51 / 71
第三章_星満
7.山小屋での出会い
しおりを挟む
いよいよ出発の日、新宿発七時の特急あずさで甲府に向かう。
甲府からバスに乗り換え、夜叉神峠という何だかおどろおどろしい名前の峠を越えて、南アルプス北部の登山基地・広河原に十一時頃に到着。
そこから更にバスを乗り継いで、計画通り野呂川出合のバス停を降りたのは十三時前だった。
両俣山荘まで約二時間のルート。
ザックは重かったが、鍋割山の練習登山よりも楽々歩けたように思う。
アドレナリンが出まくっていたからであろう。
山荘に到着して、先ずはテント場を借りる手続きをする為に受付に向かった。
髪がボサボサで髭面の、いかにも山男という風貌のゴツいおじさんが対応してくれた。
先輩が書類を書いている間に、ふと食堂を見てみると、そこには美しい山の風景や、凄い星空の写真が何枚も飾られていた。
「うわっ! 凄ぇっ! おじさんっ、この写真は誰が撮ったんですか?」
「あぁ、それは全部俺が撮った写真だよ」
「本当ですかっ? 僕は星の写真が撮りたくて、今日もカメラを持って来てるんですけど、後でアドバイスしてもらってもいいですか?」
「う~ん、これから夕食の準備で忙しいし、その後片付けもあるから、七時過ぎならここで話しができると思うよ」
「分かりました! 夜になったらまた来ますっ!」
手続きを終え、大急ぎでテント場に戻り、テント設営に取り掛かった。
凄い写真だった。
いつか僕にもあんな写真が撮れるようになるのだろうか?
逸る気持ちを抑えながら、夕食の準備に取り掛かる。
メニューは定番のカレーだ。
この日の為に、家でもカレーを作って練習していたので全く問題は無い。
家では一人だったが、今日は人数も多いので、作業を分担できたせいか楽に感じたくらいだ。
重い荷物を背負ってここまで歩いてきたので、めちゃくちゃ空腹になっていた。
米は大量に用意していたものを、全部炊いた。
明日の朝食用におにぎりを作って、残りが夕飯のカレーライスになる。
サラダは野菜を刻むのが面倒なので、キュウリとトマトを近くの沢で冷やしておいたものを丸かじりした。
何もかも美味しく感じた。
山で食べると何でこんなに美味しく感じるのだろうか?
ただ食事をする為だけに、山に登りに来ても損はしないだろう。
食後のコーヒーを飲み、後片付けをした。
非常食だけ残して、キャンプの為に用意した食料は食べ尽くしたので、明日の荷物はかなり軽くなっただろう。
時間は午後六時くらいだろうか?
周囲はまだ明るい。
夏至の頃に比べると、暗くなる時間は大分早くなった。
立秋を過ぎたので暦の上では秋なのだが、夏休み中だし気持ちとしてはまだまだ夏だ。
僕たちは夏休みだが、今日は月曜日なので登山客はいつもよりは少ないようだ。
山荘の様子を見てみると、夕食も終わっている様子だったので、ちょっと早いかなぁ……
と思いつつ、僕は食堂に行ってみることにした。
山小屋での知らない人たちとの交流も、登山の楽しみの一つだ。
他の部員も食堂に出向いて、コーヒーやジュースを注文して、登山談義に花を咲かせているようだ。
僕は地図とペンを持ってきていた。
どの写真をどの場所で撮ったのか、教えてもらおうと思ったのだ。
さっきは気付かなかったのだが、展示されている写真が、ポストカードになって売店で売られていた。
僕は気に入った写真を何枚か購入した。
星が写った写真だけではなく、昼間の景色の写真も気に入ったものがあった。
おじさんの姿を探してみると、受付の奥の台所で洗い物をしている様子だ。
もう少し待ってみるか……
ポストカードには、撮影者「木村和幸」と印刷されている。
ちゃんと写真集にして販売すれば、売れそうな写真だと思うのだが、それは素人考えなのだろうか?
こんな山奥の山小屋でひっそり働いているのは勿体ないっ!
山小屋で働くにしても、もう少し人気のある山域の有名な山小屋ならば、もっと人目に付いてメジャーな写真家になるチャンスがあるんじゃぁ?
などと、失礼なことを勝手に考えていた。
しばらくすると、夕食の後片付けを終えて、木村さんが食堂に出てきた。
今日は少ないけれど、馴染みのお客さんが来ている様子で、その人たちと話しが始まっていた。
月曜日の夜にここに泊まりに来ているような人は、ベテランの登山者で常連なんだろうなぁ……
と想像すると、今日が初めての本格的な登山になる僕が、あの輪の中に踏み込むのはちょっと自信が無い。
少し離れたテーブルで様子を窺っていると、木村さんが僕に気付いて手招きしてくれた。
「俺が撮った写真を気に入ってくれたみたいだけど、君も写真が好きなのかい?」
「はい。星の写真を撮りたいと思っているんですけど、家が横浜なのでちょっと長く露出していると、昼間みたいになっちゃうんですよ。
それで山奥ならちゃんと撮れるんじゃないかと思って、山岳部に入って今日はここに来ました」
「なるほど、確かにここなら街の明かりが全く届かないから、天の川も肉眼で見れるし、高感度カメラで三十秒も露出すれば、かなりいいのが撮れると思うよ」
「でも、木村さんの写真は単なる星の写真じゃなくて、山のシルエットが写っていていたり、わざと月夜に撮ったと思うんですけど、山の姿がはっきり写っている写真があったり、もう感動もんですよっ!」
「いやっ、そんなに大したもんじゃないよ。
時間が余った時になんとなく撮ってる写真だから、あんまり褒められると照れちゃうなぁ……」
「なんとなくじゃ、こんな凄い写真は撮れませんよっ!
さっき気に入った写真のポストカードを買ったんですけど、どの辺で撮ったのか教えてもらってもいいですか?」
「あぁ構わないけど」
そう言って木村さんは僕が買ったポストカードを見ながら、大体の場所を地図上で示してくれた。
僕はポストカードの隅に、①②③…… と番号を書いて、地図にもその番号を記入した。どの写真も、ここから少し離れているので、今夜は行けそうもないと気付いた。
「あの、今日は部活で来ているので勝手に行動できないんですけど、今度はソロで来ますから、もっと詳しく教えてもらってもいいですか?」
「それはいいけど、金曜の夜と土曜の夜は混むことが多いから、俺も休めなくて写真を撮りに行く暇は無いからなぁ……
君は高校生だから、土曜日の夜じゃないと泊りに来るのは難しいんじゃないかい?」
「う~ん…… ちょっと風邪ひいたことにしてみたりします……」
「まぁサボりに加担するのはどうかと思うけど、若いうちにイロイロ挑戦することには協力するよ」
「本当ですかっ? じゃぁ頑張ってバイトして秋になったらまた来ますっ!」
「秋と言っても、ここの秋は早く終わるから、遅くとも十月の最初までに来ないと、夜は外に出るのは寒くて危なくなるかな?
山小屋は十月の中旬過ぎには締めちゃうしね」
「分かりました。また連絡します! 今日はありがとうございました。
テント場の近くで写真撮ってみようと思います」
外はすっかり夜になっていた。
明日はここから北岳に登り、広河原に下山する予定なので、出発は早朝になる。
早く寝ないと皆に迷惑になるので、ゆっくり写真を撮っている時間は無い。
テント場より少し上流に行き、明かりの灯ったテントを入れた構図で北側の空を撮影してみる。
露出時間を少しずつ変えながら撮ってみて、適正な時間を探る。
次は少し下流から南側の空も同じように撮影してみた。
山小屋を入れた構図も試した。山小屋全体が少しオレンジ色に浮かび上がり、味のある写真になった。
横浜だと全体がぼんやり明るくなってしまい、昼間のような写真になってしまうのだが、ここだと山小屋以外は真っ暗闇なので、星空も写っている。
上空の星空だけの構図も撮ってみる。
肉眼でも天の川が見えているのだから、高感度カメラで三十秒露出すれば、かなりの星空が写るに違いない。
一枚撮ってはスクリーンで確認して、それらしく撮れている手応えはあったが、何せ画面が小さいので本当に上手く撮れているのかは、家に帰ってから大画面で確認してみないと自信が待てない。
そんな作業を繰り返していると、あっという間に夜九時になろうとしていた。
明日は四時に起きて、おにぎりを食べてテントを片付けて、五時過ぎにはスタートする予定だ。
今日は長時間の移動と重い荷物で疲れている。
ちゃんと体力回復しておかないと、皆に迷惑を掛ける可能性があるので、しっかり休むことも重要だ。
名残惜しいが、ほどほどにして僕はテントに戻ることにした。
甲府からバスに乗り換え、夜叉神峠という何だかおどろおどろしい名前の峠を越えて、南アルプス北部の登山基地・広河原に十一時頃に到着。
そこから更にバスを乗り継いで、計画通り野呂川出合のバス停を降りたのは十三時前だった。
両俣山荘まで約二時間のルート。
ザックは重かったが、鍋割山の練習登山よりも楽々歩けたように思う。
アドレナリンが出まくっていたからであろう。
山荘に到着して、先ずはテント場を借りる手続きをする為に受付に向かった。
髪がボサボサで髭面の、いかにも山男という風貌のゴツいおじさんが対応してくれた。
先輩が書類を書いている間に、ふと食堂を見てみると、そこには美しい山の風景や、凄い星空の写真が何枚も飾られていた。
「うわっ! 凄ぇっ! おじさんっ、この写真は誰が撮ったんですか?」
「あぁ、それは全部俺が撮った写真だよ」
「本当ですかっ? 僕は星の写真が撮りたくて、今日もカメラを持って来てるんですけど、後でアドバイスしてもらってもいいですか?」
「う~ん、これから夕食の準備で忙しいし、その後片付けもあるから、七時過ぎならここで話しができると思うよ」
「分かりました! 夜になったらまた来ますっ!」
手続きを終え、大急ぎでテント場に戻り、テント設営に取り掛かった。
凄い写真だった。
いつか僕にもあんな写真が撮れるようになるのだろうか?
逸る気持ちを抑えながら、夕食の準備に取り掛かる。
メニューは定番のカレーだ。
この日の為に、家でもカレーを作って練習していたので全く問題は無い。
家では一人だったが、今日は人数も多いので、作業を分担できたせいか楽に感じたくらいだ。
重い荷物を背負ってここまで歩いてきたので、めちゃくちゃ空腹になっていた。
米は大量に用意していたものを、全部炊いた。
明日の朝食用におにぎりを作って、残りが夕飯のカレーライスになる。
サラダは野菜を刻むのが面倒なので、キュウリとトマトを近くの沢で冷やしておいたものを丸かじりした。
何もかも美味しく感じた。
山で食べると何でこんなに美味しく感じるのだろうか?
ただ食事をする為だけに、山に登りに来ても損はしないだろう。
食後のコーヒーを飲み、後片付けをした。
非常食だけ残して、キャンプの為に用意した食料は食べ尽くしたので、明日の荷物はかなり軽くなっただろう。
時間は午後六時くらいだろうか?
周囲はまだ明るい。
夏至の頃に比べると、暗くなる時間は大分早くなった。
立秋を過ぎたので暦の上では秋なのだが、夏休み中だし気持ちとしてはまだまだ夏だ。
僕たちは夏休みだが、今日は月曜日なので登山客はいつもよりは少ないようだ。
山荘の様子を見てみると、夕食も終わっている様子だったので、ちょっと早いかなぁ……
と思いつつ、僕は食堂に行ってみることにした。
山小屋での知らない人たちとの交流も、登山の楽しみの一つだ。
他の部員も食堂に出向いて、コーヒーやジュースを注文して、登山談義に花を咲かせているようだ。
僕は地図とペンを持ってきていた。
どの写真をどの場所で撮ったのか、教えてもらおうと思ったのだ。
さっきは気付かなかったのだが、展示されている写真が、ポストカードになって売店で売られていた。
僕は気に入った写真を何枚か購入した。
星が写った写真だけではなく、昼間の景色の写真も気に入ったものがあった。
おじさんの姿を探してみると、受付の奥の台所で洗い物をしている様子だ。
もう少し待ってみるか……
ポストカードには、撮影者「木村和幸」と印刷されている。
ちゃんと写真集にして販売すれば、売れそうな写真だと思うのだが、それは素人考えなのだろうか?
こんな山奥の山小屋でひっそり働いているのは勿体ないっ!
山小屋で働くにしても、もう少し人気のある山域の有名な山小屋ならば、もっと人目に付いてメジャーな写真家になるチャンスがあるんじゃぁ?
などと、失礼なことを勝手に考えていた。
しばらくすると、夕食の後片付けを終えて、木村さんが食堂に出てきた。
今日は少ないけれど、馴染みのお客さんが来ている様子で、その人たちと話しが始まっていた。
月曜日の夜にここに泊まりに来ているような人は、ベテランの登山者で常連なんだろうなぁ……
と想像すると、今日が初めての本格的な登山になる僕が、あの輪の中に踏み込むのはちょっと自信が無い。
少し離れたテーブルで様子を窺っていると、木村さんが僕に気付いて手招きしてくれた。
「俺が撮った写真を気に入ってくれたみたいだけど、君も写真が好きなのかい?」
「はい。星の写真を撮りたいと思っているんですけど、家が横浜なのでちょっと長く露出していると、昼間みたいになっちゃうんですよ。
それで山奥ならちゃんと撮れるんじゃないかと思って、山岳部に入って今日はここに来ました」
「なるほど、確かにここなら街の明かりが全く届かないから、天の川も肉眼で見れるし、高感度カメラで三十秒も露出すれば、かなりいいのが撮れると思うよ」
「でも、木村さんの写真は単なる星の写真じゃなくて、山のシルエットが写っていていたり、わざと月夜に撮ったと思うんですけど、山の姿がはっきり写っている写真があったり、もう感動もんですよっ!」
「いやっ、そんなに大したもんじゃないよ。
時間が余った時になんとなく撮ってる写真だから、あんまり褒められると照れちゃうなぁ……」
「なんとなくじゃ、こんな凄い写真は撮れませんよっ!
さっき気に入った写真のポストカードを買ったんですけど、どの辺で撮ったのか教えてもらってもいいですか?」
「あぁ構わないけど」
そう言って木村さんは僕が買ったポストカードを見ながら、大体の場所を地図上で示してくれた。
僕はポストカードの隅に、①②③…… と番号を書いて、地図にもその番号を記入した。どの写真も、ここから少し離れているので、今夜は行けそうもないと気付いた。
「あの、今日は部活で来ているので勝手に行動できないんですけど、今度はソロで来ますから、もっと詳しく教えてもらってもいいですか?」
「それはいいけど、金曜の夜と土曜の夜は混むことが多いから、俺も休めなくて写真を撮りに行く暇は無いからなぁ……
君は高校生だから、土曜日の夜じゃないと泊りに来るのは難しいんじゃないかい?」
「う~ん…… ちょっと風邪ひいたことにしてみたりします……」
「まぁサボりに加担するのはどうかと思うけど、若いうちにイロイロ挑戦することには協力するよ」
「本当ですかっ? じゃぁ頑張ってバイトして秋になったらまた来ますっ!」
「秋と言っても、ここの秋は早く終わるから、遅くとも十月の最初までに来ないと、夜は外に出るのは寒くて危なくなるかな?
山小屋は十月の中旬過ぎには締めちゃうしね」
「分かりました。また連絡します! 今日はありがとうございました。
テント場の近くで写真撮ってみようと思います」
外はすっかり夜になっていた。
明日はここから北岳に登り、広河原に下山する予定なので、出発は早朝になる。
早く寝ないと皆に迷惑になるので、ゆっくり写真を撮っている時間は無い。
テント場より少し上流に行き、明かりの灯ったテントを入れた構図で北側の空を撮影してみる。
露出時間を少しずつ変えながら撮ってみて、適正な時間を探る。
次は少し下流から南側の空も同じように撮影してみた。
山小屋を入れた構図も試した。山小屋全体が少しオレンジ色に浮かび上がり、味のある写真になった。
横浜だと全体がぼんやり明るくなってしまい、昼間のような写真になってしまうのだが、ここだと山小屋以外は真っ暗闇なので、星空も写っている。
上空の星空だけの構図も撮ってみる。
肉眼でも天の川が見えているのだから、高感度カメラで三十秒露出すれば、かなりの星空が写るに違いない。
一枚撮ってはスクリーンで確認して、それらしく撮れている手応えはあったが、何せ画面が小さいので本当に上手く撮れているのかは、家に帰ってから大画面で確認してみないと自信が待てない。
そんな作業を繰り返していると、あっという間に夜九時になろうとしていた。
明日は四時に起きて、おにぎりを食べてテントを片付けて、五時過ぎにはスタートする予定だ。
今日は長時間の移動と重い荷物で疲れている。
ちゃんと体力回復しておかないと、皆に迷惑を掛ける可能性があるので、しっかり休むことも重要だ。
名残惜しいが、ほどほどにして僕はテントに戻ることにした。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
義姉妹百合恋愛
沢谷 暖日
青春
姫川瑞樹はある日、母親を交通事故でなくした。
「再婚するから」
そう言った父親が1ヶ月後連れてきたのは、新しい母親と、美人で可愛らしい義理の妹、楓だった。
次の日から、唐突に楓が急に積極的になる。
それもそのはず、楓にとっての瑞樹は幼稚園の頃の初恋相手だったのだ。
※他サイトにも掲載しております
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる