた――!?
振り返ると、これまで見たことのない美しい貴婦人がそこには立っていた。
誰‥‥‥!?
そう思うが、どこかで見た感触のあるその姿は、
「アイニ、あ、いえー‥‥‥奥様。
このような汚い場所にお越しになられては!!」
「ああ、やはり。
これは失礼致しました。
マールなど飼っておられるものですから、一瞬、最近この辺りを騒がしている夜盗が入り込んだかと思っておりました」
金色の髪の美女はまさしく、さっきまで能天気にフワフワと宙を漂い、茜と話ながらシェイディアの仕込みの様子を見学していたー‥‥‥光の精霊女王、アイニスそのものだった。
彼女は、奥へ、と手で示すと従者たちがそれぞれの持つ荷を運びこんでいく。
「あ、奥様‥‥‥宜しければ荷解きとしまい込みをその、この場にある食材だけになりますが。
あれらにさせますがー‥‥‥」
では、宜しく。
そんな風情でアイニスは余裕の笑みを浮かべてそれを快諾する。
牛の解体された各部位がほぼ、まるまる一頭分。
豚が二頭から三頭分。
冷蔵庫につながる扉の奥に吊るされて行く様を見て、茜は呆気に取られていた。
どれだけ買い込んだのよ、と。
野菜の種類も自分が頼んだものよりも数多く、冷凍しておけばまあ、数週間は数人が食べれるほど。
穀物類に、調味料や香辛料の類に‥‥‥なぜか、侍女や給仕の制服、それに多分これはアッシュが開設しようと考えているギルドの制服が数十着。それぞれ、男性と女性ものにサイズも分けられていた。
「ほら、何をしている。
早く上に持ち上がらんか!」
「ああ、はい、只今‥‥‥」
「まったく、のろまなマールだ。
うちにいれば鞭で打ち据えてやるものを‥‥‥」
そう声高にいう商会の少年は、まるで汚物を見るかのような目で茜を見下していた。
まだ、わたしより若く見えるのにこの態度。
彼も貴族か上民の類い、か。
「では、こちらにどうかお願いいただけますか。
上に広間が御座います。
その場に、その架け板ごと運んでいただければ。
わたしは上に上がる事を許されておりません‥‥‥奥様」
この家には今日きたばかりで何もわからない。
ここはアイニスに任せた方がよさそうだと、茜は彼女を仰ぎ見た。
言葉を発せずに、アイニスがそれで良い、とうなづいてみせると少年は早くいけ、粗相をするなよ。
そんな荒々しい言葉で、下男?
いや、多分‥‥‥奴隷だろう。
それも、抵抗しない従順な男たち。
もう子供の頃から躾けられているのか、彼等はアイニスを見ることなく、視線を落としながら室内に上がっていく。自分たちが見ることを許されていないのを、彼等はよくよく理解しているようだった。
ただ、その視線が茜に向けられた時‥‥‥投げつけられる侮蔑と嘲笑の感情の冷たさを茜は感じていた。
また続いて、コンコンコン。
そして、遠慮がちに、コン‥‥‥コン。
誰?
さあ?
怪しい人?
でも、ここ一応‥‥‥高家の敷地内だし、没落貴族だけど。
その一言が、彼女の顔に悲し気な色を射してしまった。
(無能な精霊でごめんなさい‥‥‥)
「え!?
ちょっと?
なんであなたが謝るの?
無能なら、ほら。
こういうのを言うのよ、自分から食材になる手間を省く間抜けな‥‥‥ねえ?」
そして下からは、とても盛大な抗議のうめき声が上がってくる。
シェイディアの口を塞いでおいてよかった。
茜はそんな人でなし!!
と叫んでいるシェイディアの口元に再び手をやる。
「黙らないと、また押し込んで摘まむわよ?」
冷酷な宣言と氷のような冷たい視線に、シェイディアの脳裏にあの恐怖が浮かんでいた。
慌てて、コクコクとうなづくとわたしは単なる肉です、とでもいうように丸まってしまう。
(酷いわ、茜。
この子だって、そこまで言わなくてもー‥‥‥。
さんざん脅したのは茜なんだし)
そう咎めるように言い、よしよしと相手は感じないが頭を撫でてやるアイニスはどこまでも天然というか、抜けているというか、人間らしくないというか。
まあ、精霊女王なんだから当たり前か。
茜はそう納得して、一応、と切り出す。
「そうは言うけど、貴方も同罪よ、シェイディアのことただ側で見てても、ね?
無能かどうかは知らないけど‥‥‥この高家もそうやって――」
(‥‥‥!?)
あ、黙っちゃった。
アイニスは悲しみに涙していた。
わたしだって仕えたくて仕えてるわけではないのに。
ただ、彼の代理を任されて受けたらこうなっただけなのに。
そう、ぼやいて拗ねている精霊女王はどこか可愛らしい。
「あーはいはい。
もう一人の世界に浸るのはシェイディアだけでいいから。
光の精霊女王様、あの扉の外を見て来て頂けません?」
指差すその先には、先程、遠慮がちにノックした誰かがいるはず。
しかし、アイニスは嫌よ、と首を振る。
(誰だか分からないし、恐いじゃない。
もし、襲われでもしたら――)
「あなたねえ、精霊女王だし、おまけにこのシェイディアにも見えないのに。
誰が悪戯なんてするのよ?
ねえ、アイニス?
そういうとこ、本当になんていうか‥‥‥不器用?」
ああ、そう言えばそうねと妙に素早く納得するアイニスは、自分からそれなら問題ないわと扉の上から半分だけ顔を透けさせて下を見下ろしてみる。
いるのは人間の少年で、茜と同じ年くらい。
総合市場の制服に身を包み他に従者数名を連れている。
(市場からの食材が届いたみたいよ、茜?)
いつも間にか、名前で呼び合う仲になっているななんて茜は思いながら、声に出して確認する。
「どなた様!?」
相手はアイニスから見下ろされながら、遠慮がちに声を大きくして返事をしてきた。
「あ、すいません。
総合市場のルマンド商会のものです。
スナルフェーゼン子爵様から、こちらに届けるようにとー‥‥‥」
「スナルフェーゼン子爵?
あ、アッシュ‥‥‥旦那様から?
これだけ時間を待たせておいて、自分はどこで何やってるのよ。
まったく」
ぼやきながら、この扉どう空けるんだろ?
そう悩む茜にアイニスがここをこうよ、と教えてようやく扉は外側に押しだす仕組みになっていることに茜はきづく。
「こんなとこまで、戦争の城、ね‥‥‥」
外敵が裏側から来た場合にそなえてのこの扉。
まあ、分厚い木製だがかなりの重量のあるそれを、茜はうーん‥‥‥と力を入れて押し開いた。
(魔法ですればいいのに―‥‥‥)
そう言うアイニスに、首輪を指差してわたしはマールよ?
見つかったらどうするの、と小声で呟く茜にアイニスはああ、そうだったわね。
そんな他人事のような言い方をするから、茜はムっとしてしまうが、これも精霊と人間の差なんだわ、と。
理解をせざるを得なかった。
「ああ、すいません、お嬢‥‥‥さま?
え、あれ‥‥‥マール???
ここは貴族街、お前どこから入った??」
ああ、やっぱりこうなるんだ。
そんなにあからさまに怪しんでくれなくてもいいのに、と茜は思ってしまう。
奴隷以下の女がなにをしている?
そんな視線が、その場にいた四人の男女から投げつけられるのだから。
「申し訳ございません、旦那様方、お嬢様方。
当家にて、下僕をさせていただいております。
この部屋で本日は働くようにと、旦那様から厳命されております。
どうか、同じ位置に立つことをお許しください」
ああ、なんでこんないへりくだらなきゃいけないんだろ。
彼等からは何の代価も貰えないのに。
身体を売れば、せめて銅貨数枚でも対価が手に入るのになあ。
茜は無性にむなしさを感じてしまっていた。
「ふん‥‥‥そういう話か。
まあ、いい。
で、アカーネ?
という御方が待たれていると子爵様からは聞いているが。
どなた様だ?」
「あ、それはわた、しー‥‥‥???」
訪れた彼等の視線は、茜の後方にあった。
え、何を見ているの?
あ、しまった。
シェイディアをそのままにしているから怪しまれた――!?
振り返ると、これまで見たことのない美しい貴婦人がそこには立っていた。
誰‥‥‥!?
そう思うが、どこかで見た感触のあるその姿は、
「アイニ、あ、いえー‥‥‥奥様。
このような汚い場所にお越しになられては!!」
「ああ、やはり。
これは失礼致しました。
マールなど飼っておられるものですから、一瞬、最近この辺りを騒がしている夜盗が入り込んだかと思っておりました」
金色の髪の美女はまさしく、さっきまで能天気にフワフワと宙を漂い、茜と話ながらシェイディアの仕込みの様子を見学していたー‥‥‥光の精霊女王、アイニスそのものだった。
彼女は、奥へ、と手で示すと従者たちがそれぞれの持つ荷を運びこんでいく。
「あ、奥様‥‥‥宜しければ荷解きとしまい込みをその、この場にある食材だけになりますが。
あれらにさせますがー‥‥‥」
では、宜しく。
そんな風情でアイニスは余裕の笑みを浮かべてそれを快諾する。
牛の解体された各部位がほぼ、まるまる一頭分。
豚が二頭から三頭分。
冷蔵庫につながる扉の奥に吊るされて行く様を見て、茜は呆気に取られていた。
どれだけ買い込んだのよ、と。
野菜の種類も自分が頼んだものよりも数多く、冷凍しておけばまあ、数週間は数人が食べれるほど。
穀物類に、調味料や香辛料の類に‥‥‥なぜか、侍女や給仕の制服、それに多分これはアッシュが開設しようと考えているギルドの制服が数十着。それぞれ、男性と女性ものにサイズも分けられていた。
「ほら、何をしている。
早く上に持ち上がらんか!」
「ああ、はい、只今‥‥‥」
「まったく、のろまなマールだ。
うちにいれば鞭で打ち据えてやるものを‥‥‥」
そう声高にいう商会の少年は、まるで汚物を見るかのような目で茜を見下していた。
まだ、わたしより若く見えるのにこの態度。
彼も貴族か上民の類い、か。
「では、こちらにどうかお願いいただけますか。
上に広間が御座います。
その場に、その架け板ごと運んでいただければ。
わたしは上に上がる事を許されておりません‥‥‥奥様」
この家には今日きたばかりで何もわからない。
ここはアイニスに任せた方がよさそうだと、茜は彼女を仰ぎ見た。
言葉を発せずに、アイニスがそれで良い、とうなづいてみせると少年は早くいけ、粗相をするなよ。
そんな荒々しい言葉で、下男?
いや、多分‥‥‥奴隷だろう。
それも、抵抗しない従順な男たち。
もう子供の頃から躾けられているのか、彼等はアイニスを見ることなく、視線を落としながら室内に上がっていく。自分たちが見ることを許されていないのを、彼等はよくよく理解しているようだった。
ただ、その視線が茜に向けられた時‥‥‥投げつけられる侮蔑と嘲笑の感情の冷たさを茜は感じていた。
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