竜姫からの招待状

星ふくろう

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第一章 母親の愛情

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「もし、結婚したいなら好きにすればいい。
 あたしに許可を求める必要なんかないんだよ、由樹。
 結婚すると決めたなら、もう立派な大人だ。
 自分で決めたならそうすればいい。
 二人だけで生きていけると思うなら。
 人間の誰からも、もし疎まれるようになっても。
 自分の意思を貫けばいい。
 それが大人ってもんだ。
 だけどねー、エミュネスタさん。
 その時、人類は竜族と共存できてる可能性は、あるのかね?」
 と、母はエミュネスタを睨みつける。
 それは敵意というよりはよりは、信頼がどこにあるのかを問いかけている。
 そんな視線だった。
「はあ……」
 とため息をついた母にぼくは頭を殴られる。
「痛いよ、母さん!」
「このバカ息子!
 あんたが守らなきゃいけないのは誰なんだよ!」
「エミュネスタだよ!」
 ふんっ、と母は僕の言葉を鼻で笑い飛ばす。 
 本当にやりづらい人だ。
「何が面白いんだよ、僕は本音を言ったのに」
「だから笑ったんだろ」
 母とエミュネスタが互いに視線を交わす。
 エミュネスタはどうすれば信頼を得られるかを、母は何か別のものを彼女に求めていた。
「お義母様ー」
「なんだい?」
「竜族の今回の婚姻に際して、誰も結びつかなくても。
 人類は誰も損はしません。
 ただ、竜族は静かに空間を閉じ、人類との静かな隣人として何の接点も持たずに過ごすでしょう」
 人類は?
 母は、その言葉を反芻した。
「人類は?
 その言葉はおかしくないかい?
 あんたたちはどうなるのさ?」
 エミュネスタは困った顔をする。
 僕が代わりに返事をした。
「二十数人は竜族を追放される。
 永久、にね」
「あんた馬鹿だね、由樹」
 母が本当に呆れた、という顔をする。
「追放するわけないだろ???
 自分たちの、しかも王族の子弟を。
 選ばれた子供たちを。
 ねえ、エミュネスタさん?」
 と、母は僕とエミュネスタを見比べた。
 僕は……。
 エミュネスタの言葉を信じるのか?
 という母の視線を、目を逸らさずに受け止めるしかできなかった。
「ふーん……。
 由樹は信じてるのね。
 どうなの、うちの子はこんな意見みたいだけど?」
 と、今度はエミュネスタを見た。
「母さん、エミュネスタは嘘は言ってない」
 僕は妻を擁護する。
 例え彼女の言葉が嘘だったとしても。
 いまは僕が彼女の一番でいたいからだ。
「へーえ……。
 だっておかしくない、由樹?
 もし、お前が竜族の王なら、どうするの?
 あたしなら、大事な子供たちを放り出すような真似はしないわ」
 僕と母。
 二人の視線を受けてエミュネスタは黙ったままだ。
「どうなの、エミュネスタさん?」
 さらに輪をかけて質問を投げかける母親に僕は彼女を庇うように叫んだ。
「もういいだろ、母さん!!!
 竜族は関係ない。
 彼らからもらう金も地位も何もいらない!!!
 僕は、彼女を妻に迎えたいんだ」
 この馬鹿、とまた殴られる。
「そんなことは好きにしろって言ってるだろ、馬鹿息子。
 あたしが知りたいのは、竜族だの、人類だのそんなことじゃないんだよ」
「痛いな!!!
 何回殴りゃ気が済むんだよ。
 じゃー何が知りたいのさ!???
 さっきから堂々巡りじゃないか?
 僕が答えても不満、エミュネスタが答えたら意地悪!
 なんの解決にもならないじゃないか!?」
 馬鹿か、あんたは、と母は言う。
「母親ならそんなもん、当たり前だろ?
 どこの馬鹿な親が、相手の親の顔も見ずに結婚します、はい、そうですか、なんて返事するんだよ!?」
 あー……。
 そこですか。
 僕は呆れた。
 人類だの竜族だのどうでもいいのだ。
 この母親は。
 ただ、まずは嫁に来るなら礼儀を通せ、と。
 そう言いたかっただけなんだ。
「あのねえ、母さん。
 それ言いたくてこんなに勿体付けたわけ!?
 じゃあ、もしエミュネスタの両親が来なくて挨拶もなかったらどうするつもりなのさ!?」
「あら、あんたも一丁前な口利くようになったわね。
 そんときゃうちで一緒に暮らせばいいじゃないか?」
 当たり前だろ?
 とふんぞり返る母親に、僕とエミュネスタはぽかんと、なる。
「あ、あの……。
 それは結婚を認めて頂ける、と。
 そういうことで……宜しいのでしょうか、お義母様?」
 エミュネスタが恐る恐る尋ねる。
 だってー。
 と、母は戸籍謄本の書類を団扇のようにして煽ぎながら僕たちを見た。
「もう、既成事実、なってんじゃん。
 いまさら、どうしろっての?だいたいさー」
 あ、ヤバい。
 これはまた拳が飛んでくるパターンだ。
 僕はそっと後ろにさがった。
「あっ……」
 予想した通りだ。 
 母の拳は空を斬る。
 このっと、睨まれるが僕はそれを無視した。
 そう何度も叩かせてやるほど、安い頭じゃないからだ。
「まあ、いいわ。
 だいたいね、由樹。
 どうせあんたのことだから、新居だの、戸籍を入れるだの。
 その辺りのことは抜け目なくやるだろうとは思ってたの!
 政府の人間が来てから、三日も来ないんだから。
 なんか小賢しいことやってるくらいは、分かるわよ。
 親ならね。でもー」
 一息入れたとこで僕はそれを阻止する。
 このままじゃ数時間、説教だ。
「ごめんなさい、母さん」
「ん!?」
「謝るよ、先に全部話さなかったのは。
 でも信頼しなかったからじゃないんだ。
 反対されるとも思ってた」
 はいはい、と戸籍謄本を渡される。
「あんたは精一杯、自分の嫁を守りたかったんだろ?
 もし、反対された時とー」
 外の高級車を母は見る。
「政府だのマスコミだのなんだのと、やかましい連中が来る前に助けたかった」
 だろ?
 と、勘の良い母親は僕を見る。
「うん……」
 はあーっと、母は大きなため息をついた。
「どこに住むつもりなんだい?
 政府の関係者かどうかは知らないけど。
 ややこしいことしか待ってないよ、この先には。
 それは分かってるの?  
 あと、もう一つ」
 もう一つ?
「あんた、同情で結婚とか言ってないよね?」
 あーこれはまずいぞ。
 下手な返事をしたら拳どころじゃない。
 二度と帰って来るな級の怒りが待ってるはずだ。
「そ、それはもちろん……」
「少しはあった、と?」
 あーマズい。
 本当にこれはマズい。
 彼女から、婚約できなければ、竜族を追放されると聞いて断り切れなかったなんて言えるはずがない。
「ゆ、由樹は、わたしをー」
「エミュネスタさんは黙ってて。
 これは由樹とわたしの話しだから」
 強すぎるよ、母さん。
 竜族を相手にそのタンカをきれるのは母さんくらいだよ。
「で、どうなの?」
 あー待って。
 と言い直そうとする。
「由樹、あんた、あたしとエミュネスタさんが喧嘩したらどっちの味方するつもり?」
 おいおい、母さん。
 なんて質問をするんだよ……。
 僕はエミュネスタを交互に見る。
 これはどう答えても、僕に軍配は上がらない。
 答えは一つだ。
 ごめん、母さん。
「エミュネスタ」
 僕は自分に素直になることにした。
「へぇー?
 あんた、母親を孤独にさせるつもり?」 
 驚いたことにここにエミュネスタが加勢した。
「そうですわ、だんな様。
 わたしよりも、お義母様を大切になさらなくては。
 親孝行が日本人の美徳では!?」
 いや、お前、僕の妻だろ!?
 そう叫びたかったが、ここは別の言葉で逃げることにした。
「母さんは母親だけど、僕より先に死ぬだろ。
 エミュネスタと僕はもっと長生きするよ」
 だんな様、とエミュネスタがつらそうな顔をする。
「お義母様が亡くなるなんてそんな恐ろしいことを口になさってはいけません」
「いや、そうじゃないから。
 ちょっと、お前はだまっておいで」
「こら、由樹!
 わざわざ、本を読むような特技しかないお前と結婚してくれた相手にその言い方はないだろ!?」
 もういい加減にしてくれ、この三角関係。
「あのね、母さんに、エミュネスタ。
 エミュネスタは僕の恋人!
 結婚してもそれは変わらない。
 母さんの恋人は父さんだろ!?
 もういまはいないけど。
 エミュネスタには僕しかいないんだ。母さんは新しい相手を探せるじゃないか」
「おー、言うね、15歳の分際で」
「16歳だよ!」
「あっ、そう。
 16歳ならもう結婚もしたし、成人だ。
 あたしは支援はしないからね?」
 びしっと言い放ち、母はエミュネスタを見る。
「エミスティアさんも。
 竜族からの支援とか言うけどね。
 そんなもんに頼っていて、自分の夫がまともになると思ってるのかい?」
 え? と不思議そうな顔をするエミュネスタ。
「人間は、楽をしたがる。
 意味がわかる?
 竜族からの地位の特権、経済的な支援、つまり生活に困らない。
 二千年も、地球にいるんだろ?
 つまり、由樹とうちの新竹家は人類でもごくわずかな、特権を得たわけだ。
 それを見逃すほど、人間ってのは綺麗じゃないってことだよ」
「母さん、頼むからエミュネスタを責めるのはやめてよ。
 彼女は悪くない!」
 母が悲しそうな顔をする。
 もうどうしていいかわからなかった。
 特権?
 そうだ。
 それは考えていた。
 周りの人間が放置しておくわけがないのだ。
 仮に竜族が大きく干渉してきたとしても。
 人間社会は、僕たちを含む婚姻組を上手く利用しようとするだろう。
 それは、歴史が証明している。
 もともと、この婚姻自体がはるかなる貧富の差を産むことを、示しているのだから。
 母は……何も間違っていなかった。
 ただ、僕を守ろうとしてくれただけなのだ。
 唯一の、肉親として。
 母親として。
 これから起こりくる、さまざまな不安やトラブルから。
 守ろうとしてくれているだけなのだ。
「ごめん、母さん」
 申し訳なさもある。
 でも、僕はエミュネスタを選んだことの、後悔はしていなかった。
「で、どうするつもりなの?
 日本で住んでいても、どこにいても、誰かが必ず何かをしてくるわよ?
 よくも悪くも。考えてるの?
 どこか人のいないところで隠れ住むとか、そんな方法では解決できないのよ?」
「エミュネスタ‥‥‥」
 僕は妻を呼んだ。
 傍にきた彼女を抱きよせてやる。
 彼女はー。
 妻は自分が全ての元凶で、悪いことをしでかした。
 そんな顔をしていたからだ。
「ごめんな、エミュネスタ。
 お前は悪くない。
 選んだのは僕だ。
 母さん、僕が選んだんだ。
 彼女を、その先のことも。
 だから、君を責めるのは、間違いだよ」
 母は困ったような、怒ったような、辛いような。
 そんな感情が入りまじった顔をする。
 大事にしていたものが、手元から離れてしまったような。
 そんな顔にも見えた。
「あたしが17歳の時。
 由樹、あんたを妊娠した……といいたいけどね。
 見たんだよね?」
 と、母は戸籍謄本を広げて見せる。
 そこにはー。
「母さん、それは今は聞きたくないよ。
 いずれ、エミュネスタにも話をする」
「なんでだい? 
 夫婦の仲にー」
「母さん!
 僕らが結婚して多くの何かが起こるなら、それは知らなくてもいいこと。
 じゃないかな?」
 僕の言葉に母は困惑した顔をする。
「この新竹家だけで収めれたら、それでいいと思わない?
 僕はそう思うよ」
「なるほどねー。
 じゃあ、どうするんだい?
 これから」
 僕はエミュネスタを再び抱きしめた。
「まずは彼女の御両親に挨拶に行くよ。
 だからー」
 ここで、僕は不敵に笑って見せる。
 母は嫌な予感がしたようだ。
 何かに気づいたらしい。
「まさか、こんな格好で?
 病院の寝間着で会えって言うんじゃ。
 由樹ーーーー!」
 僕はなんだか勝った気がした。
 この母親はつくづくめんどくさい女性だから。
「じゃあ、行こうか、母さん。
 お互いに、挨拶、したいよね?」
「あんた。
 せめて、着替えさせなさいよ」
「どうぞ、でも時間が無いから、早くね?」
 帰ってきたら、拳じゃ済まないだろうなあ……。
 病室に着替えをしに戻る母の後ろ姿を見て、僕はまた胃が痛くなりそうだ。
「由樹、良かったのですか?
 お義母様……。
 あちらから戻ってこられた後が何か怖いような気がするのですが……」
 ああ、エミュネスタ。
 君もなかなかいい勘働きをするようになったね……。
 僕は冷や汗を隠しつつ、妻に答えた。
「ああ、大丈夫だよ。母は優しいから」
 多分と、心の中でつけくわえながら……。
 
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