8 / 40
第一章 緑の水晶と山賊たち
4
しおりを挟む
「なんて凄い‥‥‥」
そう嘆息するほどに華麗で、壮絶な銀色の閃光の中を踊る人影がひとつ。
アッシュはそれらをかわし、軽くあしらっていく。
数人に囲まれればその弱いところではなく、最初に打ち込んできた相手の懐まで潜り込み、その手からバトンを渡されたかのように剣を抜きとって、その峰だの、両刃なら平たい部分だので相手の背から首筋を正確に打ち込み。
死なない程度の威力なのだろう、だが、敵はその一撃だけで悶絶し、崩れ去る。
茜が見ていたたった数分で、アッシュは六人もの相手をそうやって叩きのめしていた。
「どうなってんの、あれ。真剣白刃取り? 違うか。それにしてもなんか入り混じってない?」
服装が違うのが二種類いる。
片方は少数。
アッシュの着ている文官の制服は紺色の上着に、下は灰色のパンツだ。
あまり、ゆったりとした感じは見て取れない。
彼が加勢している陣営は四人ほど。
緑かそれとも濃い紫に近い上着を着ていて、全員が同じ帽子をかぶっている。
「あーそういうことね。こっち側が、旦那様の‥‥‥仲間というか武官かな? それとも警吏? わたしたちマールの管理をしていた衛士とは違うなあ‥‥‥」
彼等もそれなりに強いが、その相手が悪かった。
背に大きな翼を生やし、間合いを近づければ空に舞い上がって急降下し一撃を加えて離脱していく。
そんな亜人?
それが数人いるから、苦戦していたのだろう。
石畳の路面には数人が血を流して倒れていた。
「酷い、まだ助かるかな‥‥‥。助かるなら、見捨てたら寝ざめが悪い」
わたしにできることはあるけど‥‥‥
あかねは、それを行うことを逡巡してしまう。
自分の能力を晒すことで、それをアッシュやこの国の政府に知られるのはどうにもまずい。
それはまだ明かしたくないものだからだ。
「このあと、いろいろやりづらくなるしなあ。でも、人が死ぬのは見てられないし。仕方ないか‥‥‥」
茜の持つ杖ととんがり帽子。
そこの付け根に巻かれた青い帯。
それは、伊達ではない。
ここに来る前の二つほど前の――まあ、いっか。
過去を思い出すのはやめよう。
茜は杖を構えると、足元に円陣を形成するようにイメージを固める。
この術には光の魔法陣が伴う。
それをこんな夜中に見られたら、いかにも怪しいですなんて自分から暴露するようなものだ。
「大気の精霊。粒子だけを集めよ。其の力は我が血、我が肉、我が魂との結びつきをえにしに、いまここに血脈の証をあらわにせん‥‥‥」
わざわざ唱える必要なんてないけど、ま、カッコつけは大事。
目には見えない魔法陣が茜の足元に形成され、それは彼女の腰にまで浮かび上がる。
「さ、お前たちの力をかしてね。あの死に近づいた人たちの細胞の流れを、その治癒の力を高めて。退行する命の悲しみをせき止めて‥‥‥」
魔法陣はその願いを受けとめて、石畳に倒れこむけが人たちをそっと包みこんでいく。
路面にしみ込んだ血液が彼等の体内に、元あるべき姿で戻り、その傷口から流れ出る血と細胞の壊死、それに伴う死への時間が退行していく様を茜は見て取っていた。
「ま、これくらいなら。許されるかな‥‥‥ごめんね、旦那様。手助けできーって、ええええ――――!!!??」
「そこだ!! 仲間がいるぞ!! 捕えろ‥‥‥っ」
あらま。
天空に一人。
真っ黒な衣装に真っ黒な羽。
女の声で、指示をだす一味の頭目と思しきその姿‥‥‥
「仲間じゃない――!!! いや、仲間だけど、嫌―――っ!!!」
いきなりバトルなんて聞いてないよ――!!
叫ぶまま、茜は向かってくるアッシュから標的を変えた三人から慌てて逃げ出す始末。
「もうっ、こんなことならおとなしくしてればよかった――あっ!!」
相手の方が足が早い。
くそー、こんなとこでこの太い足の役立たず。
鈍足なんて、日本の学友たちには馬鹿にされたものだけど。
それは的を得ていた。
おまけにあの女党首?
女首領?
あれまで、茜の目の前に舞い降りる始末だ。
「えっ!? うわっ、そんなあ‥‥‥勝ち目ないじゃない!!」
「茜!!」
アッシュがそれに気づいて叫ぶがことは遅し。
彼がたどり着くまでに、少女はあわれ肉塊になっているか、それとも、物言わぬ骸に――
「さっさと殺してしまえ。そんなマールなど。肉くれにしてしまうがいい」
その一言が、茜の怒りに火をつけた。
「そんなもん、なるわけないでしょうが! 日本のJKなめんなっ――――!!!」
振り上げられる茜の杖。
少女は勇ましく三人の敵に向かい戦う意思を固めていた。
女首領は茜にその剣を振り下ろそうとして――
その余裕があんたの負けよっ!
茜は来ていた外套を女首領に向かい、その端をもって覆いかぶせるように振り回した。
「当たるか、こんなものっ」
笑い飛ばす彼女は、それはやすやすと羽を広げて宙に浮かび上がる。
「だから、間抜けだっての!!!」
茜の狙いは女首領ではなくー‥‥‥。
その背後に迫り、今にも彼女に剣を突き立てようとしていた三人の最初の一人だ。
ええいっ!!
そう思い切り引いた外套のポケットには、あのディバッグにはおさまりきらなかった銅貨が数十枚。
両方のポケットにまるで重し代わりのように入れられていた。
それはそのまま、都合のよい鈍器となり――
「ぐっ!?」
「ばーか、間抜け――!!!」
最初の黒服の腹に見事に命中する。
ふふん、こっちだってね、この数か月。
ただ、生き延びてきたわけじゃないんだから。
それに、ここに来るまでに‥‥‥
「下に二人。上に一人。まあ、いっか。相手してあげる‥‥‥さあ、来なさい?」
余裕をかまして茜は被っていた帽子をどこかに消してしまう。
動くに邪魔な外套もそれと共に消え、残るは制服姿に杖の茜が一人。
「物を消したー‥‥‥???」
不審がる女首領だが、こんな少女に挑発されて黙っている気はないらしい。
やれ、とばかりに片手で指図をすると二人のこちらは男らしい。
体格のいいのがじわり、じわりと距離を詰めてきた。
茜の視界にはこちらに向かい走りくるアッシュが映っている。
「ま、旦那様の手を借りることもないのよ!!」
少女は何かをぼそりと呟くと、地を滑空する。
いや、大地の上をまるで氷の上を滑るように‥‥‥その一人の胸元に茜の杖の先が差し込まれていた。
「迅っ!?」
「遅いわよ!!」
その勢いのまま杖先は茜の渾身の力と共にみぞおちに叩き込まれる。
ぶっ、なんてカッコ悪い声を漏らしてこれで一人が倒れる。
茜はそうそう小柄でもない。
百六十前後の身長がまさか、いきなりの低身。
自分の膝下までその頭が下がり杖の先端が、膝の皿の片方に叩き込まれるなんて――
「あーあ、やり過ぎたかな‥‥‥」
剣を取り落とし、片膝を抱えて転げまわる男が憐れに見えて仕方がないがこれも勝負。
命をかけたやり取りで、それだけで済んで感謝して欲しいくらいよ。
「茜、お前‥‥‥」
てっきり悲鳴と共に大怪我を負ったと勘違いしたアッシュは、その刺客二人を見てよくやったなあ。
なんて呆れていた。
そう嘆息するほどに華麗で、壮絶な銀色の閃光の中を踊る人影がひとつ。
アッシュはそれらをかわし、軽くあしらっていく。
数人に囲まれればその弱いところではなく、最初に打ち込んできた相手の懐まで潜り込み、その手からバトンを渡されたかのように剣を抜きとって、その峰だの、両刃なら平たい部分だので相手の背から首筋を正確に打ち込み。
死なない程度の威力なのだろう、だが、敵はその一撃だけで悶絶し、崩れ去る。
茜が見ていたたった数分で、アッシュは六人もの相手をそうやって叩きのめしていた。
「どうなってんの、あれ。真剣白刃取り? 違うか。それにしてもなんか入り混じってない?」
服装が違うのが二種類いる。
片方は少数。
アッシュの着ている文官の制服は紺色の上着に、下は灰色のパンツだ。
あまり、ゆったりとした感じは見て取れない。
彼が加勢している陣営は四人ほど。
緑かそれとも濃い紫に近い上着を着ていて、全員が同じ帽子をかぶっている。
「あーそういうことね。こっち側が、旦那様の‥‥‥仲間というか武官かな? それとも警吏? わたしたちマールの管理をしていた衛士とは違うなあ‥‥‥」
彼等もそれなりに強いが、その相手が悪かった。
背に大きな翼を生やし、間合いを近づければ空に舞い上がって急降下し一撃を加えて離脱していく。
そんな亜人?
それが数人いるから、苦戦していたのだろう。
石畳の路面には数人が血を流して倒れていた。
「酷い、まだ助かるかな‥‥‥。助かるなら、見捨てたら寝ざめが悪い」
わたしにできることはあるけど‥‥‥
あかねは、それを行うことを逡巡してしまう。
自分の能力を晒すことで、それをアッシュやこの国の政府に知られるのはどうにもまずい。
それはまだ明かしたくないものだからだ。
「このあと、いろいろやりづらくなるしなあ。でも、人が死ぬのは見てられないし。仕方ないか‥‥‥」
茜の持つ杖ととんがり帽子。
そこの付け根に巻かれた青い帯。
それは、伊達ではない。
ここに来る前の二つほど前の――まあ、いっか。
過去を思い出すのはやめよう。
茜は杖を構えると、足元に円陣を形成するようにイメージを固める。
この術には光の魔法陣が伴う。
それをこんな夜中に見られたら、いかにも怪しいですなんて自分から暴露するようなものだ。
「大気の精霊。粒子だけを集めよ。其の力は我が血、我が肉、我が魂との結びつきをえにしに、いまここに血脈の証をあらわにせん‥‥‥」
わざわざ唱える必要なんてないけど、ま、カッコつけは大事。
目には見えない魔法陣が茜の足元に形成され、それは彼女の腰にまで浮かび上がる。
「さ、お前たちの力をかしてね。あの死に近づいた人たちの細胞の流れを、その治癒の力を高めて。退行する命の悲しみをせき止めて‥‥‥」
魔法陣はその願いを受けとめて、石畳に倒れこむけが人たちをそっと包みこんでいく。
路面にしみ込んだ血液が彼等の体内に、元あるべき姿で戻り、その傷口から流れ出る血と細胞の壊死、それに伴う死への時間が退行していく様を茜は見て取っていた。
「ま、これくらいなら。許されるかな‥‥‥ごめんね、旦那様。手助けできーって、ええええ――――!!!??」
「そこだ!! 仲間がいるぞ!! 捕えろ‥‥‥っ」
あらま。
天空に一人。
真っ黒な衣装に真っ黒な羽。
女の声で、指示をだす一味の頭目と思しきその姿‥‥‥
「仲間じゃない――!!! いや、仲間だけど、嫌―――っ!!!」
いきなりバトルなんて聞いてないよ――!!
叫ぶまま、茜は向かってくるアッシュから標的を変えた三人から慌てて逃げ出す始末。
「もうっ、こんなことならおとなしくしてればよかった――あっ!!」
相手の方が足が早い。
くそー、こんなとこでこの太い足の役立たず。
鈍足なんて、日本の学友たちには馬鹿にされたものだけど。
それは的を得ていた。
おまけにあの女党首?
女首領?
あれまで、茜の目の前に舞い降りる始末だ。
「えっ!? うわっ、そんなあ‥‥‥勝ち目ないじゃない!!」
「茜!!」
アッシュがそれに気づいて叫ぶがことは遅し。
彼がたどり着くまでに、少女はあわれ肉塊になっているか、それとも、物言わぬ骸に――
「さっさと殺してしまえ。そんなマールなど。肉くれにしてしまうがいい」
その一言が、茜の怒りに火をつけた。
「そんなもん、なるわけないでしょうが! 日本のJKなめんなっ――――!!!」
振り上げられる茜の杖。
少女は勇ましく三人の敵に向かい戦う意思を固めていた。
女首領は茜にその剣を振り下ろそうとして――
その余裕があんたの負けよっ!
茜は来ていた外套を女首領に向かい、その端をもって覆いかぶせるように振り回した。
「当たるか、こんなものっ」
笑い飛ばす彼女は、それはやすやすと羽を広げて宙に浮かび上がる。
「だから、間抜けだっての!!!」
茜の狙いは女首領ではなくー‥‥‥。
その背後に迫り、今にも彼女に剣を突き立てようとしていた三人の最初の一人だ。
ええいっ!!
そう思い切り引いた外套のポケットには、あのディバッグにはおさまりきらなかった銅貨が数十枚。
両方のポケットにまるで重し代わりのように入れられていた。
それはそのまま、都合のよい鈍器となり――
「ぐっ!?」
「ばーか、間抜け――!!!」
最初の黒服の腹に見事に命中する。
ふふん、こっちだってね、この数か月。
ただ、生き延びてきたわけじゃないんだから。
それに、ここに来るまでに‥‥‥
「下に二人。上に一人。まあ、いっか。相手してあげる‥‥‥さあ、来なさい?」
余裕をかまして茜は被っていた帽子をどこかに消してしまう。
動くに邪魔な外套もそれと共に消え、残るは制服姿に杖の茜が一人。
「物を消したー‥‥‥???」
不審がる女首領だが、こんな少女に挑発されて黙っている気はないらしい。
やれ、とばかりに片手で指図をすると二人のこちらは男らしい。
体格のいいのがじわり、じわりと距離を詰めてきた。
茜の視界にはこちらに向かい走りくるアッシュが映っている。
「ま、旦那様の手を借りることもないのよ!!」
少女は何かをぼそりと呟くと、地を滑空する。
いや、大地の上をまるで氷の上を滑るように‥‥‥その一人の胸元に茜の杖の先が差し込まれていた。
「迅っ!?」
「遅いわよ!!」
その勢いのまま杖先は茜の渾身の力と共にみぞおちに叩き込まれる。
ぶっ、なんてカッコ悪い声を漏らしてこれで一人が倒れる。
茜はそうそう小柄でもない。
百六十前後の身長がまさか、いきなりの低身。
自分の膝下までその頭が下がり杖の先端が、膝の皿の片方に叩き込まれるなんて――
「あーあ、やり過ぎたかな‥‥‥」
剣を取り落とし、片膝を抱えて転げまわる男が憐れに見えて仕方がないがこれも勝負。
命をかけたやり取りで、それだけで済んで感謝して欲しいくらいよ。
「茜、お前‥‥‥」
てっきり悲鳴と共に大怪我を負ったと勘違いしたアッシュは、その刺客二人を見てよくやったなあ。
なんて呆れていた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】甘やかな聖獣たちは、聖女様がとろけるようにキスをする
楠結衣
恋愛
女子大生の花恋は、いつものように大学に向かう途中、季節外れの鯉のぼりと共に異世界に聖女として召喚される。
ところが花恋を召喚した王様や黒ローブの集団に偽聖女と言われて知らない森に放り出されてしまう。
涙がこぼれてしまうと鯉のぼりがなぜか執事の格好をした三人組みの聖獣に変わり、元の世界に戻るために、一日三回のキスが必要だと言いだして……。
女子大生の花恋と甘やかな聖獣たちが、いちゃいちゃほのぼの逆ハーレムをしながら元の世界に戻るためにちょこっと冒険するおはなし。
◇表紙イラスト/知さま
◇鯉のぼりについては諸説あります。
◇小説家になろうさまでも連載しています。
宿敵の家の当主を妻に貰いました~妻は可憐で儚くて優しくて賢くて可愛くて最高です~
紗沙
恋愛
剣の名家にして、国の南側を支配する大貴族フォルス家。
そこの三男として生まれたノヴァは一族のみが扱える秘技が全く使えない、出来損ないというレッテルを貼られ、辛い子供時代を過ごした。
大人になったノヴァは小さな領地を与えられるものの、仕事も家族からの期待も、周りからの期待も0に等しい。
しかし、そんなノヴァに舞い込んだ一件の縁談話。相手は国の北側を支配する大貴族。
フォルス家とは長年の確執があり、今は栄華を極めているアークゲート家だった。
しかも縁談の相手は、まさかのアークゲート家当主・シアで・・・。
「あのときからずっと……お慕いしています」
かくして、何も持たないフォルス家の三男坊は性格良し、容姿良し、というか全てが良しの妻を迎え入れることになる。
ノヴァの運命を変える、全てを与えてこようとする妻を。
「人はアークゲート家の当主を恐ろしいとか、血も涙もないとか、冷酷とか散々に言うけど、
シアは可愛いし、優しいし、賢いし、完璧だよ」
あまり深く考えないノヴァと、彼にしか自分の素を見せないシア、二人の結婚生活が始まる。
雨の日にやさぐれお姉さんを拾ったと思ったら胃袋も心も掴んでくるスーパーお姉さんだった
九戸政景
恋愛
新人小説家の由利美音は、ある日の夜に一人の女性を拾う。太刀川凛莉と名乗る女性との共同生活が始まる中、様々な出会いを果たしながら美音は自身の過去とも向き合っていく。
ストーカーに狙われたので歳上騎士様に護衛をお願いしました。
ねーさん
恋愛
「氷の彫刻」と呼ばれる美貌の兄を持つ公爵令嬢のクラリッサは不審な視線に悩まされていた。
卒業を二日後に控えた朝、教室のクラリッサの机に置かれた一通の偏執狂者からの手紙。
親友イブを通じてイブの婚約者、近衛騎士団第四分団員のジョーンズに相談すると、第四分団長ネイトがクラリッサのパートナーとして卒業パーティーに出席してくれる事になって───
〈注〉
このお話は「婚約者が記憶喪失になりました。」と「元騎士の歳上公爵様がまさかの××でした!?」の続編になります。
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
【完結】恋につける薬は、なし
ちよのまつこ
恋愛
異世界の田舎の村に転移して五年、十八歳のエマは王都へ行くことに。
着いた王都は春の大祭前、庶民も参加できる城の催しでの出来事がきっかけで出会った青年貴族にエマはいきなり嫌悪を向けられ…
兄みたいな騎士団長の愛が実は重すぎでした
鳥花風星
恋愛
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になり、
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そんなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。兄としてしか思われていないと思っているアスールはレティシアへの思いを拗らせながらどんどん膨らませていく。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。拗らせ溺愛が激しい、じれじれだけどハッピーエンドです。
☆他投稿サイトにも掲載しています。
☆番外編はアスールの同僚ノアールがメインの話になっています。
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる