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ズドォォォォン!!
王家の離宮の静寂を破り、爆音が轟いた。
私の目の前で、堅牢な樫の木の扉が、まるで紙細工のように粉砕され、木片となって飛び散った。
濛々(もうもう)と立ち込める砂煙。
その中から現れたのは、白銀の鎧を纏い、抜き身の剣を手にした一人の騎士だった。
「カロリーナァァァァァ!!」
ギルバート・フォン・ラインハルト。
彼は血走った目で部屋の中を睨み回し、ソファで優雅に紅茶を飲んでいる私を見つけると、悲痛な叫びを上げて駆け寄ってきた。
「無事か!? 怪我はないか!? あのバカ王子に何かされなかったか!?」
彼は私の肩を掴み、頭のてっぺんからつま先まで、素早く検分する。
「指一本でも触れられていたら、今すぐ奴の腕を切り落としに行く!」
「落ち着いてください、ギルバート様。過剰防衛です」
私はカップを置き、冷静に彼の乱れた前髪を直してあげた。
「私は無傷です。被害があったとすれば、この部屋の色彩感覚による視神経へのダメージと、貴方が壊した扉の修繕費くらいですね」
「扉など知るか! 君が無事なら、城の一つや二つ壊しても構わん!」
ギルバート様は私を強く抱きしめた。
ガシャリ、と鎧の硬い感触が伝わる。
しかし、そこから伝わってくる体温と、激しい心臓の鼓動は、彼がどれほど焦り、心配していたかを雄弁に物語っていた。
「……よかった。本当に……奪われたかと思った」
彼の震える声に、私の胸の奥がキュッと痛んだ。
(……非効率ですね)
私は心の中で呟いた。
たかが私一人のために、国境からここまで馬を飛ばし、扉を破壊し、息を切らせている。
エネルギーの無駄遣いだ。
でも。
「……お待たせしました。迎えに来てくれて、ありがとうございます」
私は少しだけ身を預け、小さく礼を言った。
その非効率さが、今は少しだけ心地よかった。
「待てぇぇぇい!!」
その感動の再会(?)をぶち壊すように、廊下からヒステリックな声が響いた。
「離れろ! 僕のカロリーナから離れろ、泥棒猫!」
エドワード殿下だ。
後ろに数十人の近衛兵を引き連れ、顔を真っ赤にして地団駄を踏んでいる。
「ギルバート! 貴様、騎士団長の分際で王太子の婚約者を奪う気か! これは反逆罪だぞ!」
「反逆? 笑わせないでいただきたい」
ギルバート様は私を背に庇い、ゆっくりと殿下に向き直った。
その瞳に宿る殺気に、近衛兵たちがビクリと後退る。
「殿下。貴方は彼女を一度捨てた。そして今、不当な手段で拘束した。これは『婚約』ではない。『誘拐監禁』という犯罪だ」
「う、うるさい! 愛があれば犯罪じゃないんだよ! ミミがそう言ってた!」
「その腐った理屈、法廷で通用するか試してみるか?」
ギルバート様は剣先を殿下に向けた。
「俺は騎士として、国の法と正義を守る。そして何より――」
彼は一瞬だけ言葉を切り、背後の私を振り返った。
「彼女は、この国の『頭脳』だ。彼女がいなければ、この国は三日で立ち行かなくなる。彼女を守ることは、国益を守ることと同義だ!」
「へっ、国益? つまらない理由だな!」
殿下は鼻で笑った。
「所詮は仕事か。僕は違うぞ! 僕は彼女を愛しているから閉じ込めるんだ! 愛の深さが違うんだよ!」
「……違うな」
ギルバート様は静かに首を振った。
「俺が剣を抜いた理由は、国益だけではない」
「あ?」
「俺は!」
ギルバート様は大音量で叫んだ。
「俺は、彼女に惚れているんだ! 彼女の冷徹なツッコミがないと生きていけない体になってしまったんだ! 彼女の淹れる紅茶以外は飲みたくないんだ!」
「は?」
殿下も兵士たちも、ポカンと口を開けた。
「彼女は国の宝であり、俺の心臓(ハート)だ! 心臓を奪われて生きていける人間がいるか!? だから返すわけにはいかん!!」
「…………」
部屋に、奇妙な沈黙が流れた。
私は思わず、眼鏡をずり落ちそうになった。
(……この人、今、全軍の前で何をカミングアウトしたのでしょうか)
「こ、告白……?」
「騎士団長、ガチじゃん……」
兵士たちがヒソヒソと囁き合う。
殿下は顔を真っ赤にして、「き、気持ち悪いことを大声で言うな!」と叫んだ。
「ええい、やっちまえ! その不埒な男を捕らえろ!」
「はっ!」
兵士たちが一斉に襲いかかってくる。
ギルバート様は不敵に笑い、剣を構えた。
「カロリーナ、下がっていろ。……三分で片付ける」
「三分? 見積もりが甘いですね」
私は懐中時計を取り出した。
「相手は三十人。貴方の剣技(スペック)と廊下の狭さ(地形効果)を考慮すれば、一分半で十分です」
「ハッ! 厳しい上官殿だ!」
ギルバート様は床を蹴った。
速い。
銀色の閃光が走り、先頭の兵士の剣を弾き飛ばす。
「うわっ!?」
「邪魔だ! 俺は急いでいる!」
彼は峰打ちで次々と兵士を無力化していく。
殺さず、傷つけず、ただ戦闘不能にする。
その動きは洗練され、無駄がなく――美しいとさえ思えた。
(……ふむ。身体能力のパラメータはSランクですね)
私は冷静に分析しながら、倒れた兵士たちの隙間を縫って歩き出した。
「ひ、ひぃぃぃ! 来るな! 化け物!」
殿下はギルバート様の強さに恐れをなし、後ずさりして尻餅をついた。
あっという間に、立っているのは殿下だけになった。
「一分二十秒。……新記録ですね」
私はギルバート様の隣に立ち、倒れ伏す兵士たちの山を見下ろした。
「さあ、殿下。チェックメイトです」
「く、くそぉ……! 覚えてろよ! 父上に言いつけてやる! お前たちなんて、国家反逆罪で処刑だ!」
殿下は涙目で喚き散らす。
まだ自分が権力を持っていると信じているようだ。
哀れな人。
私は懐に手を入れた。
そこには、先ほど金庫から回収した『黒い帳簿』がある。
「言いつける? いいですね、是非そうしてください」
私はにっこりと笑った。
「その時は、この『裏帳簿』も一緒に提出させていただきますので」
「えっ」
殿下の顔が凍りついた。
「な、なぜそれを……」
「金庫のセキュリティがザルでしたから。……殿下。この帳簿が公になれば、処刑されるのは誰でしょうね?」
「あ、あわ、あわわ……」
「行きましょう、ギルバート様。ここに長居は無用です」
私は殿下を一瞥もせず、出口へと向かった。
ギルバート様は剣を納め、殿下を冷ややかに見下ろした。
「……命拾いしましたな、殿下。彼女が『法的手段』を選んでくれたおかげで、俺に斬られずに済んだ」
「ひぃっ!」
私たちは堂々と離宮を出た。
外には、ギルバート様が連れてきた精鋭部隊と、そしてなぜか隣国のヴィクトル陛下まで待機していた。
「ほう。自力で出てきたか。つまらん」
ヴィクトル陛下は馬上で不満そうに言ったが、その目は楽しそうだ。
「だが、見事な救出劇だった。褒めてやるぞ、騎士団長」
「余計なお世話だ」
ギルバート様は私を抱き上げ、自分の馬に乗せた。
「さあ、帰るぞ、カロリーナ。王城へ。……そして、終わらせよう」
「はい」
私は彼の背中にしがみつき、頷いた。
風が吹き抜ける。
その風は、腐敗した王国を一掃する、嵐の前の予兆のようだった。
「……ところで、ギルバート様」
馬が走り出してから、私は耳元で囁いた。
「ん? なんだ?」
「先ほどの『俺の心臓』発言。医学的に誤りです。心臓は血液循環ポンプであり、思考や感情を司るのは脳です」
「……そこは『ロマンチックだ』と喜ぶところだぞ、カロリーナ」
「非論理的ですが……まあ、悪くはありませんでした」
「!?」
ギルバート様の耳が赤くなるのが見えた。
私は彼の背中に顔を埋め、こっそりと笑った。
さあ、次は本当の戦い。
不正会計の摘発だ。
王家の離宮の静寂を破り、爆音が轟いた。
私の目の前で、堅牢な樫の木の扉が、まるで紙細工のように粉砕され、木片となって飛び散った。
濛々(もうもう)と立ち込める砂煙。
その中から現れたのは、白銀の鎧を纏い、抜き身の剣を手にした一人の騎士だった。
「カロリーナァァァァァ!!」
ギルバート・フォン・ラインハルト。
彼は血走った目で部屋の中を睨み回し、ソファで優雅に紅茶を飲んでいる私を見つけると、悲痛な叫びを上げて駆け寄ってきた。
「無事か!? 怪我はないか!? あのバカ王子に何かされなかったか!?」
彼は私の肩を掴み、頭のてっぺんからつま先まで、素早く検分する。
「指一本でも触れられていたら、今すぐ奴の腕を切り落としに行く!」
「落ち着いてください、ギルバート様。過剰防衛です」
私はカップを置き、冷静に彼の乱れた前髪を直してあげた。
「私は無傷です。被害があったとすれば、この部屋の色彩感覚による視神経へのダメージと、貴方が壊した扉の修繕費くらいですね」
「扉など知るか! 君が無事なら、城の一つや二つ壊しても構わん!」
ギルバート様は私を強く抱きしめた。
ガシャリ、と鎧の硬い感触が伝わる。
しかし、そこから伝わってくる体温と、激しい心臓の鼓動は、彼がどれほど焦り、心配していたかを雄弁に物語っていた。
「……よかった。本当に……奪われたかと思った」
彼の震える声に、私の胸の奥がキュッと痛んだ。
(……非効率ですね)
私は心の中で呟いた。
たかが私一人のために、国境からここまで馬を飛ばし、扉を破壊し、息を切らせている。
エネルギーの無駄遣いだ。
でも。
「……お待たせしました。迎えに来てくれて、ありがとうございます」
私は少しだけ身を預け、小さく礼を言った。
その非効率さが、今は少しだけ心地よかった。
「待てぇぇぇい!!」
その感動の再会(?)をぶち壊すように、廊下からヒステリックな声が響いた。
「離れろ! 僕のカロリーナから離れろ、泥棒猫!」
エドワード殿下だ。
後ろに数十人の近衛兵を引き連れ、顔を真っ赤にして地団駄を踏んでいる。
「ギルバート! 貴様、騎士団長の分際で王太子の婚約者を奪う気か! これは反逆罪だぞ!」
「反逆? 笑わせないでいただきたい」
ギルバート様は私を背に庇い、ゆっくりと殿下に向き直った。
その瞳に宿る殺気に、近衛兵たちがビクリと後退る。
「殿下。貴方は彼女を一度捨てた。そして今、不当な手段で拘束した。これは『婚約』ではない。『誘拐監禁』という犯罪だ」
「う、うるさい! 愛があれば犯罪じゃないんだよ! ミミがそう言ってた!」
「その腐った理屈、法廷で通用するか試してみるか?」
ギルバート様は剣先を殿下に向けた。
「俺は騎士として、国の法と正義を守る。そして何より――」
彼は一瞬だけ言葉を切り、背後の私を振り返った。
「彼女は、この国の『頭脳』だ。彼女がいなければ、この国は三日で立ち行かなくなる。彼女を守ることは、国益を守ることと同義だ!」
「へっ、国益? つまらない理由だな!」
殿下は鼻で笑った。
「所詮は仕事か。僕は違うぞ! 僕は彼女を愛しているから閉じ込めるんだ! 愛の深さが違うんだよ!」
「……違うな」
ギルバート様は静かに首を振った。
「俺が剣を抜いた理由は、国益だけではない」
「あ?」
「俺は!」
ギルバート様は大音量で叫んだ。
「俺は、彼女に惚れているんだ! 彼女の冷徹なツッコミがないと生きていけない体になってしまったんだ! 彼女の淹れる紅茶以外は飲みたくないんだ!」
「は?」
殿下も兵士たちも、ポカンと口を開けた。
「彼女は国の宝であり、俺の心臓(ハート)だ! 心臓を奪われて生きていける人間がいるか!? だから返すわけにはいかん!!」
「…………」
部屋に、奇妙な沈黙が流れた。
私は思わず、眼鏡をずり落ちそうになった。
(……この人、今、全軍の前で何をカミングアウトしたのでしょうか)
「こ、告白……?」
「騎士団長、ガチじゃん……」
兵士たちがヒソヒソと囁き合う。
殿下は顔を真っ赤にして、「き、気持ち悪いことを大声で言うな!」と叫んだ。
「ええい、やっちまえ! その不埒な男を捕らえろ!」
「はっ!」
兵士たちが一斉に襲いかかってくる。
ギルバート様は不敵に笑い、剣を構えた。
「カロリーナ、下がっていろ。……三分で片付ける」
「三分? 見積もりが甘いですね」
私は懐中時計を取り出した。
「相手は三十人。貴方の剣技(スペック)と廊下の狭さ(地形効果)を考慮すれば、一分半で十分です」
「ハッ! 厳しい上官殿だ!」
ギルバート様は床を蹴った。
速い。
銀色の閃光が走り、先頭の兵士の剣を弾き飛ばす。
「うわっ!?」
「邪魔だ! 俺は急いでいる!」
彼は峰打ちで次々と兵士を無力化していく。
殺さず、傷つけず、ただ戦闘不能にする。
その動きは洗練され、無駄がなく――美しいとさえ思えた。
(……ふむ。身体能力のパラメータはSランクですね)
私は冷静に分析しながら、倒れた兵士たちの隙間を縫って歩き出した。
「ひ、ひぃぃぃ! 来るな! 化け物!」
殿下はギルバート様の強さに恐れをなし、後ずさりして尻餅をついた。
あっという間に、立っているのは殿下だけになった。
「一分二十秒。……新記録ですね」
私はギルバート様の隣に立ち、倒れ伏す兵士たちの山を見下ろした。
「さあ、殿下。チェックメイトです」
「く、くそぉ……! 覚えてろよ! 父上に言いつけてやる! お前たちなんて、国家反逆罪で処刑だ!」
殿下は涙目で喚き散らす。
まだ自分が権力を持っていると信じているようだ。
哀れな人。
私は懐に手を入れた。
そこには、先ほど金庫から回収した『黒い帳簿』がある。
「言いつける? いいですね、是非そうしてください」
私はにっこりと笑った。
「その時は、この『裏帳簿』も一緒に提出させていただきますので」
「えっ」
殿下の顔が凍りついた。
「な、なぜそれを……」
「金庫のセキュリティがザルでしたから。……殿下。この帳簿が公になれば、処刑されるのは誰でしょうね?」
「あ、あわ、あわわ……」
「行きましょう、ギルバート様。ここに長居は無用です」
私は殿下を一瞥もせず、出口へと向かった。
ギルバート様は剣を納め、殿下を冷ややかに見下ろした。
「……命拾いしましたな、殿下。彼女が『法的手段』を選んでくれたおかげで、俺に斬られずに済んだ」
「ひぃっ!」
私たちは堂々と離宮を出た。
外には、ギルバート様が連れてきた精鋭部隊と、そしてなぜか隣国のヴィクトル陛下まで待機していた。
「ほう。自力で出てきたか。つまらん」
ヴィクトル陛下は馬上で不満そうに言ったが、その目は楽しそうだ。
「だが、見事な救出劇だった。褒めてやるぞ、騎士団長」
「余計なお世話だ」
ギルバート様は私を抱き上げ、自分の馬に乗せた。
「さあ、帰るぞ、カロリーナ。王城へ。……そして、終わらせよう」
「はい」
私は彼の背中にしがみつき、頷いた。
風が吹き抜ける。
その風は、腐敗した王国を一掃する、嵐の前の予兆のようだった。
「……ところで、ギルバート様」
馬が走り出してから、私は耳元で囁いた。
「ん? なんだ?」
「先ほどの『俺の心臓』発言。医学的に誤りです。心臓は血液循環ポンプであり、思考や感情を司るのは脳です」
「……そこは『ロマンチックだ』と喜ぶところだぞ、カロリーナ」
「非論理的ですが……まあ、悪くはありませんでした」
「!?」
ギルバート様の耳が赤くなるのが見えた。
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