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星の別邸の改装が終わったため、ルーチェはようやく三階に引っ越してきた。白の壁紙に、黒茶色で揃えた調度品。カーテンは可愛らしい紅梅色。ところどころに花の刺繍や細工があり「可愛い!」とルーチェは喜び、リーナは満足そうに笑っていた。
フィオとアデリーナは昼でも夜でも代わる代わるルーチェの部屋を訪ねてくる。片付けを手伝ったり、邪魔したり、香茶を飲んでいったり、お菓子を持ってきたり、様々だ。そんなささやかなことが、三人の幸せであった。何しろ、アデリーナとヴァレリオの結婚が決まったため、三人で過ごすことができる時間はわずかなのである。
王家の秘密を共有することになったヴァレリオは、夜、星の別邸にやってくるようになった。フィオやルーチェと話したり、アディと夕食を食べたりして、親交を深めているところだ。
その日は、朝から大変慌ただしかった。
別邸の東屋に続く道には庭師が育ててきた大輪の花が敷き詰められ、美しい花の回廊を作り出している。東屋も同じく淡い桃色や黄色の花で飾り立てられ、そのすべてに蓄光魔石があしらわれることとなった。夜になると、ぼんやりと輝く美しい光景が広がることだろう。
それらを窓から見下ろして、ルーチェは「綺麗だねぇ」と微笑む。親族だけが集まる結婚式は、夜、星の別邸で行われることとなったのだ。
ルーチェは朝から全身に香油を塗り込まれ、髪の手入れもしてもらい、つるつるぴかぴかに仕上げている状態だ。
「ルーチェ様、ジラルド王子殿下です」
「いいよ、通して」
ジラルドはもともとの自分の部屋を見回しながら、入室してきた。改装後の部屋を見るのは初めてなのだ。藍鼠色のタキシードがよく似合っている。
「ごめんね、花嫁さん。忙しいのに」
「構わないよ。私もこんな姿だけれど」
香油を染み込ませた木綿布を顔に載せながら、ルーチェは笑う。あまり人前では見せられないものだが、仕方がない。何しろ、ジラルドは今の時間しか会うことができないのだ。
「結婚おめでとう、ルーチェ妃」
「ありがとう、ジラルド王子殿下」
「アデリーナにも先を越されることになるとはね」
「軟派なことばかりなさっているからでは?」
「ふふふ、まぁね」
ルーチェは、部屋の隅でジラルドのタキシード姿に見惚れている侍女を見やる。彼女はまだ知らないようだが、第四王子は元アウトゥリア侯爵領の経営と同時に、彼女の生家の領地に足繁く通っているのだ。その合間に、ジラルドはエミリーに思わせぶりで軟派な態度しか取っていないため、本気なのか遊ばれているのか判断ができず、彼女はただ困惑している様子である。
「王子が外堀から埋めるタイプだとは知らなかったけれど、なるべく早く決心してくれないと困るよ」
「まぁ、近々ね」
「私だって、優秀な人を失いたくないんだ。ちゃんとしてくれないと許可は出さないからね」
「そんなに念押ししなくても。まぁ、近々ね」
ジラルドがエミリーに求婚する日も近いだろう。彼女が卒倒しそうな勢いで「どどどう、どうしましょう」と相談にやって来る日を、ルーチェは楽しみにしている。
王家の秘密は、未だ秘密のままだ。国王と三妃の意見がまだ一つになっていない。ただ、三兄妹はもう「公開されても、されなくても、どちらでも構わない」という意見で一致している。三人はそれぞれ信頼に足る伴侶とその家族を見つけているからだ。王家の秘密が明るみになったところで、相手への愛や相手からの情は揺らぐことがない。そのことに気づいているのだ。
「さて、ルーチェ様、お召し替えの時間ですよ!」
「ジラルド王子殿下、お引き取りを!」
「一階に向かわなければなりませんからね!」
三階で着替えたあと一階に降りていくのは大変なため、ドレスは一階で着ることになっている。今日だけは応接室を花嫁の部屋にしている。ルーチェの家族は花と蔦の宮殿で、国王と三妃と過ごしているところだろう。
「あぁ、そうだ、エミリー。ジラルド王子を送って差し上げて」
「えっ? え? あ、はい」
嬉しそうなジラルドと、困惑したままのエミリーを見送り、ルーチェは木綿布の下で微笑むのだった。
夕刻を告げる三つ時が鳴り、しばらくすると日が落ちる。夜が訪れると、ジラルドはラルドに、アディはアデリーナに、そしてリーナはフィオに変わる。
ルーチェはその呪いを不思議なものだとは思うが、嫌悪感はない。フィオリーノが男でも、女でも、別に構わない。その考え方が特殊であることも理解はしている。幼少期から、男のふりをして生きてきたからだ。
自分を偽ることの苦しさを、やるせなさを、ルーチェはよく理解している。だから、本当に体が変わってしまうフィオに同情はしたが、一度抱いた愛情が変わることはなかった。
ノックの音に、ぼんやりと外を眺めていたルーチェは「はい」と応じる。振り向くと、白と銀色のタキシードを着た結婚相手が、目を丸くしてそこに立っていた。
「……ルーチェ?」
「うん」
「す、っごく、綺麗だ」
ルーチェは「でしょう?」と微笑んで、立ち上がる。
白を基調にした婚礼ドレス。胸元はざっくりと開いているものの、腰までぎゅっと絞っている。その腰から裾までを彩る刺繍には銀色と薄桃色の糸が使われているため、大変華やかに輝いて見える。「カッコカワイイ」をテーマに、針子たちが仕上げたドレスだ。ベールとともに頭に載せた小さな王冠は、花婿の母クリスティーナから借りたもの。胸元を飾る常盤色の緑柱石は、フィオの瞳と同じだ。
「ルーチェ」
目の前でフィオが足を折って跪く。そうして、ルーチェの左手を取り、銀色に光る指輪を薬指にはめる。ネックレスと同じ緑柱石が輝いている。自分の瞳と同じ色の宝石がついた指輪を贈り合うのが、この国の習わしなのだ。
フィオがルーチェの手の甲にキスをして立ち上がると、今度はルーチェの番だ。ルーチェが準備したのは、紫晶石の指輪。フィオとリーナの分サイズ違いを二つを準備してあるのは、まだ内緒である。
「僕と結婚してくれてありがとう」
「私と結婚してくれてありがとう、フィオ」
指輪をはめ合うと、どちらからともなく微笑み合う。エミリーと、あたりで控えている使用人たちが、目を真っ赤にしながら拍手を送る。しかし、フィオの表情が少し晴れないような気がして、「どうかした?」とルーチェは尋ねる。
「あぁ……今ここで抱きしめて、何度かキスをしたい気分なんだけれど」
使用人たちが顔を赤くしながら、「化粧が崩れますので」「ドレスに皺ができてしまいますので」とやんわりと断る。それらを聞いて、フィオは「そうだよね」と呟く。納得はできていない様子だ。そんなフィオの姿を見て、エミリーがそっとルーチェのベールを上げる。
「頬になさいませ」
「ありがとう、エミリー」
嬉しそうにフィオはルーチェの頬に唇を寄せ、そのまま「すごく可愛い」と耳元で囁いた。ルーチェは耳を真っ赤にして「ありがと」と力なく応じるのだった。周りの使用人たちはもちろん直視できずに真っ赤な顔を背けているのだった。
一階の応接室を出て、東屋へと続く廊下を行く。扉の近くには、ディーノとジータが控えている。使用人たちがドレスの裾を整え、ベールを整え、最終確認をする。
扉の前で、エミリーからブーケを受け取る。暗紅色の薔薇と菜の花色の薔薇のブーケは、姉アリーチェから贈られたものだ。夫婦の髪の色を模したそれは、ドレスに美しく映える色使いとなっている。
ルッカにドレスなんて似合わない、男装していないのはどうしてなの、とからかわれるかと思っていたら、アリーチェは「綺麗! 可愛い! 最高!」とそれはそれはルーチェを褒め倒した。「幸せになるのよ」と言いながら、母親よりも目を真っ赤にして泣いていた。姉の反応は、ルーチェにとっては予想外の反応だった。
アリーチェにとって、ルーチェは可愛い妹でしかないのだ。そこには悪意も意地の悪さもない。姉は、妹に似合うものをただ与えていただけに過ぎない。それが呪縛になることなど、全く考えていなかったのだ。
――呪い、かぁ。
ルーチェはちらとフィオを見上げる。おとぎ話の中に出てくる王子様のように、美しい出で立ちだ。自信に満ち溢れた表情をしている。
しかし、彼は最初、女の格好をしてルーチェの前に現れた。不安で不安で仕方のない表情をしていたように思う。
あのときのお互いは、自分を偽るという呪いの渦中にあった。自分を偽らなくてもいいという相手に出会えたことは奇跡に違いない。また、そんな相手が自分を愛してくれることは、大変な幸福に違いない。
呪いは、二人にとってはただの魔法に変わった。秘密であっても、公開されることであっても、二人の信頼関係は揺らがないのだ。
「じゃあ、行こうか」
「はい」
二人は微笑み合って、ディーノとジータが扉を押し開くのを待つ。花の回廊、周りに集い祝福をしてくれる家族、そして東屋で誓う二人の永遠の愛。その先の幸福を想像すると、自然と笑みが溢れるのであった。
◆◇◆◇◆
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フィオとアデリーナは昼でも夜でも代わる代わるルーチェの部屋を訪ねてくる。片付けを手伝ったり、邪魔したり、香茶を飲んでいったり、お菓子を持ってきたり、様々だ。そんなささやかなことが、三人の幸せであった。何しろ、アデリーナとヴァレリオの結婚が決まったため、三人で過ごすことができる時間はわずかなのである。
王家の秘密を共有することになったヴァレリオは、夜、星の別邸にやってくるようになった。フィオやルーチェと話したり、アディと夕食を食べたりして、親交を深めているところだ。
その日は、朝から大変慌ただしかった。
別邸の東屋に続く道には庭師が育ててきた大輪の花が敷き詰められ、美しい花の回廊を作り出している。東屋も同じく淡い桃色や黄色の花で飾り立てられ、そのすべてに蓄光魔石があしらわれることとなった。夜になると、ぼんやりと輝く美しい光景が広がることだろう。
それらを窓から見下ろして、ルーチェは「綺麗だねぇ」と微笑む。親族だけが集まる結婚式は、夜、星の別邸で行われることとなったのだ。
ルーチェは朝から全身に香油を塗り込まれ、髪の手入れもしてもらい、つるつるぴかぴかに仕上げている状態だ。
「ルーチェ様、ジラルド王子殿下です」
「いいよ、通して」
ジラルドはもともとの自分の部屋を見回しながら、入室してきた。改装後の部屋を見るのは初めてなのだ。藍鼠色のタキシードがよく似合っている。
「ごめんね、花嫁さん。忙しいのに」
「構わないよ。私もこんな姿だけれど」
香油を染み込ませた木綿布を顔に載せながら、ルーチェは笑う。あまり人前では見せられないものだが、仕方がない。何しろ、ジラルドは今の時間しか会うことができないのだ。
「結婚おめでとう、ルーチェ妃」
「ありがとう、ジラルド王子殿下」
「アデリーナにも先を越されることになるとはね」
「軟派なことばかりなさっているからでは?」
「ふふふ、まぁね」
ルーチェは、部屋の隅でジラルドのタキシード姿に見惚れている侍女を見やる。彼女はまだ知らないようだが、第四王子は元アウトゥリア侯爵領の経営と同時に、彼女の生家の領地に足繁く通っているのだ。その合間に、ジラルドはエミリーに思わせぶりで軟派な態度しか取っていないため、本気なのか遊ばれているのか判断ができず、彼女はただ困惑している様子である。
「王子が外堀から埋めるタイプだとは知らなかったけれど、なるべく早く決心してくれないと困るよ」
「まぁ、近々ね」
「私だって、優秀な人を失いたくないんだ。ちゃんとしてくれないと許可は出さないからね」
「そんなに念押ししなくても。まぁ、近々ね」
ジラルドがエミリーに求婚する日も近いだろう。彼女が卒倒しそうな勢いで「どどどう、どうしましょう」と相談にやって来る日を、ルーチェは楽しみにしている。
王家の秘密は、未だ秘密のままだ。国王と三妃の意見がまだ一つになっていない。ただ、三兄妹はもう「公開されても、されなくても、どちらでも構わない」という意見で一致している。三人はそれぞれ信頼に足る伴侶とその家族を見つけているからだ。王家の秘密が明るみになったところで、相手への愛や相手からの情は揺らぐことがない。そのことに気づいているのだ。
「さて、ルーチェ様、お召し替えの時間ですよ!」
「ジラルド王子殿下、お引き取りを!」
「一階に向かわなければなりませんからね!」
三階で着替えたあと一階に降りていくのは大変なため、ドレスは一階で着ることになっている。今日だけは応接室を花嫁の部屋にしている。ルーチェの家族は花と蔦の宮殿で、国王と三妃と過ごしているところだろう。
「あぁ、そうだ、エミリー。ジラルド王子を送って差し上げて」
「えっ? え? あ、はい」
嬉しそうなジラルドと、困惑したままのエミリーを見送り、ルーチェは木綿布の下で微笑むのだった。
夕刻を告げる三つ時が鳴り、しばらくすると日が落ちる。夜が訪れると、ジラルドはラルドに、アディはアデリーナに、そしてリーナはフィオに変わる。
ルーチェはその呪いを不思議なものだとは思うが、嫌悪感はない。フィオリーノが男でも、女でも、別に構わない。その考え方が特殊であることも理解はしている。幼少期から、男のふりをして生きてきたからだ。
自分を偽ることの苦しさを、やるせなさを、ルーチェはよく理解している。だから、本当に体が変わってしまうフィオに同情はしたが、一度抱いた愛情が変わることはなかった。
ノックの音に、ぼんやりと外を眺めていたルーチェは「はい」と応じる。振り向くと、白と銀色のタキシードを着た結婚相手が、目を丸くしてそこに立っていた。
「……ルーチェ?」
「うん」
「す、っごく、綺麗だ」
ルーチェは「でしょう?」と微笑んで、立ち上がる。
白を基調にした婚礼ドレス。胸元はざっくりと開いているものの、腰までぎゅっと絞っている。その腰から裾までを彩る刺繍には銀色と薄桃色の糸が使われているため、大変華やかに輝いて見える。「カッコカワイイ」をテーマに、針子たちが仕上げたドレスだ。ベールとともに頭に載せた小さな王冠は、花婿の母クリスティーナから借りたもの。胸元を飾る常盤色の緑柱石は、フィオの瞳と同じだ。
「ルーチェ」
目の前でフィオが足を折って跪く。そうして、ルーチェの左手を取り、銀色に光る指輪を薬指にはめる。ネックレスと同じ緑柱石が輝いている。自分の瞳と同じ色の宝石がついた指輪を贈り合うのが、この国の習わしなのだ。
フィオがルーチェの手の甲にキスをして立ち上がると、今度はルーチェの番だ。ルーチェが準備したのは、紫晶石の指輪。フィオとリーナの分サイズ違いを二つを準備してあるのは、まだ内緒である。
「僕と結婚してくれてありがとう」
「私と結婚してくれてありがとう、フィオ」
指輪をはめ合うと、どちらからともなく微笑み合う。エミリーと、あたりで控えている使用人たちが、目を真っ赤にしながら拍手を送る。しかし、フィオの表情が少し晴れないような気がして、「どうかした?」とルーチェは尋ねる。
「あぁ……今ここで抱きしめて、何度かキスをしたい気分なんだけれど」
使用人たちが顔を赤くしながら、「化粧が崩れますので」「ドレスに皺ができてしまいますので」とやんわりと断る。それらを聞いて、フィオは「そうだよね」と呟く。納得はできていない様子だ。そんなフィオの姿を見て、エミリーがそっとルーチェのベールを上げる。
「頬になさいませ」
「ありがとう、エミリー」
嬉しそうにフィオはルーチェの頬に唇を寄せ、そのまま「すごく可愛い」と耳元で囁いた。ルーチェは耳を真っ赤にして「ありがと」と力なく応じるのだった。周りの使用人たちはもちろん直視できずに真っ赤な顔を背けているのだった。
一階の応接室を出て、東屋へと続く廊下を行く。扉の近くには、ディーノとジータが控えている。使用人たちがドレスの裾を整え、ベールを整え、最終確認をする。
扉の前で、エミリーからブーケを受け取る。暗紅色の薔薇と菜の花色の薔薇のブーケは、姉アリーチェから贈られたものだ。夫婦の髪の色を模したそれは、ドレスに美しく映える色使いとなっている。
ルッカにドレスなんて似合わない、男装していないのはどうしてなの、とからかわれるかと思っていたら、アリーチェは「綺麗! 可愛い! 最高!」とそれはそれはルーチェを褒め倒した。「幸せになるのよ」と言いながら、母親よりも目を真っ赤にして泣いていた。姉の反応は、ルーチェにとっては予想外の反応だった。
アリーチェにとって、ルーチェは可愛い妹でしかないのだ。そこには悪意も意地の悪さもない。姉は、妹に似合うものをただ与えていただけに過ぎない。それが呪縛になることなど、全く考えていなかったのだ。
――呪い、かぁ。
ルーチェはちらとフィオを見上げる。おとぎ話の中に出てくる王子様のように、美しい出で立ちだ。自信に満ち溢れた表情をしている。
しかし、彼は最初、女の格好をしてルーチェの前に現れた。不安で不安で仕方のない表情をしていたように思う。
あのときのお互いは、自分を偽るという呪いの渦中にあった。自分を偽らなくてもいいという相手に出会えたことは奇跡に違いない。また、そんな相手が自分を愛してくれることは、大変な幸福に違いない。
呪いは、二人にとってはただの魔法に変わった。秘密であっても、公開されることであっても、二人の信頼関係は揺らがないのだ。
「じゃあ、行こうか」
「はい」
二人は微笑み合って、ディーノとジータが扉を押し開くのを待つ。花の回廊、周りに集い祝福をしてくれる家族、そして東屋で誓う二人の永遠の愛。その先の幸福を想像すると、自然と笑みが溢れるのであった。
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