竜姫からの招待状

星ふくろう

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第一章 母親の愛情

1

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 まあ、正直なところ。
 母さんに突如できた嫁を紹介するなんてことは、できなかった。
 いや……しようとしても、あまりにも現実味がなくて、笑って済まされそうだったからだ。
 だって、世間を騒がせた竜族の、しかもお姫様が嫁入りしてきたなんて普通なら冗談だと思うでしょ?
 少なくとも、僕が父親ならこう言って済ませる。
「何言ってんだよ、冗談が過ぎるぞ」
 そう言って叱りつけるだろう。
 でも世間はそう甘くはなくて、現実はそう簡単には変わらない。
 僕はどうにか無難な理屈をつけてこの状況を説明しようと思ってた。
 でも、その考えが一番、甘いことをこの後に思い知らされた。
「で、由樹。
 あんた、承諾したの?」
 そう母さんは端的に切り出してきた。
 病院の禁煙と書かれて壁に貼られた張り紙の下で、松葉杖を片脇に揃えておいた彼女は堂々とタバコを口に咥えて、火をつける。
 禁煙ですよと注意をしようとした看護師さんをひと睨みで黙らせるた彼女が僕の母親、新竹麻友、34歳だ。
 18歳で僕を出産。
 21歳で夫を亡くし、そして僕を育ててくれた偉大なる母。
 しかし、彼女は……。
「で、どうなの?
 受けたの、受けてないの?」
 ある意味、竜族以上に、こわかった。
 少なくとも、僕にとっては。
「あ、あのねー母さん……」
「母さん、じゃなくて。
 どっちなの?」
 ふううっと紫煙を大きく吐き出して、母は僕の傍ら、いや数歩、後ろに控えるエミュネスタを見る。
「受けたんだ?」
「うん……受けた」
 ふーん、と母は言い、更にタバコを吸う。
「ま、あたしも17であんたを産んだしーね。
 文句を言える立場じゃないけど、どうするの?」
 来たよ。
 そう言いだすと、思っていた。
「三日前にねー」
 母はタバコの火を携帯灰皿に押し込むと、
「政府の人ってのがさー、来たんだよね。
 竜族の王族が嫁探しだか、旦那探しだかで、日本にも数組候補がいるって、さ……」
 ぎろっと、そのあまりよくない、いや鋭すぎる目つきで睨まれるのは良くないことの兆候だった。
 普段なら。
「で、うちの息子さんが選ばれましたので、とか言ってさー」
 あれ、と松葉杖で窓の外を示す。
「何あれ、母さん。
 あの、高級車……」
 くれるんだってさ、と母は言いながらキーを僕に見せる。
「特別待遇だってさ。
 国賓扱いだってさ。
 人類の命運がかかってる、だってさ?」
 で、どーすんの?
 と、彼女は二本目のタバコに火をつけた。
「どうするのって。
 僕に何を聞きたいのさ?」
 はあ?
 母がさらに睨みを効かして僕に言い聞かせるように話出した。
「これがね、由樹。
 できちゃったとかさ、一生消えない傷を負わせたとかさ、借金の方にとか、ね?
 そういう内々、意味わかる?」
「人間ならってこと?」
 そーいうこと、と母は少しばかり視線をずらした。
「えーと、そちらは……?」
「あ、彼女は、えみー」
「あんたに聞いてない」
 母の一言に、はい、と僕は黙ってしまう。
「エミュネスタ・ホルブです。
 初めまして、お義母様」
「まだ、お儀母様じゃない!」
 竜族エミュネスタもたじろぐほどに苛烈な彼女はそう言い放つ。
「人間の命運がかかってるとか、正直、どうでもいいのよ。
 あたしは、この子が幸せ、ならね?」
 そう言い、母は僕を指さす。
「でもー。
 このやり方っー!
 お金、権力、しまいに押しかけてきて、ね?
 それって、あんたたちの世界なら、どうなのかな、エミュネスタさん」
 気に食わない、とばかりにさらにタバコを吹かす我が母親。
 僕は、何も言えない。
 でも、ここで言わないと、先はない。
 それだけは、これまでの親子関係から理解していた。
「母さんー」
「あんたには聞いてない」
「いや、僕の嫁だ」
「はあ?
 僕の嫁、だあ?
 自分で職も、金も、住む場所も用意できないガキが、僕の嫁?
 あんた、どうするのさ?
 学校辞めるよね?
 家庭持つ意味、わかって受け入れたの」
「そりゃ、意味は分かってる、よ」
「なら、あたしが言いたいことわかるよね?」
 受けたものを返してこい。
 そういう意味だった。
 確かに。
 今の僕は単なる学生で、収入もない。
 だが、それで嫁を取れない理由にはならない。
「残念だけど、出来ないんだ」
 は?
 まだ理解できないのこの子は、そんな顔を母はする。
 エミュネスタが来たのは三日前。
 その間に僕は多くの結婚に必要な手続きを済ませていた。
 未成年なら後見人も必要だし、婚姻届には二人の保証人も必要になる。
 だがそこは日本政府からの特別措置。
 そんな名目で、即日、エミュネスタの名はホルブから、新竹へと変わった。
「これ」
 用意してきた書類を僕は母に見せる。
「あんた、あきれた……」
 そこには、戸籍謄本が一通。
「そういう根回しだけは、父さん譲りだよね……」
 どこか懐かしいように言いながら、母はそれを受け取り、中身を確認すると僕を見た。
 仕方ないじゃないか。
 どうせ、こうしなきゃ家を追い出されるのはわかっていたからだ。
「どうせ、家も用意したわけだ?
 あんたの事だから、そういったことだけはきちんとしそうだもんね。
 そのお金も、全部背負いこむつもりなんだろ?」
 そこにエミュネスタが口を挟む。
「由樹……だんな様との生活に際しては私の実家からすべて支援が……」
 はあっ、と母は大きなため息をつく。
 まあ、少なくとも、母が不合理な暴力を僕にふるったことはこれまではなかった。
 でも、いまからはーーわからない。
「いい、わかった。
 そうしたいなら、好きにしなさい。ただし」
 あ、来た。
 これは、何か決めた顔だ。
 まあ、どんな返事が返ってくるかの予想もできている。
 それも踏まえてここに来たのだから。
「もう言いたいことは分かってると思うけど。
 あたしは認めない。
 まずはお互いの家同士の挨拶でしょ?
 まあ、それはいきなり来られたら無理かもしれないけどね、由樹」
「はい……」
「あんた、国だの、王族だの。
 なんに振り回されてんのさ。
 結婚したいなら反対はしない。でもまずやるべきことがあるだろ?
 それもせず、周りに流されて。
 そんな浅知恵で、周りの協力もなしにあんたのしてることは、単なるわがままだって理解してるのかい?」
 ああ、お見通しだった。
 何もかも。
「でもお義母様」 
「まだお義母様じゃあ……はあ、そうだね。
 戸籍上は母親になってる。
 義理のだけどね。
 ねえ、エミュネスタさん」
「はい、お義母様」
 エミュネスタは最初に出会った時のような挨拶を始めようとしていた。
「いいんだよ、お前。
 あれは、もういいんだ」
 だが、僕はそれを止めた。
「でも、だんな様」
「普通でいいんだよ」
 普通?
 エミュネスタは不思議そうな顔をする。
「人間の普通でいいんだよ」
 ああ、という顔をするエミュネスタは丁寧なお辞儀をして母に挨拶をしてくれた。
「ふうん。まあ、最低限の文化交流ってやつはできそうだね、由樹?
 だんな様とは、またまた……」
 呆れた顔をされる。
「本当にこんな、自分の母親を説得するために小細工をしなきゃいけないような男がいいのかい?」 
 小細工と言われると反論がでない。
 確かに、僕は男らしくない。
 母が怒るのも当然だろう。
 でも、こうしなければ飛んできたのはその拳だったことくらいは、容易に想像がついたからしかたなかった。
 もし、無策で僕が母にエミュネスタを紹介し、結婚すると報告した場合。
 まず、罵声。
 よくて拳。
 悪くて、蹴りかそれ以上のもの。
 もしくはー。
 完全なる無視。
 どちらにしても、それは困るのだ。
 彼女は母国に婚姻が成立したことを報告しなければならないからだ。
 期日はこのあと4時間後。
 それを過ぎれば、あちら側からの誰か、が来るだろう。
 日本の、この場所にまで。
 それが果たしていいことか悪いことか。
 僕の予想は、後者だった。
「はい、お義母様」
 はあ、と僕がため息をつく。
 なんなんだろう、このうちの嫁の明解すぎる返事は。
「はっー」
 母も一瞬、呆れた。
 そしてー。
「あははっ。
 本気なの?
 本気でこの子に惚れた?
 たったこの数日で?」
 僕を指差して大笑いをする。
 正直、不愉快だったけど、母の反応は至極、正常だった。
 だが、エミュネスタには違ったようだ。
「本気です。
 最初は戸惑いましたけどー」
「戸惑った?
 何に戸惑ったの?
 種族?
 それとも、この子の何かに?」
 エミュネスタは母を真っ直ぐに見て言った。
「だんな様の優しさにです」
「は?」
「ですから、わたしを受け入れてくれた、だんな様の優しさとー」
 繋がる言葉をエミュネスタはゆっくりと探しながら、しかし、はっきりと口にする。
「その芯の強さに、ですわ、お義母上様」
「由樹の芯の強さ?
 こんないろいろな周りを埋めてからしかこれない、この子を?」
 呆れたような顔を母はする。
「この子に芯の強さがあるなら、まず、まっすぐにあたしのところに来るべきじゃないかな?
 ねえ、エミュネスタさん。
 あたしはそう思うんだけど」
 あなたはどう思う?
 そう、母は促す。
 僕の竜族の御姫様は困ったような顔をする。
「それは、由樹の、だんな様だけのせいではありません!」
 どうしていいか分からずに叫んだのか。
 それともー。
「だんな様は……」
「由樹は?」
 エミュネスタはとても困った顔をする。
「お義母様はどこまで、聞かれていらっしゃいますか?」
「あたし?」
 母もその質問には驚いたようだ。
「うーん……。
 竜族の御姫様や王子様たちが選んだ、人間の若者たちと婚姻をしたいと望んでいる。
 あなたたち側が主導権を握って、ってことくらいかな。
 あとは私たちの基準で言うところの大金と、世界中で最も大きな権力に繋がる。
 それくらいは、わかったつもりだよ。
 そうねえ……」
 と、母は三本目のタバコに火をつけた。
「あたしはいい母親じゃない。
 由樹の父親、エミュネスタさんが言うところのだんな様。
 彼はいい人だった。
 早く亡くなったけど、家族を大事にする父親だった」
 どう説明したものかと、母は考えているようだ。
「子供の無事を祈らない母親はいない。
 ついでに、家族を守るのも、それが未成年なら親の役目だ。
 ねえ、エミュネスタさん。
 あなたと由樹が結婚したとするね?
 それはそれでいいかもしれない。二人だけなら。
 でも、これは人間と竜族。
 二つの存在の大きな約束ごとになる。
 それは理解してるのかい?」
 ああ、やっぱりそうだ。
 この女性は、僕の母親は狭いものだけを見て言ってるんじゃない。
 母は、僕の未来と、その先にある大きなものも。
 見ているんだな、と僕は思った。
 そして、その先にあるものが、良い形で終わるという想像が母の中にないことも。
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