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海莉(兄)side.
氷空と仲の良かった、明星 灯くんと中学生の頃に灯くんと両想いになって、俺にも紹介してくれた彼氏の星霜院 風吹くん。
風吹くんは、このあたりでは有名な大きな病院の跡取り息子らしく、俺が氷空を探しているっていうのを知って灯くんも心配しているからか、よく手伝ってくれた。
灯くんが小学校3年生のときにあった事故の後、消息を絶った氷空。灯くんも意識がなかったから行方が分からなかった。探しながらだけど、大学はきちんと卒業して、いつ氷空が帰ってきてもいいようにバイトも続け、少ない合間を縫って氷空を探し続けた。
灯くんと風吹くんが、中学校を卒業するときに、風吹くんが、住み込みで働かないかと言ってくれた。
「...海莉さん、日雇いのバイト、大変そうだし、氷空くん、探す暇もあんまりないみたいだし、それに灯が氷空くんが見つかる前に、海莉さんが倒れそうって言うから...どうかな?」
ありがたい申し出だった。だから、年下に心配されて申し訳無さ半分で、承諾した。それからは、風吹くんの家で住み込みで掃除や洗濯などの家事を他のお手伝いさんと一緒にこなすようになった。
二人が高校入学して、夏休みに灯くんが事故にあったと聞いて、気が気じゃなかった。灯くんが珍しい血液型なのは知っていた。前は助かったけど、今回こそ輸血用の血がないかもしれない。しかも、風吹くんの家の病院は少し遠くて近場の、8年前の病院に搬送されたと聞いたのは、あとからだった。
だけど、そのおかげで、氷空に会えた。
8年前より少ししか大きくなっていない。だがそれも身長という意味だけで、身体の細さは異常だった。腕も足もまるで使っていないかのように、筋肉がなくなって細枝のようになってしまっていて、少しでも強く抱きしめたら折れてしまうんじゃないかと思い、優しく、でも、もう離れないように抱きしめれば、身体も骨張ってて、肋や背骨が浮き出ているのがわかった。
身体も冷え切ってて、まるで、血が通ってない人形のようで、実は氷空はもうこの世にいなくて、幽霊で会いに来てくれたのかと錯覚してしまいそうになった。
でも、事切れたように眠った氷空の頬に手を添えて首から脈を測れば、ちゃんと生きていて、ボロボロと泣きながら、胸に耳を当てれば、弱いのだろうけど、小さな心音が聴こえて、それでまた涙が出て、車椅子に座ったまま眠るのは辛いだろうと、小さな体を抱えて、灯くんの個室の病室だったおかげで備えてあったソファに寝かせて、自分の上着を掛けた。
「....よかった。....生きてた。....生きてた。」
「...海莉さん、。」
「...ごめんね。風吹くん、灯くんのお見舞いなのに。」
「...いえ、...いえ、いいんですよ。見つかって。ほんとに。よかった。」
少し涙声になっている風吹くんは、メガネを外して目元を拭っていた。
「...灯は、まだ目を覚まさないようですし、一度帰りましょう。....氷空くんも一緒に。」
「...ああ。」
「...母さんと父さんも、きっと喜んでくれますよ。先に連絡しておきます。部屋を準備してくれるでしょうから。」
「....あのお二人には、ほんとに頭が上がらないよ。」
連絡し終えた風吹くんは眠る灯くんの額にキスを落として、小さく「氷空くんが見つかりましたよ。君も早く起きて。」と呟いて、一緒に病室を出た。車椅子は車椅子置き場に戻して、氷空を上着に包んで裏口から病院を出た。
風吹くんと一緒に車に乗せてもらって、氷空を抱えたまま座った。できるだけ揺らさないように運転してもらうように、風吹くんが運転手さんに頼んでて、申し訳無さが募る。顔にも出ていたのか、風吹くんに「気にしないでください。」と言われてしまい、苦笑するしかなかった。
風吹くんの家、もとい俺の家でもあるこの辺りでは大きめな家に着くと、風吹くんのご両親である妃璃さんと和都さんが出迎えてくれた。
「おかえりなさい。風吹、海莉さん。」
「おかえり、風吹、海莉くん。」
ただいま、と二人で挨拶を返し車を下りれば、俺が抱える氷空が目に入ったのか、用意してくれた部屋に案内された。
「ごめんなさいね。急だったから客室を改良した感じになったのだけれど、大丈夫かしら。」
「とりあえず、何があってもいいように、医療器具はある程度揃えておいたんだが、...氷空くんは、大丈夫かな?」
急だったのに、用意された部屋は白で統一されて、清潔感を感じた。パッと見た感じだと病室のように見えるけれど、どことなく豪華さが滲み出て妃璃さんらしさを感じた。
「ありがとうございます。こんな急だったのに...。しかも、家族でもない俺たちのことなのに...。」
「もう家族みたいなものよ。この家で暮らしていれば、みんな家族よ。ねえ?」
「そうだとも。灯くんが退院して、氷空くんが元気になったら、ぜひ、養子にしたいと思っているところなんだが...、だめかな?」
「っ、そんな、もったいないです。俺には、氷空だけで大丈夫ですよ。俺なんて、もう成人していますし。何なら、30手前です。申し訳なさすぎます。」
会話しながら、窓際のベッドに氷空を寝かせる。氷空の状態を確認していく和都さん。脈をとった時点で、顔を顰めて黙り込んでしまった。聴診器で心音を聴いて、息を呑んだ。
「っ、これは、かなり、。」
「...大丈夫です。覚悟はできています。」
「...かなり、弱っている。血も圧倒的に足りてない。なぜこんなに無いんだ。これで生きているのが奇跡なレベルだよ。」
生きてる。やっぱり幽霊になって会いに来たんじゃなくて、ちゃんと生きて戻ってきてくれた。それだけで、俺は涙がまた出てきた。
「...っ生きてるだけで、いいです。生きてるだけで、ほんとに、...よかった。」
「...そう、こちらで出来る限りの処置をしよう。海莉くんも、この部屋で過ごすといい。ベッドを用意させよう。」
「ぇ、...そんな、恐れ多いです。...別に、だい、じょうぶです。」
「じゃあ、お願いしようかな。私達もずっといれるわけじゃないし、常に誰かが氷空くんをみててほしいから、うん。家事や掃除は片手間程度でやってくれていいから、メインは氷空くんを見ててほしいな。」
「...っ、分かりました。...ありがとうございます。」
それから、氷空は点滴を何本か挿された。水分と栄養分らしい。出来れば、輸血もしたいと聞かれたが、血液型を言えば、やっぱり珍しいどころの血液型じゃないようで、輸血は難しいということになった。取り敢えず、このまま点滴で目を覚ますのを待つということになった。
だけど、氷空が目を覚ましたのは一週間経ってからだった。それも一瞬で、再び眠りについてしまった。その後は、一日の間に片手で数えられるくらい一瞬目を覚ましては、眠るを繰り返していた。
冬が来る前に、灯くんが退院して半同棲している状態のこの家に帰ってきた。入院している間に、氷空が見つかったことは伝えてはあったが、今日会えると緊張していた。
「...灯。実は、氷空くんは、ほぼ寝たきりであまり目を覚まさないんだ。」
「...いいもん、僕は氷空が生きてるのが分かるだけでいいもん。...あの事故から、ずっと会いたかったんだ。僕が事故にあったから居なくなちゃったと思ってる。」
「...そんなことはないよ。氷空も灯くんが来たらきっと目を覚ますよ。俺たちが氷空を見つけたのは灯くんの病室なんだから。」
そんな話をしている間に、部屋についた。
綺麗なレースが刺繍されたカーテンから弱いけれど明かりが入ってきていて、電気は付けずに、ベッドの脇にいつも置いてあるスツールにそれぞれ腰掛ける。俺だけはスツールが足りなくてベッドに腰掛けた。
「...氷空、灯くんだよ。起きて、会いに来てくれたよ。」
そう声をかけると、僅かに瞼が震えた。
氷空と仲の良かった、明星 灯くんと中学生の頃に灯くんと両想いになって、俺にも紹介してくれた彼氏の星霜院 風吹くん。
風吹くんは、このあたりでは有名な大きな病院の跡取り息子らしく、俺が氷空を探しているっていうのを知って灯くんも心配しているからか、よく手伝ってくれた。
灯くんが小学校3年生のときにあった事故の後、消息を絶った氷空。灯くんも意識がなかったから行方が分からなかった。探しながらだけど、大学はきちんと卒業して、いつ氷空が帰ってきてもいいようにバイトも続け、少ない合間を縫って氷空を探し続けた。
灯くんと風吹くんが、中学校を卒業するときに、風吹くんが、住み込みで働かないかと言ってくれた。
「...海莉さん、日雇いのバイト、大変そうだし、氷空くん、探す暇もあんまりないみたいだし、それに灯が氷空くんが見つかる前に、海莉さんが倒れそうって言うから...どうかな?」
ありがたい申し出だった。だから、年下に心配されて申し訳無さ半分で、承諾した。それからは、風吹くんの家で住み込みで掃除や洗濯などの家事を他のお手伝いさんと一緒にこなすようになった。
二人が高校入学して、夏休みに灯くんが事故にあったと聞いて、気が気じゃなかった。灯くんが珍しい血液型なのは知っていた。前は助かったけど、今回こそ輸血用の血がないかもしれない。しかも、風吹くんの家の病院は少し遠くて近場の、8年前の病院に搬送されたと聞いたのは、あとからだった。
だけど、そのおかげで、氷空に会えた。
8年前より少ししか大きくなっていない。だがそれも身長という意味だけで、身体の細さは異常だった。腕も足もまるで使っていないかのように、筋肉がなくなって細枝のようになってしまっていて、少しでも強く抱きしめたら折れてしまうんじゃないかと思い、優しく、でも、もう離れないように抱きしめれば、身体も骨張ってて、肋や背骨が浮き出ているのがわかった。
身体も冷え切ってて、まるで、血が通ってない人形のようで、実は氷空はもうこの世にいなくて、幽霊で会いに来てくれたのかと錯覚してしまいそうになった。
でも、事切れたように眠った氷空の頬に手を添えて首から脈を測れば、ちゃんと生きていて、ボロボロと泣きながら、胸に耳を当てれば、弱いのだろうけど、小さな心音が聴こえて、それでまた涙が出て、車椅子に座ったまま眠るのは辛いだろうと、小さな体を抱えて、灯くんの個室の病室だったおかげで備えてあったソファに寝かせて、自分の上着を掛けた。
「....よかった。....生きてた。....生きてた。」
「...海莉さん、。」
「...ごめんね。風吹くん、灯くんのお見舞いなのに。」
「...いえ、...いえ、いいんですよ。見つかって。ほんとに。よかった。」
少し涙声になっている風吹くんは、メガネを外して目元を拭っていた。
「...灯は、まだ目を覚まさないようですし、一度帰りましょう。....氷空くんも一緒に。」
「...ああ。」
「...母さんと父さんも、きっと喜んでくれますよ。先に連絡しておきます。部屋を準備してくれるでしょうから。」
「....あのお二人には、ほんとに頭が上がらないよ。」
連絡し終えた風吹くんは眠る灯くんの額にキスを落として、小さく「氷空くんが見つかりましたよ。君も早く起きて。」と呟いて、一緒に病室を出た。車椅子は車椅子置き場に戻して、氷空を上着に包んで裏口から病院を出た。
風吹くんと一緒に車に乗せてもらって、氷空を抱えたまま座った。できるだけ揺らさないように運転してもらうように、風吹くんが運転手さんに頼んでて、申し訳無さが募る。顔にも出ていたのか、風吹くんに「気にしないでください。」と言われてしまい、苦笑するしかなかった。
風吹くんの家、もとい俺の家でもあるこの辺りでは大きめな家に着くと、風吹くんのご両親である妃璃さんと和都さんが出迎えてくれた。
「おかえりなさい。風吹、海莉さん。」
「おかえり、風吹、海莉くん。」
ただいま、と二人で挨拶を返し車を下りれば、俺が抱える氷空が目に入ったのか、用意してくれた部屋に案内された。
「ごめんなさいね。急だったから客室を改良した感じになったのだけれど、大丈夫かしら。」
「とりあえず、何があってもいいように、医療器具はある程度揃えておいたんだが、...氷空くんは、大丈夫かな?」
急だったのに、用意された部屋は白で統一されて、清潔感を感じた。パッと見た感じだと病室のように見えるけれど、どことなく豪華さが滲み出て妃璃さんらしさを感じた。
「ありがとうございます。こんな急だったのに...。しかも、家族でもない俺たちのことなのに...。」
「もう家族みたいなものよ。この家で暮らしていれば、みんな家族よ。ねえ?」
「そうだとも。灯くんが退院して、氷空くんが元気になったら、ぜひ、養子にしたいと思っているところなんだが...、だめかな?」
「っ、そんな、もったいないです。俺には、氷空だけで大丈夫ですよ。俺なんて、もう成人していますし。何なら、30手前です。申し訳なさすぎます。」
会話しながら、窓際のベッドに氷空を寝かせる。氷空の状態を確認していく和都さん。脈をとった時点で、顔を顰めて黙り込んでしまった。聴診器で心音を聴いて、息を呑んだ。
「っ、これは、かなり、。」
「...大丈夫です。覚悟はできています。」
「...かなり、弱っている。血も圧倒的に足りてない。なぜこんなに無いんだ。これで生きているのが奇跡なレベルだよ。」
生きてる。やっぱり幽霊になって会いに来たんじゃなくて、ちゃんと生きて戻ってきてくれた。それだけで、俺は涙がまた出てきた。
「...っ生きてるだけで、いいです。生きてるだけで、ほんとに、...よかった。」
「...そう、こちらで出来る限りの処置をしよう。海莉くんも、この部屋で過ごすといい。ベッドを用意させよう。」
「ぇ、...そんな、恐れ多いです。...別に、だい、じょうぶです。」
「じゃあ、お願いしようかな。私達もずっといれるわけじゃないし、常に誰かが氷空くんをみててほしいから、うん。家事や掃除は片手間程度でやってくれていいから、メインは氷空くんを見ててほしいな。」
「...っ、分かりました。...ありがとうございます。」
それから、氷空は点滴を何本か挿された。水分と栄養分らしい。出来れば、輸血もしたいと聞かれたが、血液型を言えば、やっぱり珍しいどころの血液型じゃないようで、輸血は難しいということになった。取り敢えず、このまま点滴で目を覚ますのを待つということになった。
だけど、氷空が目を覚ましたのは一週間経ってからだった。それも一瞬で、再び眠りについてしまった。その後は、一日の間に片手で数えられるくらい一瞬目を覚ましては、眠るを繰り返していた。
冬が来る前に、灯くんが退院して半同棲している状態のこの家に帰ってきた。入院している間に、氷空が見つかったことは伝えてはあったが、今日会えると緊張していた。
「...灯。実は、氷空くんは、ほぼ寝たきりであまり目を覚まさないんだ。」
「...いいもん、僕は氷空が生きてるのが分かるだけでいいもん。...あの事故から、ずっと会いたかったんだ。僕が事故にあったから居なくなちゃったと思ってる。」
「...そんなことはないよ。氷空も灯くんが来たらきっと目を覚ますよ。俺たちが氷空を見つけたのは灯くんの病室なんだから。」
そんな話をしている間に、部屋についた。
綺麗なレースが刺繍されたカーテンから弱いけれど明かりが入ってきていて、電気は付けずに、ベッドの脇にいつも置いてあるスツールにそれぞれ腰掛ける。俺だけはスツールが足りなくてベッドに腰掛けた。
「...氷空、灯くんだよ。起きて、会いに来てくれたよ。」
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