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「な、なんだこれは……!?」
翌朝、王城のメインホールにある巨大な掲示板の前に、黒山の人だかりができていた。
ざわめきが波紋のように広がっていく。
そこに貼り出されていたのは、模造紙数枚にわたる巨大な棒グラフと、詳細な数値データだった。
タイトルは**『王城内業務実績および生産性に関する公開レポート(本日付)』**。
「おい見ろよ、この一番左のグラフ……『カロリーナ・バーンスタイン』の処理案件数、突き抜けて天井を突破してるぞ……」
「一日で決裁数四百五十件!? ミス発生率〇パーセント!? 人間かよ……」
「で、その隣の『ミミ男爵令嬢』のグラフ……これ、下に向かって伸びてないか?」
「『書類紛失数・十二件』『執務室滞在時間のうち、ティータイムが占める割合・九割』『器物破損による損害額・金貨三枚』……」
見ている文官やメイドたちの顔色が、サーッと変わっていく。
そこに、コツ、コツ、と冷ややかなヒールの音が響いた。
人波がモーゼの海のように割れる。
現れたのは、完璧な身なりの私と、護衛のギルバート様だ。
「おはようございます、皆様。本日の業務開始前の朝礼(ブリーフィング)を始めます」
私は指示棒を手に持ち、掲示板をパン! と叩いた。
「現在、城内で『私がミミ嬢をいじめている』という噂が流布しておりますが、このデータをご覧いただければ、それが『物理的に不可能』であることが証明されます」
私はグラフを指し示した。
「まず、私の昨日の稼働データです。朝八時の出勤から退勤まで、トイレ休憩二回(計八分)を除き、全ての時間を執務デスクでの作業と会議に費やしております。一分一秒の隙間もありません」
私は眼鏡を光らせ、周囲を見渡した。
「質問です。私がいつ、どこで、ミミ嬢のティーセットに泥を入れる暇があったのでしょうか? 泥を採取し、混入させ、現場から立ち去るには最低でも十五分のロスが発生します。そんな非効率な行動をすれば、私の処理グラフはこのように……」
私は赤ペンでグラフに線を引いた。
「ガクンと下がります。ですが現実は、右肩上がりの一直線。――これが私のアリバイ(鉄壁の証明)です」
「あ、ああっ……確かに……」
「あの仕事量を見れば、いじめなんてしてる暇ないよな……」
周囲の空気が変わり始めた。
そこへ、タイミング悪く(あるいは良く)、当の本人が現れた。
「な、なんなんですかぁ! この張り紙はっ!」
ミミ嬢が、殿下を引き連れて駆け寄ってきた。
自分の名前の下に伸びる『マイナス評価』の赤い棒グラフを見て、顔を真っ赤にする。
「ひどいっ! こんなの、公開処刑じゃないですかぁ! 数字で人の価値が測れるんですか!?」
「測れます」
私は即答した。
「職場においては、成果こそが全てです。愛嬌や笑顔は『福利厚生』にはなりますが、『業績』にはなりません」
「うぐっ……で、でもぉ! ミミがいじめられたのは本当なんです! 誰も見てないところで、こっそり……」
「こっそり? それも不可能です」
私はパチンと指を鳴らした。
背後のギルバート様が、一枚の地図を掲示した。
「これは城内の『監視魔導具(セキュリティ・カメラ)』の配置図と、ログ解析結果です」
「えっ」
「ミミ嬢。貴女が『いじめられた』と主張する時間帯、貴女は東棟のサロンで、取り巻きの令嬢たちとお茶会をしていましたね? その時の音声データも残っています」
私は懐から録音魔導具を取り出し、再生ボタンを押した。
『キャハハ! 見てあの堅物メガネ! 一生書類と結婚してればいいのよ!』
『ホントホント~! 殿下はミミちゃんに夢中だし、あの女、そろそろ追い出されるんじゃない?』
『あ、そうだ、みんなで噂流しちゃお! いじめられてるって嘘つけば、同情票が集まるしぃ~☆』
クリアな音声が、ホールに響き渡る。
ミミ嬢の顔から、血の気が引いていく。
「な……な、なんですかこれぇ……!」
「出処(ソース)の特定完了です」
私は冷ややかに告げた。
「この音声は、貴女が『警備が手薄だから安心』と言っていたサロンの、観葉植物の裏に設置された魔導具のものです。――残念でしたね。私が着任して最初にやった仕事は、『城内全域のセキュリティホールの塞ぎ込み』ですよ」
「う、嘘……」
ざわざわ……。
周囲の視線が、同情から軽蔑へと変わっていく。
「おい、聞いたか? 自分で『嘘つけばいい』って……」
「最低だな……」
「俺たち、騙されてたのか?」
「仕事もしないで、足引っ張ってただけかよ……」
針のむしろとは、まさにこのことだ。
ミミ嬢は震え出し、助けを求めるように殿下を見上げた。
「で、殿下ぁ……! 違います、これは合成音声ですぅ! カロリーナ様が作ったニセモノですぅ!」
「……」
エドワード殿下は、蒼白な顔で録音機とミミ嬢を交互に見ていた。
さすがの彼でも、この動かぬ証拠(エビデンス)を前にしては、擁護のしようがないらしい。
「ミミ……君、本当にそんなことを……?」
「ち、違いますってばぁ! 信じてくださいよぉ!」
ミミ嬢が殿下の服を掴むが、殿下は力なくその手を振りほどいた。
「……少し、頭を冷やしたい」
殿下はよろめくように踵を返し、執務室へと去っていった。
「で、殿下ぁ! 待ってくださいぃ!」
ミミ嬢は慌てて追いかけようとしたが、ギルバート様が立ちはだかった。
「おっと。ミミ男爵令嬢」
ギルバート様は、冷え冷えとした笑顔で見下ろした。
「業務妨害、および虚偽報告による名誉毀損。これらは立派な処罰対象だ。……後でたっぷりと、聴取をさせてもらうからな」
「ひぃっ!?」
ミミ嬢は腰を抜かし、その場にぺたんと座り込んだ。
私はそれを見下ろし、眼鏡の位置を直した。
「さて、皆様。ショーは終わりです。誤解も解けたところで、業務に戻りましょう」
私はパンパンと手を叩いた。
「本日の目標(ノルマ)は、昨日より五パーセントアップです。無駄口を叩いている暇があれば、手を動かしてください。時間は金(コスト)ですよ!」
「「「は、はいっ!!」」」
文官たちが蜘蛛の子を散らすように自分の持ち場へ走っていく。
その背中には、「あの女を敵に回してはいけない」という強烈な教訓が刻まれていたことだろう。
「……ふう。これで少しは静かになりますね」
私が呟くと、ギルバート様が呆れたように笑った。
「鮮やかすぎるだろう。まさか盗聴……いや、音声ログまで取っていたとは」
「リスク管理の一環です。火のない所に煙は立ちませんが、放火魔がいれば火事は起きますからね」
私は満足げに掲示板のグラフを眺めた。
私の完璧な仕事ぶりを示す右肩上がりのライン。
それはどんな芸術作品よりも美しく、私の心を癒やしてくれた。
だが、これで終わりではない。
城の中枢に戻ったことで、私は気づいてしまったのだ。
殿下の机の奥深くに眠っていた、さらに厄介な案件の存在に。
「……ギルバート様。午後からは王城を出ますよ」
「え? どこへ?」
「監査のついでに見つけました。隣国との『貿易協定書』の原本が……紛失しているようです」
「はあああああ!?」
ギルバート様の絶叫が、またしても城内に響き渡るのだった。
翌朝、王城のメインホールにある巨大な掲示板の前に、黒山の人だかりができていた。
ざわめきが波紋のように広がっていく。
そこに貼り出されていたのは、模造紙数枚にわたる巨大な棒グラフと、詳細な数値データだった。
タイトルは**『王城内業務実績および生産性に関する公開レポート(本日付)』**。
「おい見ろよ、この一番左のグラフ……『カロリーナ・バーンスタイン』の処理案件数、突き抜けて天井を突破してるぞ……」
「一日で決裁数四百五十件!? ミス発生率〇パーセント!? 人間かよ……」
「で、その隣の『ミミ男爵令嬢』のグラフ……これ、下に向かって伸びてないか?」
「『書類紛失数・十二件』『執務室滞在時間のうち、ティータイムが占める割合・九割』『器物破損による損害額・金貨三枚』……」
見ている文官やメイドたちの顔色が、サーッと変わっていく。
そこに、コツ、コツ、と冷ややかなヒールの音が響いた。
人波がモーゼの海のように割れる。
現れたのは、完璧な身なりの私と、護衛のギルバート様だ。
「おはようございます、皆様。本日の業務開始前の朝礼(ブリーフィング)を始めます」
私は指示棒を手に持ち、掲示板をパン! と叩いた。
「現在、城内で『私がミミ嬢をいじめている』という噂が流布しておりますが、このデータをご覧いただければ、それが『物理的に不可能』であることが証明されます」
私はグラフを指し示した。
「まず、私の昨日の稼働データです。朝八時の出勤から退勤まで、トイレ休憩二回(計八分)を除き、全ての時間を執務デスクでの作業と会議に費やしております。一分一秒の隙間もありません」
私は眼鏡を光らせ、周囲を見渡した。
「質問です。私がいつ、どこで、ミミ嬢のティーセットに泥を入れる暇があったのでしょうか? 泥を採取し、混入させ、現場から立ち去るには最低でも十五分のロスが発生します。そんな非効率な行動をすれば、私の処理グラフはこのように……」
私は赤ペンでグラフに線を引いた。
「ガクンと下がります。ですが現実は、右肩上がりの一直線。――これが私のアリバイ(鉄壁の証明)です」
「あ、ああっ……確かに……」
「あの仕事量を見れば、いじめなんてしてる暇ないよな……」
周囲の空気が変わり始めた。
そこへ、タイミング悪く(あるいは良く)、当の本人が現れた。
「な、なんなんですかぁ! この張り紙はっ!」
ミミ嬢が、殿下を引き連れて駆け寄ってきた。
自分の名前の下に伸びる『マイナス評価』の赤い棒グラフを見て、顔を真っ赤にする。
「ひどいっ! こんなの、公開処刑じゃないですかぁ! 数字で人の価値が測れるんですか!?」
「測れます」
私は即答した。
「職場においては、成果こそが全てです。愛嬌や笑顔は『福利厚生』にはなりますが、『業績』にはなりません」
「うぐっ……で、でもぉ! ミミがいじめられたのは本当なんです! 誰も見てないところで、こっそり……」
「こっそり? それも不可能です」
私はパチンと指を鳴らした。
背後のギルバート様が、一枚の地図を掲示した。
「これは城内の『監視魔導具(セキュリティ・カメラ)』の配置図と、ログ解析結果です」
「えっ」
「ミミ嬢。貴女が『いじめられた』と主張する時間帯、貴女は東棟のサロンで、取り巻きの令嬢たちとお茶会をしていましたね? その時の音声データも残っています」
私は懐から録音魔導具を取り出し、再生ボタンを押した。
『キャハハ! 見てあの堅物メガネ! 一生書類と結婚してればいいのよ!』
『ホントホント~! 殿下はミミちゃんに夢中だし、あの女、そろそろ追い出されるんじゃない?』
『あ、そうだ、みんなで噂流しちゃお! いじめられてるって嘘つけば、同情票が集まるしぃ~☆』
クリアな音声が、ホールに響き渡る。
ミミ嬢の顔から、血の気が引いていく。
「な……な、なんですかこれぇ……!」
「出処(ソース)の特定完了です」
私は冷ややかに告げた。
「この音声は、貴女が『警備が手薄だから安心』と言っていたサロンの、観葉植物の裏に設置された魔導具のものです。――残念でしたね。私が着任して最初にやった仕事は、『城内全域のセキュリティホールの塞ぎ込み』ですよ」
「う、嘘……」
ざわざわ……。
周囲の視線が、同情から軽蔑へと変わっていく。
「おい、聞いたか? 自分で『嘘つけばいい』って……」
「最低だな……」
「俺たち、騙されてたのか?」
「仕事もしないで、足引っ張ってただけかよ……」
針のむしろとは、まさにこのことだ。
ミミ嬢は震え出し、助けを求めるように殿下を見上げた。
「で、殿下ぁ……! 違います、これは合成音声ですぅ! カロリーナ様が作ったニセモノですぅ!」
「……」
エドワード殿下は、蒼白な顔で録音機とミミ嬢を交互に見ていた。
さすがの彼でも、この動かぬ証拠(エビデンス)を前にしては、擁護のしようがないらしい。
「ミミ……君、本当にそんなことを……?」
「ち、違いますってばぁ! 信じてくださいよぉ!」
ミミ嬢が殿下の服を掴むが、殿下は力なくその手を振りほどいた。
「……少し、頭を冷やしたい」
殿下はよろめくように踵を返し、執務室へと去っていった。
「で、殿下ぁ! 待ってくださいぃ!」
ミミ嬢は慌てて追いかけようとしたが、ギルバート様が立ちはだかった。
「おっと。ミミ男爵令嬢」
ギルバート様は、冷え冷えとした笑顔で見下ろした。
「業務妨害、および虚偽報告による名誉毀損。これらは立派な処罰対象だ。……後でたっぷりと、聴取をさせてもらうからな」
「ひぃっ!?」
ミミ嬢は腰を抜かし、その場にぺたんと座り込んだ。
私はそれを見下ろし、眼鏡の位置を直した。
「さて、皆様。ショーは終わりです。誤解も解けたところで、業務に戻りましょう」
私はパンパンと手を叩いた。
「本日の目標(ノルマ)は、昨日より五パーセントアップです。無駄口を叩いている暇があれば、手を動かしてください。時間は金(コスト)ですよ!」
「「「は、はいっ!!」」」
文官たちが蜘蛛の子を散らすように自分の持ち場へ走っていく。
その背中には、「あの女を敵に回してはいけない」という強烈な教訓が刻まれていたことだろう。
「……ふう。これで少しは静かになりますね」
私が呟くと、ギルバート様が呆れたように笑った。
「鮮やかすぎるだろう。まさか盗聴……いや、音声ログまで取っていたとは」
「リスク管理の一環です。火のない所に煙は立ちませんが、放火魔がいれば火事は起きますからね」
私は満足げに掲示板のグラフを眺めた。
私の完璧な仕事ぶりを示す右肩上がりのライン。
それはどんな芸術作品よりも美しく、私の心を癒やしてくれた。
だが、これで終わりではない。
城の中枢に戻ったことで、私は気づいてしまったのだ。
殿下の机の奥深くに眠っていた、さらに厄介な案件の存在に。
「……ギルバート様。午後からは王城を出ますよ」
「え? どこへ?」
「監査のついでに見つけました。隣国との『貿易協定書』の原本が……紛失しているようです」
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