44 / 68
また、新しい絵を
しおりを挟む
「え、十万円?さゆの絵がですか?」
がらんとした部屋に、タキが思わず出した大声が響く。二千二十年十二月中旬。あっという間に訪れた、今年最後の月の、ある朝だった。新しい部屋にも慣れ、カーテンで遊んでいたルークが、何事かと振り向く。
『そうなんだよ。このご時勢に新しくバーを開きたいという女性の方でね。朝霧さんの桜の絵をとても気に入って下さって。売価を上乗せして払って下さったんだ。ありがたいことだよね』
電話の相手は、銀座の画廊のオーナーだった。さゆが入院した時に、その旨を話しておいたら、なんと「絵が売れたがいつもの口座に振り込んで良いか」とわざわざ電話してきてくれた。
「ありがとうございます。本当に、ありがとうございます」
オーナーは、決して恩を売らない人だけれど、さゆの絵を売る為に、色々と尽力してくれたであろう事は、想像に固くない。さゆだけではなく、芸術と、芸術家を愛しているひとなんだろうなと思う。
タキとさゆのアパート二軒分の引越しは、湊にも手伝ってもらい、なんとか無事に済んだ。タキの蔵書は粗方売った。引越し料金は出来るだけ切り詰めて、二軒で十万程度だった。もうタキもさゆも貯金はすっからかんだ。そこに来てのこの十万円は、本当にありがたい。それでも、きっと、生活費はタキの稼ぎだけでは三ヶ月も持たないだろう。
三月、春までになんとか、生活のメドを立てなければ、この二人の暮らしは破綻する。
(それまでになんとかしなきゃな)
タキはオーナーに丁重に礼を言う。心配している様子に思わず、
「落ち着いたら、朝霧もまた、絵を描くと思いますので」
と言ってしまった。
(もう暮してゆくだけで精一杯なのにな)
今日は、仕事は休み。ルークをひと撫ですると、タキは鎌倉の家を出た。今日は市役所に行って、何か使える福祉制度はないかと、あらかじめ生活保護について聞いてみる予定だった。家は鎌倉駅から大分離れているお陰で、観光地とは思えない閑静な場所にある。それでも、かつてさゆと行った海は徒歩圏内で、さゆが回復したら、二人でサンドイッチでも作って行けば楽しいだろうなあと、タキは思いを巡らせた。
(俺たち、無事に夏を迎えられるんだろうか)
市役所に向かう為、灰色の寒空の中、タキは駅前方面へと歩いた。鎌倉駅前はかつてよりは人が少ないけれど、それでも賑やかに通行人が行き交っていた。タキは皆が家族や友人と楽しげに歩く姿に、立ち止まってしまう。見ると、皆暖かそうな厚いコートを着ている。自分や、さゆのアパートで眼にした様な、ペラペラのコートではなく。クリスマスの予定を楽しげに話す人々が、目の前を通り過ぎる。ふと、生活に追われる自分との落差に、自分達の人生とのあまりの違いに、タキはみじめさが途方も無く込み上げて、俯いた。東北の実家での「家族」との記憶が不意に蘇り、吐きそうになった。
(ああ、ダメだな、今日は)
タキは拳を握り締める。俯いて、市役所へ急いだ。生活保護などについて丁寧に説明しては貰えたけれど、すぐに申請出来るようなものは無く、肩を落として帰宅した。出迎えたルークが、嬉しそうに鳴いた。タキは着替えてひとしきりルークと遊ぶと、ソファに寝転んでスマフォに今日聞いた内容をまとめた。ルークはタキのお腹の上に乗って、パーカーをフミフミしていた。喉がゴロゴロ鳴っている。
「ふふ、可愛いね、ルーク」
思わず笑顔になって、ルークをまた撫でる。今日の自分には、これが精一杯だ。
みんなそれぞれ苦労して、大変な生活をしている。それもまた事実だけれど。生まれて来た場所がほんの少し違うだけで、途方もない経済力、環境の格差がある。それもまた、事実だった。
そしてタキにはそれがどうしようもなく、耐え難くつらい日がある。苦労すればその分、幸せになれるなんて信じられるほど、生やさしい人生では無かった。
『榎本さん、榎本さんが体験して来たご苦労を、小説かエッセイという形で書いてみませんか?』
楠木にさゆの入院を連絡すると、思いがけずそう言われたのを、タキはふと、思い出した。
『あ、いえ、俺は・・・読書は好きですが、全く文章を書いた事がないので』
工場で日誌を書く位だ。
『誰にでも一冊は物語が書けるといいますし、これまでの榎本さんの半生を振り返るつもりで、気軽に挑戦してみませんか?文芸誌に掲載するというお約束は出来ませんが・・・朝霧さんが以前書かれた『朝凪の海』はお読みになりましたか?』
『ええ、はい』
『その対になるような物語か、はたまた後日談でも構いません。きっと、他の方には書けない物語になると思います。構想でも、原稿の一部でも大丈夫ですので、気が向いたらご連絡下さい』
(物語の中になら、さゆとの思い出がずっと残るんだな)
退院後はきっと、壮絶な生活が待っている。家で原稿を書いてみる余裕なんてないかも知れないけれど、長くなって持て余し気味な通勤時間になら、少しづつまとめられるかも知れない。タキは眠り始めたルークを撫でながら、ぼんやりとそんな事を思った。
「メリークリスマス!」
窓の外の街路樹は、もう全ての葉を落とし、師走の暗い闇の中で、影絵の様になっている。ここでかつて不安と焦燥の中見た朝焼けの色を、タキは懐かしく思い出す。一段と冷える十二月二十四日、タキはさゆの病室で、最後の面会をした。もう、三日後には退院を控えているので、その打ち合わせも兼ねていた。
「えへへへへ、いちごケーキ!」
元々少ないさゆの荷物は、もうきちんと纏められている。甘いクリームがたっぷり乗った真っ白いケーキに、さゆは無邪気に微笑んだ。さゆはこの頃、表情が格段に豊かになった。病院の尽力には本当に頭が下がる。
ただ、夜中にまだパニックになる事がたまにあり、気をつけてあげて欲しいと言われた。
「さゆ、これプレゼント・・・安物で悪いね」
「すごい!大きな箱!」
リボンをかけたピンクと銀のストライプの大きな箱を、タキはさゆに渡す。さゆはそれを大事そうに受け取ると、
「ありがとう!開けてみていい?」
と聞き、ゆっくり箱を開けた。中に入っていたのは・・・・・キャンディに、チョコレート。キャラクターのスナック菓子など山盛りのお菓子だった。
「すごーい、嬉しい!」
百円ショップとスーパーをはしごして、タキがなんとか自作したプレゼントに、さゆは上気した頬で微笑む。
「さゆ、底も見てみて」
「うん?」
さゆが丁寧にお菓子を掻き分ける。箱の一番下に、うやうやしくしまわれていたのは。
「うわ、リボンだ!ピンクのラメラメのリボン!」
さゆが欲しいと言っていたリボンがそこにはあった。
「ありがとう、付けてみるね」
早速さゆは髪をかき上げて、リボンを結ぶ。
その一瞬の仕草と、髪をアップにした横顔に、タキは今更ながらドキッとした。やはり自分は、ミスターチルドレンの「sign」ではないけれど、さゆの内面も外見も好きだなあと、思う。
(俺、今のさゆに馴れて来たな)
初めは面食らったけれど、今の純粋で天真爛漫なさゆにも、随分馴れた。
(入院を長めに取ったのが、色んな準備においても良かったのかもな)
「あ、あのね、タキ・・・」
「ん?」
さゆがそこでもじもじし始めたので、タキは首を捻った。実は、事件後数ヶ月生理が来ていないが妊娠は認められない、とは言われていた。何か体調不良が、あるのか。
「こんなんで悪いけど・・・これ、タキにあげる」
さゆはそう言って、画用紙をタキに差し出した。
「嬉しいよ、ありがとう」
画用紙に眼を落として、タキは心底驚いた。
「いや、すごく上手だね・・・紙から飛び出してきそう」
そこに描かれていたのは、大きな二羽の、つがいの鴉だった。黒々とした翼を悠々と広げ、朝焼けの空の向こうに飛んでゆく。リアルな躍動感が素晴らしい作品だけれど、事件前のさゆの絵とも違う。
(より写実的というか・・・・明るさとか希望を感じる)
「この絵、新しい俺の部屋に飾るね」
「うん!・・・ねえ、スマフォで前見せて貰った、鎌倉のあの家にもうすぐ住めるんだよね。嘘みたい。楽しみ」
金策に困っている自分の心情と、さゆのワクワクした様子があまりにそぐわず、タキは曖昧に微笑む。
「・・・ね、タキ。お金ないよね。ごめんね、私のせいだね。私もパートとか、早く出来るように頑張るから」
不意に、さゆが瞳を伏せて申し訳なさそうにそう言い出したので、タキは慌てた。
「違うよ、これは俺が自分で望んでしてる事だから。俺も、またさゆと一緒に住めてすごく嬉しい。焦らなくていいから、俺達のペースで、支え合って、ずっと暮して行こう」
「うん」
さゆはまたニッコリ笑った。もう一寸先の事もどうなるか分からないけれど、全ての希望がまだ喪われたわけでもない。期待と不安に揺れる中で、二千二十一年、新しい年、そして新しい生活が始まろうとしていた。
がらんとした部屋に、タキが思わず出した大声が響く。二千二十年十二月中旬。あっという間に訪れた、今年最後の月の、ある朝だった。新しい部屋にも慣れ、カーテンで遊んでいたルークが、何事かと振り向く。
『そうなんだよ。このご時勢に新しくバーを開きたいという女性の方でね。朝霧さんの桜の絵をとても気に入って下さって。売価を上乗せして払って下さったんだ。ありがたいことだよね』
電話の相手は、銀座の画廊のオーナーだった。さゆが入院した時に、その旨を話しておいたら、なんと「絵が売れたがいつもの口座に振り込んで良いか」とわざわざ電話してきてくれた。
「ありがとうございます。本当に、ありがとうございます」
オーナーは、決して恩を売らない人だけれど、さゆの絵を売る為に、色々と尽力してくれたであろう事は、想像に固くない。さゆだけではなく、芸術と、芸術家を愛しているひとなんだろうなと思う。
タキとさゆのアパート二軒分の引越しは、湊にも手伝ってもらい、なんとか無事に済んだ。タキの蔵書は粗方売った。引越し料金は出来るだけ切り詰めて、二軒で十万程度だった。もうタキもさゆも貯金はすっからかんだ。そこに来てのこの十万円は、本当にありがたい。それでも、きっと、生活費はタキの稼ぎだけでは三ヶ月も持たないだろう。
三月、春までになんとか、生活のメドを立てなければ、この二人の暮らしは破綻する。
(それまでになんとかしなきゃな)
タキはオーナーに丁重に礼を言う。心配している様子に思わず、
「落ち着いたら、朝霧もまた、絵を描くと思いますので」
と言ってしまった。
(もう暮してゆくだけで精一杯なのにな)
今日は、仕事は休み。ルークをひと撫ですると、タキは鎌倉の家を出た。今日は市役所に行って、何か使える福祉制度はないかと、あらかじめ生活保護について聞いてみる予定だった。家は鎌倉駅から大分離れているお陰で、観光地とは思えない閑静な場所にある。それでも、かつてさゆと行った海は徒歩圏内で、さゆが回復したら、二人でサンドイッチでも作って行けば楽しいだろうなあと、タキは思いを巡らせた。
(俺たち、無事に夏を迎えられるんだろうか)
市役所に向かう為、灰色の寒空の中、タキは駅前方面へと歩いた。鎌倉駅前はかつてよりは人が少ないけれど、それでも賑やかに通行人が行き交っていた。タキは皆が家族や友人と楽しげに歩く姿に、立ち止まってしまう。見ると、皆暖かそうな厚いコートを着ている。自分や、さゆのアパートで眼にした様な、ペラペラのコートではなく。クリスマスの予定を楽しげに話す人々が、目の前を通り過ぎる。ふと、生活に追われる自分との落差に、自分達の人生とのあまりの違いに、タキはみじめさが途方も無く込み上げて、俯いた。東北の実家での「家族」との記憶が不意に蘇り、吐きそうになった。
(ああ、ダメだな、今日は)
タキは拳を握り締める。俯いて、市役所へ急いだ。生活保護などについて丁寧に説明しては貰えたけれど、すぐに申請出来るようなものは無く、肩を落として帰宅した。出迎えたルークが、嬉しそうに鳴いた。タキは着替えてひとしきりルークと遊ぶと、ソファに寝転んでスマフォに今日聞いた内容をまとめた。ルークはタキのお腹の上に乗って、パーカーをフミフミしていた。喉がゴロゴロ鳴っている。
「ふふ、可愛いね、ルーク」
思わず笑顔になって、ルークをまた撫でる。今日の自分には、これが精一杯だ。
みんなそれぞれ苦労して、大変な生活をしている。それもまた事実だけれど。生まれて来た場所がほんの少し違うだけで、途方もない経済力、環境の格差がある。それもまた、事実だった。
そしてタキにはそれがどうしようもなく、耐え難くつらい日がある。苦労すればその分、幸せになれるなんて信じられるほど、生やさしい人生では無かった。
『榎本さん、榎本さんが体験して来たご苦労を、小説かエッセイという形で書いてみませんか?』
楠木にさゆの入院を連絡すると、思いがけずそう言われたのを、タキはふと、思い出した。
『あ、いえ、俺は・・・読書は好きですが、全く文章を書いた事がないので』
工場で日誌を書く位だ。
『誰にでも一冊は物語が書けるといいますし、これまでの榎本さんの半生を振り返るつもりで、気軽に挑戦してみませんか?文芸誌に掲載するというお約束は出来ませんが・・・朝霧さんが以前書かれた『朝凪の海』はお読みになりましたか?』
『ええ、はい』
『その対になるような物語か、はたまた後日談でも構いません。きっと、他の方には書けない物語になると思います。構想でも、原稿の一部でも大丈夫ですので、気が向いたらご連絡下さい』
(物語の中になら、さゆとの思い出がずっと残るんだな)
退院後はきっと、壮絶な生活が待っている。家で原稿を書いてみる余裕なんてないかも知れないけれど、長くなって持て余し気味な通勤時間になら、少しづつまとめられるかも知れない。タキは眠り始めたルークを撫でながら、ぼんやりとそんな事を思った。
「メリークリスマス!」
窓の外の街路樹は、もう全ての葉を落とし、師走の暗い闇の中で、影絵の様になっている。ここでかつて不安と焦燥の中見た朝焼けの色を、タキは懐かしく思い出す。一段と冷える十二月二十四日、タキはさゆの病室で、最後の面会をした。もう、三日後には退院を控えているので、その打ち合わせも兼ねていた。
「えへへへへ、いちごケーキ!」
元々少ないさゆの荷物は、もうきちんと纏められている。甘いクリームがたっぷり乗った真っ白いケーキに、さゆは無邪気に微笑んだ。さゆはこの頃、表情が格段に豊かになった。病院の尽力には本当に頭が下がる。
ただ、夜中にまだパニックになる事がたまにあり、気をつけてあげて欲しいと言われた。
「さゆ、これプレゼント・・・安物で悪いね」
「すごい!大きな箱!」
リボンをかけたピンクと銀のストライプの大きな箱を、タキはさゆに渡す。さゆはそれを大事そうに受け取ると、
「ありがとう!開けてみていい?」
と聞き、ゆっくり箱を開けた。中に入っていたのは・・・・・キャンディに、チョコレート。キャラクターのスナック菓子など山盛りのお菓子だった。
「すごーい、嬉しい!」
百円ショップとスーパーをはしごして、タキがなんとか自作したプレゼントに、さゆは上気した頬で微笑む。
「さゆ、底も見てみて」
「うん?」
さゆが丁寧にお菓子を掻き分ける。箱の一番下に、うやうやしくしまわれていたのは。
「うわ、リボンだ!ピンクのラメラメのリボン!」
さゆが欲しいと言っていたリボンがそこにはあった。
「ありがとう、付けてみるね」
早速さゆは髪をかき上げて、リボンを結ぶ。
その一瞬の仕草と、髪をアップにした横顔に、タキは今更ながらドキッとした。やはり自分は、ミスターチルドレンの「sign」ではないけれど、さゆの内面も外見も好きだなあと、思う。
(俺、今のさゆに馴れて来たな)
初めは面食らったけれど、今の純粋で天真爛漫なさゆにも、随分馴れた。
(入院を長めに取ったのが、色んな準備においても良かったのかもな)
「あ、あのね、タキ・・・」
「ん?」
さゆがそこでもじもじし始めたので、タキは首を捻った。実は、事件後数ヶ月生理が来ていないが妊娠は認められない、とは言われていた。何か体調不良が、あるのか。
「こんなんで悪いけど・・・これ、タキにあげる」
さゆはそう言って、画用紙をタキに差し出した。
「嬉しいよ、ありがとう」
画用紙に眼を落として、タキは心底驚いた。
「いや、すごく上手だね・・・紙から飛び出してきそう」
そこに描かれていたのは、大きな二羽の、つがいの鴉だった。黒々とした翼を悠々と広げ、朝焼けの空の向こうに飛んでゆく。リアルな躍動感が素晴らしい作品だけれど、事件前のさゆの絵とも違う。
(より写実的というか・・・・明るさとか希望を感じる)
「この絵、新しい俺の部屋に飾るね」
「うん!・・・ねえ、スマフォで前見せて貰った、鎌倉のあの家にもうすぐ住めるんだよね。嘘みたい。楽しみ」
金策に困っている自分の心情と、さゆのワクワクした様子があまりにそぐわず、タキは曖昧に微笑む。
「・・・ね、タキ。お金ないよね。ごめんね、私のせいだね。私もパートとか、早く出来るように頑張るから」
不意に、さゆが瞳を伏せて申し訳なさそうにそう言い出したので、タキは慌てた。
「違うよ、これは俺が自分で望んでしてる事だから。俺も、またさゆと一緒に住めてすごく嬉しい。焦らなくていいから、俺達のペースで、支え合って、ずっと暮して行こう」
「うん」
さゆはまたニッコリ笑った。もう一寸先の事もどうなるか分からないけれど、全ての希望がまだ喪われたわけでもない。期待と不安に揺れる中で、二千二十一年、新しい年、そして新しい生活が始まろうとしていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
橘若頭と怖がり姫
真木
恋愛
八歳の希乃は、母を救うために極道・橘家の門を叩き、「大人になったら自分のすべてを差し出す」と約束する。
その言葉を受け取った橘家の若頭・司は、希乃を保護し、慈しみ、外界から遠ざけて育ててきた。
高校生になった希乃は、虚弱体質で寝込んでばかり。思いつめて、今まで養ってもらったお金を返そうと夜の街に向かうが、そこに司が現れて……。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる