男性向け官能小説の世界に転生して、隣家に住んでる年下男子が闇堕ち主人公なので更正させたら溺愛された

雫谷 美月

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6恋人になったその後※

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大学から帰った光生は自宅の玄関ドアを開けて家に入りキッチンに行くと、スーパーで買ってきた食材を冷蔵庫に入れ始めた。入れ終わった後、玄関のチャイムがちょうど鳴った。光生は玄関に行きドアを開けると、冬斗が立っていた。

「俺、今さっき帰ってきたところなんだ」
「確か今日は、光生くんは何も用がない日ですよね?まだ夕飯までには時間があるから、ウチに来ませんか?」

冬斗は笑顔で光生に提案するが、有無を言わさぬ雰囲気だった。

「うん……いいよ……。でもまだ外は明るいし、絶対しないからね?」
「分かってますよ。さあ行きましょう」

冬斗は光生の手を取り玄関を出て、隣の冬斗の家に向かう。冬斗に告白され抱かれた日から一ヶ月以上経っていた。冬斗は光生に対して優しく、日常生活をするぶんには前と変わらずにいた。冬斗の家の玄関を入り、冬斗がドアの鍵を掛けた後すぐに光生は押し倒された。

「ちょっ……冬斗くん!しないっていったよね?しかもここ玄関だよ!」
「気が変わりました。それに光生君がいけないんですよ……歩きながらいやらしい雰囲気で僕を誘ってましたよね」
「そんな!誘ってないっ!んんっ……」

冬斗の唇により光生は口を塞がれてしまう。広い玄関に舌同士で唾液を絡ませる音だけが響いた。光生の手が、服の上から冬斗の股間を撫で始めた。

「光生君、もう僕のペニスが欲しくなったんですか?」
「……ち、違うから……冬斗君のが膨らんでたからつい……」

涎を口端から垂らしながら冬斗の舌を絡ませ、光生の手は服の上から冬斗の股間を触り刺激していた。お返しとばかりに冬斗の手が、光生の服の隙間から侵入し胸の先端を弄り指でつまみ上げる。

「ああっ……だめぇ……」
「フフフ、昨夜も散々ここを触られて喜んでたのに、だめなわけないですよね?」

あの初めての夜から時間があれば、冬斗は光生を求めた。夜は光生と必ずベッドをともにする。ほぼ毎日求められてしまい、冬斗によって淫らな身体に作り変えられていった。冬斗は光生の着ているシャツを脱がし、すでにいやらしく膨らんだ乳輪を舌で愛撫し始めた。

「ここがもうこんなに……コリコリした感触でいやらしい乳首になってますね」
「あっ……あんンッ……だめぇ……ビリビリしてるからっ……アッ……あんんっ!!」

今度は甘噛みをされてしまい、甘い嬌声をあげてしまう。

「フフフ、いつもしてるみたいに唾液まみれにしてあげますね。光生君のいやらしい勃起乳首をね」
「ああっ……いやぁ……」
「いやじゃないでしょう?本当のこと言わないと、可愛がってあげませんよ?ほらどうしてほしいんです?」
「あっああ……お、俺のいやらしいメス乳首を……冬斗君の舌で唾液まみれにしてほしいです……」
「フフフ、正直な光生君は好きだよ。たっぷり唾液まみれにしてあげます」

冬斗は舌を尖らし、光生の勃起乳首の先端の乳頭に舌を掠らせるように刺激し始めた。わざと焦らす愛撫だが、すでに発情している光生の身体には少しの刺激でもいつもより官能を感じていた。 

「んああっ……もっといやらしく舐めて……ああっ……」

空いているもう片方の勃起乳首を、冬斗の親指と人差し指が摘まみ揉むように擦り上げた。光生は溜まらず声を上げて喘いでしまう。舌で愛撫されている方は、すでに唾液まみれとなりテカテカとぬめ光っていた。冬斗は兆しきった勃起乳首を口に含んで、音をたてて吸い上げる。ビリビリッとした強い痺れが脳天まで直撃し、光生は嬌声をあげて身悶えた。

「あああっ……んンッ……だめぇっ……刺激が強すぎて……あぁンッ……声がでちゃうっ……」
「この家は防音対策してますから大丈夫ですよ。安心して大きな声で喘いでください。それとも喘ぐよりも僕に奉仕をしたいですか?」

冬斗はベルトを緩めて、自身の陰茎を光生の眼前に出した。すでに冬斗の陰茎は勃起していた。冬斗のオスの匂いが、光生の鼻腔をくすぐった。

「あっ……ああっ……冬斗君のチンポに……奉仕したい……」
「昨日、あんなに僕のを咥えたのに、今日も奉仕したいなんて光生君はとってもいやらしいですね、フフフ。僕のをしゃぶる前に服を全部脱いでからしゃぶってくださいね」
「う、うん……わかったよ……」

光生はズボンや靴下を脱いで、裸になる。立っている冬斗の前にしゃがむと、目の前に冬斗の腹につくほど勃起した陰茎があり、光生は先端に舌を這わせた。

「光生君、僕のペニスにキスをしてほしいな」
「う、うん……」

光生は陰茎の先端部にキスをして、流れ出る白濁を舌先でチロチロと舐める。口の中に冬斗の白濁の味が広がるのにゾクゾクと身を震わせる。興奮した光生は自身の陰茎を勃起させながら、夢中で冬斗の陰茎をしゃぶり唾液まみれにした。

「僕のペニスをしゃぶりながら、光生君のが勃起してますね……フフフ、そんなに僕のペニスが好きですか?」
「あっ……ああっ……うん、冬斗君の……チンポ……好き……あっ……んんぅっ……」

光生は自分の顔を、陰茎に擦り付けてながら側面をしゃぶりつつ答えた。

「フフフ、卑猥に腰を振ってペニスまで揺らしながら僕のをしゃぶるなんて……本当にいやらしすぎて、僕のペニスが暴発しそうですよ。もうそろそろ射精そうなので、しっかり口で受け止めてくださいね」

光生は陰茎を咥えると頭を前後に動かし、喉奥まで陰茎を飲み込むと今度は抜けるぎりぎりまで頭を後ろに動かし再び根元まで飲み込み、それを繰り返す。奉仕する光生の口の中で、更に陰茎が太くなりビクビクッと痙攣して白濁を先端から射精する。白濁の勢いが強く、陰茎が光生の口から離れてしまい光生の顔に白濁がかかってしまう。

「あっ……ああっ……熱いっ……ぅあッ……イクッ……」

光生は顔に白濁を掛けられて興奮してしまい、自身の陰茎から射精してしまう。精子を顔にかけられて絶頂する様を一部始終、冬斗に見られてしまっていたが、腰をガクガクと揺らし快楽に蕩けたアクメ顔を晒していた。

「うっ……んあぁッ……ああっ……」
「顔にかけたのが、そんなに良かったのですか?そんなはしたないイキ顔を晒して、本当に光生くんはいやらしいですね。光生君のせいで、僕のペニスがすぐガチガチになってしまいます、ほら」
「……あっ……すごい熱くて……」

射精したばかりなのに岩のように硬い陰茎を光男は顔に押し付けられてしまい、舌を出し身悶えてしまう。

「うあぁっ……んああっ……冬斗くんの逞しいチンポが欲しいぃッ……」
「欲しいなら、おねだりしてください。おねだりの方法は、教えましたよね?」
「……は、はい……」

光生は立ち上がり玄関のドアに両手をついて、臀部を冬斗に突き出して誘うように腰を回した。

「あっ……冬斗君、見て……」
「フフフ、よく見えますよ。光生君の卑猥な腰使いが……」
「俺のいやらしい穴に……冬斗君のガチガチに硬くなったチンポを入れて……気持ちよくして……ほしいです……」

光生は両手で尻たぶを自ら広げて、普段は日の当たらない後孔を冬斗に見せつけた。

「光生君のおねだりのせいで、僕のペニスがますます硬くなって痛くなってきましたよ……責任をとってくださいね」

冬斗は、光生の後孔に陰茎の先端を当てて一気に腰を押し進めた。バックの体勢で挿入し体内を拡げる肉の圧迫感に、光生は思わず身体を仰け反らせてしまう。

「あっあああっ……!!」
「凄い、もう僕のペニスをきつく締め付けて誘ってる……光生君の身体は中もいやらしいですね」
「ンアアッ……うぅっ……ああんっ……」

光生は玄関のドアに身体を押し付けて、後ろからの肉の凶器の責めに喘いでいた。陰茎の抽送は容赦なく光生の体内の道を広げ、抉るように侵犯していた。激しい抽送に光生は合わせるように、腰を揺らし唾液を垂らして喘いでいた。

「うああっ……んンああっ……!!ああっ……激しいっ……もっとゆっくり……」
「僕のペニスをこんなにきつく締め付けられたら、ゆっくり動けませんよ。光生君の中がいやらしく蠢いてるのがわかって、ますます興奮します」

そう言うと冬斗は、光生の両腰を両手でガッチリと掴み、抽送を更に激しくし光生を責め立てた。体内を激しく抉られて、光生は唾液を吹きこぼしてしまう。

「あっーああっーだめぇッ!気持ちよくておかしくなるっ……」
「僕も光生君の中が気持ちよすぎておかしくなりそうです。一緒にイキましょうね」

冬斗は抽送する動きを緩めずに、ガツガツと光生の体内を蹂躙し、一際強く体内を突くと体内に射精した。熱い白濁を種付けされた光生は絶頂し、上半身を仰け反らせ自身の陰茎から射精する。

「んあアアッ……ああああっ……」
「フフフ、光生君、とってもよかったです」
「うぅっ……あっだめぇっ!!まだイッてるのに動かさないでッ……あァンンッ……」

まだ硬いままの陰茎は、イったばかりの体内の肉壁を遠慮なく抽送し、まだ犯したりないとばかりに自己主張していた。

「あっ……だめぇっ……んんっ……あんっ……」
「フフフ、僕のペニスが萎れるまで玄関ファックしましょうね。癖になっちゃったら困りますね。玄関に来る度に、光生君との情事を思い出して勃っちゃうかもしれませんから」
「ああっ、せめてベッドに行こっ……ひいいっ……そこはだっだめぇっ……!!」

光生の腰が抜ける寸前まで、冬斗が抽送を止めることはなかった。
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