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第三章
15.
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「お前、化粧してるだろ」
担任の先生に言われたあたしは、「すっぴんがブスなんで」と答えた。それに生徒手帳には化粧を禁止とするなんて書かれてないし、自分を綺麗にみせるのが悪いことだとは思わなかった。そんなことより学校で男と女が身体を重ねることの方が注意すべき問題だと、あたしは言ってやったのだ。
教室に戻ると流と果歩が席に座っていて、スマホを弄ったり鏡をみながら前髪を整えたりしてた。
二人はあたしをみると、「おかえりぃ」と言ってくれた。
「岸に呼びだされたってほんとぉ?」
聞いてきたのは果歩だった。
「うん。化粧のこと言われた」
「まじか。そんなんでいちいち職員室に呼ぶなよなぁ」
流は相変わらずスマホを弄っている。なにをしているのかと画面を覗き込めば、猫ちゃんのゲームをしてたから思わず声がでた。
「あっ、猫ちゃんだぁ、可愛い!」
「猫ちゃん育成ゲームだよぉ。餌あげたり遊んだりして仲良し度増やすと、懐いてくれるの♡」
「きゃわわわぁ!」
あたしは猫ちゃんが好きだった。猫ちゃんならなんでも好き。猫ちゃんみると語彙力溶ける。
しばらく流の猫ちゃんに癒されていると、果歩がトイレに行ったから、あたしは流に甘えだす。
「流ぅ、あたしにもよちよちしてぇ♡」
「はいはい、よちよちぃ♡ 愛莉はほんとに甘えんぼちゃんでちゅね♡」
「えへえへ♡」
「果歩にもよちよちしてもらえばいいのにぃ」
「えぇ、果歩はやだよう。絶対きもいって言うじゃん!」
「あはは」
「ていうか果歩、香水きつくない? どんだけ色気ばら撒きたいの?」
「それな」
果歩がいない時にだけ話せる果歩の悪口は、最高に楽しかった。流はあたしがなにを言っても変な正義感を翳したりしないから、一緒にいて楽だった。
むしろ此処で、「なんで果歩のこと悪く言うの?」とでも言われたら、あたしはきっと流を嫌いになるだろう。ノリの悪い奴は嫌いだし、空気読めない奴も嫌い。あたしにとっての日常は退屈で、どいつもこいつも同じにみえた。
果歩とはうちらについてくるから一緒にいるだけで、あたしと流の中に割って入ってくるのが邪魔だなぁとさえ感じていた。
あたしは果歩が嫌いだった。
たまにしか学校にこないくせに、くれば当たり前のようにうちらのところにくるの。
なんでこっちにくるの?
あっち行けよ。邪魔だよ。香水きついんだよ。
流にベタベタ触んな。流に甘えた声だすな。流に近寄んな。あたしの流を盗るんじゃねぇよ。
あたしの頭の中は一瞬で真っ黒になって、もやもやする。
あたしは果歩が嫌いだった。
そうだ、思いだした。あたしは小長井さんのことが嫌いだったんだ。記憶はなくなってもきもちは残るんだなぁ。ま、もう会うことはないだろうからいいんだけど。
あたしの中にこんな黒いきもちがあるなんて。しかもそれを嫌だとは思わないの。これがあたしなんだって、素直に受け入れている自分がいる。
記憶をひとつ思いだす度に、次はなにを思いだすんだろうってわくわくしてる。あたしって変態なのかも。
「なににやにやしてんの?」
「またひとつ思いだしたことがあってさ」
「へぇ。今度はなにを思いだしたの?」
「あたしは流が大好きだったってこと♡」
学校での生活は順調だった。鹿児島さんがいない以外は、すべてあたしの思い通り。あとは恋のひとつやふたつでもすれば、あたしの青春時代は薔薇色よ。
「あ、いた。橋本!」
お昼休み、あたしと流が仲良くお弁当を食べていると、あたしの名前を呼ぶ声がしてそちらに視線を向ける。
すると、ドアのところに知らない男が立っていた。
「……誰?」
「あっ、俺、高松翔太!」
「高松? 誰?」
本当に知らないんだけど。もしかしてあたしの友達だったりする?
首を傾げながら記憶を辿っていると、流が小声であたしに教えてくれた。
「こないだ愛莉が話してた人じゃない? ほら、愛莉に告白してきたって人」
「は?」
ああ、そういえばいたっけそんな人。流ってば記憶力いいなぁ。そうだそうだ、確かにそんな名前だった。
「いたねそんな人。で、あたしになにか用?」
「橋本、俺とお昼食べない?」
「いま流と食べてるんだけど。目ぇみえないの? 眼科行きな?」
「あれ……なんか橋本、また雰囲気変わった?」
「そう? いつも通りだと思うけど」
「なんか辛辣になってる」
「あたしは元々辛辣だよ。興醒めしたならどっか行きな」
「ううん、しゅき……」
途端にどよめく教室に、あたしの心もどよめいた。
なんだこいつ。恥を知らぬ男なのか?
それとも周りから固めていこうってこと?
こんな危ない男に目をつけられたとか嫌なんだけど。嫌なんだけど!
恋のひとつでもふたつでもとは思ったけど、どうせするなら王子様みたいにキラキラした男と恋に落ちたいよ。
「……きしょ」
あたしが本気でドン引きしていると、流が楽しそうにクスクスと笑いだす。
「一回くらいデートしてあげればいいのにぃ」
「本当にありえないから」
高松がいなくなってからも、流は高松の話ばかりあたしに振ってくるようになった。まるで面白い話のネタをみつけたみたいに、あたしと高松を軽率にくっつけようとする。
「あたしはもっと、王子様みたいにキラキラした人がいいんだって!」
「でもさぁ、高松だって格好良くない? 王子様とはまた違うかもしれないけど」
「うーん……まぁ、確かに顔は格好良い……かも?」
言われてみれば確かにちょっとは、いや、かなり格好良い。
だけど、いくら格好良いからってあたしのタイプの顔ではないし、面白半分にくっつけようとしてくるのはどうかと思うのよ。
「でしょぉ? まだ高松のことなにも知らないんだし、色々と知ってからでもいいんじゃない?」
「……流、面白がってるでしょ」
「少し♡」
あたしははぁ、と溜息を吐くと、重い腰を持ち上げた。本当に腰が重い。えっと、確か高松は一組だったっけ。
教室をでて廊下を歩く。まっすぐ歩くだけなのに、どうしてこうも遠くに感じるんだろう。それはあたしがその気もないのに流によいしょされてのこのこときちゃったからだよ。
あたしは高松のなにを知ればいいの。なにを何処まで知れば、振っていいの。
クラスと名前は覚えた。あとはなに?
誕生日と血液型と家族構成とあとはなに?
どうでもいいよ本当にもう。高松だって、あたしじゃなくてもいいはずじゃん。どうせあれでしょ、あたしが記憶をなくしたから興味を持ってるだけでしょ?
元々のあたしになんて興味なかったんでしょ?
そんなの顔で選ぶより失礼じゃん。そんな奴のなにを知ればいいの。
やっと一組の教室の前に着くと、あたしは中を覗いてみた。
高松は後ろの方の席にいた。一番後ろの窓際の席。流と同じ席だ。
「……高松」
あたしが呼ぶと、高松はすぐに気がついた。教室はざわついていたはずなのに、あたしが大きな声で呼んだわけでもないのに、高松はすぐに気がついた。
どうして。普通、気づかないじゃん。地獄耳かよ気持ち悪い。
「橋本、どうしたの?」
そうやってすぐに犬みたいに駆け寄って、あたしが喋りだすのを待っている。
「あ、あの」
流の馬鹿。いきなりデートなんかに誘えるかよ。
「お、お弁当……明日……流も一緒なら……いい、よ?」
うおおおおっ。い、言ったぁぁぁ!
なんか流まで巻き込んじゃったけど別にいいよね?
流がよいしょしたんだもん、文句なんてないよね?
高松の顔がみれなくて、あからさまに視線を逸らす。
「やった、じゃあ明日そっちの教室に行くわ!」
「う、うん。じゃあ明日」
あ、多分、いま、高松の顔みちゃだめだ。だって高松、絶対嬉しそうな顔してる。声のトーンでわかっちゃう。嬉しそうな顔してる高松なんてみちゃったらきっとあたし、にやける。伝染る。絶対。
あたしは高松から視線を逸らしたまま、踵を返して自分の教室へと向かった。はぁ疲れた。お昼に誘うだけでこんなに疲れるなんて知らなかった。
教室に戻ると、流が楽しそうにひらひらと手を振りながらあたしを出迎えてくれた。
「おかえり愛莉ぃ♡」
「……ただいま」
「どうだったぁ?」
「明日のお昼、流とあたしの三人でお弁当食べることになった」
「えっ」
「明日のお昼、流とあたしの三人でお弁当食べることになった」
「デートじゃないのぉ……」
「当たり前でしょ。いきなりデートに誘うとかありえないから。それに流がよいしょしたんだから、流も同席するんだよ」
流はわかりやすいくらいにほっぺたをぷくうと膨らまして、不服であることをアピールした。
「そんな顔したってだめだよ」
「むう」
担任の先生に言われたあたしは、「すっぴんがブスなんで」と答えた。それに生徒手帳には化粧を禁止とするなんて書かれてないし、自分を綺麗にみせるのが悪いことだとは思わなかった。そんなことより学校で男と女が身体を重ねることの方が注意すべき問題だと、あたしは言ってやったのだ。
教室に戻ると流と果歩が席に座っていて、スマホを弄ったり鏡をみながら前髪を整えたりしてた。
二人はあたしをみると、「おかえりぃ」と言ってくれた。
「岸に呼びだされたってほんとぉ?」
聞いてきたのは果歩だった。
「うん。化粧のこと言われた」
「まじか。そんなんでいちいち職員室に呼ぶなよなぁ」
流は相変わらずスマホを弄っている。なにをしているのかと画面を覗き込めば、猫ちゃんのゲームをしてたから思わず声がでた。
「あっ、猫ちゃんだぁ、可愛い!」
「猫ちゃん育成ゲームだよぉ。餌あげたり遊んだりして仲良し度増やすと、懐いてくれるの♡」
「きゃわわわぁ!」
あたしは猫ちゃんが好きだった。猫ちゃんならなんでも好き。猫ちゃんみると語彙力溶ける。
しばらく流の猫ちゃんに癒されていると、果歩がトイレに行ったから、あたしは流に甘えだす。
「流ぅ、あたしにもよちよちしてぇ♡」
「はいはい、よちよちぃ♡ 愛莉はほんとに甘えんぼちゃんでちゅね♡」
「えへえへ♡」
「果歩にもよちよちしてもらえばいいのにぃ」
「えぇ、果歩はやだよう。絶対きもいって言うじゃん!」
「あはは」
「ていうか果歩、香水きつくない? どんだけ色気ばら撒きたいの?」
「それな」
果歩がいない時にだけ話せる果歩の悪口は、最高に楽しかった。流はあたしがなにを言っても変な正義感を翳したりしないから、一緒にいて楽だった。
むしろ此処で、「なんで果歩のこと悪く言うの?」とでも言われたら、あたしはきっと流を嫌いになるだろう。ノリの悪い奴は嫌いだし、空気読めない奴も嫌い。あたしにとっての日常は退屈で、どいつもこいつも同じにみえた。
果歩とはうちらについてくるから一緒にいるだけで、あたしと流の中に割って入ってくるのが邪魔だなぁとさえ感じていた。
あたしは果歩が嫌いだった。
たまにしか学校にこないくせに、くれば当たり前のようにうちらのところにくるの。
なんでこっちにくるの?
あっち行けよ。邪魔だよ。香水きついんだよ。
流にベタベタ触んな。流に甘えた声だすな。流に近寄んな。あたしの流を盗るんじゃねぇよ。
あたしの頭の中は一瞬で真っ黒になって、もやもやする。
あたしは果歩が嫌いだった。
そうだ、思いだした。あたしは小長井さんのことが嫌いだったんだ。記憶はなくなってもきもちは残るんだなぁ。ま、もう会うことはないだろうからいいんだけど。
あたしの中にこんな黒いきもちがあるなんて。しかもそれを嫌だとは思わないの。これがあたしなんだって、素直に受け入れている自分がいる。
記憶をひとつ思いだす度に、次はなにを思いだすんだろうってわくわくしてる。あたしって変態なのかも。
「なににやにやしてんの?」
「またひとつ思いだしたことがあってさ」
「へぇ。今度はなにを思いだしたの?」
「あたしは流が大好きだったってこと♡」
学校での生活は順調だった。鹿児島さんがいない以外は、すべてあたしの思い通り。あとは恋のひとつやふたつでもすれば、あたしの青春時代は薔薇色よ。
「あ、いた。橋本!」
お昼休み、あたしと流が仲良くお弁当を食べていると、あたしの名前を呼ぶ声がしてそちらに視線を向ける。
すると、ドアのところに知らない男が立っていた。
「……誰?」
「あっ、俺、高松翔太!」
「高松? 誰?」
本当に知らないんだけど。もしかしてあたしの友達だったりする?
首を傾げながら記憶を辿っていると、流が小声であたしに教えてくれた。
「こないだ愛莉が話してた人じゃない? ほら、愛莉に告白してきたって人」
「は?」
ああ、そういえばいたっけそんな人。流ってば記憶力いいなぁ。そうだそうだ、確かにそんな名前だった。
「いたねそんな人。で、あたしになにか用?」
「橋本、俺とお昼食べない?」
「いま流と食べてるんだけど。目ぇみえないの? 眼科行きな?」
「あれ……なんか橋本、また雰囲気変わった?」
「そう? いつも通りだと思うけど」
「なんか辛辣になってる」
「あたしは元々辛辣だよ。興醒めしたならどっか行きな」
「ううん、しゅき……」
途端にどよめく教室に、あたしの心もどよめいた。
なんだこいつ。恥を知らぬ男なのか?
それとも周りから固めていこうってこと?
こんな危ない男に目をつけられたとか嫌なんだけど。嫌なんだけど!
恋のひとつでもふたつでもとは思ったけど、どうせするなら王子様みたいにキラキラした男と恋に落ちたいよ。
「……きしょ」
あたしが本気でドン引きしていると、流が楽しそうにクスクスと笑いだす。
「一回くらいデートしてあげればいいのにぃ」
「本当にありえないから」
高松がいなくなってからも、流は高松の話ばかりあたしに振ってくるようになった。まるで面白い話のネタをみつけたみたいに、あたしと高松を軽率にくっつけようとする。
「あたしはもっと、王子様みたいにキラキラした人がいいんだって!」
「でもさぁ、高松だって格好良くない? 王子様とはまた違うかもしれないけど」
「うーん……まぁ、確かに顔は格好良い……かも?」
言われてみれば確かにちょっとは、いや、かなり格好良い。
だけど、いくら格好良いからってあたしのタイプの顔ではないし、面白半分にくっつけようとしてくるのはどうかと思うのよ。
「でしょぉ? まだ高松のことなにも知らないんだし、色々と知ってからでもいいんじゃない?」
「……流、面白がってるでしょ」
「少し♡」
あたしははぁ、と溜息を吐くと、重い腰を持ち上げた。本当に腰が重い。えっと、確か高松は一組だったっけ。
教室をでて廊下を歩く。まっすぐ歩くだけなのに、どうしてこうも遠くに感じるんだろう。それはあたしがその気もないのに流によいしょされてのこのこときちゃったからだよ。
あたしは高松のなにを知ればいいの。なにを何処まで知れば、振っていいの。
クラスと名前は覚えた。あとはなに?
誕生日と血液型と家族構成とあとはなに?
どうでもいいよ本当にもう。高松だって、あたしじゃなくてもいいはずじゃん。どうせあれでしょ、あたしが記憶をなくしたから興味を持ってるだけでしょ?
元々のあたしになんて興味なかったんでしょ?
そんなの顔で選ぶより失礼じゃん。そんな奴のなにを知ればいいの。
やっと一組の教室の前に着くと、あたしは中を覗いてみた。
高松は後ろの方の席にいた。一番後ろの窓際の席。流と同じ席だ。
「……高松」
あたしが呼ぶと、高松はすぐに気がついた。教室はざわついていたはずなのに、あたしが大きな声で呼んだわけでもないのに、高松はすぐに気がついた。
どうして。普通、気づかないじゃん。地獄耳かよ気持ち悪い。
「橋本、どうしたの?」
そうやってすぐに犬みたいに駆け寄って、あたしが喋りだすのを待っている。
「あ、あの」
流の馬鹿。いきなりデートなんかに誘えるかよ。
「お、お弁当……明日……流も一緒なら……いい、よ?」
うおおおおっ。い、言ったぁぁぁ!
なんか流まで巻き込んじゃったけど別にいいよね?
流がよいしょしたんだもん、文句なんてないよね?
高松の顔がみれなくて、あからさまに視線を逸らす。
「やった、じゃあ明日そっちの教室に行くわ!」
「う、うん。じゃあ明日」
あ、多分、いま、高松の顔みちゃだめだ。だって高松、絶対嬉しそうな顔してる。声のトーンでわかっちゃう。嬉しそうな顔してる高松なんてみちゃったらきっとあたし、にやける。伝染る。絶対。
あたしは高松から視線を逸らしたまま、踵を返して自分の教室へと向かった。はぁ疲れた。お昼に誘うだけでこんなに疲れるなんて知らなかった。
教室に戻ると、流が楽しそうにひらひらと手を振りながらあたしを出迎えてくれた。
「おかえり愛莉ぃ♡」
「……ただいま」
「どうだったぁ?」
「明日のお昼、流とあたしの三人でお弁当食べることになった」
「えっ」
「明日のお昼、流とあたしの三人でお弁当食べることになった」
「デートじゃないのぉ……」
「当たり前でしょ。いきなりデートに誘うとかありえないから。それに流がよいしょしたんだから、流も同席するんだよ」
流はわかりやすいくらいにほっぺたをぷくうと膨らまして、不服であることをアピールした。
「そんな顔したってだめだよ」
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