こいラテ。生徒会長ルート

まなづるるい

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第2話

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会長の努力の甲斐もあって、二年生の男子生徒は無事、来年度の生徒会長になった。
そして。
「欠席は、生徒会長か。珍しいな」
本当に珍しい。会長が休むなんて。
聞けば風邪を引いたとか。きっと、今まで気を張っていたんだろう。ようやく努力が実り、安心して気が緩んで、一気に疲れが押し寄せてきたのかも。
私は。

会長のお見舞いに行く。
会長の好きなスイーツを買ってお見舞いに行く。←

会長の好きなスイーツを買ってお見舞いに行く。
学校から会長の家の道中にあるコンビニで、新商品のプリンを見つけた。
会長の家の前に着いた私は。

インターフォンを押す。←
会長に電話する。

インターフォンを押す。
ピンポーン。
鳴らしてみても反応はない。寝ているのだろうか。
私は買ってきたコンビニの袋をドアノブにかけて帰ることにした。

>>>>やり直し

インターフォンを押す。
会長に電話する。←

会長に電話する。
数コール後、会長が出た。
「……はい」
「あ、会長。今会長の家の前にいるんですけど」
「鍵空いてるから入って」
会長、声が枯れてた。本当に風邪なんだ。
私は言われた通り中に入ると、二階へと上がった。
「会長」

「プリン、あるよ」←
「大丈夫ですか?」

「プリン、あるよ」
会長がプリンという言葉に反応する。返事はないが、買ってきて正解だったようだ。
「ふふ。これは冷蔵庫に入れておきますね。熱はどのくらいありますか。水分は……少しは摂れているみたいですね」
私はテーブルに置いてあるペットボトルを見ながら安堵する。
「すまない」
ああもう、声がかすかすじゃないですか。どうかこれ以上は喋らないで。
「気にしないでください。あ、マスク借りますね。ほら、これで安心」
私は。

買ってきたプリンを冷蔵庫に入れに行く。←
体温計で会長の熱を測る。

買ってきたプリンを冷蔵庫に入れに行く。
「まって」
「会長?」
「どこに行くんだ」
「さっき行ったじゃないですか。プリン、冷蔵庫に入れてきます。あ、他に何か必要なものがあれば言ってください」
「いい」
「へ」
「あとでいいから、ここにいてくれ」
「……は、はい」
驚いた。もしかしてあれだろうか。体調を崩すと人は心細くなるという。
会長、もしかして。

「一人でいるのは寂しいですか?」
「私がいないと寂しいですか?」←

「私がいないと寂しいですか?」
会長はこちらを見ると、恥ずかしそうに目を逸らす。
図星なのだろうか。
夢みたい。会長が、私を必要としてくれている。
今だけかもしれない。それでも。
私は会長の傍に行くと、会長の前髪に触れた。
「会長」
どうしよう、愛が溢れる。
会長は病人に対して不謹慎だって怒るかもしれないけど、私今、とても会長に触れていたい。
私は。

会長のおでこにキスをする。←
会長の唇にキスをする。
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